写真を見ながら英語で話していると、「この人は誰?」「どんな人?」と聞きたいのに、What’s he like? と What does he like? のどちらを使えばよいのか迷うことがあります。さらに、外見を聞く What does he look like? や、現在の調子を聞く How is he? まで加わると、短い表現ほど区別しにくく感じるものです。
最初に押さえたいのは、What’s he like? は主に人柄を尋ねる質問だという点です。「彼はどんな人?」と聞き、He’s friendly. や He’s quiet but thoughtful. のように性格や普段の印象を答えます。
この記事では、似た質問の見分け方だけでなく、写真に写る人物の関係、名前、年齢、外見、仕事、思い出まで会話を広げる順序を学びます。短い例文を声に出して試したい方は、英語教室で会話練習を取り入れる方法もありますが、まずは手元の写真一枚から独学でも始められます。
覚えるべき表現を一度に増やす必要はありません。「人物を特定する」「人柄を聞く」「関連する質問を一つ足す」という三段階で進めれば、暗記した例文が実際の会話へつながりやすくなります。では、中心表現の意味から確認しましょう。
What’s he like? は「彼はどんな人?」と人柄を尋ねる
- What’s he like? は主に性格、人柄、普段の態度、全体的な人物像を尋ねる
- 答えは He’s の後ろに形容詞や人物を表す語句を置けばよい
- 質問中の like は「好き」という動詞ではない
What’s he like? は、「彼はどんな人ですか」「彼はどんな感じの人ですか」に当たります。質問する相手がその人物を知っていることを前提に、性格、接し方、普段の態度などを教えてもらう表現です。
基本構造は What + be動詞 + 主語 + like? です。What is he like? を会話で短縮すると What’s he like? になります。ここでの like は「好きだ」という一般動詞ではなく、「どのような感じ」という意味を作る働きをしています。
- フレーズ
- What’s he like?
- 日本語訳
- 彼はどんな人ですか?
- 使う場面
- 友人の兄弟、新しい同僚、先生、上司など、その人物を知る相手に人柄を尋ねる場面で使います。
- 注意点・誤用例
- 「何が好き?」と聞く表現ではありません。好みを聞く場合は What does he like? を使います。
- 発音・ニュアンス
- 会話では「ワッツィー・ライク?」に近く、what’s と he が滑らかにつながります。単語を一つずつ強く切らず、like に向かってひとまとまりで発音すると自然です。
答えに like を繰り返す必要はありません。He’s kind. のように、He is の後ろへ形容詞を置くだけで成立します。人物像を少し詳しく伝えるなら、and や but を使って二つの特徴を結びます。
- He’s kind. — 彼は親切です。
- He’s cheerful and outgoing. — 彼は明るくて社交的です。
- He’s quiet but very thoughtful. — 物静かですが、とても思いやりがあります。
- He’s strict at work, but he’s easygoing outside of work. — 仕事では厳しいですが、仕事以外ではおおらかです。
- He can be shy at first, but he’s friendly once you get to know him. — 最初は恥ずかしがることがありますが、親しくなると気さくです。
性格を一語だけで決めつけるより、状況や別の一面を添えるほうが自然です。とりわけ shy、strict、quiet などは、but の後ろに肯定的な特徴を加えると、相手を公平に説明しやすくなります。
主語や時制を変える形
この型は he 以外にも使えます。主語と時制に合わせて be動詞を変えるだけなので、まとまりとして覚えると応用が利きます。
- What am I like? — 私はどんな人に見えますか?
- What are you like? — あなたはどんな人ですか?
- What’s she like? — 彼女はどんな人ですか?
- What are they like? — 彼らはどんな人たちですか?
- What was your teacher like? — あなたの先生はどんな人でしたか?
- What were his parents like? — 彼の両親はどんな人たちでしたか?
過去の先生について話すなら was、複数の人について話すなら are や were を選びます。中心にあるのは常に「その人や対象は、どのような感じか」という問いです。次は、形がよく似た四つの質問を、尋ねる内容ごとに分けてみましょう。

好み・外見・調子を尋ねる質問との違い
- What does he like? は好み、What does he look like? は外見を尋ねる
- How is he? は現在の体調や状況を尋ねることが多い
- How does he look? はその時点でどのように見えるかを尋ねる
迷ったときは、英語を丸ごと日本語へ置き換えるより、質問の対象を考えます。人柄・好み・外見・現在の状態という四つの箱に分けると、似た表現を混同しにくくなります。
What does he like? は「彼は何が好き?」
- フレーズ
- What does he like?
- 日本語訳
- 彼は何が好きですか?
- 使う場面
- 食べ物、音楽、スポーツ、趣味など、その人の好みを知りたいときに使います。
- 注意点・誤用例
- 人柄を尋ねるつもりで使うと、「彼は何が好き?」という別の質問になります。答えも He likes music. のように一般動詞 like を使います。
- 発音・ニュアンス
- does は強く読まず、「ワッダズィー・ライク?」に近くつながります。対比したいときだけ what や like をやや強めます。
What’s he like? の is は be動詞です。一方、What does he like? の like は「好む」という一般動詞なので、疑問文を作るために does が必要です。答えを比べると違いがはっきりします。
- What’s he like? — He’s friendly.(人柄)
- What does he like? — He likes movies.(好み)
What does he look like? は「どんな外見?」
- フレーズ
- What does he look like?
- 日本語訳
- 彼はどんな見た目ですか?
- 使う場面
- 会ったことのない人を見つけるために、髪形、身長、眼鏡、服装などを尋ねる場面で使います。
- 注意点・誤用例
- He’s kind. は性格の答えなので、外見を尋ねるこの質問とはかみ合いません。He’s tall. や He has short hair. と答えます。
- 発音・ニュアンス
- look like を一つのまとまりとして発音します。人物を探している場面では、見分けるための客観的な特徴が期待されます。
- He’s tall and slim. — 彼は背が高く、ほっそりしています。
- He has short black hair. — 短い黒髪です。
- He wears glasses. — 眼鏡をかけています。
- He has a beard. — ひげを生やしています。
- He’s of medium height. — 中くらいの身長です。
How is he? は「彼の調子はどう?」
How is he? は、健康状態や現在置かれている状況を尋ねることが多い表現です。久しぶりに名前を聞いた人について「元気にしている?」と確認する場面や、手術後、新しい職場での様子を尋ねる場面に合います。
- フレーズ
- How is he?
- 日本語訳
- 彼は元気ですか?/彼の調子はどうですか?
- 使う場面
- 健康、近況、仕事や学校での現在の状態を尋ねます。文脈が足りない場合は How is he doing? と言うこともできます。
- 注意点・誤用例
- 恒常的な性格を答える質問ではありません。He’s doing well. や He’s feeling much better. など、今の状態を答えるのが基本です。
- 発音・ニュアンス
- 短い質問なので、前後の文脈が意味を決めます。心配している声調なら体調確認、明るい声調なら近況確認として伝わりやすくなります。
How does he look? は「今、どのように見える?」
What does he look like? が比較的安定した外見の特徴を尋ねるのに対し、How does he look? はその時点での見え方を尋ねます。病院で会った人、面接前に服装を整えた人、久しぶりに会った人の様子を話すときに使えます。
- He looks tired. — 疲れて見えます。
- He looks happy. — 幸せそうに見えます。
- He looks much better. — ずっと元気そうに見えます。
- He looks worried. — 心配そうに見えます。
What does he look like? に性格だけで答えたり、What does he like? を人柄の質問として使ったりすると、質問と回答がずれます。「人柄なら be動詞」「好みなら does + like」「外見なら does + look like」と音読して区別しましょう。
違いが見えたら、次は写真を前にした会話の順番です。一つの質問だけを覚えるより、人物の特定から思い出までを一つの流れとして練習すると、会話中に言葉が出やすくなります。
写真の人物について話す基本の会話順序
- 人物、関係、名前、人柄、仕事、思い出の順に進むと会話を組み立てやすい
- 相手の回答に短い反応を返してから次の質問へ移る
- 質問を連続させず、自分の感想も添える
写真について自然に話すには、広い情報から少しずつ詳しい情報へ進むのが基本です。最初から年齢や仕事を尋ねるより、Who’s that? で人物を確認し、関係を聞いてから話を広げるほうが唐突になりません。
- Who’s that? で人物を確認する
- How do you know him? で関係を知る
- What’s his name? で名前を聞く
- What’s he like? で人柄を聞く
- What does he do? で仕事を聞く
- Where was this taken? で写真の背景を聞く
- Do you still keep in touch? で現在へ話をつなぐ
家族写真についての会話
- 会話
- 学習者:Is this your family?
話し手:Yes. This was taken at my parents’ house.
学習者:Who’s the man standing next to you?
話し手:That’s my older brother.
学習者:What’s he like?
話し手:He’s smart and hardworking, but he’s also easygoing.
学習者:He sounds nice. What does he do?
話し手:He works for a cosmetics company.
学習者:Do you see him often?
話し手:Not as often as I’d like. He lives in another city. - 日本語訳
- 学習者:これはご家族ですか?
話し手:はい。両親の家で撮りました。
学習者:あなたの隣に立っている男性は誰ですか?
話し手:兄です。
学習者:どんな人ですか?
話し手:頭がよくて働き者ですが、おおらかでもあります。
学習者:すてきな人のようですね。どんな仕事をしていますか?
話し手:化粧品会社に勤めています。
学習者:よく会いますか?
話し手:会いたいほど頻繁には会えません。別の町に住んでいます。 - 使う場面
- 家族写真やスマートフォンの写真を一緒に見ている場面です。人物の特定から、性格、仕事、現在の関係へ無理なく移っています。
- 注意点・誤用例
- 質問を途切れなく並べると尋問のように響くことがあります。He sounds nice. のような反応を間に入れましょう。
- 発音・ニュアンス
- 質問では最後を極端に上げる必要はありません。興味を示す柔らかな声調で、相手の回答後に短い間を置くと落ち着いた会話になります。
相手の答えに反応する表現
会話を続ける鍵は、質問の数ではなく反応です。相手が人物について話したら、内容に合う一言を返し、その後で関連する質問を一つ加えます。
- He sounds nice. — 話を聞く限り、すてきな人のようですね。
- She sounds interesting. — 興味深い人のようですね。
- You must be close. — きっと仲がいいのでしょうね。
- I can see the resemblance. — 似ているのが分かります。
- That must be a special memory. — きっと大切な思い出なのでしょうね。
- It looks like you had a great time. — とても楽しかったように見えます。
sound は聞いた情報をもとにした印象、look は見た情報をもとにした印象に使います。He sounds friendly. は相手の説明を聞いた感想、He looks friendly. は写真や本人を見た感想です。この区別は、性格を断定しすぎないためにも役立ちます。

写真の中の人物を位置・服装・動作で示す
- 位置は on the left、in the middle、in the back row などで表す
- 服装は in または wearing、特徴や持ち物は with が便利
- 動作は holding、sitting、talking などの形で人物の後ろに加える
集合写真で Who’s that? だけを使うと、どの人物を指しているのか分からない場合があります。そのときは、人物の後ろに識別情報を足すと明確になります。
左・右・中央、前列・後列
- the person on the left — 左側の人
- the person on the right — 右側の人
- the woman in the middle — 中央の女性
- the man at the far left — いちばん左の男性
- the boy in the front row — 前列の男の子
- the woman in the back row — 後列の女性
- the person next to you — あなたの隣の人
- the girl between the two adults — 二人の大人の間にいる女の子
- フレーズ
- Who’s the person on the left?
- 日本語訳
- 左側の人は誰ですか?
- 使う場面
- 横に複数人が並んだ写真で、左右の位置を使って一人を特定します。
- 注意点・誤用例
- 写真上の左右が分かりにくい場合は、服装や動作も加えます。the left person でも通じますが、the person on the left が明確です。
- 発音・ニュアンス
- person on the left を一息で読み、left を少し強めると、識別に必要な情報が伝わります。
服装・持ち物・身体的特徴
衣服は in + 色や服装、または wearing + 服装で示せます。眼鏡、ひげ、バッグなど、その人物に付随する特徴には with が便利です。
- the man in the blue shirt — 青いシャツを着た男性
- the woman in black — 黒い服を着た女性
- the girl wearing a white hat — 白い帽子をかぶった女の子
- the boy with glasses — 眼鏡をかけた男の子
- the man with a beard — ひげのある男性
- the woman with the red bag — 赤いバッグを持った女性
たとえば Who’s the man in the blue jacket? と聞けば、「青いジャケットの男性は誰?」となります。位置だけで足りなければ、Who’s the man on the right wearing a blue jacket? のように二つの手がかりを組み合わせられます。
その瞬間の動作
- the man holding a baby — 赤ちゃんを抱いている男性
- the woman talking to your mother — あなたのお母さんと話している女性
- the boy sitting on the bench — ベンチに座っている男の子
- the girl waving at the camera — カメラに手を振っている女の子
- the person standing behind you — あなたの後ろに立っている人
- 会話
- 学習者:Who’s the man holding the baby?
話し手:That’s my uncle.
学習者:What’s he like?
話し手:He’s cheerful and always makes everyone laugh.
学習者:He sounds fun to be around. - 日本語訳
- 学習者:赤ちゃんを抱いている男性は誰ですか?
話し手:私のおじです。
学習者:どんな人ですか?
話し手:明るくて、いつもみんなを笑わせます。
学習者:一緒にいると楽しそうな人ですね。 - 使う場面
- 服装や位置より動作が目立つ写真で、その動作を目印に人物を特定します。
- 注意点・誤用例
- Who’s the man is holding a baby? のように is を入れません。ここでは holding a baby が直前の man を説明しています。
- 発音・ニュアンス
- holding a baby を滑らかにつなげ、人物を区別する中心語の holding をやや明確に発音します。
人物を特定できたら、人柄だけでなく、名前、年齢、関係、仕事について聞けます。ただし、質問によっては私的な情報に触れるため、関係性に応じた配慮が必要です。
名前・年齢・関係・仕事を自然に尋ねる
- 人物紹介では名前、関係、人柄、仕事の順が自然
- 年齢は相手との関係や文化的な受け止め方に配慮する
- 仕事は What does he do? で尋ね、勤務先・場所・分野・職種を区別して答える
名前と関係を聞く
名前は What’s his name?、関係は How do you know him? で尋ねられます。家族かどうかを確認したいなら Is he related to you?、同僚かどうかなら Is he one of your coworkers? が使えます。
- What’s his name? — 彼の名前は何ですか?
- How do you know him? — 彼とはどういう知り合いですか?
- Is he related to you? — 彼はあなたの親戚ですか?
- Is he your older brother? — 彼はあなたのお兄さんですか?
- Are they your coworkers? — 彼らはあなたの同僚ですか?
英語の brother や sister だけでは年上か年下か分かりません。必要なら older brother、younger brother、older sister、younger sister と言います。cousin は性別を問わず使え、母方であることを加えるなら my cousin on my mother’s side と表せます。
年齢を尋ねるときの配慮
- フレーズ
- Do you mind if I ask how old he is?
- 日本語訳
- 彼が何歳か聞いてもかまいませんか?
- 使う場面
- 年齢を直接尋ねてよいか迷う場面で、質問の前に許可を求めます。
- 注意点・誤用例
- 親しい間柄では How old is he? で問題ないこともありますが、仕事上の相手や初対面に近い関係では答えを迫らない配慮が必要です。
- 発音・ニュアンス
- Do you mind if I ask を柔らかく言い、質問後に相手が断れる間を作ります。丁寧な形でも、必ず答えてもらえるという意味ではありません。
- He’s twenty-four. — 彼は24歳です。
- He’s in his early thirties. — 彼は30代前半です。
- He’s about my age. — 私と同じくらいの年齢です。
- I’m not sure, but I think he’s around forty. — よく分かりませんが、40歳くらいだと思います。
英語では年齢を be動詞で表します。He has twenty-four years. ではなく、He is twenty-four. または He is twenty-four years old. と言います。また、相手が曖昧に答えたときは、さらに問い詰めず話題を移しましょう。
What does he do? で仕事を聞く
人物について話している文脈で What does he do? と聞けば、多くの場合「彼はどんな仕事をしていますか?」という意味です。より明示的にしたい場合は What does he do for a living? と言えます。
- フレーズ
- What does he do?
- 日本語訳
- 彼はどんな仕事をしていますか?
- 使う場面
- 人物紹介の流れで職業を尋ねます。前後に仕事の話題がない場合は、文字どおり「彼は何をするの?」と解釈される可能性もあります。
- 注意点・誤用例
- What is his job? でも意味は伝わりますが、日常的な人物紹介では What does he do? がよく使われます。
- 発音・ニュアンス
- does he は「ダズィ」に近くつながります。do を少し明確にすると、職業を尋ねる短い質問として聞き取りやすくなります。
答えるときは、何を伝えるかによって前置詞を使い分けます。for は勤務先、at は場所、in は分野、as は職種と整理できます。
- He works for a cosmetics company. — 彼は化粧品会社に勤めています。
- He works at a hospital. — 彼は病院で働いています。
- He works in finance. — 彼は金融関係の仕事をしています。
- He works in sales. — 彼は営業部門で働いています。
- He works as an accountant. — 彼は会計士として働いています。
- He’s an engineer. — 彼はエンジニアです。
会社名だけでは分からないときは What kind of company is it? や What does the company do? と続けます。It’s a cosmetics company.、It makes skincare products.、It’s in the cosmetics industry. などと答えられます。
one of を使って「大手企業の一つ」と言うなら、It’s one of the leading companies in the cosmetics industry. です。one of の後ろには複数形が必要なので、one of the leading company とはしません。
写真だけで性格を断定しない伝え方
- 本人を知っているなら He is、見た印象なら He looks や He seems を使う
- look の直後には形容詞、look like の後ろには名詞句を置く
- I bet は根拠となる流れを添えると自然
写真から直接分かるのは、主に外見、服装、その瞬間の表情や動作です。性格は写真だけでは確定できないため、looks や seems で印象として伝えると穏やかです。
- He looks friendly. — 彼は親しみやすそうに見えます。
- She seems kind. — 彼女は優しそうです。
- He looks like a cheerful person. — 彼は明るい人のように見えます。
- She gives the impression that she’s confident. — 彼女は自信のある人という印象を与えます。
- They look like a close family. — 仲のよい家族に見えます。
He is friendly. は、その人を実際に知ったうえで性格を述べる表現です。He looks friendly. は、目にした表情や様子から受ける印象です。写真を見ながらなら、後者のほうが発言の根拠に合います。
look と look like の形
- フレーズ
- He looks kind. / He looks like a kind person.
- 日本語訳
- 彼は親切そうに見えます。/彼は親切な人のように見えます。
- 使う場面
- 写真や実際の表情を見て、断定せずに印象を伝えます。
- 注意点・誤用例
- kind は形容詞なので He looks like kind. とはしません。like を使うなら a kind person のような名詞句を続けます。
- 発音・ニュアンス
- looks の語尾と like の頭をつなげつつ、二つの語であることが分かる程度に発音します。断定を避ける柔らかな言い方です。
I bet he’s nice. の使い方
I bet he’s nice. は「彼はきっと感じのよい人でしょうね」という推測です。bet には「賭ける」という意味がありますが、会話では話し手の比較的強い予想を示します。
- I bet she’s popular. — 彼女はきっと人気があるでしょうね。
- I bet he’s a great teacher. — 彼はきっとすばらしい先生でしょうね。
- I bet they were surprised. — 彼らはきっと驚いたでしょうね。
- I bet you had a good time. — きっと楽しかったでしょうね。
写真を一目見ただけで I bet he’s nice. と言うより、He has a kind smile. I bet he’s nice. のように理由を添えると自然です。また、You always speak highly of him. I bet he’s a great brother. のように、相手から聞いた情報を根拠にすることもできます。
外見から性格、能力、出身などを強く決めつける発言は避けましょう。写真について話す目的は人物を評価することではなく、相手の説明を聞き、関係や思い出を共有することです。
性格を自然に説明する語彙と組み立て方
- 形容詞一語だけでなく、行動や具体的な場面を添える
- and は並列、but は対照、at first は第一印象を表す
- easy to talk to などのまとまりを覚えると人物像を伝えやすい
What’s he like? への答えは、難しい語彙を並べる必要はありません。知っている形容詞に短い根拠を足すだけで、人物像が伝わりやすくなります。
よく使う肯定的な表現
- kind — 親切な
- friendly — 親しみやすい
- cheerful — 明るい
- thoughtful — 思いやりのある
- patient — 辛抱強い
- honest — 正直な
- reliable — 頼りになる
- hardworking — 働き者の
- easygoing — おおらかな
- easy to talk to — 話しやすい
- organized — きちょうめんな、整理上手な
- open-minded — 柔軟な考えを持つ
文脈によって受け止め方が変わる表現
- quiet — 物静かな
- serious — 真面目な
- strict — 厳しい
- shy — 恥ずかしがりの
- reserved — 控えめな
- direct — 率直な
- competitive — 競争心の強い
- laid-back — のんびりした、おおらかな
たとえば He’s quiet. だけでは、好意的な説明なのか、会話が少ないことへの不満なのか分かりにくいことがあります。He’s quiet, but he listens carefully. と行動を添えると、「物静かだが、人の話を丁寧に聞く人」という具体的な像になります。
- フレーズ
- He can be a little shy at first, but he’s very friendly once you get to know him.
- 日本語訳
- 最初は少し恥ずかしがることがありますが、親しくなるととても気さくです。
- 使う場面
- 第一印象と、親しくなった後の姿が異なる人を説明するときに使います。
- 注意点・誤用例
- can be は「常にそうだ」と断定せず、「そういう面もある」と表します。can を能力だけの意味で捉えないようにしましょう。
- 発音・ニュアンス
- a little と at first を弱め、shy と friendly をやや強くすると、対照が聞き取りやすくなります。
状況を限定して尋ねる
人は場面によって振る舞いが変わります。普段の性格だけでなく、仕事中や緊張したときの様子を知りたいなら、What’s he like? の後ろに状況を足します。
- What’s he like at work? — 彼は仕事中、どんな人ですか?
- What’s he like outside of work? — 仕事以外ではどんな人ですか?
- What’s he like when he’s angry? — 怒るとどんな感じですか?
- What’s she like when she’s under pressure? — プレッシャーがかかると、彼女はどんな感じですか?
- What’s he like around children? — 子どもと一緒にいるとき、彼はどんな人ですか?
学習段階では What’s he like angry? のように短くせず、What’s he like when he’s angry? と言うほうが構造を把握しやすく、意図も伝わりやすくなります。
cool、smart、nice を文脈に合わせて使う
- cool は人物に使うと「格好いい」「感じがいい」などの肯定的な意味になる
- smart は地域や文脈により「頭がいい」「きちんとした」の両方を表す
- nice は便利だが、具体的な特徴を足すと伝わりやすい
人物紹介でよく聞く cool、smart、nice は、簡単に見えて意味の幅が広い語です。辞書の最初の意味だけで理解せず、何を評価しているのかを前後の文から判断します。
人物に対する cool
人物に使う cool は、温度の「涼しい」ではなく、「格好いい」「すてきな」「感じがいい」といった肯定的な評価になります。外見だけでなく、考え方、態度、行動を褒める場合にも使えます。
- He looks cool. — 彼は格好よく見えます。
- Your brother is really cool. — あなたのお兄さんは本当にすてきですね。
- That was a cool thing to do. — それはすてきな行動でした。
- Your new job sounds cool. — 新しい仕事、面白そうですね。
smart の二つの方向
アメリカ英語を中心に、He’s smart. は「頭がいい」「賢い」という意味で広く使われます。一方、イギリス英語では、服装や外見が「きちんとしている」「洗練されている」という意味でも使われます。
- He’s very smart. — 彼はとても頭がいいです。
- She’s one of the smartest people I know. — 彼女は私が知る中でも特に頭のいい人です。
- You look smart in that suit. — そのスーツを着ると、きちんとして見えます。
- He’s quick-thinking. — 彼は頭の回転が速いです。
- He’s knowledgeable about business. — 彼はビジネスに詳しいです。
nice を具体化する
He’s nice. は「感じのよい人です」という便利な答えですが、それだけではどのようによい人なのか伝わりません。He’s nice. He always checks if everyone is comfortable. のように行動を足すと、説得力のある人物紹介になります。
- 会話
- 学習者:What’s your new manager like?
話し手:He’s nice and very organized. He always explains things clearly.
学習者:He sounds easy to work with.
話し手:Yes, he is. - 日本語訳
- 学習者:新しい上司はどんな人ですか?
話し手:感じがよく、とてもきちょうめんです。いつも物事を分かりやすく説明してくれます。
学習者:一緒に働きやすそうな人ですね。
話し手:はい、そうです。 - 使う場面
- 職場の人物を説明し、性格だけでなく実際の行動を伝える場面です。
- 注意点・誤用例
- nice を何度も繰り返すより、organized、patient、clear など、何がよいのかを示す語へ置き換えます。
- 発音・ニュアンス
- nice を強調しすぎず、後ろの具体的な説明に声の重心を置くと、形式的ではない感想として伝わります。
What’s it like? へ広げると場所・仕事・経験も話せる
- What is … like? は人物以外の全体的な様子にも使える
- 仕事、町、天気、ホテル、生活など、広い感想を尋ねられる
- What’s it like being …? は立場や経験について聞く
What’s he like? の型を身につけると、人物以外にも応用できます。What is … like? の中心は、対象の全体的な特徴や体験を尋ねることです。
- What’s your new job like? — 新しい仕事はどんな感じですか?
- What’s the city like? — その町はどんなところですか?
- What’s the weather like there? — そこの天気はどんな感じですか?
- What was the hotel like? — ホテルはどうでしたか?
- What’s life in Canada like? — カナダでの生活はどんな感じですか?
- 会話
- 学習者:What’s your new job like?
話し手:It’s challenging, but I’m learning a lot.
学習者:What are your coworkers like?
話し手:They’re supportive and easy to talk to. - 日本語訳
- 学習者:新しい仕事はどんな感じですか?
話し手:大変ですが、たくさん学んでいます。
学習者:同僚はどんな人たちですか?
話し手:協力的で、話しやすい人たちです。 - 使う場面
- 仕事の全体的な印象を聞き、その後で職場の人々について尋ねています。
- 注意点・誤用例
- How do you like your new job? も感想を尋ねられますが、「どの程度気に入っているか」という評価の方向がやや強くなります。
- 発音・ニュアンス
- What’s your は「ワッチャ」に近くつながることがあります。初めは速さより、What’s・your new job・like の三つに分けて練習します。
What’s it like being …? で経験を聞く
- What’s it like being a parent? — 親であることはどんな感じですか?
- What’s it like being self-employed? — 自営業で働くのはどんな感じですか?
- What’s it like being the oldest child? — 長子であることはどんな感じですか?
- What’s it like living abroad? — 海外で暮らすのはどんな感じですか?
この形は Yes や No だけで終わらず、相手の経験を広く聞ける点が特徴です。ただし、家庭事情や働き方などは私的な話題になる場合があります。相手が短く答えたら、それ以上掘り下げない選択も大切です。
よくある誤用を短い対比で修正する
- 誤った文だけでなく、正しい文と意味を並べて覚える
- 質問に合う答えをセットにすると違いが定着しやすい
- 一度に直す項目を絞り、音読で口の動きまで覚える
人柄と好みの取り違え
「どんな人?」のつもりで What does he like? と言うと、「彼は何が好き?」になります。What’s he like? — He’s friendly. と、What does he like? — He likes music. を質問と回答の組で練習してください。
外見の質問に性格で答える
What does he look like? と聞かれたら、身長、髪形、眼鏡、服装などを答えます。He’s kind. は人柄なので質問と合いません。He’s tall and has short black hair. なら外見の答えになります。
look like の後ろに形容詞を置く
He looks like kind. は不自然です。形容詞なら He looks kind.、名詞句なら He looks like a kind person. とします。like が必要かどうかは、後ろが形容詞か名詞句かで判断できます。
one of の後ろを単数形にする
one of は複数の候補の中の一つを示すため、後ろの名詞は複数形です。one of my friends、one of the best restaurants、one of the leading companies のように使います。
質問を続けすぎる
文法が正しくても、Who’s that? What’s his name? How old is he? What does he do? と休みなく聞けば、相手は答えにくく感じることがあります。二つ目の質問へ進む前に、That’s nice.、He sounds interesting.、I see. などの反応を一つ挟みます。
答えたくない話題を追いかける
年齢、職業、家族関係、現在の交流状況は、誰にとっても気軽な話題とは限りません。次の返答が来たら、別の写真や撮影場所の話へ移ると穏やかです。
- I’m not sure. — よく分かりません。
- I don’t really know him that well. — 彼のことはそれほどよく知りません。
- I’d rather not say. — それは言わないでおきます。
- That’s a long story. — それは話すと長くなります。
- We’re not really in touch anymore. — 今はあまり連絡を取っていません。
誤用を防ぐには、単語を個別に覚えるより、質問と典型的な答えを一緒に言う方法が有効です。次の実践では、写真一枚を使って質問、回答、反応までを声に出します。
写真一枚でできる発音・会話トレーニング
- 写真を見て、人物特定、外見、人柄、関係、思い出の順に話す
- What’s he like? は単語ごとでなくリズムのまとまりで練習する
- 録音後は一度に一項目だけ直す
学習に使う写真は、家族や友人の写真でなくてもかまいません。プライバシーが気になる場合は、雑誌の人物写真や、利用許可のある素材を使えます。大切なのは、一枚の写真から複数の質問を作ることです。
第一段階:人物を特定する
- This is my older brother. — こちらは私の兄です。
- The woman on the left is my aunt. — 左側の女性は私のおばです。
- The man holding the baby is a family friend. — 赤ちゃんを抱いている男性は家族の友人です。
第二段階:撮影場所と時期を伝える
- This picture was taken in Osaka five years ago. — この写真は5年前に大阪で撮られました。
- We took this at my cousin’s wedding. — いとこの結婚式で撮りました。
- This was during our summer vacation. — 夏休み中の写真です。
第三段階:外見とその時の様子を分ける
- He’s tall and has short black hair. — 彼は背が高く、短い黒髪です。
- He’s wearing a blue jacket in this picture. — この写真では青いジャケットを着ています。
- He looks really happy here. — ここでは本当にうれしそうに見えます。
第四段階:人柄と根拠を伝える
- He’s quiet, but he’s very thoughtful. — 物静かですが、とても思いやりがあります。
- He’s reliable. He always helps when someone has a problem. — 頼りになる人です。誰かが困っていると、いつも助けます。
- He’s easygoing and has a great sense of humor. — おおらかで、ユーモアがあります。
第五段階:仕事や生活を一文加える
- He works for a cosmetics company. — 化粧品会社に勤めています。
- He works as a graphic designer. — グラフィックデザイナーとして働いています。
- He lives in Fukuoka with his family. — 家族と福岡に住んでいます。
第六段階:思い出を一つ加える
- We used to play tennis together every weekend. — 昔は毎週末、一緒にテニスをしていました。
- He helped me a lot when I was in college. — 私が大学生だったころ、とても助けてくれました。
- We don’t meet often now, but we keep in touch. — 今は頻繁に会いませんが、連絡は取り合っています。
What’s he like? の発音練習
最初は What’s|he|like? と三つに分けて、音を確認します。次に What’s he|like? と二つのまとまりにし、最後に文全体を一息で言います。what’s と he の境目では音が滑らかにつながり、日本語の「ワッツ・ヒー」のように毎語を同じ強さで切らないのがポイントです。
- 練習フレーズ
- What’s he like?
What does he like?
What does he look like?
How is he? - 日本語訳
- 彼はどんな人ですか?
彼は何が好きですか?
彼はどんな見た目ですか?
彼の調子はどうですか? - 使う場面
- 四つの質問を連続して読み、音と意味の組み合わせを区別する練習です。
- 注意点・誤用例
- 速く読むことを目標にせず、それぞれの質問を言った直後に日本語の意味を思い浮かべます。意味が混ざる場合は二つずつ比較します。
- 発音・ニュアンス
- What’s he like? は人柄、What does he like? は好みなので、does の有無を聞き分けます。look like では look を落とさず発音します。

録音で確認する三項目
- What’s he like? と What does he like? の形を言い分けられているか
- 質問に合う内容を答えているか
- 単語を一語ずつ不自然に切っていないか
録音を聞いて多くの間違いを同時に直そうとすると負担になります。最初は質問の形だけ、次は答えの内容、その次はリズムというように、一回につき一項目を見ます。言い直した音声も残すと、変化を自分で確認できます。
一週間で会話へつなげる復習プラン
- 一日ごとに人柄、好み、外見などテーマを分ける
- 見る、書く、音読する、質問に答えるという順で負荷を上げる
- 最後は写真を見ながら一分程度の人物紹介を組み立てる
一度読んだだけで、似た質問を会話中に使い分けるのは簡単ではありません。そこで、毎日一つの区別だけを練習する形にすると、負担を抑えながら実践へ移れます。
一日目:人柄の質問と答え
What’s he like? を五回音読し、kind、friendly、quiet、funny、reliable を使って答えを五つ作ります。次に and または but で二つの特徴を結びます。
二日目:人柄と好みを対比
What’s he like? — He’s friendly. と、What does he like? — He likes music. を交互に言います。質問を読んだ瞬間に「性格」「好み」と判断できることを目指します。
三日目:外見を追加
What does he look like? に対して、身長、髪、眼鏡の三項目で答えます。性格の形容詞が混ざったら、外見として目で確認できる情報かどうかを考え直します。
四日目:位置と服装で人物を特定
集合写真を用意し、the person on the left、the woman in the middle、the man wearing a hat などを使って三人を示します。その後で Who’s …? の質問文に変えます。
五日目:仕事と関係を追加
How do you know him? と What does he do? を加えます。work for、work at、work in、work as を一文ずつ作り、何を伝える前置詞なのか確認します。
六日目:会話を往復させる
質問、回答、反応、追加質問の四つを一組にします。たとえば What’s he like? — He’s cheerful and thoughtful. — He sounds nice. — How did you meet? という順です。
七日目:一分の人物紹介
人物との関係、写真の場所、人柄、外見、仕事、思い出を一つずつ話します。途中で止まっても、最初からやり直す必要はありません。分からない部分を日本語でメモし、必要な英語だけ確認して録音し直します。
実践用ミニテストと会話課題
- 日本語から英語へ直す前に、何を尋ねる質問かを判断する
- 答えの種類から適切な質問を逆算する
- 一つの写真に対して複数の質問を作る
問題一:意味に合う質問を選ぶ
「彼はどんな人ですか?」に合うものを選んでください。
- What does he like?
- What’s he like?
- How does he look?
答えは二番です。一番は好み、三番は現在どのように見えるかを尋ねます。
問題二:答えに合う質問を作る
答えが He likes jazz and classical music. のとき、質問は What does he like? です。He’s quiet but very thoughtful. なら What’s he like?、He’s tall and wears glasses. なら What does he look like? が合います。
問題三:誤りを直す
- He looks like friendly. → He looks friendly.
- He is twenty-four years. → He is twenty-four years old.
- He works as a hospital. → He works at a hospital.
- It is one of the leading company. → It is one of the leading companies.
- Who is the man is holding the baby? → Who is the man holding the baby?
問題四:短い会話を完成させる
- 課題
- 学習者:Who’s the woman in the middle?
話し手:She’s my aunt.
学習者:(人柄を尋ねる)
話し手:She’s cheerful and easy to talk to.
学習者:(反応して、仕事を尋ねる) - 回答例
- 学習者:What’s she like?
話し手:She’s cheerful and easy to talk to.
学習者:She sounds nice. What does she do? - 使う場面
- 集合写真から人物を特定し、人柄と仕事へ話題を移す練習です。
- 注意点・誤用例
- 人柄を尋ねる箇所で What does she like? を使わないようにします。また、反応なしで質問だけを重ねないようにします。
- 発音・ニュアンス
- She sounds nice. を柔らかく言って一拍置き、次の質問へ移ると自然な会話になります。
問題五:自分の写真で質問を作る
写真を一枚選び、次の五問を英語で作ってください。「この人は誰?」「どんな人?」「どんな見た目?」「どんな仕事?」「写真はどこで撮られた?」です。答えも一文ずつ書いたら、反応表現を一つ加えて会話にします。
What’s he like? に関するQ&A
- What’s he like? は人柄を尋ねるのが基本
- 文脈によって人物全体の印象を含むことがある
- 質問と答えを組にして覚えると使い分けやすい
What’s he like? は外見についても聞けますか?
文脈によって人物全体の印象を含むことはありますが、基本的には性格や人柄を尋ねます。髪形、身長、眼鏡など外見を明確に聞きたい場合は What does he look like? を使うと意図が伝わります。
What’s he like? と What does he like? を簡単に見分ける方法は?
be動詞がある What’s he like? は「彼はどんな人?」、does がある What does he like? は「彼は何が好き?」です。He’s friendly. と He likes music. のように、典型的な答えと一緒に覚えると区別しやすくなります。
What’s he like? に He likes soccer. と答えてもよいですか?
He likes soccer. は好みの説明なので、直接の答えとしてはずれています。まず He’s friendly and active. のように人柄を答え、その後で He loves playing soccer. と情報を加えるなら自然です。
写真だけを見て He’s kind. と言うのは不自然ですか?
本人を知らない場合、写真だけで性格を断定する響きがあります。He looks kind.、He seems friendly.、He looks like a cheerful person. のように、見た印象として表すほうが穏やかです。
What is his job? と What does he do? はどちらが自然ですか?
どちらも意味は伝わりますが、人物紹介の会話では What does he do? がよく使われます。仕事の質問だと明確にしたい場合は What does he do for a living? と言えます。
What’s he like? に一語だけで答えてもよいですか?
はい。He’s kind. や He’s quiet. だけでも答えになります。ただし、and や but で別の特徴を加えたり、具体的な行動を一文添えたりすると、その人物がどのような人なのか伝わりやすくなります。
女性や複数の人について尋ねるときはどう変えますか?
女性一人なら What’s she like?、複数なら What are they like? を使います。過去の人物像を尋ねる場合は What was she like? や What were they like? のようにbe動詞を時制と主語に合わせます。
How is he? と聞くと性格について答えてもらえますか?
通常は現在の体調や近況を尋ねる質問として受け取られます。性格を知りたいなら What’s he like?、新しい職場での状況を知りたいなら How is he doing at his new job? のように尋ねる内容を明確にします。
What’s he like? を使うときは、まず「人柄を聞いている」と判断し、He’s + 形容詞で答えます。好みは What does he like?、外見は What does he look like?、現在の調子は How is he? と分ければ、短い質問でも意図が明確になります。
実際の会話では、正しい質問を言うだけで終わりません。Who’s that? で人物を確認し、What’s he like? で人柄を聞き、He sounds nice. と反応してから、仕事や写真の思い出へ進みます。この流れを写真一枚で繰り返せば、覚えた表現を会話の中で取り出す練習になります。

