こんにちは。海外で生活するようになると、日本よりもパーティに触れる機会が多くなります。
軽い集まりなどはSNSやメールで招待したりして、出欠をとります。しかし重要なパーティは、招待状を作成してパーティの連絡をし、出欠をとる事が多いです。
決まり文がある招待状
しかしカードで招待状の作成といっても、普段作りなれていないとなかなか難しいものです。
しかし、日本人でも大人になってから作るパーティの招待状がありますよね?それは結婚式の招待状です。
この招待状は、式および披露宴の内容に出欠の連絡があります。これを多くの場合はブライダルコーディネーターと共に作成します。
基本的な内容は決まり文句があり、この決まり文句を覚えてしまえば簡単です。つまり、海外で開くパーティも定型文を覚えてしまえば簡単です。
では1つ、定型文をみてみましょう。
ベビーシャワーの招待状
Baby Shower Invitation
Dear Ms. Molly
You are invited to a baby shower party!
Let’s celebrate Sarah Anderson for having a cute baby girl.
The party will start in at March 26th at 2:00p.m.
The Party will take place at Anna’s home.
・Please check the registry gift at the baby shop in Sunny-day mall.
・If you are allergy to food, please let me us know.
R.S.V.P: Anna Brown (012) 3456 7890 by 16/3(Thu.)
この招待状はベビーシャワーの招待状です。妊娠した妊婦が出産前にお祝いする、いわゆる出産前の出産祝いのようなものです。では、和訳をみてみましょう。
ベビーシャワー招待状
親愛なるモリー様
ベビーシャワー・パーティに招待いたします!
サラ・アンダーソンがかわいい女の子の赤ちゃんを産むためにお祝いしましょう。
パーティは3月26日の午後2時から始まります。
パーティはアナの家で行われます。
・サニーモールの赤ちゃん用品店でレジストリーギフトを確認してください。
・食べ物アレルギーがありましたらお教えください。
返信先:3月16日(木)にアナ・ブラウン(012)3456 7890まで
※R.S.V.P (Répondez s’il vous plaît) フランス語で「返信願います」
ポイント
招待状は至って普通です。宛先、パーティの内容と開催場所、プレゼントにアレルギーの確認と最後は出欠の連絡先です。
どのような招待状でも、これらを記入すれば立派な招待状が完成します。
しかしパーティの種類によって、特別な言い方があります。ベビーシャワーの招待状でみてみましょう。
宛先が女性
ベビーシャワーは基本的に成人女性の間で行われます。経産婦などから出産後の話を聞いたり、美味しい物を親しい友人と共に過ごす、いわゆる「女子会」なのです。
産まれる前なのに性別が確定
海外の先進国では妊娠中の検診の制度で、性別がほぼ確定致します。日本の検診でもわかりますが、間違えてしまった時のリスクなどにより、先生の言葉で性別の確定は致しません。
プレゼントはリストの中から
出産祝いはかぶる事がよくあります。その為アメリカなどではあらかじめ、出産する両親がネットや近所の赤ちゃん用品店に希望リストを作成します。
これが”registry gift”「レジストリーギフト」です。これにより、希望している商品や購入された商品を確認できます。
また、商品の値段も安い物から高い物があるため、参加者のお財布事情により購入が可能です。
返信はどうする?
返信は以下のような必ず新しい命誕生のお祝いや、これからのご多幸を付け加えて下さい。
Wish you a safe delivery.
無事の出産を祈っています。
Wish you a lots of love and happiness.
たくさんの愛と幸せをあなたに
招待状はおもてなしの心
招待状は招待する相手を大切に思う、大事なカードです。その為、美しくパーティ内容に適したデザインを選び、簡潔かつ丁寧な文章で招待します。
そして文末に R.S.V.P などフランス語の略語を加える事も、イキな計らいです。
また返信では、電話に郵送とe-mailがあります。電話の場合は頑張って英語で電話をし、郵送の場合ではサンキューカードを使用します。
e-mailもメールではありますが内容はサンキューカードと同じで対応します。
【カードに思いやりをこめて】
招待状はベビーシャワーや誕生日会に結婚式など、海外では多く利用されます。
どのような場合でも書く内容はさして変わりありません。大事なのは相手を思いやり、丁寧に作成する事です。
カードを作成するには、日本人ならではの思いやりを心において作成してみてください。
それではまた、See you!