日本で人気、イギリスのストップモーションアニメ

    1. 日常会話で覚える英単語

    こんにちは。ドラゴンボールにポケットモンスターなど、海外で日本のアニメはとても人気です。

    しかし、日本でも海外からのアニメが人気になっています。有名なところでいえば、もちろんディズニーやピクサーのアニメですね。

    人々を魅了するひつじ

    しかしそれら以外にも人気があり、映画にまでなったアニメがあります。

    このアニメは、セル画やコンピューターグラフィックスで動くものではなく、コマ撮影、つまりストップモーションアニメで作られるクレイアニメです。

    その中でも有名な作品は、イギリスで作られている「ひつじのショーン」というアニメ。このアニメの関連グッズも売れ筋商品の1つであり、誰もが一度は見たことあるアニメではないでしょうか。

    緑豊かな野原に佇む羊の像のコレクション。

    会話

    では、イギリスではこのアニメ、どのように放送されているのでしょうか。エマ、リード夫人と竹井夫人の会話をみてみましょう。

    Mrs. Takei: You watching “Shaun the Sheep”, Emma.  Do you like it?

    「ひつじのショーン」を見ているのね、エマ。おもしろい?

    Emma: Yes!  I really like this animation.  Shaun is so cool.

    ええ!このアニメほんとうに好きなのよ。ショーンはかっこいいわ。

    Mrs. Takei: My nephew and niece like this animation, too.  I went to the movie theater to watch the movie with them.

    私の甥と姪もこのアニメ好きなのよ。彼らと映画を見るために映画館に行ったわ。

    Emma: I saw that movie in DVD.

    私はその映画DVDで見たわ。

    Mrs. Lead: It is interesting, that this animation is spin-off series of “Wallace and Gromit”. 

    おもしろいのはね、このアニメは「ウォレスとグルミット」のスピンオフ作品なのよ。

    Mrs. Takei: I didn’t know that it has an original animation!

    このアニメにオリジナルのアニメがるとは知らなかったわ!

    Mrs. Lead: Everybody knows “Shaun the Sheep”, it is very famous in the world.  But most of non-Europeans don’t know “Wallace and Gromit”.

    誰もが「ひつじのショーン」を知っているわよね、世界で有名だから。でもヨーロッパ人ではない人のほとんどが「ウォレスとグルミット」を知らないのよ。

    Mrs. Takei: Recently, most of all Japanese animation is made by computer graphics.

    最近では、日本のアニメのほとんどがコンピューターグラフィックスで作られているわ。

    It is great to see real like animation but I like clay animation, too. The simple taste is nostalgic.

    本物のようなアニメを見ることも素晴らしいけど、クレイアニメも好きなのよ。シンプルなおもむきが懐かしくて。

    Mrs. Lead: Actually, this animation is not a clay animation.  These are made by plasticine. 

    実はこのアニメはクレイアニメじゃないのよ。これらはプラスティシンでできているの。

    It is similar to clay, but it doesn’t get dried.  So it is much better to use in stop-motion animation.

    粘土に似ているけれど、乾かないのよ。ストップモーションアニメではこれを使うほうがはるかにいいのよ。

    Mrs. Takei: It is great to know that.  Japan is known as great animation maker, but there is a lot to know which most Japanese don’t know.

    それを知れて良かったわ。日本はアニメ作成として有名だけど、ほとんどの日本人が知らないこともたくさんあるのね。

    実は「ひつじのショーン」は、別のアニメから発生したスピンオフ作品でした。しかし、イギリスではオリジナル作品の方が広い世代で知られています。

    ポイント

    会話ででてきた単語や言い回しをみてみましょう。

    • spin-off series スピンオフ作品
    • Recently 最近、ちかごろ
    • real like 本物のような
    • clay animation クレイアニメ
    • taste おもむき、味
    • nostalgic 懐かしい
    • plasticine プラスティシン

    カルシウム塩、ワセリン、脂肪酸を合わせて作ったパテ状の素材。会話でもある通り乾かない為、扱いやすい。

    • stop-motion animation ストップもモーションアニメ

    一場面ごとに物体を動かし、コマドリをして撮影するアニメ

    日本語

    長く愛されているクレイアニメ

    「ウォレスとグルミット」は、自称天才発明家のウォレスと相棒の犬グルミットがおりなす日常の冒険物語。初回は1989年に公開され、数々のストーリーで様々アニメーションの賞を受賞しています。

    粘土で作成はしていませんが、この作品もクレイアニメとして分類されています。

    何作も作られている中で、スタジオジブリの「ハウルの城」をおさえて、アニー賞とアカデミー賞の長編アニメ賞をも受賞した話もあります。

    しかし日本ではクレイアニメがあまり流行っていないうえ、日本人が好きそうなキャラクターも登場せず、多くの人が知る機会はありませんでした。

    2008年にイギリスのテレビで公開された「ウォレスとグルミット ベーカリー街の悪夢」以降、新作は作られていません。

    長年ウォレス役を務めてきたピーター・サリスの体調が悪く療養し、2017年に死去された為、作る事が出来なくなってしまいました。

    ショーンもかわいくていいですが、是非オリジナルの作品も見る機会があるといいですね。

    それではまた、See you!

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