こんにちは。英語を学ぶ時は、まず自分がどのような時に英語を話す必要があるかを、考えなくてはいけません。英語は覚えた後、自分で使用して活用することで、身についていきます。
アメリカの高校生の朝
学生の頃学ぶ英語は、学校生活で使用する英会話です。そして社会人になってから学ぶ英語は、仕事で使用する英会話がほとんどです。
しかし基本的な、「おはようございます」から始まる、日常の英会話はどのようなものなのでしょうか。
会話
高校生のケイティはどうして朝早くから学校に行かなくてはいけなかったのでしょうか。ケイティとお母さんの会話をみてみましょう。
Katie: Good morning, Mom.
おはよう、お母さん。
Mother: Good morning Katie. Did you have a good sleep?
お母さん:おはよう、ケイティ。よく眠れた?
Katie: I had a bad dream. I broke out in a cold sweat. I go take a shower now.
悪い夢をみちゃった。冷や汗をかいたよ。今シャワー浴びてくるよ。
Mother: It was good that was a dream.
夢で良かったわね。
Katie: Yes it is.
そうね。
Mother: By the way, what do you want for the breakfast? Would you like to have cornflakes, or sandwiches?
ところで、朝ご飯は何を食べたい?コーンフレーク、それともサンドイッチがいいかしら?
Katie: I will eat sandwiches. Please spread peanut butter and jelly. I will leave for school as soon as I finished the breakfast.
サンドイッチにするよ。ピーナッツバターとジェリーを塗っておいて。朝ご飯が終わったら直ぐに学校に行くから。
Mother: Why are you in such a hurry?
どうしてそんなに急いでいるの?
Katie: I have to check some books in school library. There is one question that I couldn’t understand.
学校の図書室で何冊か本を確認しなくちゃいけないの。わからなかった問題が1つあって。
The history class is in morning today, so I have to go early.
社会の授業は朝にあるから、早く行かなくちゃいけないの。
Mother: Did you look it in the internet?
インターネットで見てみた?
Katie: Yes, I did, but I couldn’t find the correct answer.
見たよ、でも正解は見つけられなかったわ。
Mother: Okay, then go take a shower quickly. I make your sandwiches and also, I make it for Brian.
わかったわ、だったら早くシャワーを浴びてきて。あなたのサンドイッチを作るし、あとブライアンの分も作るわ。
Please give it to your brother. He must be very hungry, because he is now having the baseball morning practice.
お兄ちゃんに渡してあげて。今野球の朝練をしているから、とってもお腹が空いているはずよ。
Katie: All right.
わかったわ。
ケ イティは宿題でわからないところを調べに行くため、早く学校に行くようです。
ポイント
では、会話で出てきた単語や言い回しをみてみましょう。
【普通の言葉はとても重要】
- Did you have a good sleep? 良く眠れた?
- bad dream 悪い夢、悪夢
- I broke out in a cold sweat 冷や汗をかいた
- peanut butter and jelly ピーナッツバターとジェリー
アメリカ人の子供にとって基本となる、サンドイッチです。ピーナッツとジャムを塗ったサンドイッチです。
ジャムも好みによって違います。基本的にはイチゴジャムかブルーベリージャムになります。
- morning practice 朝練
朝起きて宿題が終わっていないので、早めに学校に行って調べるケイティ。
宿題については、参考書で調べる事もありますが、現代ではインターネットが普及しているので、ネットで調べられることも多数あります。
日本でも最近はタブレットを使用した勉強など、コンピューターのアプリを使った勉強がさかんに取り入れられています。勉強の方法はやはり時代と共に変化しています。
アメリカの国民食
ケイティの朝食で気になった、”peanut butter and jelly”、「ピーナッツバターとジェリー」これはアメリカ人の子供の国民食のような食べ物です。
サンドイッチにピーナッツバターとジャムと塗るだなんて、なんだか甘そうなイメージです。
でも日本でも子供のおやつは甘い物。興味本位で食べてみると、意外にはまってしまう味です。朝食に困ったときはぜひ挑戦してみて下さい。
国が違っても基本は同じ
学生の朝の行動は、基本的に日本人と変わりません。朝起きてご飯を食べて学校に行きます。違うところと言えば、学校の送り迎えを親がするかどうかというところです。
アメリカでは13歳から、つまり中学生からティーンエイジとして子供一人での行動が許されます。
小学生までは基本的に必ず親が送り迎えをして、留守番なども一人でさせてはいけないと法律で決まっています。
法律の問題はともかく、朝起きてからの会話は、基本的に学生も社会人も、家族がいれば同じような会話です。
毎日よく使う日本語を、英語で覚えておくと、海外に滞在した時、必ず役に立つはずです。
それではまた、See you!