こんにちは。様々な場面での英会話の例文がありますが、部活は何をしようかな、好きな人ができた、飛行機の予約を取るなどは、日常ではなく特別な場面です。
このような事は毎日する話ではありませんね。
高校生の親子の会話
では、朝起きて外出するまで、もしくは外出先から家に帰ってきたときにする、家族の日常的な会話はどういうものなのでしょうか。
毎日の会話で使われる、「ただいま」、「いただきます」、「今日はどうだった?」などを使用した会話です。
アメリカ人のブライアンが高校から帰った時の、お母さんとの会話をみてみましょう。
会話
Brian: I’m home!
ただいま!
Mother: How was your day today? I thought your baseball season has finished, isn’t it? Did you have a good time?
お母さん:今日はどんな一日だった?野球のシーズンが終わったと思ったんだけど、違ったかしら?楽しめた?
Brian: Yes, it’s over now. Our team finished with 3rd place in the final tournament. This place is the good place to end up with.
うん、今は終わったよ。僕たちのチームは最後のトーナメントで、3位で終わったよ。この場所で終われたのはよかったよ。
Mother: You guys did great job! Well done.
みんなよく頑張ったね!お見事。
Brian: But for me, I wasn’t in a starting members. I had only few times to play in the last game.
でも僕にとってはね、スタメンじゃなかったんだ。最後のゲームで少ししか出られなかったんだよ。
Mother: That’s the way it is. You must carry on the practice for the next year. Keep hard work, then you can be the starting member in next season.
それが現実だよ。来年に向けて練習を続けなくちゃね。しっかり練習を続けて、そうしたら来年はスタメンになれるわよ。
Brian: Okay, I’ll try my best.
オッケー、頑張るよ。
Mother: Go for it! Well, dinner is ready now. Wash your hands and bring Katie.
応援しているよ!さあ、ご飯が今できましたよ。手を洗ってきてケイティを連れてきて。
She is hooked on T.V. games. Tell her that I will throw away her games if she didn’t come in 5 minutes.
彼女はテレビゲームに夢中なの。5分で彼女が来ないなら、ゲームを全部捨てるわよって伝えて。
Brian: You look really angry, Mom. I’ll get her as soon as possible.
本当に怒っているように見えるよ、お母さん。できるだけ早く彼女を捕まえるよ。
ブライアンの部活の話や、妹がゲームに夢中だなど、息子と母親の日常の会話ですね。
ポイント
では、会話で出てきた単語や言い回しを見てみましょう。
- I’m home ただいま
- How was your day today? 今日はどんな一日だった?
家族の会話や、仕事終わりの食事やバーなどで、よく使われるフレーズです。
- You guys みんな
よく自分より年下の複数人の相手に使います。
- That’s the way it is. それが現実だよ。
- She is hooked on T.V. games. 彼女はテレビゲームに夢中です。
Be hooked on~ ~に夢中、
どこの国でも、親は子供の学校の行動を知りたいものです。
しかし、男の子は思春期がはじまると一気に親と会話をしなくなります。この男の子の行動は、国籍に変わらずどの国でも見られます。
部活の話などで男の子が話をしやすい雰囲気を作る母親も、どこの国でも見られるものでしょう。
学校帰りの親子の会話も、日本とアメリカであまり変わりがなさそうですね。
日本にあって欧米にないもの
日本では学校から帰ってくると、習い事に出かける子も多いでしょう。そしてその中でも「塾」はほとんどの子供が通っているのではないでしょうか。
しかし欧米に「塾」は存在しません。日本で塾が多いのは、日本では義務教育では留年をしないからです。
しかし欧米では義務教育でも留年します。そしてその代わり飛び級ももちろんあります。
個人の能力を平均レベルに合わせるわけではなく、個人にあったレベルで学ばせています。
どちらが正しいかは、その国の社会情勢にもよるでしょう。しかしこの国は、こういう放課後が当たり前なんだと知っておくだけで、以前より少し世界が自分に近くなるのではないでしょうか。
それではまた、See you!