May be や Probably など、「~かもしれない」という意味を持つ表現はいくつか存在しますが、これらを上手に使いこなすことができていますか?
それぞれの持つニュアンスの違いや可能性の高さなど、わかりやすく解説していきます。
レッスンの内容
「~かもしれない」でよく使われる単語は5つ!
「絶対:Absolutely、Must」や「決してない:Never」など可能性を表す表現はたくさんあります。今回は、「多分」や「かもしれない」といったように曖昧な可能性を表す言葉について学んでいきましょう。
日常会話で多く使われる単語は5つです。
それぞれ、単語によって可能性の度合いが微妙に異なります。
単語 | 意味 | 可能性の度合い |
Probably | 十中八九、多分(確信がある) | 80~90% |
May be | もしかしたら | 40~60% |
Perhaps | もしかすると | 40~60% |
Might | ~かもしれない(不確定)、ひょっとして | 20%前後 |
Possibly | あるいは、もしかして(確立が低い) | 20%前後 |
例文を交えながら、1つずつ詳細を見ていきましょう。
Probably
可能性が非常に高い時に使うのが、この Probably です。確信度合いが高い時に使います。
I will probably go to the party.
私はきっとそのパーティーに行く。
They are probably talking about me.
彼らはきっと僕の話をしているんだ。
May be
可能性が半々もしくは50%前後である時に使うのが May be です。
Maybe I will go to the party.
私はもしかしたらそのパーティに行く。
It may be crowded.
混んでるかもしれない。
Perhaps
Perhaps も、May be と同等レベルの確信度合いを表す単語です。両者の使い分けは、書き言葉か話し言葉かという部分にあります。
明確な使い分け基準がある訳ではありませんが、May be の方がややカジュアルな口語表現という印象で、Perhaps は記述やビジネスに使われる傾向にあります。
Perhaps this discovery will save the world.
この発見で世界が救われるかもしれない。
Perhaps that’s true.
もしかすると、本当なのかもしれない。
Might
可能性が限りなく低い時に使うのが Might です。「ひょっとして」と同じくらいの可能性の低さだとイメージしておくと良いでしょう。
It might be sunny tomorrow.
明日は晴れるかもしれない。(可能性が低い)
I might be sick.
ひょっとしたら病気かも。
Possibly
Possibly も、Might と同じように可能性が低い時に使います。意味の違いはあまりなく、言いやすい方を使って問題ありません。
A:Will he come?
彼は来るかな?
B:Possibly.
もしかしたらね。
It may possibly be so.
あるいはそうでしょうね。
会話
BillyとLisaが会話をしています。
Billy:I want to give a present to my teacher.
先生にプレゼントを送りたいなぁ。
Lisa:Sounds nice.
素敵ね。
Billy: I can’t decide what to buy for her.
何を買うべきか決められなくて。
Lisa:If you give some flowers, she would probably be pleased. And something sweets?
お花をあげたら、喜ぶかも。あとはお菓子とか?
Billy:That’s great. May be she’s not good at sweets.
それはいい考えだね。もしかしたら、甘いものが苦手かもしれない。
Lisa:The other day, she went to a trendy desserts shop.
この前、流行りのスイーツ店に行ってたわよ。
Billy:Oh, that’s fine. Thanks.
なら、大丈夫だね。ありがとう。
Lisa:Good luck.
頑張ってね。
ポイント
会話で出てきた単語や表現をおさらいしましょう。
Give a present プレゼントをあげる(渡す)
贈り物をする時に Send を使うこともありますが、こちらは「送る」という意味が含まれます。手渡しをする時は Give、郵送をする時は Send を使うようにしましょう。
Trendy 流行りの
まとめ
「~かもしれない」というシーンで使える単語はいくつもありますが、それぞれ可能性の度合いが異なります。
微妙なニュアンスの違いですが、自分の考えを正しく伝えられるように、5つのワードを使いこなしていきましょう。
それではまた、See you!