ベビーシッターバイトは当たり前

    1. 日常会話で覚える英単語

    こんにちは。学生の頃は遊びたいさかりで、お小遣いがいくらあってもたりません。十分なお小遣いをもらっている人は大丈夫ですが、足りない人は上手にやりくりするか、自分で稼ぎます。

    世界の高校生はどのようなアルバイトを体験しているのでしょうか。

    バイトの流行りは国それぞれ

    日本の高校生は学校が許可すれば、アルバイトができます。その中でも人気なのはカフェやファーストフード店でのバイトです。

    それに比べてアメリカではどうでしょうか。よく映画で見るのはベビーシッターのアルバイトです。両親が外出する間、小さい子供たちの面倒をみます。

    会話

    これ以外にも人気のアルバイトはあるのでしょうか。ケイとブライアンの会話をみてみましょう。

    Kei: Your sister, Katie does babysit for part-time job.  Did you do it, too?

    君の妹のケイティはバイトでベビーシッターをしているよね。君もしたの?

    Brian: Yes, I did.  The babysitting is one of the good ways to get money.

    したよ。ベビーシッターはお金を手に入れるいい方法の一つだからね。

    Kei: Didn’t you think about other jobs?  In Japan, many students work in cafés or fast food restaurants.

    他の仕事は考えなかったの?日本では、カフェとかファーストフード店で多くの学生が働いているよ。

    Brian: Work in restaurants is not typical jobs for students. 

    レストランで働くのは学生には流行ってないかな。

    Some people are delivering pizzas, but not so many people choose. Because the security is not sufficient.

    何人かはピザの配達をしているけど、多くの人は選ばないよ。安全が十分ではないからね

    Kei: Japanese students also deliver pizzas, but not for high school students.  College students work those jobs.

    日本の学生もピザの配達をするけど、高校生はしないかな。大学生がそういう仕事をするよ。

    Brian: Babysitting is famous because experienced times, skills and reliability makes the payment higher. 

    ベビーシッターは経験時間とスキルと信頼性で給料が高くなるから人気だよ。

    Also, babysitting is always needed.  Parents cannot leave their young child alone in house.

    あとベビーシッターはいつも必要とされているしね。両親は小さい子供だけを家に残して外出できないし。

    Kei: Then why parents don’t stop to go out without their child?  Most of Japanese parents don’t go out without their child.

    ではなぜ両親は子供なしで外出することをやめないの?ほとんどの日本の両親は子供なしで外に出ることはあまりないよ。

    Brian: I think the habit is different.  In America, parents are arrested when they leave their child alone.  But in Japan, parents are not arrest.

    習慣が違うのだと思うよ。アメリカでは子供たちを放っておいて、両親が外出すると逮捕されてしまうんだ。でも日本では両親は逮捕されないでしょ。

    Kei: Yes, but it is within the bounds of common sense.

    そうだね、でも常識の範囲内ならね。

    Brian: There are many jobs like car washings or animals care.  But babysitting fit to me the best.

    仕事は他にも洗車や動物のお世話などあるよ。でも僕にはベビーシッターが一番合っていたよ。

    子供が小さくても両親は彼らだけで外出するため、高校生にとってベビーシッターは大事なバイトなのです。そして両親ので外出するのもアメリカでは当たり前なのです。

    英会話や英語を使ったアルバイトに興味はありますか?

    ポイント

    会話に出てきた単語や言い回しをみてみましょう。

    • part-time job アルバイト
    • sufficient 十分な
    • reliability 信頼性
    • habit 習慣
    • arrest 逮捕、逮捕する
    • within the bounds of common sense 常識の範囲内
    • animals care 動物の世話

    学生が行っている世話は主に、迷子動物の保護や里親探し、そして怪我をしている野生動物の保護を行います。

    習慣と学生アルバイトの関係

    アメリカの高校生のアルバイトは主に、人や動物を助ける仕事です。ベビーシッターは両親を、洗車は車を持っている人を、そして動物のお世話は被害にあっている動物を助けています。

    特にベビーシッターはアメリカの全州が法律で子供を一人にしないよう推奨されている為、なくなることがありません。大人に頼むと高額になることより、知り合いなど信頼のおける高校生に頼みます。

    また学校でもベビーシッターを行う前の講習があるなど手厚い勉強を行わせています。

    それに比べて日本は、レストランなど人々の楽しみを手伝います。この違いもやはり習慣の違いから生まれています。

    日本とアメリカの習慣の違いは、それは「思いやり」と「チャリティー」でしょう。日本人の思いやりは世界でも称賛されるほどであり、様々な国で見習うようにもなっています。

    そしてアメリカ人のチャリティーは、小さいころから誰もが行っており、地域や人のために動くことは当たり前になっています。

    エプロン姿でお金を持ちながら英会話をする女性。

    日本でアルバイトを始められるのは高校生からですが、やはりバイトデビューは、大学生からの方が多いのではないでしょうか。

    高校生でアルバイトをしないのは、勉強の妨げになるため、という理由がほとんどでしょう。

    バイトも教育の一環

    このような日本のアルバイト事情とは違い、アメリカでは高校の教師が勧めるアルバイトがいくつかあります。その1つがベビーシッターです。

    アメリカの教育や一般的な社会活動で推奨されるのが、奉仕活動です。ベビーシッターやベークセールなどは学生でも行える奉仕活動であり、教師がベビーシッターのアルバイトを生徒に紹介しています。

    また学校も生徒に奉仕活動の場を提供するように、ベビーシッター募集の掲示を貼り出したりしています。

    ケイティと友達のミランダが放課後、話をしています。何を話しているのでしょうか。

    会話

    Miranda: Did you hear the evaluation of the new movie?

    新しい映画の評価聞いた?

    Katie: Which movie are you talking about?

    どの映画のこと?

    Miranda: I forgot the tile.  But the story was about the space matters.

    タイトルは忘れちゃった。でも話は宇宙の事だったよ

    Katie: I understand it.  I hear only good evaluations.  Did you see it?

    わかったわ。良い評価しか聞かないわ。もう見ちゃった?

    Miranda: No, I didn’t.  If you are interested in, do you want to watch it with me?

    まだよ。もし興味があるなら、私と見に行かない?

    Katie: I would love to!

    ケイティ:そうするわ!

    Miranda: How about tomorrow, after school?

    明日の放課後はどう?

    Katie: Sorry, I have babysitter tomorrow.  I can’t cancel it.  How about the day after tomorrow?

    ごめん、明日はベビーシッターがあるの。キャンセルできないわ。明後日はどう?

    Miranda: I’m fine with that day, too.  Let’s go together.  But you are engaging in work seriously.

    その日でも大丈夫よ。一緒に行こう。でも真面目に仕事に取り組んでいるのね。

    Katie: I need to be serious, because I’m watching a child.  

    真面目にならなきゃ、だって子供をみているでしょ。

    Miranda: That’s why you are asked by many new family for babysitting. 

    だからたくさんの新しい家族にも、ベビーシッターをしてって頼まれるのね。

    Mrs. McDonald is in trouble because many parents want you.  You are very famous.

    たくさんの両親が、あなたが欲しがっているから、マックドナルド先生困っているわよ。あなたとっても有名よ。

    Katie: I’m glad to hear that.  I want to be a kindergarten teacher.  So, babysitting is the best work for me.

    それはよかったわ。私は幼稚園の先生になりたいの。だからベビーシッターは私にとっては最高の仕事よ。

    Miranda: But don’t forget the time to spend with your friend!

    でもお友達と過ごす時間は忘れないでね!

    Katie: Yes, of course!  I’m looking forward to go to the movie with you.

    ええ、もちろんよ!あなたと映画に行くの楽しみにしているわ。

    ケイティの夢にベビーシッターが大きな役割をはたしている事がわかりました。映画も見に行きたいけれど、アルバイトも責任を持って行う。この心構えは国柄に問わず大切です。

    3D メガネをかけて映画館に座っている人々のグループ。

    ポイント

    では、会話で出てきた単語や言い回しをみてみましょう。

    • evaluation 評価
    • Which movie are you talking about? どの映画のこと?

    会話をしている際に、主語がわからなくなった時によく使われる言葉です。この文の”movie”を変えて使用すると、会話のなかのウヤムヤが少なくなります。

    • matters 関連、~の事、問題
    • I would love to! そうするわ!

    親しい人たちの会話で、質問に対して、「とってもしたい」と強く回答するときに、用いられます。

    • the day after tomorrow 明後日
    • I’m glad to hear that それはよかったわ

    法律とアルバイト

    アメリカでは基本的に13歳以下の子供を一人で家に置いておくのは、法律違反になります。しかし両親も大人の時間を楽しむので、ベビーシッターという仕事がでてきます。

    このベビーシッターですが、特別な資格はいりません。しかし、見てくれる人の人間性がかなり重視されます。その為「近所のお兄さん、お姉さん」が担当となる事が多いです。

    両親は大人の時間を満喫し、高校生はお金を得る事ができ、共に満足した結果が得られます。

    アメリカの国旗の前で卒業帽と卒業証書を持った女性。

    人間性と大学受験

    日本で大学受験というと、ほとんどがペーパーテストです。しかしアメリカの場合は、成績はもちろんのこと、それより重視されるのが、その人の「人となり」です。

    高校生の頃、勉強以外に何をしていたかを論文として大学に提出します。朝から晩まで勉強だけの毎日を送っていた学生は、たいてい受かりません。

    スポーツにも精を出していた、アルバイトに取り組んでいた、ボランティアをしていた、などの人格形成や社会に関わる取り組みをしていた人間に高評価が付きます。

    その為、学校が推薦するアルバイトやそれ以外の奉仕活動は、大学受験にとても有利になります。

    国が違えば、教育に関する考え方もだいぶ違います。どこの国で育つにしても、良い子に育ってくれるのが一番ですね。

    それではまた、See you!

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