英語の三単現?知らないと難しい

    1. 英語勉強・基本

    こんにちは。英語の勉強を始めると、まず習うのは現在形の形です。

    ここで始めて三人称単数の主語にかかる動詞の語尾に、”s”または”es”を付ける事を学びます。この場面で、語学を学ぶことが苦手な人は挫折し始めます。

    悩ましい言葉たち

    ここで三人称単数といえば、”He, She, it”の代名詞と、これらの代名詞に置き換えられる名詞、Brian=HeHikari=SheCat=itであり、変化するのはこれらの名詞にかかる動詞です。

    基本の名詞は簡単なので、覚えてしまえばさほど難しくありません。しかし、これ以外にも三単現となる代名詞や、名詞を三単現に変化させる形容詞が存在します。

    これらは知識として知っていないと、正確な文章ではなくなります。覚えておいて損はないので、勉強してみましょう。

    女性がたくさんの英語の本が置かれたテーブルに座っています。

    三単現となる代名詞と形容詞

    Another

    【形容詞】別の、他の、もう一つの

    1つの物とは別の、もう1つに対する名詞につく形容詞です。「1つ」に対してなので、”another”にかかる名詞は単数になります。逆に複数に対しては”other”を使います。

    つまり複数の”other”に、単数の母音に対する不定冠詞”an”を付けて”another”になります。

    【単数】

    Hikari: Do you have another pen?  I need one for me. 

    もう一つペン持っている?私も1つ必要なの。

    【複数】

    Hikari: Do you have other pens?  I need them for my brothers.

    他のペン持っている?私の弟たちも必要なの.

    Each

    【形容詞】おのおの、それぞれ、各自

    集合に対して、個別のことを話しているので、”each”がかかる名詞は単数になります。

    Each one of us needs to go. 

    私達それぞれが行かなくてはいけない。

    Every

    【形容詞】すべての、ことごとくの、あらゆる

    こちらも集合についてですが、集合を意識しつつその中の個々全体についてはなしています。その為、”every”にかかる名詞も加算名詞であっても単数形をつかいます。

    Every room is rocked. 

    すべての部屋はカギがかけられた。

    All

    【代名詞】すべての、全部の

    これこそまさに複数を表していますが、形容詞として使われている場合は複数になり、人物に対しての場合は複数になります。

    【単数】

     All is lost. 

    もはやこれまで

    【複数】

     She hate all. 

    彼女は全員嫌いだ。

    None

    【代名詞】 何一つ~ない、誰も~ない、決して~ない、~のいずれも~ない

    最後は個数そのものがない「ゼロ」です。よくよく考えると、個数がないので数えられず困ってしまう代名詞です。

    この None も、よく使われる”None of”の時に単数として数えられます。しかし「~のいずれも~ない」の時は複数になります。

    【単数】

    None of the milk lefts. 

    ミルクは一つも残っていない。

    None of my friends comes even in the meeting time. 

    集合時間なのに私の友達は誰も来ていない。

    ※口語では複数として話されることも多いですが、正式には単数です。

    【複数】

    None of those goods were helpful to improve my baseball skill.

    これらの商品のいずれも私の野球スキルを上げる事に役立たなかった。

    日本語という言葉が書かれた本。

    迷ったら辞書

    このような文は、英検やTOEICなどの穴埋め問題に出てくる事もあります。知識があるだけで簡単に点数が稼げます。

    また、ここで紹介したのは簡単な例ばかりなので、実際に自分で文を作る時に迷う事もあるでしょう。日常会話では、そう堅苦しくならずに間違えても問題ありませんが、迷ったなら必ず辞書で調べる事をお勧めします。

    例文の”None of”のように、単数と複数で変わる場合もあります。特に耳で英語を覚えている時は、口語と正式な文法ルールの違いを確認する必要があります。

    余計な時間がとられたり、書いてあることが難しくてよくわからなかったりすることもありますが、辞書はいつでも正しいです。自分がわかりやすい書き方で書かれた辞書を探しておくのも、英語上達の近道かもしれません。

    それではまた、See you!

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