「駅で友達にばったり会った」と英語で話そうとして、meetしか思い浮かばなかったことはありませんか。meetでも「会う」という事実は伝わりますが、予定していなかった驚きまで表したいときは、別の表現を選ぶと場面がぐっと鮮明になります。
人に偶然会ったなら、最初に覚えたいのはrun intoです。bump intoもよく似ていますが、文脈によっては「実際にぶつかる」という意味になります。本や写真、店、情報などを偶然見つけた場合はcome acrossが使いやすい表現です。
この記事では、相手が人なのか物なのか、くだけた会話なのか硬めの文章なのかを手掛かりに、表現を選べるように整理します。例文を読むだけでなく、発音、語順、前置詞、会話の続け方まで練習できるので、読了後には自分の出来事を短い英語に変えやすくなるでしょう。
会話の練習相手が必要な場合は、英語教室で、自分の生活に近い場面を使って練習する方法もあります。まずは、迷ったときにすぐ使える選び方から確認しましょう。
- 最初に覚える使い分けは「人ならrun into、物ならcome across」
- run intoは知り合いとの予定外の再会に使いやすい
- bump intoは「ばったり会う」と「ぶつかる」の両方を持つ
- come acrossは物・情報・場所を偶然見つけたときに便利
- meet by chance・happen to meet・encounterの違い
- 偶然会った瞬間から会話を続ける定番フレーズ
- 文房具店で偶然出会ったときの実践会話
- 場面別の例文で「会う」と「見つける」を使い分ける
- よくある誤用を直して自然な英文にする
- run intoとcome acrossを聞き取りやすくする発音練習
- 読んだ表現を会話で使うための実践手順
- 使い分けを一問ずつ確認するチェック問題
- 「偶然出会う」の英語に関するQ&A
最初に覚える使い分けは「人ならrun into、物ならcome across」
- 知り合いにばったり会ったときはrun intoが使いやすい
- 物や情報を偶然発見したときはcome acrossが自然
- meetだけでは予定外の出会いかどうかが明確にならない
迷ったときの基準は単純です。相手が人ならrun into、探していなかった物や情報を見つけたならcome acrossを第一候補にします。この基準だけでも、日常会話の多くに対応できます。
run intoとbump intoは、知っている人との予定外の再会によく使われます。come acrossは人にも使えますが、「歩いていたら小さな店を見つけた」「古い写真が出てきた」といった発見の場面で特に便利です。
| 表現 | 中心となる意味 | よく使う対象 | 響き |
|---|---|---|---|
| run into | ばったり会う | 主に人、問題 | 日常的で使いやすい |
| bump into | ばったり会う、ぶつかる | 主に人 | くだけた日常表現 |
| come across | 偶然見つける、出会う | 物、情報、場所、人 | 発見した感覚がある |
| meet by chance | 偶然会う | 人 | 意味が直接的 |
| encounter | 遭遇する | 人、動物、問題、状況 | やや硬く印象的 |
- フレーズ
- I ran into a friend at the station yesterday.
- 日本語訳
- 昨日、駅で友達にばったり会いました。
- 使う場面
- 約束をしていなかった友達と駅で会った出来事を話す場面です。
- 注意点・誤用例
- 過去の出来事なのでrunではなくranを使います。I run into a friend yesterday.とはしません。
- 発音・ニュアンス
- ran intoは「ラン・イントゥ」を一語ずつ切らず、「ラニントゥ」に近い流れでつなぐと自然です。予定外だったことを会話的に伝えます。
一方、I met a friend at the station.だけでは、約束して会った可能性も残ります。偶然性を明確にするなら、I met a friend by chance at the station.のようにby chanceを加えられます。
まず基準をつかんだら、それぞれの表現が持つ細かな意味へ進みましょう。最初は、会話で出番の多いrun intoです。

run intoは知り合いとの予定外の再会に使いやすい
- run into someoneで「人にばったり会う」を表せる
- 過去形はran into、過去分詞はrun intoになる
- 問題が目的語なら「問題に直面する」という意味になる
run into someoneは、予定していなかった場所や時間に知人と会ったときの定番表現です。runが含まれていても、走っている必要はありません。買い物中でも、電車に乗っているときでも、ホテルのロビーにいるときでも使えます。
基本語順は「主語+run into+人」です。intoを落とさないことと、過去形ranを正しく選ぶことが大切です。目的語にはfriend、teacher、neighbor、former coworkerなどを置けます。
- 現在形:I sometimes run into her at the gym.
- 三人称単数現在:He often runs into his neighbor.
- 過去形:We ran into our teacher yesterday.
- 現在完了:I’ve run into him several times recently.
- 進行形:I keep running into the same person.
「お互いにばったり会った」と言う場合はeach otherが便利です。We ran into each other at the airport.なら、二人または複数の人が空港で偶然会ったことを表せます。We ran into at the airport.のように目的語なしで終えるのは避けましょう。
- フレーズ
- I ran into an old classmate on my way home.
- 日本語訳
- 帰宅途中に昔の同級生とばったり会いました。
- 使う場面
- 仕事や学校から帰る途中で、以前から知っている人に予想外に会ったときに使います。
- 注意点・誤用例
- 「帰宅途中」はon my way homeです。homeの前には通常toを置かず、on my way to homeとはしません。
- 発音・ニュアンス
- classmateの第一音節をやや強くします。old classmateは「年老いた同級生」ではなく、文脈上「昔の同級生」を表せます。
場所を表すat・in・onの選び方
会った場所はat、in、onなどで加えます。駅、空港、入口、店などを一つの地点として見るならatがよく使われます。都市や国、建物の内部、ある程度広い空間として捉えるならinが自然です。
- I ran into her at the station.:駅で彼女にばったり会いました。
- I ran into him in the bookstore.:書店の中で彼にばったり会いました。
- We ran into each other in London.:ロンドンで偶然会いました。
- I ran into my neighbor on the train.:電車で近所の人に会いました。
- She ran into a coworker on the street.:通りで同僚に会いました。
店にはat the storeとin the storeの両方が使えます。atは「その店という場所で」、inは「店内で」という捉え方です。どちらか一方しか正しくないわけではなく、話し手が場所をどう見ているかで選択が変わります。
目的語が問題なら意味が変わる
run intoの後ろにproblem、trouble、difficultyなどが来ると、「問題にぶつかる」「困難に直面する」という意味になります。人との出会いとは異なりますが、目的語を見れば判断しやすい用法です。
- We ran into a problem during the project.:作業中に問題に直面しました。
- They ran into financial difficulties.:彼らは経済的な困難に直面しました。
- Let me know if you run into any trouble.:何か問題が起きたら知らせてください。
人なら「偶然会う」、問題なら「直面する」と覚えておけば、文脈を取り違えにくくなります。続いて、run intoと非常によく似たbump intoを見ていきましょう。
bump intoは「ばったり会う」と「ぶつかる」の両方を持つ
- bump intoは人との偶然の再会に使える
- 前後の説明によっては身体が接触した意味になる
- 問題に直面する場面ではrun into a problemのほうが一般的
bump into someoneも「人にばったり会う」を表し、多くの場面でrun intoと置き換えられます。ただしbumpには「軽くぶつかる」という意味があるため、文脈によっては実際の接触を表します。
I bumped into a friend at a café, and we had lunch together.なら、後半の「一緒に昼食を取った」から偶然会ったと分かります。一方、I wasn’t looking ahead and bumped into someone.なら、前を見ていなかったため人にぶつかった意味です。
- フレーズ
- Guess who I bumped into today.
- 日本語訳
- 今日、誰にばったり会ったと思う?
- 使う場面
- 意外な相手に会った出来事を、友達や家族へ少し面白く切り出す場面です。
- 注意点・誤用例
- Guess who did I bump into?のような疑問文の語順にはしません。Guess who I bumped into.では、who以下が通常の文に近い語順になります。
- 発音・ニュアンス
- bumpedの語末とintoの語頭を滑らかにつなぎます。驚きのある再会をくだけた調子で伝えられます。
I bumped into someone.だけでは、「その人と偶然会った」のか「身体がぶつかった」のかが前後の状況に左右されます。誤解を避けたい場合は、at a caféやand we talked for a whileなどを加えて場面を明確にしましょう。
車や物を何かにぶつけた場合は、He bumped his car into a fence.のように「bump+物+into+対象」という形もあります。偶然会う用法のbump into someoneとは語順が異なるため、ひとかたまりで覚えると整理しやすくなります。
run intoとbump intoのどちらにするか迷ったら、まずrun intoを使えば十分です。では、人ではなく、本や情報を偶然見つけた場合はどう表すのでしょうか。
come acrossは物・情報・場所を偶然見つけたときに便利
- come acrossは探していなかった物や情報の発見に向いている
- 人を目的語にして「偶然会う」と表すこともできる
- come across asは「そのような印象を与える」という別の意味
come acrossは、探していたわけではないのに何かを見つけたときに便利です。古い写真、興味深い記事、静かな店、役立つ情報など、思いがけない発見を表せます。
findも「見つける」ですが、必ずしも偶然とは限りません。I found the document.は単に「書類を見つけた」です。I came across the document.なら、別の作業をしていたら偶然その書類を発見したような含みが生まれます。
- フレーズ
- I came across an old photo while cleaning my room.
- 日本語訳
- 部屋を掃除していたら、古い写真を偶然見つけました。
- 使う場面
- 掃除や片づけなど、別の目的で行動していた途中に思いがけない物を見つけた場面です。
- 注意点・誤用例
- 過去形はcame acrossです。I come across an old photo yesterday.では時制が一致しません。また、acrossの後ろに発見した対象を置きます。
- 発音・ニュアンス
- came acrossは「ケイム・アクロス」と完全に分けず、語の境目を滑らかにつなぎます。acrossの後半にあるcrossの部分が聞こえるよう意識します。
come acrossは人にも使える
come acrossは物専用ではありません。I came across an old friend at the bookstore.なら、「書店で昔の友達に偶然会った」となります。ただし、知人との日常的な再会ではrun intoのほうがすぐに意味を受け取ってもらいやすいことがあります。
二人を主語にするなら、They came across each other at the store.のようにeach otherを置きます。They came across at the store.だけでは、「誰に、何に出会ったのか」が示されず、偶然会ったという意味として不十分です。
come acrossで偶然の出会いや発見を表すときは、someone、something、an article、each otherなどの目的語を置くのが基本です。「二人が偶然会った」ならThey ran into each other.も簡潔で自然です。
come across asは別の意味
come across as+形容詞・名詞の形になると、「そのような印象を与える」「そのように見える」という意味です。He comes across as confident.は「彼は自信がある人という印象を与える」であり、偶然誰かを見つけた話ではありません。
- She came across as friendly.:彼女は親しみやすい印象でした。
- He comes across as a careful person.:彼は慎重な人という印象を与えます。
- The message came across as rude.:そのメッセージは失礼な印象を与えました。
asが続いているか、後ろに物や人が直接置かれているかを見ると区別できます。次は、meetを使って偶然性を明確にする方法と、少し硬めの表現を整理します。
meet by chance・happen to meet・encounterの違い
- meet単独では約束した出会いか偶然の出会いか分からない
- by chanceやhappen toを加えると偶然性が明確になる
- encounterは日常の再会よりも硬く、印象的な遭遇に向いている
meetは広く「会う」を表すため、I met a coworker at the station.だけでは、待ち合わせたのか偶然だったのか分かりません。偶然性を直接示すなら、by chanceを加えます。
- フレーズ
- We met by chance at a coffee shop.
- 日本語訳
- 私たちは喫茶店で偶然会いました。
- 使う場面
- 句動詞を避けて、偶然会ったことを明確かつ説明的に伝えたい場面です。会話にも文章にも使えます。
- 注意点・誤用例
- by accidentは「間違って」「意図せず」という失敗の含みを持つことがあります。人との思いがけない再会にはby chanceのほうが誤解されにくい表現です。
- 発音・ニュアンス
- chanceの母音は日本語の「ア」より口を横に開く音です。意味が明確で、run intoより少し説明的に聞こえます。
happen to+動詞は「たまたま~する」
I happened to meet her at the airport.は「空港でたまたま彼女に会いました」です。偶然会う以外にも、We happened to be in the same store.のように「たまたま同じ店にいた」と表せます。
疑問文のDo you happen to know…?は、「ひょっとしてご存じですか」という柔らかな尋ね方になります。相手が知らない可能性に配慮できるため、店員や初対面の相手への質問にも役立ちます。
- Do you happen to know where the station is?:ひょっとして駅がどこかご存じですか。
- Do you happen to have a pen?:ひょっとしてペンをお持ちですか。
- I happened to find the receipt.:たまたま領収書を見つけました。
encounterは硬めで印象的な「遭遇」
encounterは、人、動物、問題、予想外の状況などに遭遇したときに使います。友達との気軽な再会ならrun intoのほうが会話的です。森で動物に出会った場合や、作業中に困難へ直面した場合はencounterがよく合います。
- We encountered a bear in the woods.:森で熊に遭遇しました。
- The team encountered several difficulties.:そのチームはいくつかの困難に直面しました。
- It was an unexpected encounter.:それは思いがけない出会いでした。
- Their chance encounter led to a friendship.:二人の偶然の出会いは友情につながりました。
stumble uponは思いがけない発見を強める
stumble uponは「偶然行き当たる」「思いがけず見つける」という表現です。stumbleには本来「つまずく」という意味がありますが、この表現では実際につまずいたとは限りません。小さな店、静かな海岸、古い日記、解決策などとの意外な出会いに向いています。
- We stumbled upon a quiet little beach.:静かな小さな海岸を偶然見つけました。
- I stumbled upon an old diary in the attic.:屋根裏で古い日記を偶然見つけました。
- She stumbled upon a solution during a walk.:彼女は散歩中に偶然、解決策を思いつきました。
表現の意味が分かったら、実際の再会で最初に何と言うかが次の課題です。驚きを表す一言と近況を尋ねる質問を組み合わせると、短いやり取りを自然に続けられます。
偶然会った瞬間から会話を続ける定番フレーズ
- 驚きの一言、近況確認、別れの一言という順番で会話を組み立てる
- What are you doing here?は声の調子によって印象が変わる
- 長く話せないときはIt was great seeing you.で穏やかに終えられる
偶然会った瞬間は、難しい文を作る必要はありません。相手の名前を呼び、驚きや喜びを一言で示し、その後に近況を尋ねれば会話になります。
- I didn’t expect to see you here!:ここで会うとは思わなかったよ。
- What a surprise!:びっくりした。
- What a coincidence!:すごい偶然だね。
- Fancy seeing you here!:こんなところで会うなんて。
- It’s been a while!:久しぶり。
- How have you been?:元気にしていた?
- What have you been up to?:最近何をしていたの?
- What brings you here?:どうしてここへ来たの?
What are you doing here?は、笑顔で明るく言えば「こんなところで会うなんて、どうしたの?」という親しみのある反応になります。ただし、強い声や険しい表情では「なぜここにいるのですか」と詰問しているように響く可能性があります。
関係が近くない相手には、What brings you here?やAre you here for work?のほうが穏やかに聞こえる場合があります。表現だけでなく、笑顔、声量、イントネーションも相手が受け取る印象に関係します。
駅で昔の知り合いに会った会話
- フレーズ
- 学習者A:Is that you? It’s been ages!
学習者B:What a surprise! I can’t believe I ran into you here.
学習者A:Me neither. How have you been?
学習者B:I’ve been well. I’m on my way to work. - 日本語訳
- 学習者A:あなたなの?本当に久しぶり。
学習者B:びっくりした。ここであなたに会うなんて信じられないよ。
学習者A:私も。元気にしていた?
学習者B:元気だったよ。仕事へ向かう途中なんだ。 - 使う場面
- しばらく会っていなかった知り合いを、通勤途中の駅で見かけた場面です。
- 注意点・誤用例
- It’s been ages.は親しい相手に使いやすいくだけた表現です。仕事上の改まった相手ならIt’s been a while.が無難です。
- 発音・ニュアンス
- What a surprise!はsurpriseをやや強くし、声を明るく上げると喜びが伝わります。Me neither.は相手の否定内容に同意する短い返答です。
会話を終えるときの一言
通勤途中や買い物中は、長く話せないこともあります。その場合は、会えてうれしかったことを伝えてから理由を短く添えると、突然立ち去る印象を避けられます。
- It was great seeing you.:会えてよかったです。
- I’m glad we ran into each other.:偶然会えてよかったです。
- I’d better get going, but let’s keep in touch.:もう行かないといけませんが、連絡を取り合いましょう。
- We should catch up sometime.:今度ゆっくり近況を話しましょう。
- Are you free for coffee next Saturday?:次の土曜日、コーヒーでもどうですか。
We should catch up sometime.は親しみのある別れの表現ですが、具体的な約束とは限りません。本当に再会したい場合は、Are you free next Saturday?のように日時を提案すると意図が明確になります。

文房具店で偶然出会ったときの実践会話
- 偶然の再会にはran into each otherを使える
- 商品の場所はaisle、shelf、onなどを組み合わせて表す
- look for、run short of、by handを覚えると会話を広げられる
文房具店で二人の知り合いが偶然会った状況なら、They ran into each other at a stationery store.と表せます。stationeryは「文房具」、stationaryは「動かない」という意味なので、つづりの違いにも注意が必要です。
- フレーズ
- 学習者A:Hi! I didn’t expect to see you here. What are you looking for?
学習者B:I’m looking for some loose-leaf paper. I also need copy paper because we’re running short.
学習者A:The loose-leaf paper is in the next aisle, on the top shelf. The copy paper is on the middle shelf.
学習者B:Thanks. What brings you here?
学習者A:I need a fountain pen and a mechanical pencil. I have to write a report by hand.
学習者B:It sounds like you’re going to be busy.
学習者A:Yes, I’d better get started soon. - 日本語訳
- 学習者A:やあ。ここで会うとは思わなかったよ。何を探しているの?
学習者B:ルーズリーフ用紙を探しているんだ。コピー用紙も必要なんだよ。残り少なくなっているから。
学習者A:ルーズリーフ用紙は隣の通路の一番上の棚にあるよ。コピー用紙は真ん中の棚だよ。
学習者B:ありがとう。あなたはどうしてここに?
学習者A:万年筆とシャープペンシルが必要なんだ。レポートを手書きしないといけなくて。
学習者B:話を聞くと、忙しくなりそうだね。
学習者A:うん、そろそろ始めたほうがよさそうだ。 - 使う場面
- 店内で知り合いに会い、相手が探している商品や自分が来店した理由について話す場面です。
- 注意点・誤用例
- 日本語の「シャープペンシル」をsharp pencilとは言わず、mechanical pencilとします。棚に商品が載っているのでon the shelfを使い、in the shelfとは通常言いません。
- 発音・ニュアンス
- stationeryとstationaryは多くの話者にとって同じ発音です。つづりは異なるため、書くときに区別します。It sounds likeは、相手から聞いた内容を根拠に判断するときに自然です。
文房具店で役立つ単語
| stationery store | 文房具店 | loose-leaf paper | ルーズリーフ用紙 |
| ring binder | リング式バインダー | copy paper | コピー用紙 |
| fountain pen | 万年筆 | mechanical pencil | シャープペンシル |
| pencil lead | 替え芯 | highlighter | 蛍光ペン |
| sticky note | 付箋 | correction tape | 修正テープ |
| aisle | 棚と棚の間の通路 | shelf | 棚 |
copy paperは通常、数えられない名詞として扱います。「コピー用紙が必要です」ならI need some copy paper.です。枚数を指定するときはten sheets of copy paper、一包みならa ream of copy paperと表せます。
look forは探している途中、findは見つけた結果を表します。I’m looking for my keys, but I can’t find them.なら、「鍵を探しているけれど見つからない」という過程と結果の違いが一文で分かります。
be running short ofは「残り少なくなっている」、run out ofは「使い切る」です。We’re running short of copy paper.ならまだ少し残っています。We’ve run out of copy paper.なら、コピー用紙はすでになくなっています。
場面ごとの会話を増やすと、同じ表現が異なる場所でも使えることが分かります。次はスーパー、旅行先、偶然見つけた店の三つで練習しましょう。
場面別の例文で「会う」と「見つける」を使い分ける
- 人との予定外の再会にはrun intoやbump intoを選ぶ
- 旅行先など意外な場所ではof all placesで驚きを加えられる
- 店や情報を偶然発見したならcome acrossが使いやすい
スーパーで同僚に会う
- フレーズ
- 学習者A:I didn’t expect to see you here.
学習者B:I usually shop here on weekends.
学習者A:Really? I come here all the time.
学習者B:What a coincidence! - 日本語訳
- 学習者A:ここで会うとは思わなかったよ。
学習者B:週末はいつもここで買い物をするんだ。
学習者A:本当?私はしょっちゅう来ているよ。
学習者B:すごい偶然だね。 - 使う場面
- 職場以外の場所で同僚を見かけ、互いに同じ店を利用していたと分かった場面です。
- 注意点・誤用例
- all the timeは文脈によって「いつも」「しょっちゅう」という意味になります。文字どおり一日中その場所にいるという意味ではありません。
- 発音・ニュアンス
- coincidenceは「コウインシデンス」に近い流れで、中央付近の音節に強勢があります。驚きや面白さを込めて言えます。
旅行先で近所の人に会う
- フレーズ
- Believe it or not, I ran into my neighbor while traveling abroad. Of all places, we were staying at the same hotel.
- 日本語訳
- 信じられないかもしれませんが、海外旅行中に近所の人とばったり会いました。よりによって、同じホテルに泊まっていたのです。
- 使う場面
- 普段の生活圏から遠く離れた場所で知人に会った、意外性の高い出来事を話す場面です。
- 注意点・誤用例
- Of all placesは場所の意外性を示します。単に近所で会っただけの状況では大げさに響くことがあります。
- 発音・ニュアンス
- Believe it or notは話の導入としてひとかたまりで発音します。驚くような内容をこれから伝えるという合図になります。
散歩中に小さな店を見つける
- フレーズ
- 学習者A:How did you find this café?
学習者B:I came across it while walking around the neighborhood.
学習者A:It’s a lovely place.
学習者B:Yes, I’m glad I found it. - 日本語訳
- 学習者A:このカフェをどうやって見つけたの?
学習者B:近所を歩いていたときに偶然見つけたんだ。
学習者A:すてきな場所だね。
学習者B:うん、見つけられてよかったよ。 - 使う場面
- 目的の店を探していたわけではなく、散歩中に偶然よい店を発見した経緯を話す場面です。
- 注意点・誤用例
- 店を発見した話なのでrun into itよりcome across itが分かりやすい選択です。run into itでは、文脈によって物理的にぶつかった意味にも取られます。
- 発音・ニュアンス
- walking aroundは語を細かく分断せず、自然なリズムで続けます。come acrossによって、意図せず見つけた楽しさが伝わります。
場面を変えて練習すると、「人ならrun into」「物や場所ならcome across」という判断が定着しやすくなります。ただし、語を知っていても目的語や時制を誤ると伝わりにくくなるため、よくある間違いも確認しておきましょう。
よくある誤用を直して自然な英文にする
- come acrossやrun intoの後ろには対象を置く
- meetだけでは偶然の出会いと確定しない
- by accidentとby chanceは含まれる意味が異なる
誤用1:come acrossの目的語を省く
「二人が店で偶然会った」をThey came across at the store.とするのは避けましょう。come acrossで偶然の出会いを表すなら、誰に出会ったのかを示す必要があります。
- 不自然になりやすい形:They came across at the store.
- 自然な形:One learner came across the other at the store.
- 自然な形:They came across each other at the store.
- より会話的な形:They ran into each other at the store.
誤用2:meetだけで偶然だと考える
I met my teacher at the station.は「駅で先生に会った」ですが、偶然か待ち合わせかは不明です。予定外だったことを明示するなら、I ran into my teacher at the station.またはI met my teacher by chance at the station.とします。
誤用3:by accidentをすべての偶然に使う
by accidentには「間違って」「意図せず」という含みがあります。I deleted the file by accident.なら「間違ってファイルを削除した」です。人と偶然会った場合はby chanceのほうが、単なる偶然の一致として伝わりやすくなります。
I met her by accident.も文法的に成り立つ場合はありますが、「会うつもりではなかった」「手違いで会うことになった」という含みが生じる可能性があります。通常の「ばったり会った」にはby chanceまたはrun intoを選ぶと意図が明確です。
誤用4:meet upを偶然の再会に使う
meet up with someoneは、多くの場合、連絡を取って待ち合わせることを表します。I met up with a friend after work.なら「仕事の後、友達と待ち合わせて会った」です。I ran into a friend after work.なら「仕事の後、友達に偶然会った」となります。
誤用5:初対面にも常にrun intoを使う
run intoは、すでに知っている相手との再会で特によく使われます。初めて知り合った経緯を話すならmeetが自然です。We first met at university.なら「私たちは大学で初めて出会いました」と表せます。
ただし、知らない人と物理的にぶつかった場合はI bumped into a stranger.と言えます。この場合は「初対面だからbump intoが使えない」のではなく、偶然の再会と物理的接触を区別している点が重要です。
誤用6:stationeryとstationaryを混同する
stationeryは文房具、stationaryは動かないという形容詞です。I bought some stationery.は「文房具を買いました」、The car remained stationary.は「車は停止したままでした」となります。音が同じでも、書くときは意味に応じて選びます。
誤用を見分けられたら、次は口から出しやすくする練習です。長い文章を一度に覚えるのではなく、音のまとまりと短い置き換えを使います。
run intoとcome acrossを聞き取りやすくする発音練習
- 句動詞は単語ごとではなく意味のまとまりで読む
- ran intoは語末と語頭をつないで練習する
- 短文から始め、場所や相手を一つずつ追加する
発音練習では、すべての音を日本語のカタカナどおりに区切らないことが大切です。ran intoを「ラン・イントゥ」と二つに切るより、一つの意味のまとまりとして「ラニントゥ」に近い流れで練習します。
三段階で長くする練習
- I ran into her.
- I ran into her at the station.
- I ran into her at the station yesterday.
最初はI ran into her.だけを三回読みます。次に場所を加え、最後に時を加えます。最初から長文を暗記するよりも、中心となる型を保ったまま情報を足すほうが、自分の話へ置き換えやすくなります。
- I came across it.
- I came across an interesting article.
- I came across an interesting article online.
- I came across an interesting article online last night.
come acrossでは、comeまたはcameとacrossの境目を滑らかにつなぎます。acrossを弱くしすぎると句動詞が聞き取りにくくなるため、後半まで音を残します。
強く読む語を変えて意味を際立たせる
I ran into my teacher at the airport.では、teacherを強くすると「会った相手」、airportを強くすると「会った場所」の意外性が目立ちます。すべてを同じ強さで読むのではなく、驚いた情報を少し強くすると話の中心が伝わります。
- I ran into my TEACHER at the airport.:よりによって先生に会った。
- I ran into my teacher at the AIRPORT.:よりによって空港で会った。
- I CAME ACROSS this photo while cleaning.:探していないのにこの写真を見つけた。
自分の生活へ置き換える
次の空欄には、実際に使いそうな人や場所を入れてください。架空の長い物語を作る必要はありません。自分がよく行く駅、店、通りなどを一つ選ぶだけで、記憶と表現が結びつきやすくなります。
- I ran into my ______ at ______.
- I bumped into an old ______ while ______.
- I came across an interesting ______ online.
- We met by chance at ______.
- I didn’t expect to see you ______.
音読だけで終えず、主語、相手、場所、時のうち一つだけを変えて言い直すと、丸暗記から応用へ移れます。次の章では、数日間で無理なく復習する流れを組み立てます。
読んだ表現を会話で使うための実践手順
- 最初はrun intoとcome acrossの二つに絞る
- 日本語から英語へ思い出す練習を取り入れる
- 短い会話を作り、驚きから別れまで通して声に出す
一度にすべての表現を覚える必要はありません。最初の目標は、人ならrun into、物ならcome acrossを迷わず選ぶことです。その後、bump into、meet by chance、encounterを加えます。
第1段階:二つの中心文を覚える
- I ran into a friend at the station.
- I came across an interesting book at the library.
英文を見て読むだけでなく、日本語訳を見て英語を思い出します。語順を忘れた場合は、主語、句動詞、目的語、場所の順に並べ直してください。正確に言えなかった箇所だけを確認して、もう一度声に出します。
第2段階:目的語を入れ替える
- a friend → my teacher → a former coworker → my neighbor
- an interesting book → an old photo → a useful website → a quiet café
- at the station → at the airport → in a bookstore → on the train
目的語を変えるときは、表現との相性も確認します。my teacherならrun into、an old photoならcome acrossです。a problemならrun intoが「直面する」という意味になり、学んだ別用法も復習できます。
第3段階:偶然会った瞬間の反応を加える
- What a surprise!
- I didn’t expect to see you here.
- How have you been?
- What brings you here?
二つまたは三つを選び、短い会話にします。たとえば、What a surprise! I didn’t expect to see you here. How have you been?と続ければ、驚きから近況確認まで表せます。
第4段階:会話を終える文を加える
偶然の会話は始め方だけでなく、終え方も重要です。It was great seeing you. I’d better get going, but let’s keep in touch.まで声に出すと、実際の場面に近い一連の流れを練習できます。
第5段階:翌日と数日後に思い出す
練習直後に言えるだけで終わらせず、翌日に日本語から英文を再現します。数日後には場所や相手を変えて言います。思い出せなかった表現は失敗ではなく、復習すべき場所が見つかったという合図です。
- フレーズ
- 学習者A:What a surprise! I didn’t expect to see you here.
学習者B:Me neither. I’m looking for a new notebook.
学習者A:I came across a nice one in the next aisle.
学習者B:Thanks. I’ll take a look.
学習者A:I’d better get going, but it was great seeing you.
学習者B:You too. Let’s keep in touch. - 日本語訳
- 学習者A:びっくりした。ここで会うとは思わなかったよ。
学習者B:私も。新しいノートを探しているんだ。
学習者A:隣の通路ですてきなものを偶然見つけたよ。
学習者B:ありがとう。見てみるよ。
学習者A:もう行かないと。でも会えてよかったよ。
学習者B:私も。連絡を取り合おう。 - 使う場面
- 店で偶然会い、商品の話をしてから短時間で別れる場面です。再会、発見、別れの三つを一度に練習できます。
- 注意点・誤用例
- I came across a nice one.のoneは、直前のnotebookを繰り返さないための代名詞です。複数の商品ならnice onesとなります。
- 発音・ニュアンス
- I’d betterは「アイド・ベター」を滑らかにつなげます。すぐに立ち去る命令的な響きではなく、自分がそろそろ行く必要を穏やかに伝えます。

一人での練習では、自分の発音や語順が自然か判断しにくいこともあります。必要に応じて、身近な場面を会話に変えながら第三者のフィードバックを受ける方法も検討できます。
使い分けを一問ずつ確認するチェック問題
- 人、物、問題のどれが目的語になるかを確認する
- 答えを開く前に英文全体を声に出して作る
- 間違えた問題は表現だけでなく選択理由も言葉にする
空欄に最も合う表現を考えてください。答えを見る前に、英文全体を一度声に出すのがおすすめです。複数の表現が文法的に使える場合でも、日常的で分かりやすい選択を答えとしています。
問題1
昨日、スーパーで近所の人にばったり会いました。
I ______ my neighbor at the supermarket yesterday.
答え:ran into。相手が知っている人で、過去の予定外の再会だからです。
問題2
調べ物をしていて、役立つ記事を偶然見つけました。
I ______ a useful article while doing research.
答え:came across。探していた対象そのものではない記事を、別の作業中に発見した場面です。
問題3
作業中に問題に直面しました。
We ______ a problem during the task.
答え:ran into。目的語がproblemなので、「偶然会う」ではなく「問題に直面する」という意味です。
問題4
私たちは喫茶店で偶然会いました。
We met ______ at a coffee shop.
答え:by chance。meetに偶然性を加えています。by accidentよりも、偶然の一致として伝わりやすい表現です。
問題5
私たちは森で野生動物に遭遇しました。
We ______ a wild animal in the woods.
答え:encountered。日常的な知人との再会ではなく、予想外の動物との遭遇なので適しています。
五つの問題で見るべき点は、目的語と場面です。人、物、問題、動物のどれなのかが分かれば、句動詞を暗記だけに頼らず選べるようになります。
「偶然出会う」の英語に関するQ&A
- run intoとbump intoは多くの再会場面で置き換えられる
- come acrossは人にも使えるが物や情報の発見に特に便利
- 偶然性、初対面、物理的接触を区別すると選びやすい
run intoとbump intoはどちらを使えばよいですか?
知り合いにばったり会った場面では、どちらも使えます。迷ったときは日常会話で広く使いやすいrun intoを選ぶとよいでしょう。bump intoは実際に身体がぶつかった意味にもなるため、前後の文脈で判断します。
come acrossは人に対しても使えますか?
使えます。I came across an old friend in town.なら「街で昔の友達に偶然会いました」という意味です。ただし、知人との日常的な再会にはrun intoやbump intoが選ばれることも多く、come acrossは物や情報の偶然の発見で特に便利です。
meetだけで「偶然会う」という意味になりますか?
meetだけでは、約束して会ったのか偶然会ったのかが明確にならない場合があります。偶然性をはっきり示すなら、run intoを使うか、meetにby chanceを加えてI met her by chance.とします。
by chanceとby accidentはどう違いますか?
by chanceは「偶然に」「たまたま」という意味で、偶然の出会いや発見に使えます。by accidentは「間違って」「意図せず」という失敗や手違いの含みを持つことがあります。人にばったり会った場合はby chanceのほうが意図を伝えやすい表現です。
run intoの後ろには必ず人を置きますか?
人以外も置けます。run into a problemやrun into troubleでは、「問題に直面する」「困った状況になる」という意味です。目的語が人なら偶然会う、問題や困難なら直面すると判断できます。
初対面の人との出会いにもrun intoを使えますか?
run intoは、すでに知っている人との予定外の再会で特によく使われます。初めて知り合った経緯を表すならmeetが自然です。ただし、知らない人と物理的にぶつかった場合はbump into a strangerのように言えます。
「こんなところで会うなんて」は英語で何と言いますか?
I didn’t expect to see you here!が分かりやすく使いやすい表現です。Fancy seeing you here!も同じような驚きを表します。強い意外性がある場所ならOf all places!を添えることもできます。
「偶然見つける」にはfindを使ってもよいですか?
findも使えますが、それだけでは偶然だったかどうかが明確でない場合があります。探していなかった物や情報を思いがけず発見したことを示したいならcome acrossが便利です。発見の意外性を強めたい場合はstumble uponも使えます。
日常会話で知人にばったり会ったなら、I ran into a friend.を中心にすると迷いにくくなります。物や情報を偶然見つけたならI came across something interesting.へ切り替えます。この二つを土台にすれば、bump into、meet by chance、encounter、stumble uponも場面に応じて加えられます。
最後に、自分の生活に近い一文を作って声に出してみてください。「誰に」「どこで」「いつ」会ったのか、または「何を」「何をしているときに」見つけたのかを加えるだけで、覚えた表現が自分の英語になります。

