イギリス英語とアメリカ英語の違い

  1. 英語勉強・基本

こんにちは。海外に旅行に行ったときに、例えばイギリスのカフェなどで必ずされる質問があります。

今後、日本の消費税が10%になった時には、日本もお店の種類によって同じような質問をされることでしょう。

イギリスで聞かれるプライベートな質問

イギリスの街中にある持ち帰りもできるカフェで、コーヒーや軽食を買う時、必ず質問される内容があります。

Eat in or take away?

ここで食べますか、それとも持ち帰りですか?

イギリスでは店内で食べるか外で食べるかで、食費にかかる税金が違うため必ずこのような確認が入ります。

イギリスの消費税、”VAT”は免税、0%、5%、20%と3つカテゴリーがあります。さて、消費税は普通”Consumption Tax”といいますが、イギリスに関して言えば”VAT=Value Added Tax”、付加価値税の言い方を使います。

イギリスでは店内で食べる外食には20%、持ち帰りだと0%のVATがかかります。つまり10£の食費が10£のままか、12£になるかの違いです。国の収入に関する質問なので、必ず店員が聞かなくてはなりません。

日本でも消費税が10%になった時、イギリスと同様に店内で食べる外食には10%、持ち帰りでは8%の税金がかかります。パーセンテージは違うものの、日本もイギリスと同じ状態になります。

これらの質問を行わなくてはならないお店で代表的なものが、コンビニ、ファストフード、フードコートがあげられます。消費税が10%になった時の対応を予習をしてみましょう。

レジの前に立って英会話をする人々のグループ。

会話

Customer: May I have a Great Hamburger Set.

客:グレートハンバーガーセットをお願いします。

Shop staff: Okay, what would you want for the side menu and drink?

店員:わかりました、サイドメニューと飲み物はどうしますか?

Customer: I want chips and coke, please.

ポテトとコーラをお願いします。

Shop staff: Eat in or take away?

店内で食べますか、お持ち帰りですか?

Customer: Take away, please.

持ち帰りでお願いします。

Shop staff: Okay. Then 690yen, please.

わかりました、では690円お願いします。

Customer: Well, I guess the price is wrong.  The consumption tax has changed to 10% from this month.  But the price stays same as before.

えっと、値段違っていないでしょうか。今月から消費税は10%になりましたよ。でも価格が前と同じままです。

Shop staff: It doesn’t change for “take away”.  If you eat it in here, then the consumption tax is to 10%.

消費税は「持ち帰り」では変わらないのです。もし店内で食べるのであれば、消費税は10%になります。

Customer: I didn’t know that.  Thank you for telling.

知りませんでした。教えてくれてありがとう。

今後聞かれるかもしれない質問にも、きちんと英語で回答できると自分が誇らしくなりますね。

イギリス英語とアメリカ英語の違い

両国は共に英語が公用語ですが、微妙に違う部分があります。スペリングだったり、単語や言い方であったりと色々です。今回はあえてイギリス英語での会話を書いてみました。

会話で出てきた、単語や言い回しをみてみましょう。

イギリス英語 アメリカ英語 日本語
Chips French fries ポテト
Eat in For here 店内で食べる
Take away To go 持ち帰り
頭の上に電球を掲げ、英会話のスキルを誇示している若い女性。

日本人でもわかりにくい軽減税率

消費税は8%の日本では10%に上げる際の、時と場合によって変わる消費税を軽減税率、”Reduced Tax Rate”が日本人の間でも問題になっています。

全部10%にすればいい、という人もいれば、軽減税率にする対象に文句をいう人もいます。

つまり、日本人の中でも何が8%で何が10%になるかわからない人が多いのです。日本人でも、という事は海外からの旅行者ならばなおさらです。

この日本で言う軽減税率を行っている国は、カナダやヨーロッパなどですが、まだまだこの状態になれていない国もたくさんあります。

そのような国の人々にも、きちんと一般に生活するうえでの日本の変化を知ってもらうことは、大切ですね。

それではまた、See you!

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