こんにちは。日本のみならず、世界中の人々が愛するアメリカで誕生したアニメのキャラクターといえば、やはりディズニーキャラクターでしょう。
しかしそれらのキャラクターと同等に、日本人に人気のキャラクターがあります。
どこでも買えるグッズ
そう、スヌーピーです。大量のグッズが販売されており、またご当地スヌーピーという、各地方のお土産までもあります。つまりどこに行っても目にするくらい日本人がスヌーピー好きなのがわかります。
本場のアメリカでは、スヌーピーはどういう存在なのでしょうか。ブライアンとケイの会話をみてみましょう。
会話
Kei: Do you know any shop that I can buy Snoopy goods?
スヌーピーのグッズを買えるお店を知っている?
Brian: You mean the dog of Charlie Brown in Peanuts? Then you should go “Charles M. Schultz Museum”.
ピーナッツのチャーリー・ブラウンの犬のこと?それだったら「チャールズ・M・シュルツ博物館」に行くべきだよ。
Kei: It’s too far. Is there any shopping place nearby?
そこは遠いよ。近くに買い物できる場所はないかな?
Brian: Then Korean town is closer. You can find character shops in there. I didn’t know that you like Snoopy so much.
それなら韓国街が近いよ。そこにキャラクターショップがあるよ。君がそんなにスヌーピーが好きだったなんて知らなかったよ。
Kei: Not me, but my sister loves. She wants me to buy Snoopy goods in here in the birthplace, America.
僕じゃないんだ、僕の妹が好きなんだよ。スヌーピーのグッズを誕生の地、アメリカで買ってもらいたいんだ。
I think she doesn’t want goods which sell in Arian countries.
妹はアジアの国で売っているようなグッズは欲しくないと思うんだよね。
Brian: Then you better to go museum. If you want comic books, you can buy them in book stores.
それだったら博物館に行く方がいいね。もし漫画本が欲しいなら、本屋で買えるよ。
Kei: Then I may go to the book store. But why there are not so many Snoopy goods stores exist in here? Snoopy was born in here, America.
それなら本屋に行こうかな。でもどうしてここには、そんなにたくさんスヌーピーグッズのお店がないの?スヌーピーはここ、アメリカで誕生したでしょう。
Brian: At first, we don’t say “Snoopy”, we usually say it as “Peanuts”. It is the title of the comic in newspapers.
まずね、僕たちは「スヌーピー」とは言わないよ、「ピーナッツ」って通常言うよ。新聞に掲載されたときのタイトルだよ。
Kei: Peanuts?
ピーナッツ?
Brian: Maybe some people say “Charlie Brown” or “Li’l Folks”.
「チャーリー・ブラウン」や「リル・フォークス」と言う人もいます。
We love Peanuts but we do not want to have many goods of Peanuts. We like stories of Peanuts. Peanuts becomes part of our life.
僕たちはピーナッツが大好きだけど、ピーナッツのグッズをたくさん欲しいわけではないんだ。ピーナッツの話は大好きだよ。ピーナッツは僕たちの生活の一部になっているんだ。
Kei: The thought differs when country changes.
国が変わると考え方も変わるんだね。
アメリカではキャラクターグッズはあまり売っていません。また、作品の呼び方も日本とアメリカでは違う事がわかりました。
ポイント
会話で出てきた単語やいいまわしをみてみましょう。
- Charles M. Schultz Museum チャールズ・M・シュルツ博物館
カリフォルニア州のサンタローザにあるスヌーピー博物館で、作者の名前がついています。
- nearby 近くの
- Korean town 韓国街
移民が多くいる街では、その国の人々が暮らす街がだんだん移民の国の仕様に変化していきます。それを称して「国名+town」といいます。もちろん、”Chinese town”や”Japanese town”もあります。
- birthplace 発祥地、出生地
グッズよりもストーリー重視
キャラクター製品を集めたがる性質をもっているのは、アジア人にみられる特徴です。アメリカではお気に入りのキャラクターはいても、そのグッズを収集する人々は日本人程いません。
キャラクターを好きな理由は見た目もありますが、その漫画の内容に共感を持てるかどうかが重要です。
その為ストーリーがとても大切にされ、グッズの購入にはあまり意欲がありません。好きな物に対してのこだわりが日本人とは違いますね。
スヌーピーが登場する漫画は1950年から始まり、長年人々を楽しませてくれました。もとは”Li’l Folks”「リル・フォークス」という名前から始まりました。
新聞掲載が決まった時「ピーナッツでも食べながら、気軽に読める漫画」という意図で「ピーナッツ」になったという説があります。
しかしピーナッツには「つまらないもの」という意味もあるため、作者は認めていませんでした。
作者としては”Charlie Brown”「チャーリー・ブラウン」とするか、そのまま”Li’l Folks”で掲載したかったと語っていました。人気漫画にも色々ありますね。
それではまた、See you!