こんにちは。パーティは素敵なものです。ホテルで行うものや、会社で行うもの、レストラン、そして自宅など会場は様々ですね。
適切な服装を考えたり、美味しそうな食べ物を考えたりと、楽しい事がいっぱいです。
手土産は必ず持参
自宅で行われるパーティの招待客は、大体手土産を持っていきます。海外ではどのような手土産をもっていくのでしょうか。
会話
イギリスに住んでいる竹井夫妻が、リード家のホームパーティに呼ばれたようです。会話を見てみましょう。
竹井夫妻は何をお土産にリード家にお邪魔したのでしょうか。
Mr. Read: Hello, welcome to our house. Please, come in.
こんにちは、我が家へようこそ。どうぞ、入って下さい。
Mr. Takei: Hello, thank you for the invitation.
こんにちは、お誘いありがとうございます。
Mr. Read: Let me take your coat, Mrs. Takei.
コートをお預かりしますよ、竹井夫人。
Mrs. Takei: Thank you very much.
どうもありがとうございます。
Mr. Takei: Mrs. Read, this is for you.
リード夫人、こちらはあなたに。
Mrs. Read: Wow, thank you for the cocky gift and wonderful flower.
うわぁ、クッキーの贈り物と素敵なお花をありがとうございます。
Mrs. Takei: Yes, of course. Also, this is for you, Emma.
また、これをあなたに、エマ。
Emma: What a cuddly teddy bear! Thank you very much.
なんてかわいいくまのテディベアなの!ありがとうございます。
Mr. Read: Please sit any place you like.
どうぞ好きなところに座って下さい。
Mrs. Takei: I will help you, Mrs. Read. Isn’t it hard to move when you are pregnant?
リード夫人、お手伝いしますよ。妊娠していたら、動くのが大変じゃないですか?
Mrs. Read: Thank you very much. Surely, it is a bit hard to move.
ありがとうございます。確かに、動くのが少し大変です。
Mrs. Takei: Tell me anything.
なんでも言って下さいね。
竹井夫人は手土産として、贈り物と花束、そしてお子さんにぬいぐるみをもってきたようです。
ポイント
では、会話で使われていた単語や言い回しをみてみましょう。
- invitation 招待
- cuddly teddy bear かわいいテディベア
- please sit any place you like どうぞ好きなところに座って下さい
- pregnant 妊娠する
- surely 確かに
- tell me anything 何でも言ってください
困らせる事がない手土産
イギリスではホームパーティには、たいていお菓子とお花を持っていきます。
そして小さい子供がいる家庭にお邪魔するときは、その子にも何かプレゼントを持っていき、招待された感謝の気持ちを表します。
お酒
日本ではよくお酒を持っていったりしますよね。イギリスではワインを持っていけばいいのかとも思いますが、ワインを持っていくのは遠慮した方がいいです。
ワインは赤か白かでなやみますし、味の好みもあります。値段の関係でお互いが緊張してしまう事もあります。お酒を持っていくのであれば、シャンパンをお勧めします。
また花束はプラスアルファのような存在なので、手土産が花束だけということもやめた方がいいです。
お菓子
持っていくお菓子も、スーパーで売っているようなお菓子ではなく、いわゆるデパート等で売っているお菓子になります。
とても親しい仲間どうしならばここまでしませんが、いつもこうとは限りません。大人になれば親しい間どうしだけで、というわけにはなりません。
毎回考えていたら疲れてしまいます。そのような時、イギリスのデパートでは、手土産セットなども売っています。
手土産を考える事で疲れてしまうようなら、活用してみてもいいかもしれません。
パーティと宴会は違う
ホームパーティは集まった人々で、楽しい時間を過ごすことを目的としています。妊娠している人も、パーティなどを開催して、楽しい時間を過ごします。
とても仲の良い友達ならば、ブラックジョークも楽しみの1つになるかもしれませんが、仕事関係や近所での集まりであれば、避けた方がいいでしょう。
【宗教はタブー】
そして日本ではめったに話題に上りませんが、宗教に関する話も避けた方が無難です。
日本人は、宗教にそこまで身近に接しながら生きていませんが、海外では宗教と共に生きている人がほとんどです。
また、お酒を飲みすぎて羽目を外さないようにも気を付けましょう。日本の宴会とは違い、無礼講はありません。パーティにもTPOがある事を忘れずに、楽しみましょう。
それではまた、See you!