こんにちは。どの国に産まれても、友人とケンカをして仲直りをし、親友ができます。けれどケンカをするのは母国語であっても、年をとればとるほど勇気が必要になります。
しかしケンカを恐れては、国籍の違う友人と本当の親友になることは難しいのです。
ケンカと言い合いの違いを区別
ケンカといっても、海外の人々は日本人よりも自分の意見をはっきり言う為、ケンカなのか意見の言い合いなのかをはっきりさせなくてはなりません。
I can’t understand what you said.
あなたが言ったことが理解できません。
上記のような場合、ケンカの始まりか、意見の言い合いなのかがわかりません。そして次に続く言葉が、
①Tell me more specifically.
もっとはっきりと教えて下さい。
②Please hold your tongue for a while.
少し黙っていただけますか。
①であった場合は意見の言い合いであり、②であった場合はケンカの始まりになります。
日本語でもケンカをするのは語彙力が必要です。「嫌い」”hate”を言うだけでは一方的であり、「外国人とはケンカもできない」、などと言い負かされてしまいます。
では、実際に英語でケンカをするときの言い回しをみてみましょう。
You did it on purpose!
わざとやったでしょ
I’m disappointed with you.
がっかりしたよ。
That wasn’t nice.
今のひどいね。
やられたらやり返す
上記以外にもたくさんの言い方があり、ケンカだけでも問題集が作れてしまうほどです。
しかしなかなか感情的になれない日本人には、自分からぶつかっていくことは難しいかもしれません。
ですが言われっぱなしにならないように、簡単な「売り言葉に買い言葉」”tit for tat”をみてみましょう。
パターン①
A:I don’t like your sermon!
お説教なんて嫌いよ!
B:Then never talk to me!
それならもう話しかけてこないで!
パターン②
A:It’s none of your business!
余計なお世話よ!
B:Then never ask me for help!
それならもう私に助けを求めないで!
ケンカで感情が高まってくると、スラングを使った言い回しをされるかもしれません。
スラングは知識として知っておくことは大事ですが、あえて使用する必要はありません。スラングで対応された場合はあえて、
I couldn’t hear you. Talk to me in proper English!
聞こえなかったわ。ちゃんとした英語で話してちょうだい!
などで対応してもいいでしょう。
仲直りは必須
言われたらやり返し、そしてケンカは更に大きくなりますが、必ず仲直りは必要です。そして仲直りは、ケンカの後時間をかけない方がお互いの為になります。
I said too much.
言い過ぎたよ。
Maybe I was wrong.
私が間違っていたかもしれない。
Can you forgive me?
許してくれる?
許しをこう時に”forgive”を使うのは”sorry”を使う時よりも、自分に非があり許しを願っている状態が強く出ています。
ケンカもできる日本人
比較的日本人は、内向的であまり言い合いやケンカをしないというイメージを海外から持たれています。
しかし、しっかりとケンカや言い合いをすると「この日本人はちょっと違う」という認識を持ってもらえます。
もちろん必ずケンカをしなければいけない、というわけではありません。
日本にいても海外にいても、納得できないことは必ず出てきます。そのような時に、郷に入っては郷に従えで、海外では勇気を出して思った事を口にしてみて下さい。
そして最後には必ず仲直りをして、相手とより良い関係を築けたら最高ですね。
それではまた、See you!