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英語「How do you take ~」の意味と使い方

女性がお客様にコーヒーを提供しています。

日常会話で多用されているフレーズの中にも、一瞬「どういう意味?」となってしまうような文章はたくさんあります。

今回は、飛行機やレストラン・カフェなど様々な場所で使われる「How do you take ~」について考えていきましょう。

カフェでよく聞かれる「How do you take your coffee?

この文章、直訳すると「あなたはどのようにあなたのコーヒーを取りますか?」となります。カフェでこのような質問をされたら、「手で受け取る以外に何があるというの?」と困惑してしまいますよね。

実はこの文章、「コーヒーになにか入れますか」という意味で使われています。つまり、「ミルクや砂糖など何かつけましょうか?」と聞いてくれているのです。

A: How do you take your coffee?

コーヒーに何か入れますか?

B: Just a little bit of milk, please.

ミルクを少しお願いします。

C: I take mine black.

私はブラックで頂きます。

このような会話が成り立ちます。

黄色の背景にホットドッグを持つイギリス人の手。

How do you take it?」で活用の幅が広がる

How do you take it? は「(焼き方を)どのようになさいますか?」や「(食べ方を)どうしたいですか?」という意味で使うことができます。

飲み方・食べ方など何か選択肢がある時に、よく使われる表現で、お店だけでなく友人や家族との日常会話でも多用される表現です。

A: Are you ready to order?

ご注文は?

B: One hot dog, please.

ホットドッグを1つ

A: How do you take it?

どうなさいますか?

B: With mustard and ketchup.

ケチャップとマスタードをつけてください。

A: Today’s lunch is pancake!

今日のお昼ご飯は、パンケーキよ!

B: Yeah!

やったー!

A: How do you take it?

どうしたい?

B: With a lot of Maple syrup and butter please!

僕はメープルシロップとバターいっぱいで!

会話

会話文を読んで、使い方や答え方についておさらいしましょう。

AWould you like something to drink?

何か飲み物はいかがですか?

BThank you. What do you have?

ありがとう。何がありますか?

AWe have a water, coffee and tea.

お水、コーヒー、紅茶のご用意があります。

BI’ll have hot coffee, please.

では、温かいコーヒーを下さい。

AHow do you take your coffee?

コーヒーに何か入れますか?

BJust as it is.

そのままでいいです。

AOf course.

かしこまりました。

木製のテーブルの上に置かれた一杯のコーヒー。

解説

このように How do you take ~ は、ビジネスシーンなどでも使うことができる表現です。

答える際、 Nothing でも意味は通じますが、多少上から目線やぶっきらぼうな印象を与えてしまうため注意が必要です。

答え方は、以下を参考にしてください。

そのままで良いJust as it is.
I take mine black.
○○を追加してほしいJust a little bit of ○○, please.
With ○○ and ○○.
○○ only, please
○○を除去してほしいNo ○○, please.
Please take out the ○○.
Without ○○, please.
横に添えてほしいCan you put ○○ on the side, please?

日本では、ミルクや砂糖を入れない紅茶のことを「ストレートティー」と言いますが、こちらは和製英語なので海外では通じません。

何もいれない紅茶のことは、コーヒーと同様に Black Black tea と呼びます。より分かりやすくするためには、 Tea without milk or sugar と言ってもよいでしょう。

まとめ

機内で飲み物を注文した際やファーストフード店など、様々な場所で耳にする表現です。返答に戸惑ってしまうことのないよう、意味をしっかりと頭にいれておきましょう。

それではまた、See you!

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オリビア (Olivia) この記事を書いた人

英語講師として10年以上の指導経験を持つ。イギリスにルーツを持ち、多様な文化背景を活かした視点からの英語指導が得意。実践的な英会話力の育成はもちろん、丁寧な発音・文法指導で学習者の目標達成をサポートすることに情熱を注ぐ。
自身の経験に基づき、キャリアアップや異文化理解に繋がる英語学習のヒント、言語を通したコミュニケーションの魅力などを発信していく。モットーは「楽しく、着実に」。教材作成、レッスンカリキュラム、講師育成など幅広い分野で活躍。

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