こんにちは。日本での年越しといったら、家族で集まりゆったりと新年を迎えるものでしたが、最近では、年越しコンサートなどに出かけるて賑やかに迎える若者も多くいます。
しかし、世界ではさらに派手に新年を迎える国が沢山あるのです。
ヨーロッパは花火と爆竹
基本的に年越しは、花火や爆竹を鳴らして祝う国が多数です。特にヨーロッパでは、普段は使用を禁止されている花火や爆竹が販売されるので、一般市民がいたる所で爆竹を鳴らして新年を迎えます。
そして使用される爆竹は、安かろう悪かろうが多く、多くの人々が怪我をします。
しかし、そのようなヨーロッパの中でも、ロンドンはとても安全に年越しを祝う事ができます。エマとお父さんが今年の年越しについて話をしています。会話をみてみましょう。
会話
Emma: Do we go outside during the countdown time this year?
今年はカウントダウンの時の間、外に行く?
Father: We will stay at home this year. Your sister Lorna is still too small to stay outside in the winter.
お父さん:今年は家にいるよ。妹のローナは冬に外で過ごすにはまだ小さすぎるよ。
Emma: That’s a pity. I spent a wonderful time last year. I wish I could see the fireworks again.
それは残念。去年素敵な時間を過ごしたから。また花火を見られたらいいなと思って。
Father: I can understand that the countdown fireworks ware very awesome.
カウントダウンの花火はとても荘厳だったからわかるよ。
But if we stay outside for a long time, I think Lorna will get cold. I think you will not be happy with that.
でも長い間外にいたら、ローナは風邪を引いてしまうよ。そうなったら楽しくなくなると思うけど。
Emma: You’re right. Then, let’s watch it in TV.
そうだね。それならテレビで見ようね。
Father: If you and Lorna get old enough, let’s take the event tickets and spend the wonderful countdown party.
君とローナが十分大きくなったら、イベントのチケットを持って素敵なカウントダウンパーティを過ごそうね。
Emma: Why do we need get old enough?
どうして十分大きくならなきゃいけないの?
Father: Because the party starts in the evening and it is crowded. Little kids are easy to get lost.
パーティは夜に始まって、そしてそこは混んでいるから。小さい子は迷子になりやすいよ。
Emma: Are the fireworks set off in other countries?
他の国でも花火は上がるの?
Father: Yes, they are. But the London’s firework party is the best and safe.
上がるよ。でもロンドンの花火パーティは最高でかつ安全だよ。
Many countries in Europe set off the fireworks, but they are not as gorgeous as London’s.
多くのヨーロッパの国が花火を打ち上げるけれど、ロンドンのものほど豪華じゃないよ。
The firecrackers are more used in other countries. It is very dangerous.
他の国では爆竹の方が使われるんだ。それはとっても危険だよ。
Emma: Why the firecrackers are dangerous?
どうして爆竹は危険なの?
Father: Most of the people are not get used to the firecrackers. Some of them are losing their body parts with it.
ほとんどの人が爆竹に慣れていないんだ。幾人かはそれで体の一部を失っているんだ。
The people in London are good enough to see the countdown fireworks which London City Hall organizes. Because it is too impress enough.
ロンドンの人たちはロンドン市が運営するカウントダウン花火で十分なんだよ。だって十分感動的だからね。
Emma: I’m glad that I’m a London kid!
私、ロンドン子で良かった!
エマは年越しで打ち上げられる花火を見るのが楽しみだったようです。小さい子供が外に出られるのも、爆竹の使用頻度が少ないからですね。
ポイント
では、会話で出てきた単語や言い回しをみてみましょう。
- spent a wonderful time 素敵な(素晴らしい)時間を過ごした
- awesome 荘厳な、印象的な
- You’re right そうだね
- easy to get lost 迷子になりやすい
- set off fireworks 花火を打ち上げる
- firecrackers 爆竹
爆竹がとにかく危険
ヨーロッパの国では、年末の爆竹の使用は当たり前となっており、一年の中で救急車が一番忙しく出回ります。
また、オランダでは使用を制限させるために、年末にはバス停に爆竹で体を失った人の写真を乗せ、精神的に訴えたりもしていました。
ロンドンは、市が運営する花火がとても美しいため、市民はわざわざ爆竹を使用しません。
美しく感動的なものを見せて、爆竹の使用を制限し、楽しく新年を迎えようという市の心意気がうれしいですね。
パーティチケットも良心的
花火を一番の場所から見られるのが、市が開くパーティ会場です。2013年までは一般開放されていましたが、なにせ大きな都市の為、2014年よりチケット制にして入場を制限しました。
このパーティのチケットの金額は、10ポンドとかなり安めです。そしてチケット代は全てこのパーティの運営に使われます。
このチケットはプレミアムチケットと呼ばれ、発売と共に直ぐに完売してしまいます。年越しでロンドンに行く用事のある人は、是非入手してみたいチケットですね。
それではまた、See you!