こんにちは。日本でも海外でも、友人との交流でよくスポーツが利用されます。
あまり言葉を必要とせず、アイコンタクトなどで一緒に汗をかいて、気持ちよく時間を一緒に過ごすことができます。そしてスポーツ活動で更に仲が深まることもあります。
怪我は怪我でもどんな怪我?
しかしスポーツをしていると、怪我をすることがよくあります。
その時に、痛い場所を指さして「痛い!」”hurts!”というだけでは、どのようにしてこの痛みが起きたのか上手に伝える事ができません。
では、ブライアンとケイティの会話で、スポーツで怪我をしたときの言い方をみてみましょう。
会話
Katie: Hi, Brian. Do you have taping for fingers?
ねぇ、ブライアン。指用のテーピング持っている?
Brian: Yes, I have. Are you hurt?
持っているよ。怪我をしたの?
Katie: I jammed my index finger during the volleyball practice. I took off the taping in shower time, but it still hurts.
バレーボールの練習で人差し指をつき指しちゃったの。シャワーの時にテーピングを外したけれど、まだ痛くて。
Brian: Here you are. Take care of yourself.
はいどうぞ。お大事に。
Katie: Don’t you tape your right ankle? You twisted it the day before yesterday, and it swelled hard!
右の足首にテーピングしないの?おとといひねったでしょ、とっても腫れていたよ!
Brian: It doesn’t hurt anymore. But my hangnail itches. I can’t throw the ball well, because it bothers me a lot.
もう痛まないよ。でもささくれが痒いんだ。とってもうっとうしくて、ボールを上手く投げられないよ。
Katie: I can understand. I know you can’t concentrate for practice.
わかるよ。練習に集中できないの知ってる。
ポイント
ブライアンとケイティは、3つの怪我について話をしていました。では、会話で出てきた単語や言い回しを見てみましょう。
- Are you hurt? 怪我をしたの?
- jammed my index finger 人差し指をつき指した
- Take care of yourself お大事に
- twist ひねる
- it swelled hard とても腫れていた
“Swell”で「腫れる」を意味し、”be swollen”で「腫れている」という使い方をします。
- hangnail ささくれ
- itch 痒い
- it bothers me a lot とってもうっとうしい、とっても悩ます
上記の言い方以外や、他の怪我も以下のように言います。
- sprain 捻挫
これは手首でも足首でも、どちらでも使えます。
- I have a leg cramp 足がつる
“leg cramp”以外にも”charley horse”も使われます。
- sore muscles 筋肉痛
- blister まめ
- pulled muscle 肉離れ
スポーツで負った怪我の治療方法はどこの国もあまり変わりません。しかしなぜこのような怪我が起きたのかを、正確に伝える事はとても大切です。
湿布は日本特有
どこの国でも治療方法はあまり変わらないと書きましたが、違いはあります。
実は欧米では、日本人が愛用する「湿布」を治療として使用することが、まずありません。ですが、捻挫などの怪我でも冷却は必ずします。
たいていはアイシングのようなものをあてて冷却します。そしてその後、サポーターなどでしっかりと圧迫し、安静にして回復に努めます。
湿布には冷却と鎮痛の効果がありますが、欧米では冷却にはアイシング、痛い時には鎮痛剤を内服します。
湿布の英語表現
湿布は英語で”cold compress”もしくは”poultice”と言いますが、めったに通じません。湿布を下さいと薬局などでお願いしても、常備しているかさえ怪しいです。
日本でも怪我をすると焦ってしまい、落ち着きがなくなりますが、海外だと焦りも3倍くらいになるでしょう。
しかし、欧米には湿布がないけれどしっかり治してくれる事を前もって知っておくことで、焦りもさほどひどくはならないでしょう。
海外でも存分にスポーツを楽しんで下さい。
それではまた、See you!