卒業式で流れる、あの「ラーラ ララーラーラー」という旋律。日本では「威風堂々」という題名で誰もが知っているのに、英語で何と言えばいいのか急に聞かれると答えられない——そんな経験はないでしょうか。
この記事を読み終えると、正式な原題、イギリスとアメリカでの呼び方の違い、二つの単語それぞれの語感、シェイクスピア由来という語源、そして会話でそのまま使える例文が一通り手に入ります。曲名ひとつを入り口に、英単語の歴史とイギリス文化がつながって見えてくる構成にしました。音楽の話題は英会話の定番なので、英語教室のレッスンでも雑談の切り札になります。

「威風堂々」の英語名は Pomp and Circumstance
辞書を引いても事情はややこしくなるばかりです。pomp は「華麗」、circumstance は「事情」。足し算しても「威風堂々」にはなりません。しかも英語圏の人に曲名を伝えたのに、きょとんとされてしまうこともあります。
まずは、いちばん知りたい「正式な英語名」から確認していきましょう。
- 正式な原題は Pomp and Circumstance(作品番号39の行進曲集)
- 作曲者はイギリスのエドワード・エルガー(Edward Elgar)
- 英語表記は Pomp and Circumstance Marches, Op. 39
- 発音は circumstance の第一音節にアクセントを置く
- 曲名は引用符でくくるつもりで一息に言うと伝わる
結論から言えば、「威風堂々」の英語の原題は Pomp and Circumstance です。作曲者はイギリスのエドワード・エルガー(Edward Elgar)。正式には作品番号39が付いた管弦楽のための行進曲集で、英語では Pomp and Circumstance Marches, Op. 39 と表記されます。
なぜこの原題を先に押さえるべきなのか。理由は単純で、日本語の「威風堂々」をそのまま英語に置き換えようとすると、dignified、majestic、imposing といった形容詞が出てきてしまい、曲名としては通じないからです。作品名は翻訳ではなく、固有名詞として覚える必要があります。
発音は「ポンプ・アンド・サーカムスタンス」に近く、カタカナで無理に寄せると「ポんぷ・あん・サゥーかむすたんす」あたりになります。circumstance は第一音節に強いアクセントが来て、後ろは軽く流れるのが特徴です。
pomp を「ポンプ」と読むのは間違いではありませんが、日本語の「ポンプ」(水を押し出す装置)とは別の語です。この綴りの罠については後の章で詳しく扱います。
「威風堂々」はエドワード・エルガーが作曲しました。
タイトル部分は区切らず一息で。「ポンプァン・サーカムスタンス」のように and を弱く飲み込むと自然です。composed は少しかたい響きがあり、会話では wrote に置き換えても構いません。
クラシック音楽の話題で作曲者を伝えるとき。学校の音楽の話、コンサートの感想、卒業式の思い出話など。
×Pomp and Circumstance made Edward Elgar. とすると「曲がエルガーを作った」になってしまいます。作曲の主体は人なので、曲を主語にするなら受動態 was composed by を使います。能動で言うなら Edward Elgar composed “Pomp and Circumstance.” です。
基本の単語もここで押さえておきましょう。composer は「作曲家」、march は「行進曲」、graduation ceremony は「卒業式」です。この三語があれば、曲についての基本的な説明は組み立てられます。
- Pomp and Circumstance 威風堂々(行進曲集の正式な原題)
- Pomp and Circumstance March No. 1 威風堂々 第1番
- composer 作曲家
- march 行進曲
- graduation ceremony 卒業式
- orchestra 管弦楽団
- Op.(opus) 作品番号
ただし、この原題を覚えただけでは会話が噛み合わないことがあります。ここから先が、この記事でいちばんお伝えしたい話です。
イギリスでは Land of Hope and Glory と呼ばれる
日本人にとって最も意外なのは、イギリス本国ではあの旋律が Land of Hope and Glory(希望と栄光の国)という別の名前で呼ばれている、という事実です。
理由は呼び名の対象がずれているためです。日本で「威風堂々」と言ったとき、多くの人が思い浮かべているのは行進曲集全体ではなく、第1番の中間部(トリオ)にあるゆったりと壮大な旋律でしょう。
ところが Pomp and Circumstance という題名は、6曲からなる行進曲集全体に与えられた総称です。あの旋律そのものに付けられた名前ではありません。厳密に言えば、中間部の旋律だけを指して「威風堂々」と呼ぶのは、本来の題名の使い方からはずれています。
イギリスでこの旋律は、もっぱら Land of Hope and Glory と呼ばれます。歌詞が付いた愛国歌として国民に浸透しており、第1番に合唱を付けて演奏される場合も、曲名は Land of Hope and Glory として扱われます。
- “Land of Hope and Glory” 希望と栄光の国
- the second national anthem 第二の国歌
- patriotic song 愛国歌
- trio section (行進曲の)中間部
- choral version 合唱付きの版
日本では「威風堂々」と呼びますが、そちらでは「希望と栄光の国」としてご存じだと思います。
but I think you know it as のあたりは一気に弱く流し、曲名の部分をはっきり発音すると聞き取ってもらいやすくなります。I think を添えることで、断定を避けた柔らかい響きになります。
イギリスの人と曲名の話をするとき。呼び名の違いを先に共有しておくと、話が噛み合わなくなるのを防げます。
×We call it as “Pomp and Circumstance.” のように as を挟むのは誤りです。call A B の形では as は不要。as を使いたいなら refer to it as という形にします。know it as は as が必要な形なので、セットで覚え分けましょう。
エルガーの威風堂々第1番の中間部の旋律、ご存じですか。
Elgar’s は「エルガーズ」。所有格の s を落とさないよう意識します。trio は英語では「トゥリーオウ」に近い音で、日本語の「トリオ」とは母音が違います。
どの部分の話をしているのかを正確に伝えたいとき。クラシックに詳しい相手や、音楽の授業・部活の話題で有効です。
No. 1 は「ナンバーワン」と読みます。「ノーワン」と読むと no one(誰も〜ない)に聞こえてしまいます。また、旋律を指すときは song ではなく melody や tune を使うほうが自然です。
アメリカでは事情が少し違います。器楽版が卒業式の入場曲として定着しているため、”Pomp and Circumstance” と言えば「卒業式のあの曲」としてすぐ通じます。
つまり、イギリスでは Land of Hope and Glory、アメリカでは Pomp and Circumstance。この大まかな切り分けを覚えておくだけで、会話のすれ違いをかなり減らせます。
日本語の「威風堂々」を dignified march や majestic march と直訳して曲名として使うと、まず通じません。作品名は意味を訳すものではなく固有名詞として扱うため、Pomp and Circumstance または Land of Hope and Glory のどちらかを使ってください。日本語題の意味を説明したいときだけ、The Japanese title means something like “dignified and majestic.” のように「意味」として添えます。
呼び名の違いが整理できたところで、次はそもそも pomp と circumstance がどんな語なのかを分解していきましょう。ここを理解すると、なぜ「威風堂々」という邦題になったのかが見えてきます。
pomp と circumstance——単語の意味を分解する
- pomp は儀式や行列の「華麗さ、壮麗さ」
- circumstance は現代英語では「事情、状況」が主
- 単数形 circumstance には「儀式ばったこと、格式」という古い用法がある
- pomp and circumstance は二語セットで「格式ある印象的な儀式」
- 現代では皮肉を込めて「大げさな形式主義」の意味でも使われる
英語のタイトルを本当に理解するには、二つの名詞それぞれの語感を押さえたうえで、最後に「合体させない」という発想の転換が必要です。順番に見ていきます。

pomp は「華麗」「壮麗」
pomp は儀式や行列などの華やかさ、壮麗さを表す名詞です。数えられない名詞として扱われ、a pomp とは言いません。
派生語の pompous は「大げさな、尊大な」という意味の形容詞で、こちらは人や態度を批判するときに使われます。名詞の pomp 自体は中立から肯定寄りですが、形容詞になると評価が反転するのが面白いところです。
- pomp 華麗、壮麗、華美
- pompous 尊大な、もったいぶった
- pomposity 尊大さ、大げささ
- splendour / splendor 壮麗さ(pomp の近い語)
- pageantry 華やかな儀式・行列
彼はもったいぶった話し方をします。
「パンパス」に近く、第一音節にアクセント。語尾の -ous は弱く曖昧に。冷ややかなトーンで発音されることが多い語です。
人の態度や文章が仰々しいと感じたときの描写。小説や批評でよく見かける語です。
pompous は明確に否定的な評価語です。「立派な、堂々とした」とほめる意図で本人に向けて使うと失礼になります。ほめるなら dignified や impressive を選びます。
circumstance は「儀式ばった様子」と「事情」
circumstance は現代英語ではに「事情、状況」の意味で使われます。複数形の circumstances なら「境遇、状況」。TOEICや英字新聞で出会うのはほぼこちらの用法です。
ところが単数形には古い用法として 「儀式ばったこと、物々しさ、格式」 という意味があり、Pomp and Circumstance の circumstance はこちらの顔です。
- under the circumstances こういう事情なので
- due to unforeseen circumstances 予期せぬ事情により
- in no circumstances いかなる事情があっても〜ない
- circumstantial evidence 状況証拠
- circumstance(古い用法) 儀式、物々しさ、格式
英語辞典の歴史をたどると、シェイクスピアが生きていた時代の circumstance には「あらゆることに関する騒ぎ(ado)」という語義があり、「形式、儀式、重大な出来事や行為にまつわる騒ぎ」とも定義されていました。現代の「事情」という語義からは想像しにくい姿です。
予期せぬ事情により、コンサートは延期となりました。
「サーカムスタンスィズ」。cir に強勢があり、-cum- と -stances は弱く流れます。丁寧でやや事務的な響きを持つ表現です。
案内文やお知らせ、ビジネスメールで理由をぼかして伝えたいとき。掲示や公式アナウンスの定型表現です。
×Due to unforeseen circumstance と単数にすると不自然です。「事情」の意味では複数形が基本。反対に、タイトルの Pomp and Circumstance は単数のまま使うので、ここを混ぜないよう注意します。
二語セットで一つの慣用句として読む
最も重要なのは、pomp と circumstance を別々に訳して足し算するのではなく、pomp and circumstance を一つのフレーズとして読むことです。
英英辞典にも “formal and impressive ceremony”(格式があって印象的な儀式)として立項されています。和英辞典では「堂々たる威儀」と訳されることもあります。二語を足すのではなく、二語でできた一語だと考えるのが正解です。
さらに現代では、皮肉を含んだ使い方もよく見られます。表面的な華美や形式主義に対して、少し冷ややかな視線を込めて使うのです。
派手な演出や形式ばったことは抜きでお願いします。
No を強く置き、フレーズ全体は一息で。軽い苦笑いを含んだトーンで言うと、ユーモアのある依頼になります。
歓送迎会や記念行事の相談で、簡素にしてほしいと伝えるとき。カジュアルな依頼として使えます。
相手が準備に力を入れている最中にこの言い方をすると、「その努力は無駄だ」と響くことがあります。親しい間柄か、事前の相談段階で使うのが無難です。
式典は大げさな演出もなく行われました。
without much を弱く速く、pomp and circumstance をやや丁寧に。簡素だったことを淡々と述べる響きで、批判にも称賛にも傾きません。
行事の様子を客観的に報告するとき。ニュース記事や報告書でも見られる中立的な言い方です。
without many pomp and circumstance とは言えません。不可算扱いのフレーズなので much を使います。数えられる名詞のつもりで扱わないことがポイントです。
彼らは王室の結婚式並みの華々しさで記念日を祝いました。
all the の all を強めに置くと強調が伝わります。語尾を上げ気味にすると、からかいの色が濃くなります。
規模の大きさを印象的に描写するとき。感嘆とちょっとした呆れ、どちらのニュアンスも載せられる便利な言い方です。
all the をつけた形は「これでもかというほどの」という強調になり、文脈次第で皮肉に受け取られます。純粋にほめたいときは with great splendour などに換えるほうが安全です。
「あらゆることに関する騒ぎ」という古い語義を思い出すと、この批判的・比喩的な用法のほうがむしろ語源に近いとも言えます。意味がぐるりと一周して戻ってきたような面白さがあります。
では、そもそもこの独特な二語の組み合わせは、どこから来たのでしょうか。答えは意外な場所にあります。
題名の出典はシェイクスピア『オセロ』
- 出典はシェイクスピア『オセロ』第3幕第3場
- 原文は “Pride, pomp, and circumstance of glorious war!”
- 引用元は主人公が嫉妬に沈み、栄光を失う嘆きの場面
- 明治期の翻訳には「威武堂々」という訳語も見られる
- 「威風堂々」は意訳だが、音楽の性格を的確に伝える名訳と評価される
Pomp and Circumstance というフレーズは、エルガーが1901年に作曲する前から英語に存在していました。出典は ウィリアム・シェイクスピアの悲劇『オセロ』(Othello)第3幕第3場です。
Farewell the neighing steed and the shrill trump,
The spirit-stirring drum, th’ear-piercing fife,
The royal banner, and all quality,
Pride, pomp, and circumstance of glorious war!
いななく軍馬、鋭いラッパ、魂を揺さぶる太鼓、耳をつんざく笛、君主の旗。戦場の栄光を彩るすべてのものへの別れの言葉です。
坪内逍遥はこの箇所を「名誉の戦争には付物の誉れも、飾りも、立派さも」と訳しました。明治期の『沙翁全集』では周辺部分に「威武堂々の軍装束」という訳語も見られ、「威風堂々」という邦題のルーツがすでにこのあたりに漂っているとも言えそうです。
太鼓もラッパも笛も登場する一節から、管弦楽の行進曲に題名を借りてくる。国民的劇作家の言葉を、イギリスを代表する行進曲の看板に掲げる。エルガーの選択は、いかにも気の利いた判断でした。
引用元は主人公が嫉妬に沈む場面
ただし、この引用には皮肉が潜んでいます。引用箇所を原典の文脈に戻すと、祝祭的な響きとはまるで違う顔が現れるのです。
『オセロ』第3幕第3場は、将軍オセロが部下イアーゴーの奸計にはまり、妻デズデモーナの不貞というありもしない嘘を信じ込んで、嫉妬に飲み込まれていく場面です。先の台詞は、勝利に輝いていた軍人人生がもう終わったという絶望の叫びとして発せられます。
原典の文脈で言えば、pomp(華やかさ)と circumstance(物々しさ)は「今や失われてしまったもの」です。栄光を称えるスローガンではなく、喪失の嘆きなのです。
輝かしい愛国的行進曲の題名が、悲劇のもっとも暗い場面から採られている。知ってしまうと少し複雑な味わいを残す事実であり、英会話の雑談ではこれ以上の小ネタもそうありません。
この題名はシェイクスピアの『オセロ』から来ていて、元の場面は実はとても悲しいものなのです。
Othello は「オセロウ」で第二音節にアクセント。actually を軽く挟むと「意外なことに」という含みが出て、話に引き込みやすくなります。
曲の背景を話題にするとき。相手の興味を引きやすく、会話を次の質問につなげやすい一文です。
×The title comes from Shakespeare’s Othello’s third act. のように所有格を重ねると読みにくくなります。Act 3, Scene 3 of Othello と数字で示すほうが明快です。
「威風堂々」は意訳だが名訳
Pomp and Circumstance を直訳すれば「華麗と儀式」、あるいは「格式ある壮麗な儀式」。「威風堂々」はかなり踏み込んだ意訳です。
それでも、原典が背負っていた複雑な心情を四字熟語の整った字面で覆い隠し、エルガーが目指した「栄光の行進」という音楽のコンセプトだけを鮮やかに伝えている点で、これ以上の邦題は考えにくいとも評価されています。翻訳が原題を超えて機能している例と言えるでしょう。
では、この題名を選んだエルガーはどんな人物だったのでしょうか。作曲者を知ると、会話で語れる話題がもう一段深くなります。
作曲者エドワード・エルガーという人
- エルガー(1857-1934)はイングランド中部ウスター近郊の生まれ
- 音楽院で正規の作曲教育を受けず、独学に近い経歴
- 『エニグマ変奏曲』『チェロ協奏曲』でも知られる
- 行進曲集は生前に5曲完成、第6番は死後に補筆された
- 第1番は三部形式で、有名な旋律は中間部に現れる
エルガー(1857-1934)はイングランド中部ウスター近郊の生まれです。楽器商の父のもとで育ち、音楽院で正規の作曲教育を受けたわけではない、独学に近い経歴の持ち主でした。
40代で発表した『エニグマ変奏曲』で一躍名を知られ、『チェロ協奏曲』、『エニグマ変奏曲』第9変奏「ニムロッド」なども広く愛されています。イギリス音楽の復興を象徴する存在です。
- Edward Elgar エドワード・エルガー
- the Enigma Variations エニグマ変奏曲
- Cello Concerto チェロ協奏曲
- self-taught 独学の
- violin teacher ヴァイオリン教師
エルガーは『エニグマ変奏曲』やチェロ協奏曲でも知られています。
Enigma は「イニグマ」に近く、第二音節にアクセント。文末の as well を軽く添えると「ほかにも」というニュアンスが出ます。
作曲家の話題を広げたいとき。be known for は作品や業績を紹介する定型表現です。
×Elgar is known as the Enigma Variations. とすると「エルガーはエニグマ変奏曲という名で知られる」になってしまいます。作品なら for、肩書きや別名なら as を使います。
全6曲からなる行進曲集の内訳
行進曲集は全6曲ですが、エルガーが生前に完成させたのは5曲です。一曲ずつ整理しておくと、話題として使える場面が増えます。
- 第1番 ニ長調(1901年)——1901年10月19日、リヴァプールでアルフレッド・ロードウォルドの指揮により初演。エルガーの友人だったロードウォルドとリヴァプールの管弦楽団に献呈されました。3日後のロンドン・クイーンズホールでの演奏会では、聴衆が2度もアンコールを求めたという逸話が残っています。演奏時間は約6分半で、6曲中もっとも有名です。
- 第2番 イ短調(1901年)——第1番と同時期に作曲され、同じ演奏会で初演。友人グランヴィル・バントックに献呈されました。
- 第3番 ハ短調(1905年)——同年3月8日、エルガー自身の指揮でクイーンズホールにて初演。
- 第4番 ト長調(1907年)——同年8月24日、やはりエルガー自身の指揮で初演。2023年のチャールズ3世戴冠式でも使われました。
- 第5番 ハ長調(1930年)——晩年の作。9月18日、ロンドンのキングズウェイホールでエルガー指揮のロンドン交響楽団が初演。
- 第6番 ト短調——1934年の作曲者の死後、スケッチのみの状態で発見された未完の作品。1996年に大英図書館で見つかった主要主題を含む草稿などを手がかりに、作曲家アンソニー・ペインが2005年から2006年にかけて補筆・完成させました。補筆版の初演は2006年8月2日のBBCプロムス、日本初演は2007年7月8日です。
第1番の音楽構造も知っておくと会話の幅が広がります。三部形式で、主調のニ長調に対して序奏が変ホ長調で始まるという一捻りがあり、躍動的な主部を経てテンポが緩められた後、有名なトリオの旋律がト長調で姿を現します。
再現部ではこの旋律が主調のニ長調で堂々と鳴り響きます。あの高揚感は、旋律だけでなくティンパニの打ち込みによっても支えられているのです。
エルガーはこの曲集で6曲の行進曲を書き、最後の1曲は死後に完成されました。
six marches の複数語尾をはっきり。after his death は落ち着いたトーンで、余韻を持たせて言うと伝わりやすくなります。
曲集の全体像を説明するとき。「実は6曲ある」という事実は相手の関心を引きやすい情報です。
×six marches in this sets と set を複数にしないこと。また completed の主体は別の作曲家なので、能動で Elgar completed it after his death と言うと矛盾します。受動態で表すのが自然です。
ところで、エルガーの名前を聞いてもピンと来なかった方は少なくないはずです。実はそこにも、イギリス音楽史の事情が関わっています。
なぜ有名なイギリス人作曲家が少ないのか
- かつてドイツ語圏ではイギリスを「音楽のない国」と皮肉る言い方があった
- 17世紀の清教徒革命期に演劇や音楽が禁じられた
- 教会のオルガンは破壊され、合唱団も解散を余儀なくされた
- 19世紀末以降、エルガーらによって「イギリス音楽の復興」が起こる
- この背景は英会話の話題として深みのあるテーマになる
卒業式の定番曲の作曲者がイギリス人だと知られていない背景には、そもそも「誰でも知っているイギリス人クラシック作曲家」が少ないという事情があります。
かつてドイツ語圏では、イギリスを 「音楽のない国(Das Land ohne Musik)」 と皮肉る言い方さえありました。音楽の授業で覚える作曲家の名前が、ドイツ、オーストリア、ロシア、イタリア、フランスに偏るのも偶然ではありません。
ユーラシア大陸と地続きでないとはいえ、イギリスは古くから大きな影響力を持つ国です。にもかかわらず高名な作曲家が育ちにくかった理由として、17世紀の政治状況が挙げられます。
大陸で有名作曲家が次々と現れた17世紀中頃、イギリスではオリバー・クロムウェルを中心とする清教徒の議会派が革命を起こし、議会を解散させました。そして独裁的な統治のもとで、競馬、賭博、演劇、音楽などを人間を堕落させるものとして禁じます。
教会のオルガンは破壊され、合唱団も解散を余儀なくされました。一度断ち切られた技術や経験は、禁が解けてもすぐには回復しません。演劇や音楽の世界にとって、この空白は痛手でした。
ヘンリー・パーセルという傑出した作曲家を生みながらも、その後イギリス音楽が国際的な存在感を取り戻すまでには長い時間がかかりました。19世紀末から20世紀初頭にエルガー、ヴォーン・ウィリアムズ、ホルスト、ブリテンらが現れて、ようやく「イギリス音楽の復興」と呼ばれる流れが生まれます。エルガーはその先頭に立った人物です。
あの時代の有名なイギリス人作曲家は、なぜ少ないのでしょう。
Why aren’t there は「ワイ アーント ゼア」をつなげて軽く。純粋な疑問として穏やかなトーンで言えば、批判的に響きません。
音楽史の話題を掘り下げたいとき。相手に説明してもらう質問なので、会話を続けるきっかけとして機能します。
English は「イングランドの」、British は「英国全体の」を指します。スコットランドやウェールズ出身の人に English を使うと失礼になる場合があるため、国全体を指すなら British を選びます。
クロムウェルの時代、演劇や音楽は人を堕落させるものとして禁止されました。
Under Cromwell で軽く区切ってから本文に入ると聞き取りやすくなります。corrupting influences は「堕落させる影響」というかたい表現で、歴史的な文脈に合った響きです。
歴史的背景を短く説明するとき。ban as 〜 の形は「〜として禁止する」という便利な言い方です。
theatre はイギリス綴り、theater はアメリカ綴りです。どちらも正しいので、文書全体で統一するのが望ましいです。ban の過去分詞は banned と n を重ねます。
さて、その復興の先頭に立ったエルガーの旋律は、やがて「第二の国歌」と呼ばれるまでになります。どのようにしてそこへ至ったのかを見ていきましょう。
「第二の国歌」になった経緯
- のちのエドワード7世が「歌詞を付けたら」と示唆した
- 1902年の戴冠式のための『戴冠式頌歌』終曲に旋律が使われた
- 作詞はアーサー・クリストファー・ベンソン
- 歌詞には帝国の拡張を祝福する響きがあり、受け止め方は分かれる
- thee、thy、extol など古い語彙が並ぶ荘重な詩
第1番の中間部を聴いた当時の王太子アルバート・エドワード(のちのエドワード7世)は、「歌詞を付けたら偉大な曲になるだろう」とエルガーに示唆しました。
エルガーはその助言を受け、1902年のエドワード7世戴冠式のための『戴冠式頌歌』(Coronation Ode)を作曲し、その終曲「希望と栄光の国」にこの旋律を用いました。歌詞を書いたのは詩人・随筆家のアーサー・クリストファー・ベンソン(A. C. Benson)です。
有名な合唱部分の歌い出しを見てみましょう。
Land of Hope and Glory, Mother of the Free,
How shall we extol thee, who are born of thee?
Wider still and wider shall thy bounds be set;
God, who made thee mighty, make thee mightier yet.
「希望と栄光の国、自由の母よ/汝より生まれた我らは、いかに汝を称えようか/広大に、いっそう広大に汝の領土は広がるだろう/汝を偉大にした神が、なお汝を偉大にする」。thee、thy、thou は古い二人称で、extol は「称賛する」。荘重な語彙が並びます。
- extol (大いに)称賛する
- thy / thee 汝の/汝を(古語)
- bounds 境界、領域
- mighty 強大な
- coronation 戴冠式
- ode 頌歌(しょうか)
ただし、”Wider still and wider”(広大に、いっそう広大に)という一節が書かれたのは、ボーア戦争の勝利直後、そして「世界にイギリスの支配を拡大する」ことを願ったセシル・ローズの遺志が公表された時期と重なります。
帝国の拡張を祝福する響きを持つ歌詞であり、今日ではこの点をめぐって受け止め方が分かれることも知っておくと、話題として扱うときに配慮が働きます。式典の大げさな演出を冷ややかに見る人が一定数いるのも、こうした歴史的背景と結びついています。
この曲の愛国的な側面は、イギリス国内でも評価が一様ではありません。初対面の相手に「イギリス人なら誇りに思っているでしょう」と決めつけるような言い方をすると、思わぬ議論を招くことがあります。Some people love it, and some feel differently about the lyrics, right?(好きな人もいれば、歌詞について違う感じ方をする人もいるのでしょうね)のように、相手の考えを尋ねる形にしておくと安全です。
BBCプロムスの最終夜
イギリスでこの曲を体感できる最大の舞台が、ロンドンで毎年夏に8週間ほどかけて開かれるクラシック音楽コンサート・シリーズ、BBCプロムス(BBC Proms)です。
その最終夜「ラスト・ナイト・オブ・ザ・プロムス」では、聴衆がイギリスやその友好国の国旗を振りながら『希望と栄光の国』を合唱するのが恒例になっています。テレビ中継もあり、映像を探せば雰囲気がすぐにつかめます。
- BBC Proms BBCプロムス
- the Last Night of the Proms プロムス最終夜
- sing along 一緒に歌う
- wave flags 旗を振る
- encore アンコール
プロムス最終夜でこの曲を聴くことができます。
Proms は「プロムズ」と語尾を濁らせます。at the Last Night of the Proms は一つの固有名詞のように一息で言うと自然です。
どこで聴けるかを案内するとき。イギリスの人との会話では、共通の話題として盛り上がりやすい題材です。
ここでは歌詞付きの合唱を指しているため song で自然ですが、器楽版の行進曲を指すときは piece や march に替えます。また Proms の前の the を落とさないよう注意します。
そのほかの使用例も多彩です。ラグビーのイングランド代表戦では観客の応援歌として歌われ、サッカーではクラブごとに歌詞を替えたローカル版が存在します(エルガー自身が応援していたウルヴァーハンプトン・ワンダラーズ版もあります)。
保守党の公式曲として党大会で歌われ、大会最終日に党員が退場する際のBGMにも使われてきました。2006年のBBCの調査では、イングランド公民の55%が『国王陛下万歳』よりも『希望と栄光の国』のほうがイングランドの国歌にふさわしいと答えた、という結果も出ています。
一方、日本の私たちがこの曲を卒業式で聴くようになった経路は、イギリスではなくアメリカを通っています。
卒業式の定番になったのはアメリカ経由
- 1905年にエルガーがイェール大学から音楽博士号を授与された
- その際の演奏が評判となり、同大学の卒業式で使われて全米へ広まった
- 日本では吹奏楽部の生演奏やリコーダー合奏でも演奏される
- CM、ドラマのテーマ曲、店内音楽など日常でも耳にする
- アメリカ英語の「卒業式」は commencement とも言う
日本の卒業式で生徒入場の音楽として使われるようになった経路は、アメリカ経由です。
器楽版が伝統的に卒業式で演奏されるようになったきっかけは、1905年にエルガーがイェール大学から音楽博士号を授与されたことでした。その際に演奏されたことが評判となり、同大学の卒業式で使われるようになって全米に広まりました。
日本では、吹奏楽部の在校生による生演奏が行われることも多く、小学校ではリコーダー合奏で奏でられる例もあります。式典だけでなく、テレビCM、連続ドラマのテーマ曲、飲食店の店内音楽など、生活のあちこちで耳にします。
厳粛な場面と日常の場面の両方に顔を出すという意味では、日本での受け止め方はかなり独特です。この点は英語で話すと必ず興味を持たれる話題になります。
- soap opera 連続ドラマ(昼帯のメロドラマ)
- theme song テーマ曲
- solemn / strict 厳粛な/厳格な
- commencement (アメリカ英語で)卒業式
- background music 店内音楽、BGM
- brass band / wind ensemble 吹奏楽団
日本では、学校の吹奏楽部が式典で生演奏することがよくあります。
often は「オーフン」と t を落とす読み方が一般的です。plays it の t は次の語とつながって軽くなります。
日本の学校文化を紹介するとき。部活制度の話にもつながり、会話を広げやすい一文です。
live は形容詞なら「ライヴ」、副詞として play it live なら「ライヴ」と発音します。「リヴ」と読むと live(住む)になってしまうので区別が必要です。

ここまでで知識は十分にそろいました。では、実際の会話ではどんなやりとりになるのでしょうか。
英語で話してみる:会話例
- 曲名の呼び方の違いを軸に会話が自然に展開する
- 習慣として定着した事柄は現在形で表す(is using は不可)
- 器楽曲は song ではなく piece や march を使う
- call A B の形に as は入れない
- classic と classical の区別に注意する
日本人学習者とイギリス人の会話として、典型的なやりとりを組み立ててみます。役割は「学習者」と「イギリス人の知人」です。

会話文の組み立てのポイント
英語で曲や作品を話題にするとき、つまずきやすい点を整理します。どれも一度つまずくと癖になりやすいので、先に確認しておくと安心です。
「使われている」は進行形にしないのが第一のポイントです。慣習として定着している事柄は the piece (that) we use at graduation ceremonies や the piece that is used at graduation ceremonies と表現します。The song we are using とすると「今まさに使用中」の意味になってしまいます。
第二に、曲は song ではなく piece や march を使います。歌詞のない器楽曲に song を使うと違和感が出るためです。piece(曲)、march(行進曲)、melody(旋律)、tune(節)を場面に応じて選びましょう。歌詞付きの『希望と栄光の国』なら song でも自然です。
第三は「〜の一つ」の言い方です。one of the famous composers より one of the most famous composers のほうが自然に響きます。one of の後は必ず複数形になる点も忘れないでください。
call を使うときに as を入れるのは誤りです。We call it “Land of Hope and Glory.” が正しい形で、×We call it as “Land of Hope and Glory.” とは言えません。as を使いたい場合は We refer to it as “Land of Hope and Glory.” とします。日本語の「〜として呼ぶ」を直訳すると起こりやすい誤りなので、call は as なし、refer to は as ありとセットで覚えてしまうのが早道です。
最後に classic と classical の区別です。classical music が「クラシック音楽」。classic は「傑作の、定番の」という意味の形容詞、または「名作」という名詞です。a classic piece of classical music という言い方は成り立ちますが、混同しやすいので注意しましょう。
それでは、実際に声に出して練習できる素材をそろえていきます。
そのまま使える例文と発音練習
- 曲名・背景・慣用句の三系統で例文を用意する
- circumstance は第一音節にアクセントを置く
- pomp and circumstance は一息で言い切る
- 固有名詞の発音(Elgar、Othello、Proms)を先に固める
- 音読は「意味の区切り」ごとに息を入れる
会話や作文にそのまま持ち込める表現を、用途別に整理しました。まずは曲名に関する言い方です。
- In English, it’s called “Pomp and Circumstance.” 英語では「Pomp and Circumstance」と呼ばれています。
- The Japanese title means something like “dignified and majestic.” 日本語の題名は「威厳があって堂々としている」という意味です。
- The title comes from Shakespeare’s Othello. この題名はシェイクスピアの『オセロ』から来ています。
- The Japanese title is a free translation rather than a literal one. 日本語の題名は直訳ではなく意訳です。
- The melody you know is the trio of March No. 1. あなたがご存じの旋律は第1番の中間部です。
次に、曲の背景を語るための表現です。相手が興味を示したときに一段深い話ができます。
- Elgar wrote six marches in this set, and the last one was completed after his death. エルガーはこの曲集で6曲の行進曲を書き、最後の1曲は死後に完成されました。
- Edward VII suggested adding words to the melody. エドワード7世がこの旋律に歌詞を付けることを提案しました。
- It’s often described as Britain’s second national anthem. イギリスの第二の国歌とよく言われます。
- It became a graduation standard in the United States first. 卒業式の定番になったのは、まずアメリカでのことでした。
そして、慣用句としての pomp and circumstance を使う表現です。曲名を離れた日常表現として役に立ちます。
- The wedding was full of pomp and circumstance. その結婚式は格式と華やかさに満ちていました。
- Let’s skip the pomp and circumstance and get to the point. かしこまった前置きは省いて本題に入りましょう。
- The new building opened with little pomp and circumstance. 新しい建物は、ほとんど式典らしいこともなく開業しました。
発音練習の手順
この話題で必要な音は、実は数個の固有名詞と一つのフレーズに集約されます。先にそこだけ固めてしまうのが効率的です。
最初に circumstance を単語だけで5回。第一音節の cir に強勢を置き、残りを軽く流します。「サーカムスタンス」と均等に読まず、頭を重く、後ろを軽く。
次に pomp and circumstance を 一息で5回。and は「アン」程度に潰し、三語を二拍のかたまりに感じられるまで繰り返します。ここが決まると、タイトルらしく聞こえるようになります。
そのうえで固有名詞を確認します。Elgar は「エルガー」で第一音節にアクセント、Othello は「オセロウ」で第二音節、Proms は「プロムズ」。この三つを言い間違えると、内容が正しくても伝わりにくくなります。
最後に、先ほどの会話例を「学習者」のせりふだけ音読してみてください。意味の区切りごとに息を入れると、長い文でも崩れません。相手役のせりふを別の日に練習すると、同じ素材を二度使えます。
一週間の復習計画の例
知識を会話で使えるようにするには、短時間でも繰り返すほうが定着しやすくなります。一例として、一日10分程度で組める配分を示します。
- 1日目 曲名の三つの呼び方(Pomp and Circumstance / Land of Hope and Glory / March No. 1)を声に出して確認する
- 2日目 pomp、pompous、circumstance、circumstances の四語を例文つきで書き出す
- 3日目 発音練習の手順を通しで行う
- 4日目 会話例の学習者のせりふを音読する
- 5日目 会話例の相手役のせりふを音読する
- 6日目 慣用句としての pomp and circumstance を使って、自分の身近な行事について一文作る
- 7日目 記事末のQ&Aを見て、答えられなかった項目だけ読み返す
曲を実際に聴きながら進めると、記憶が音とひもづいて残りやすくなります。プロムス最終夜の映像は探せば見つかるので、合唱の場面を一度見ておくと理解が立体的になります。
一人で続けるのが難しいと感じたら、会話の相手がいる環境で試すのが近道です。音楽や文化の話題は、レッスンの雑談として扱いやすいテーマでもあります。
混同しやすいポイントの整理
- 「威風堂々」という呼び方は日本国内向けの題名
- pomp と pump は綴りの似た別語
- circumstance の主な意味は「事情」
- pomp and circumstance は一つのフレーズとして扱う
- Austria と Australia の混同も定番の落とし穴
最後に、間違いやすい箇所をまとめて確認しておきましょう。ここを押さえれば、会話での取りこぼしはぐっと減ります。
まず、「威風堂々」という呼び方は日本国内向けだと理解しておくことです。Pomp and Circumstance は行進曲集全体の題名で、日本人が思い浮かべる旋律そのものの名前ではありません。イギリス人相手なら Land of Hope and Glory、アメリカ人相手なら Pomp and Circumstance、と場面で切り替えるのが実用的です。
次に、pomp と pump は別語です。水を押し出すポンプは pump。日本語の「ポンプ」はオランダ語 pomp から入った語で、綴りが英語の pomp と一致してしまうため混乱しやすいところです。
曲名を Pump and Circumstance と書いてしまう綴り間違いは珍しくありません。意味が「ポンプと事情」になり、相手を混乱させます。書き言葉では必ず pomp(o の綴り)を確認してください。発音上はどちらも似た音になるため、会話では文脈で伝わりますが、メールや資料では致命的な誤りになります。
三つめは circumstance の主たる意味です。日常英語では「事情、状況」の意味で使われます。「儀式ばった様子」の語義はこのフレーズの中で生きている古い用法だと理解しておくと、辞書を引いたときに戸惑いません。
四つめは、一つのフレーズとして扱うこと。pomp と circumstance を別々に訳して足すのではなく、「格式ある印象的な儀式」というひとまとまりの慣用句として覚えます。皮肉を込めた「大げさな形式主義」の意味で使われることもあります。
おまけとして、クラシック音楽の話題でよく起きる取り違えも挙げておきます。モーツァルトはオーストリア人(Austrian)です。オーストラリア人(Australian)と言い間違えると通じません。Austria と Australia は英語の会話でも定番の混同ペアです。
よくある質問
- 呼び方、発音、綴り、慣用句の使い方をQ&A形式で確認できる
- 相手の国によって使う名前を変えるのが実用的
- 器楽曲と歌詞付きの曲で単語の選び方が変わる

