こんにちは。海外に行って少し何か食べたくなった時は日本と違ってコンビニもなかなかなく、やはりそういう時はファーストフードを利用するのが一番でしょう。
メニューも写真と値段が表示されており、注文もしやすいのでありがたいです。
ケイ君の注文は何?
日本にあるほとんどのファーストフード店はアメリカが資本となっており、カタカナ発音での注文ではないでしょうか。
これならなんとかなると思っても、意外に多いのが現地で通じない英語で注文してしまっているパターンです。
まず、アメリカでケイ君がファーストフードで注文する会話を見てみましょう。
Crew: Hello.
店員:こんにちは
Kei: I would like to have one hamburger and one French fries, and a coke, please.
ケイ:ハンバーガー1つとポテト1つとコーラをお願いします。
Crew: What size of French fries and coke would you like?
どのようなサイズのポテトとコーラにしますか。
Kei: Well, let me think. I will take a large one for French fries, and a small one for coke.
そうだね、ちょっと考えようかな。ポテトはLサイズでコーラはSサイズをお願いします。
Crew: Anything else?
他には何か。
Kei: Do you have any new dessert?
何か新しいデザートはありますか。
Crew: The chocolate pie with a cranberry is started from this week.
クランベリーが入ったチョコパイが今週から始まりました。
Kei: That sounds nice. I’ll take that one too.
それいいね。それももらうよ。
Crew: Is that all?
これで全部ですか。
Kei: That’s all.
以上です。
Crew: For here or to go?
店内で食べますか、それとも持ち帰りますか。
Kei: To go, please.
持ち帰ります。
なんだか日本で注文する言葉とは違う単語が見つかったのではないでしょうか。
ハンバーガーにLサイズのポテトとSサイズのコーヒー、そして新発売のクランベリー入りチョコレートパイをテイクアウトで注文した会話であることがわかります。
実際の英語と日本のカタカナ文字の違い
ではファーストフードにて実際にアメリカで使われている英語と日本で使うカタカナ文字の違いを並べてみます。
メニューと注文
French fries⇒ポテト
このままpotatoと会話すると「じゃがいも」となってしまい会話が通じません。
coke⇒コーラ
コーラはもともとコカコーラ、Coca-Colaからきており、アメリカでは始めのコカからcoke、日本は後のコーラから通称の名前が付きました。
またコカコーラが置いてなく、ペプシコーラを扱っている店ではPepsiと会話で使用されます。
たった一言のコーラで済まないのが難しいですね。
for here⇒店内で食べる
to go⇒持ち帰る
店内で食べるはfor hereだけでなく、eat inも使われたりします。また日本で使われるテイクアウトは使用していません。
アメリカではto goを使いますが、イギリスではtake awayといいます。
その他の表現
また、これ以外にもよく使われる言い回しを上げてみます。
well, let me think⇒そうね、ちょっと考えます。
考える時に無言の状態を長いこと続けると質問した方も困ってしまいます。考えている旨を伝えてみるのはいかがでしょうか。
that sounds nice⇒それいいね
何かを提案されて同意する時によく使われます。提案を受けた時の是正の回答や、ディスカッションなどでも使用してみてはいかがでしょうか。
最後にcranberryクランベリーというフルーツ。酸味が強いコケモモの一種で日本でも最近聞くようになったフルーツです。
これは10月末にアメリカやカナダで行われる感謝祭、Thanksgiving Dayには欠かせない果物であり、この果実を使ったデザートは正にアメリカらしいですね。
確実に伝えなくてはいけない事
一般的に料理店の注文で大事なことは注文する物と大きさ、数量を正確に伝える事です。始めはなかなか通じなくても、必要な部分を強めに正確に発音して頑張って注文してみて下さい。
伝えたもの以外が出てくるとなんだかがっかりしてしまいますし、英語で会話することが嫌になってしまうかもしれません。
文法も大事ですが、会話では相手に自分の意図を正確に伝えることが一番大事です。
また1回目はまだまだだったとしても、2回目は通じるかもしれません。あきらめずに頑張って会話に挑戦しましょう。
では、また。See you !