「着替えてくるね」と英語で言おうとして、change clothesでよいのか、get dressedのほうが自然なのか迷ったことはありませんか。日本語では同じ「着替える」でも、英語では、服を交換するのか、身支度をするのか、特定の服に替えるのかによって表現が変わります。
先に押さえたいのは、服を別の服に替えるならchangeまたはget changed、着替えたあとの服を示すならchange into、朝の身支度ならget dressedが基本だということです。洋服店で購入前に着てみる場合は、changeではなくtry onを使います。
この記事では、それぞれの違いを日常の場面と結び付けながら整理します。発音、語順、間違えやすい例、洋服店での会話まで順番に確認するので、読み終えたら「今の場面ならこの表現」と自分で選びやすくなります。会話練習を継続したい場合は、英語教室のように、実際に声を出せる環境も選択肢になります。
「着替える」の英語は場面に合わせて選ぶ
- 着替える行為だけならchangeまたはget changedが使える
- 着替えたあとの服を伝えるならchange intoを使う
- 服を着て身支度をする場合はget dressedが合う
最初に覚えたい基準は、何を伝えたいかです。「別の服に替える」「服を着た状態になる」「パジャマなど特定の服に替える」では、英語が注目する部分が異なります。
単に「着替える」と言うなら、I need to change.で十分です。話題が外出準備や帰宅後の行動であれば、changeだけでも服についてだと理解されます。文脈が曖昧なときは、I need to change clothes.とすれば、予定や考えを変更する意味との混同を避けられます。
一目で分かる使い分け
| 表現 | 中心となる意味 | 短い例 |
|---|---|---|
| change | 別の服に着替える | I need to change. |
| change clothes | 服を替えると明示する | I need to change clothes. |
| get changed | 着替えを済ませる | I’ll get changed. |
| change into | 特定の服に着替える | I’ll change into a suit. |
| get dressed | 服を着て身支度をする | I need to get dressed. |
| try on | 購入前などに試着する | Can I try this on? |
- フレーズ
- I need to change before dinner.
- 日本語訳
- 夕食の前に着替えないと。
- 使う場面
- 帰宅後や外出前など、服を替えることが周囲に分かる場面で使います。
- 注意点・誤用例
- 予定について話している最中では、changeだけだと「予定を変える」と受け取られることがあります。その場合はchange clothesを選びます。
- 発音・ニュアンス
- changeは「チェインジ」に近く、最初の音は日本語の「チ」よりも舌先を上の歯茎付近につけて出します。短く言うと日常的で自然です。
迷ったときは、服の交換だけならchange、着替え先を言うならchange intoと判断してみましょう。では、それぞれの表現をもう少し細かく見ていきます。

change・change clothes・get changedの違い
- changeは文脈が明確な会話で簡潔に使える
- change clothesは服を替える意味をはっきり示せる
- get changedは着替えを済ませる会話的な表現
changeは短く自然に言える
changeには幅広く「変える」という意味がありますが、服装や身支度の話をしている場面では「着替える」になります。I’ll go upstairs and change.なら、「2階へ行って着替えてくるね」という意味です。
家族との会話では、Give me five minutes to change.「着替えるから5分待って」のように、服を表す単語を付けなくても自然です。英語では、すでに共有されている情報を繰り返さず、必要な部分だけを伝えることがあります。
change clothesは意味を明確にできる
change clothesは、今の服から別の服へ替えることを明示します。I change clothes as soon as I get home.なら「帰宅するとすぐに着替えます」です。
clothesは複数扱いの名詞です。a clothesやone clothesとは言いません。衣類一点ならan item of clothingまたはa piece of clothing、一組の着替えならa change of clothesと表せます。
「一着の服」をa clothesとは言えません。clothesには複数形のような形が使われますが、clothは「布」という別の名詞です。服全般ならclothingも使えますが、通常は不可算名詞として扱います。
get changedは会話になじみやすい
get changedは、着替えて「別の服を着た状態になる」という感覚を持つ表現です。I’m going to get changed.は「着替えてきます」、We need to get changed before practice.は「練習前に着替える必要があります」となります。
Get changed.という命令文も作れますが、声の調子によっては強く響きます。子どもや家族に穏やかに促すなら、It’s time to get changed.「着替える時間だよ」やCould you get changed, please?「着替えてもらえますか」を使えます。
- フレーズ
- Let me get changed before we leave.
- 日本語訳
- 出発する前に着替えさせてください。
- 使う場面
- 一緒に出かける相手へ、準備のため少し待ってほしいと伝える場面です。
- 注意点・誤用例
- Let meは直訳すると「私にさせて」ですが、この場面では「少し時間をください」という柔らかな働きをします。
- 発音・ニュアンス
- get changedは会話でつながり、「ゲッ・チェインジド」に近く聞こえます。changedの語尾は「ド」を強く出さず、短く添える意識で練習します。
changeとget changedは、多くの日常場面でどちらも使えます。表現を一つに決めつけず、まずは自分が言いやすいほうを選び、着替え先を言いたいときだけchange intoへ切り替えると負担が減ります。
change intoとchange out ofの使い方
- change intoの後ろには着替えたあとの服を置く
- change out ofは今着ている服を脱ぐ側に注目する
- 両方を組み合わせると着替えの前後を詳しく言える
「パジャマに着替える」「制服に着替える」のように、着替えたあとの服を伝えるならchange intoを使います。intoの後ろにはmy pajamas、a suit、dry clothes、my uniformなど、これから着るものを置きます。
反対に、今着ている服を脱ぐ側へ意識を向けるのがchange out ofです。I need to change out of these wet clothes.なら「このぬれた服から着替えないと」という意味になります。
- フレーズ
- I changed out of my work clothes and into my pajamas.
- 日本語訳
- 仕事着を脱いでパジャマに着替えました。
- 使う場面
- 帰宅後の行動など、何を脱ぎ、何に替えたのかを具体的に話す場面です。
- 注意点・誤用例
- 服について「〜に着替える」と言うときは、change toよりchange intoが基本です。change toはプラン、方式、サービスなどの変更で多く使われます。
- 発音・ニュアンス
- out ofは会話では「アウタヴ」に近くつながります。intoは前置詞なので強く読みすぎず、後ろの服の名称をはっきり発音します。
場面ごとの短い例文
- I changed into comfortable clothes after work.(仕事のあと、楽な服に着替えました)
- She changed into a dark gray suit.(彼女は濃い灰色のスーツに着替えました)
- We changed into dry clothes after swimming.(泳いだあと、乾いた服に着替えました)
- He changed out of his school uniform.(彼は学校の制服から着替えました)
- Let me change into something warmer.(もう少し暖かい服に着替えさせてください)
なお、change intoには「別のものへ変化する」という意味もあります。The caterpillar changed into a butterfly.は「幼虫がチョウになった」であり、服の話ではありません。何が変化するのかは文脈と目的語で判断します。
ここまでで、服を交換するときの中心表現が見えてきました。次は、日本語では混同しやすいget dressed、put on、wear、take offを整理します。
get dressed・put on・wear・take offの違い
- get dressedは服を着て身支度を整えること
- put onは身につける動作、wearは身につけている状態
- take offは服や靴などを脱ぐ動作
get dressedは身支度全体を表す
get dressedは、何も着ていない状態や寝間着の状態から、必要な服を着て身支度を整えることです。朝の流れを話すI got up, took a shower, and got dressed.は、「起きて、シャワーを浴び、服を着ました」となります。
change clothesが服の交換に注目するのに対し、get dressedは服を着た状態になることが中心です。朝にパジャマから仕事着へ替える場面では両方を使えますが、見ている部分が違います。
- I got dressed for work.(仕事へ行く服を着て身支度をしました)
- I changed into my work clothes.(仕事着に着替えました)
- The children are getting dressed for school.(子どもたちは学校へ行く身支度をしています)
get dressedは正装だけを意味する表現ではありません。普段着でも使えます。結婚式などのために普段より華やかな服装をするならdress upを使い、We dressed up for the wedding.「私たちは結婚式のために正装しました」のように言います。
put onは動作、wearは状態
put onは、服、靴、帽子、眼鏡などを身につける動作です。wearは、すでに身につけている状態を表します。この違いは「着るところ」と「着ているところ」を分けて考えると理解しやすくなります。
- フレーズ
- I’m putting on my jacket. / I’m wearing a jacket.
- 日本語訳
- 今ジャケットを着ているところです。/ジャケットを着ています。
- 使う場面
- 前者は腕を袖へ通している動作、後者はすでに着用している状態を伝えるときに使います。
- 注意点・誤用例
- 「今まさに着る動作」をI’m wearing my jacket.とすると、通常は着用状態の説明になります。動作ならputting onを選びます。
- 発音・ニュアンス
- put onは語を切り離しすぎず「プッ・オン」のようにつなげます。wearは「ウェア」に近く、語尾へ余分な母音を足さないようにします。
代名詞を使うときの語順
put onとtake offでは、目的語が名詞ならput on your coatとput your coat onの両方が使えます。目的語がitやthemなどの代名詞なら、put it on、take them offのように中央へ置きます。
Put on it.やTake off them.という語順は通常使いません。短い代名詞はputとon、takeとoffの間へ入れ、Put it on.、Take them off.とします。
服に関する動詞は、日本語訳ではなく「交換」「身支度」「着る動作」「着用状態」「脱ぐ動作」という映像で覚えると混同しにくくなります。次は、洋服店で特に重要なtry onへ進みましょう。
洋服店で「試着する」と言うならtry on
- 購入前に服や靴を着て確かめる場合はtry onを使う
- 代名詞itやthemはtryとonの間に置く
- 試着室はfitting room、changing room、dressing roomなどと呼ばれる
洋服店でサイズや見た目を確かめるために着るなら、try onが最も明確です。change intoでも服へ着替える動作は伝わりますが、「購入前のお試し」という目的までは含まれません。
- フレーズ
- Could I try this jacket on?
- 日本語訳
- このジャケットを試着してもよろしいですか。
- 使う場面
- 洋服店で商品を試着したいと店員へ丁寧に尋ねる場面です。Can I try this on?でも十分自然です。
- 注意点・誤用例
- try thisだけでは「これを試す」という広い意味です。試着を明確にするにはonを付けます。代名詞ならtry it onであり、try on itとはしません。
- 発音・ニュアンス
- tryは「トライ」に近い音です。try it onは「トライ・イット・オン」と一語ずつ区切らず、軽くつないで言うと滑らかです。
試着室で役立つ表現
- Where is the fitting room?(試着室はどこですか)
- Are the changing rooms over there?(試着室はあちらですか)
- How many items can I take in?(何点持ち込めますか)
- I have four items.(4点あります)
- Could I try these on?(これらを試着してもよろしいですか)
- Could I try the next size up?(一つ上のサイズを試着できますか)
- Where should I leave these?(これはどこに置けばよいですか)
fitting room、changing room、dressing roomはいずれも試着室を指すことがあります。店舗や地域によって表示が異なるため、一つだけに限定して覚えるより、見聞きしたときに意味が分かるようにしておくと安心です。

洋服店での会話例
- 会話
- 店員: Hello. Can I help you?
学習者: Yes, I’m looking for a plain jacket.
店員: What size do you need?
学習者: A medium, please. Could I try this one on?
店員: Of course. The fitting rooms are over there.
学習者: Thank you. - 日本語訳
- 店員: こんにちは。何かお探しですか。
学習者: はい、無地のジャケットを探しています。
店員: どのサイズが必要ですか。
学習者: Mサイズをお願いします。こちらを試着してもよろしいですか。
店員: もちろんです。試着室はあちらです。
学習者: ありがとうございます。 - 使う場面
- 探している商品、サイズ、試着希望を順番に伝える基本的な買い物場面です。
- 注意点・誤用例
- Thank you.への返答はYou’re welcome.が基本です。Welcome.だけでは通常「ようこそ」という意味になります。
- 発音・ニュアンス
- Could Iは会話では「クダイ」に近くつながることがあります。聞き取れなくても、Could I try this on?を一つのかたまりとして音読すると口から出しやすくなります。
試着できたら、次に必要なのはサイズや見た目の感想です。そこで重要になるのがfit、suit、matchの区別です。
suit・fit・matchで「似合う」を言い分ける
- suitは色やデザインが人の雰囲気に合うこと
- fitは大きさや形が身体に合うこと
- matchは服や小物同士の組み合わせが合うこと
日本語の「似合う」だけを基準にすると、suit、fit、matchを混同しやすくなります。英語では、雰囲気・サイズ・組み合わせのどれについて話しているのかを分けます。
suitは人の雰囲気に合う
suitは、色、形、デザイン、服装が、その人の雰囲気や特徴に合うことを表します。That color really suits you.は「その色はあなたによく似合います」です。主語には似合っている服や色を置き、目的語には人を置きます。
fitはサイズや形が合う
fitは、服や靴の大きさ、形、長さなどが身体に合うことです。This jacket fits me perfectly.は「このジャケットは私にぴったりです」、These shoes don’t fit me.は「この靴は私にはサイズが合いません」となります。
matchは物同士が調和する
matchは、ネクタイとスーツ、靴とバッグなど、複数の物の色やデザインが調和することです。This tie matches your suit.なら「このネクタイはあなたのスーツに合っています」です。go withにも、服や小物の組み合わせが合うという意味があります。
- フレーズ
- The color suits you, but the jacket doesn’t fit you.
- 日本語訳
- その色はあなたに似合っていますが、そのジャケットはサイズが合っていません。
- 使う場面
- 見た目は似合っているものの、肩幅や袖丈などのサイズが合わないと伝える場面です。
- 注意点・誤用例
- サイズが合うことをsuitで表したり、人に似合うことをmatchで表したりすると、伝えたい観点がずれます。
- 発音・ニュアンス
- 動詞suitは「スート」に近い音、fitは短い「フィット」、matchは最後の子音を意識した「マッチ」に近い音です。suitsでは語尾に軽くsの音が加わります。
look good onも会話で便利
look good onは「着た姿がよく見える」という自然な表現です。That looks good on you.やBlue looks great on you.は、友人の試着姿へ肯定的な感想を伝えるときに使いやすい言い方です。
「その服を着ると若く見える」はThis jacket makes you look younger.と表します。make you youngerだけでは、実際に年齢を若くするような意味へ近づくため、見た目について話すときはlookを入れます。
年齢や体形に関する感想は、相手との関係や文化的背景によって失礼に受け取られることがあります。接客や初対面では、It looks great on you.やThat color really suits you.のような肯定的で穏やかな表現が使いやすいでしょう。
サイズ確認から購入まで使える洋服店の英語
- I’m looking forで探している服を伝えられる
- too tightやtoo looseでサイズ感を説明できる
- 購入を決めるならI’ll take it.が自然
探しているものを伝える
店員からCan I help you?と声をかけられたら、I’m looking for ~で探している商品を伝えられます。まだ見ているだけなら、I’m just looking, thank you.またはI’m just browsing for now.と答えれば十分です。
- I’m looking for a plain suit.(無地のスーツを探しています)
- I’m looking for something casual.(何かカジュアルなものを探しています)
- I’m looking for something to wear to a wedding.(結婚式に着ていくものを探しています)
- Do you have this in dark gray?(これは濃い灰色もありますか)
- Do you have anything without a pattern?(柄のないものはありますか)
plainは、服について「無地の」「装飾の少ない」という意味で使われます。simpleは形やデザインが複雑でないことを示します。「地味すぎる」と否定的に言うならtoo plainやa little dullなど、何が物足りないのかに合わせて選びます。
サイズや着心地を伝える
試着後は、It fits perfectly.「ぴったりです」、It’s too tight.「きつすぎます」、It’s too loose.「緩すぎます」の三つが特に役立ちます。部位を加えるならaround the shoulders「肩のあたり」、around the waist「ウエストのあたり」などを使えます。
- フレーズ
- It’s a little tight around the shoulders. Could I try the next size up?
- 日本語訳
- 肩のあたりが少しきついです。一つ上のサイズを試着できますか。
- 使う場面
- 試着した商品が少し小さく、店員へ大きいサイズを持ってきてほしい場面です。
- 注意点・誤用例
- next size upは一つ上のサイズ、next size downは一つ下のサイズです。upとdownを逆にしないよう、サイズの大小を矢印で思い浮かべます。
- 発音・ニュアンス
- tightは「タイト」、looseは「ルース」に近い音です。a littleを入れると断定が和らぎ、店員へ状況を穏やかに伝えられます。
購入する・見送る
購入を決めたら、I’ll take it.が定番です。「買います」を直訳したI’ll buy this.でも意味は伝わりますが、店頭で選んだ商品を示す場面ではI’ll take it.が自然です。
- I’ll take this one.(こちらにします)
- I’ll take both of them.(両方いただきます)
- I’ll take the blue one.(青いほうにします)
- I’ll think about it.(少し考えます)
- I think I’ll pass.(今回はやめておきます)
- It’s nice, but it’s not quite what I’m looking for.(すてきですが、探しているものとは少し違います)
会計と返品条件を確認する
- Where can I pay?(どこで支払えますか)
- Can I pay by credit card?(クレジットカードで支払えますか)
- Could I have a receipt, please?(レシートをいただけますか)
- Is tax included?(税金は含まれていますか)
- What is your return policy?(返品条件を教えてください)
- Can I exchange this for a different size?(別のサイズへ交換できますか)
返品や交換の条件は店舗ごとに異なります。レシートや値札が必要か、セール品も対象か、返金方法は何かを購入前に確認しておくと、旅行中の買い物でも対応しやすくなります。
日常の場面別に「着替える」を使ってみる
- 自分が実際に着替える場面と例文を結び付ける
- 主語、時制、服の名前を入れ替えて練習する
- 短い一文から始めて理由や順序を追加する
帰宅後に着替える
帰宅後の習慣なら現在形、昨日の出来事なら過去形を使います。I always change as soon as I get home.「帰宅するといつもすぐに着替えます」を基本に、服の種類を言いたければchange intoを使います。
- I change as soon as I get home.(帰宅するとすぐに着替えます)
- I changed into comfortable clothes after work.(仕事のあと、楽な服に着替えました)
- Let me get changed before we eat.(食事の前に着替えさせてください)
- I need to change out of my work clothes.(仕事着から着替える必要があります)
学校や仕事の制服に着替える
- I have to change into my uniform.(制服に着替えなければなりません)
- The employees get changed in the staff room.(従業員はスタッフルームで着替えます)
- She changed out of her uniform after work.(彼女は仕事のあと制服から着替えました)
- Where can I get changed?(どこで着替えられますか)
運動や水泳の前後に着替える
運動前はgym clothesやworkout clothes、水泳後はdry clothesを使えます。着替えを持参するよう伝えるa change of clothesも覚えておくと便利です。
- フレーズ
- Bring a change of clothes in case you get wet.
- 日本語訳
- ぬれた場合に備えて、着替えを持ってきてください。
- 使う場面
- 水遊び、運動、雨天の外出など、服がぬれたり汚れたりする可能性がある場面です。
- 注意点・誤用例
- a change of clothesは「着替える動作」ではなく、「着替え用の一組の服」を指す名詞表現です。
- 発音・ニュアンス
- in caseは「イン・ケイス」に近く、「万一〜の場合に備えて」という意味です。clothesの語尾は「ズ」に近い有声音になります。
式典やパーティーの前に着替える
- I’m going home to change before the party.(パーティーの前に着替えるため、いったん家へ帰ります)
- He changed into a formal suit for the ceremony.(彼は式典のためにフォーマルなスーツへ着替えました)
- We dressed up for the reception.(私たちは披露宴のために正装しました)
- You don’t have to dress up for dinner.(夕食のためにかしこまった服装をする必要はありません)
子どもへ着替えを促す
- It’s time to get changed.(着替える時間だよ)
- Change into your pajamas, please.(パジャマに着替えてね)
- Get dressed for school.(学校へ行く服を着なさい)
- Put on your coat before you go outside.(外へ出る前にコートを着なさい)
同じ「着替えて」でも、パジャマという着替え先を示すならchange into、登校できるよう身支度全体を促すならget dressed、コート一枚を身につけるならput onです。場面を映像で想像することが、使い分けを定着させる近道になります。
間違えやすい表現と自然な直し方
- 服への着替え先はchange intoで示す
- 試着の目的があるならtry onを選ぶ
- wearとput onは状態と動作で分ける
change toではなくchange into
服について「〜に着替える」と言うなら、I changed into a clean shirt.が基本です。change toは、支払いプラン、方法、サービスなどを別のものへ変更するときに多く使われます。
- 不自然になりやすい例:I changed to my pajamas.
- 自然な例:I changed into my pajamas.(パジャマに着替えました)
- 別分野の例:We changed to a different payment plan.(別の支払いプランに変更しました)
試着をchanged intoだけで済ませない
The customer changed into the suit.は「客がそのスーツに着替えた」という動作を表し、文法上は成り立ちます。しかし、購入前にサイズや見た目を確かめたと言いたいなら、The customer tried on the suit.のほうが目的を正確に示せます。
wearを着る動作として使わない
- I’m wearing a suit.(スーツを着ています)
- I’m putting on my suit.(今スーツを着ているところです)
- I’m changing into my suit.(今スーツへ着替えているところです)
三つの文は日本語では似ていますが、wearは状態、put onは一つの衣服を身につける動作、change intoは別の服からスーツへ替える動作です。動作の開始から終了までを頭に描くと違いが見えます。
dress upとget dressedを混同しない
- I need to get dressed.(服を着て身支度をする必要があります)
- I need to dress up.(おしゃれをする、または正装する必要があります)
普段着を着るだけならget dressedで問題ありません。dress upには、普段よりきちんとした服装や華やかな服装をする含みがあります。「服を着る」をすべてdress upにすると、必要以上に特別な装いをする意味になる場合があります。
意味が通じる英文でも、目的に合う動詞でなければ相手が状況を想像しにくくなります。「交換ならchange」「身支度ならget dressed」「試着ならtry on」「着用状態ならwear」という基準へ戻って選び直しましょう。
間違いを避けるだけでなく、実際に口から出せる状態へ進むには音読と置き換え練習が役立ちます。次は、短時間で取り組める練習手順です。
発音と会話力を育てる実践練習
- 単語だけでなく短い文のまとまりで発音する
- 自分の服や生活に置き換えて英文を作る
- 翌日、一週間後にも思い出す練習を行う
ステップ1:三つの核となる文を音読する
最初から多くの例文を暗記する必要はありません。まずはI need to change.、I’ll change into my pajamas.、Can I try this on?の三つを選び、意味を思い浮かべながら声に出します。
- 英文を見ながら、ゆっくり3回読む
- 日本語訳を見て、場面を頭に描く
- 英文を隠し、日本語から英語を言う
- スマートフォンなどで自分の声を録音して聞く
- 翌日にもう一度、見ずに言ってみる
発音では、すべての単語を同じ強さで読まないことが大切です。I need to CHANGE.ならchange、change into my PAJAMASならpajamas、try this ONならtryとonをやや明確にすると、伝えたい情報が聞き取りやすくなります。
ステップ2:自分の生活へ置き換える
例文の服や時間を自分の生活に合わせて変えます。pajamasをwork clothes、gym clothes、a suitへ替えるだけでも、複数の場面で使える形が身につきます。
- I change into comfortable clothes after work.
- I change into my uniform before work.
- I get changed before going to the gym.
- I get dressed at seven every morning.
- I put on my coat before I leave home.
自分に当てはまらない文を機械的に覚えるより、「私は帰宅後に何へ着替えるか」「朝は何時に身支度をするか」を英語にするほうが思い出す手がかりが増えます。正確な長文を一度で作るより、短い文を確実に言える状態を目指しましょう。

ステップ3:一人二役で店頭会話を練習する
店員と客の両方を声に出すと、質問だけでなく相手の返答も聞き取りやすくなります。最初は英文を読み、二回目は商品名やサイズを変え、三回目は何も見ずに会話します。
- 会話
- 店員: Can I help you?
学習者: I’m looking for a sweater.
店員: What size do you need?
学習者: A medium, please. Can I try this on?
店員: Certainly.
学習者: It’s a little loose. Could I try the next size down?
店員: Of course. - 日本語訳
- 店員: 何かお探しですか。
学習者: セーターを探しています。
店員: どのサイズが必要ですか。
学習者: Mサイズをお願いします。これを試着してもいいですか。
店員: もちろんです。
学習者: 少し緩いです。一つ下のサイズを試着できますか。
店員: もちろんです。 - 使う場面
- 洋服店で商品を探し、試着後に別サイズを依頼する一連の場面です。
- 注意点・誤用例
- looseは「緩い」、loseは「失う」で、つづりも発音も異なります。服のサイズ感にはlooseを使います。
- 発音・ニュアンス
- Certainlyは丁寧な肯定です。自分が客役だけを練習するときは、店員の返答を聞いたつもりで短い間を取り、会話のテンポを作ります。
ステップ4:思い出す間隔を空ける
学んだ直後に言えるだけでなく、時間を空けて思い出せるか確認します。当日、翌日、三日後、一週間後を目安に、英文を見ずに日本語から英語へ変換してみましょう。
言えなかった文は失敗ではなく、復習する場所が分かった状態です。答えを確認したら一度閉じ、数分後にもう一度思い出します。思い出す練習を挟むことで、読むだけの学習から会話で使う学習へ移れます。
理解度を確かめる練習問題
- 日本語の一語ではなく場面から動詞を選ぶ
- 答えを見る前に一度声に出してみる
- 別の自然な表現もあり得ることを意識する
次の日本語を英語にしてみましょう。紙に書くだけでなく、実際の会話を想像して声に出すと、語順と発音を同時に確認できます。
- 帰宅するとすぐに着替えます。
- パジャマに着替えてきます。
- 学校へ行く服を着なさい。
- このジャケットを試着してもいいですか。
- この靴は私にはサイズが合いません。
- その青色はあなたによく似合います。
- このネクタイはスーツに合っています。
- 肩のあたりが少しきついです。
- 一つ上のサイズを試着できますか。
- これにします。
- ぬれた場合に備えて着替えを持ってきてください。
- 仕事着を脱いで楽な服に着替えました。
回答例
- I change as soon as I get home.
- I’m going to change into my pajamas.
- Get dressed for school.
- Can I try this jacket on?
- These shoes don’t fit me.
- That blue color really suits you.
- This tie matches your suit.
- It’s a little tight around the shoulders.
- Could I try the next size up?
- I’ll take it.
- Bring a change of clothes in case you get wet.
- I changed out of my work clothes and into something comfortable.
一つの日本語に対して、英語の言い方が一つとは限りません。たとえば「帰宅するとすぐに着替えます」はI get changed as soon as I get home.とも言えます。重要なのは、着替えの行為だけを述べるのか、着替え先や身支度の意味まで含めるのかを判断することです。
「着替える」の英語に関するQ&A
- changeだけでも文脈が明確なら着替える意味になる
- get dressedとget changedは注目する動作が異なる
- 語順や名詞の扱いも合わせて確認する
changeだけで「着替える」という意味になりますか?
はい。服装や外出準備について話していることが明らかなら、I need to change.だけで「着替える必要があります」と伝わります。文脈が曖昧ならchange clothesを使うと明確です。
get dressedとget changedは同じですか?
完全に同じではありません。get dressedは服を着て身支度を整えること、get changedは今の服から別の服へ着替えることを中心に表します。朝の支度では両方が使える場面もあります。
「パジャマに着替える」は英語で何と言いますか?
change intoを使い、I’ll change into my pajamas.またはI’m going to change into my pajamas.と言えます。pajamasは通常、複数形で扱います。
洋服店でchange intoを使ってもよいですか?
服へ着替える動作としては通じますが、購入前にサイズや見た目を確認する目的ならtry onが明確です。「これを試着してもいいですか」はCan I try this on?と言います。
try it onとtry on itはどちらが正しいですか?
try it onが自然です。目的語がitやthemなどの代名詞なら、tryとonの間に置きます。名詞ならtry on this jacketとtry this jacket onの両方が使えます。
suitとfitはどう違いますか?
suitは色やデザインが人の雰囲気に合うこと、fitは服や靴のサイズや形が身体に合うことです。見た目が似合っていても、サイズが合わない場合があります。
「着替えを持っていく」は英語でどう言いますか?
I’ll bring a change of clothes.と言えます。a change of clothesは、着替える動作ではなく、着替え用の一組の服を表す名詞表現です。
Have you got changed yet?は正しい表現ですか?
イギリス英語では使われる形です。アメリカ英語ではHave you gotten changed yet?が一般的です。どちらも「もう着替えましたか」という意味です。
まず使えるようにしたいのは、I need to change.、I’ll change into my pajamas.、Can I try this on?の三つです。ここへget dressed、put on、wear、fit、suitを少しずつ加えると、朝の身支度から洋服店での買い物まで対応できる範囲が広がります。
今日着替えるときに、自分の動作を英語で一文だけ言ってみてください。服を替えるならI’m going to change.、パジャマに替えるならI’m going to change into my pajamas.です。実際の行動と英語を結び付けることで、必要な場面で思い出しやすくなります。

