英語で学ぶ:ニュージーランドの羊の毛刈り競争

    1. 会話で学ぶ英語表現

    こんにちは。日本の各地にある牧場は人々の癒しにもなり、旅行で観光地としても人気です。

    そのような牧場にはたいてい牛がたくさんいますが、牛以外にも羊もたくさんいる場所が多くあります。もこもこの羊も癒しの1つですね。

    人間より多く住む羊

    日本では牧場でしか見られない羊も、ニュージーランドでは多く飼育されています。そこでは羊の生息数が人間の7倍いるとも言われています。

    7倍もいる羊の世話ももちろん大変です。癒しのもこもこの羊がみられるのは実は冬だけであり、春には毛刈りが行われ、シュッと痩せた羊になってしまいます。

    この羊の毛刈り、実はニュージーランドではとても重要な仕事の1つです。

    会話

    ヒカリとウィリアム先生が羊の毛刈りについて話をしているので、みてみましょう。

    Hikari: Last weekend, I went to ranch with my family.  At there, I saw clip wool from sheep.  The best clipper is from New Zealand.

    この前の週末に家族で牧場に行ったのです。そこで羊の毛刈りを見ました。一番の刈るのが上手だったのはニュージーランド人でした。

    Mr. Williams: New Zealanders are used to live with sheep, because sheep live more than people.

    ニュージーランド人は羊と生きるのに慣れていますよ、人間よりも羊が多く住んでいますから。

    Hikari: For me, the typical image of New Zealand is great nature that human has not touched before.

    私にとってニュージーランドの典型定なイメージは、人々が手をつけていない大自然です。

    Mr. Williams: That’s right, too.  There are many ranches in New Zealand. 

    それも正しいですよ。ニュージーランドにはたくさん牧場があります。

    Also there are many skills which Japanese need to learn.  So, you might see the trainer from New Zealand.

    日本人が学ぶべき技術もたくさんあります。だからニュージーランドから来たトレーナーを見たのかもしれないですね。

    Hikari: I see.  That’s why he was teaching clip wool to Japanese. 

    なるほど。それなので彼は日本人に毛刈りを教えていたのですね。

    Mr. Williams: There is a clip wool contest in New Zealand.  The clip wool from sheep is very important work in there.  Well skills can get more money.

    ニュージーランドには毛刈り競争があるのですよ。そこでは羊の毛刈りはとても重要な仕事です。良い技術があればたくさんお金がもらえますから。

    Hikari: Does it pay a lot?

    多くもらえるのですか?

    Mr. Williams: You can get 2NZ$ for one clip wool of sheep, and about 450 sheep are clipped in one day.  So you can get 900NZ$ in one day.

    羊1頭の毛刈りで2NZ$もらえます、そして約450頭が1日で刈られます。つまり1日に900NZ$稼ぐことができるのです。

    Hikari: 1NZ$ is about 75JPY, so about 67,500JPY are paid in one day. 

    1NZ$は75円なので、1日に6万7,500円払われるということですね。

    That’s great!  Having a contest makes people to skill up more.  I may learn how to clip wool from sheep.

    それはすごい!競争することは人々をスキルアップさせますし。私も羊の毛刈りを習おうかしら。

    Mr. Williams: It’s not easy to learn, Hikari.

    学ぶのは簡単じゃありませんよ、ヒカリ。

    ニュージーランドでは羊の毛刈り競争があるほど、人々は羊と共に生きています。

    羊飼いが英会話のセッション中に英会話スキルを練習している間、野原で草を食む羊の群れ。

    ポイント

    会話で出てきた単語や言い回しをみてみましょう。

    • ranch 牧場
    • clip wool from sheep 羊の毛刈り
    • sheep 羊、羊たち
      羊の複数形は”s”をつけず、単数と同じ形になります。
    • human has not touched before 人間が手をつけていない
    • contest 競争

    羊の毛刈りは高給取り

    1日の労働時間を8時間とし、休憩時間を1時間いれると実質7時間の労働になります。

    その中で450頭の羊の毛を刈るということは、1頭当たり1分弱です。体中毛がもこもこの羊を1分もしないで刈り取ってしまうのです。

    まさにこれは積み上げてきた技術のたまものですね。

    子供がトラックの前に立って英会話の練習をしています。

    さて、会話では1日に6万円以上もらえる仕事の羊の毛刈り。多くの人々がその代金を求めて羊の毛刈りを行います。

    しかしいくら羊が人間よりも多く住んでいるからといって、全てのニュージーランド人がそれだけ稼げるわけではありません。より技術の高い人が多く稼ぐことになり、それらの技術を見せる為に競争が行われます。

    そして競争でよい成績を残した人ほど仕事がまいこみます。まさに生活とともにある羊の毛刈りです。

    羊が多くいない日本ではイベントのようになってしまいますが、深く調べると面白いことがわかりますね。

    それではまた、See you!

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