英語で手紙を書く時には、日本語の手紙とはまた違ったマナーがあります。宛名の書き方や結びの言葉など、手紙を書く際に必要となる知識を身に付けましょう。
親しさの程度で書き方が変わる
英語の手紙は「日付・宛名・本文・結びの言葉・差出人の名前」という順に書いていくのが基本となります。
この中で、「宛名」と「結びの言葉」は、自分と手紙の受取人とがどういった関係性なのかによって大きく変化するポイントとなります。
まず宛名ですが基本的には Dear や To を使って、日本語の「~様へ」の部分を表現していきます。親しい間柄であれば Hello や Hi を使っても良いでしょう。
Dear Mr. Tanaka,
田中さんへ(男性)
Dear Ms. Tanaka,
田中さんへ(女性)
To Tanaka,
田中さんへ
Hello Hanako,
はなこちゃんへ
続いて結びの言葉ですが、こちらも日本語の「敬具」や「かしこ」のようにかしこまった表現と、「またね」のように親しい挨拶があります。
Your truly / Sincerely
敬意を込めて
Kind regards / Warm regards
よろしくおねがいします
Xoxo
大好き
Your friend
君の友人
Best wish
上手くいきますように
ビジネスや恩師への手紙なのか友人や家族に対しての手紙なのかによって、これらを上手に使い分けて手紙を書いていきましょう。
会話
ElicとNanaが会話をしています。
Nana:Hi Eric. What’s your address?
ねぇエリック。住所を教えてくれない?
Eric:Sure, What’s up?
いいけど、どうしたの?
Nana:We can’t meet up during the holidays. So I’m thinking of writing a letter to you.
休みの間会えないから、手紙を書こうと思って。
Eric:How about e-mail or telephone?
メールや電話をすればいいじゃない?
Nana:I can treasureit. And, I get excited while waiting.
手紙ならずっと残しておけるし、待っている間わくわくするでしょ?
Eric:Isee. I’m looking forward to it, too.
そういうことね。分かったよ僕も楽しみにしてる。
ポイント
会話で出てきた単語や表現をおさらいしましょう。
Meet up 会う
Meet だけでも会うという意味を持ちますが、Meet は基本的に初めて会う人やフォーマルなシチュエーションで使われることが多い単語です。
友達同士で遊ぶために会うということでの今回のシチュエーションでは Meet up が最適です。
Treasure 大切にする
名詞としてのトレジャーは外来語としても定着している宝や財宝を表す単語です。しかし動詞として使うと、大切にする・大事にするという意味になります。
手紙にまつわる英単語
手紙は英語で Letter ですが、地域によってはインターネット上のメールなども含めた郵送物全般を Mail と表現することもあります。
I wrote a letter to my grandmother.
私はおばあちゃんに手紙を書いた。
I wrote a mail to my grandmother.
私はおばあちゃんに手紙を書いた。
また、Mail には「郵送する」という意味もあります。
Mail a letter
手紙を出す(手紙を郵送する)
I mailed a letter.
私は手紙を出した。
他にも手紙にまつわる英単語を覚えましょう。
- Stamp 切手
- Post office 郵便局
- Mail box / Post box 郵便ポスト
- Stationery paper 便箋
- Stationery envelope 封筒
まとめ
インターネットが普及したことでなかなか手紙を書く機会も少なくなりましたが、手紙には手書きの文字から出る温かみや相手を想う気持ちなど、手紙ならではの良さがあります。
書く・読むという行為も英語力アップに繋がります。英語の手紙を書いてみてはいかがでしょうか?
それではまた、See you!