信号機が少ないイギリス

    1. 会話で学ぶ英語表現

    こんにちは。日本は左側通行であり、日本で育った人間ならばそれが常識に感じられます。しかし世界では左側通行の国は少数であり、敏感な人は海外に行くと少し戸惑いがおきるかもしれません。

    日本以外の左側通行で有名な国といえば、そう、イギリスです。

    ロンドンの道路は回りまわる

    同じ左側通行とはいってもイギリスは日本とは違います。ロンドンの道路でまず驚くのは2階建てバス、”double-decker”「ダブルデッカー」でしょう。

    そんなダブルデッカーにのってロンドンを観光すると、信号に止まることは少ないものの、異様にクルクル道路を周回することに気づきます。これはいったいどうしてでしょうか。

    会話

    リードさんと竹井さんの会話をみてみましょう。

    Mr. Lead: What are you searching on the internet, Mr. Takei?

    インターネットで何を探しているのですか、竹井さん?

    Mr. Takei: I’m searching the way to Bath.  I’m planning to go there next weekend with my wife.

    バースへの行き方を探しています。次の週末に妻と一緒に行こうと思っています。

    Mr. Lead: Bath is nice place.  You can relax with nice spa.  I think Bath is not so far from here.

    バースはいい所ですね。素敵な温泉でリラックスできますよ。バースはここからそう遠くはないと思いますよ。

    Mr. Takei: The problem is my driving technique.  We are planning to go by car, but I’m not good at driving roundabout.

    問題は私の運転技術です。車で行こうと計画していますが、ロータリーを運転するのが苦手なのです。

    Mr. Lead:Are you not good at driving?  England is left-hand traffic and it is same in Japan.

    運転が苦手なのですか?イギリスは左側通行で日本と同じですよね。

    Mr. Takei: My driving technique is not bad.  But the roundabouts don’t exist many in Japan. Coming in and going out driving is a bit difficult for me.

    私の運転技術は悪くはありません。でも日本にはロータリーは多くありません。出入りの運転が私には少し難しいです。

    Mr. Lead: I thought Japan is one of the difficult countries to drive, because the roads are narrow compared to Europe. Also, I see many traffic jams in news.

    ヨーロッパに比べて道が狭いので、日本は運転することが難しい国の一つだと思っていました。またニュースでも多くの交通渋滞をみますよ。

    Mr. Takei: Traffic jam occurs because there are many traffic lights in Japan. So many cars need to stop often times. 

    日本は信号機が多くあるので渋滞がおこります。たくさんの車が常に止まらなければいけないのです。

    Europe is good place to drive, and roundabouts is working good to not make traffic jams.  But I still haven’t gotten used to it.

    ヨーロッパは運転するのによい場所です、ロータリーは渋滞を作らないようにいい仕事をしています。でも私はまだロータリーに慣れていません。

    Mr. Lead: I hope you can pass through the roundabouts easily and have fun time in Bath!

    ロータリーを上手に通り抜けることができて、バースでよい時間が過ごせるよう願っていますよ!

    イギリスでは信号機による渋滞を防ぐために、ロータリーを様々な場所で設けていました。日本ではなかなか見ないですが、ヨーロッパでは多く使われています。

    説明を翻訳: 赤い 2 階建てバス。
キーワード: 日本語、英会話

    ポイント

    会話で出てきた単語や言い回しをみてみましょう。

    • the way to~ ~への行き方
    • roundabout ロータリー
      この単語はイギリス英語でよく使われる単語です。アメリカ英語では”rotary”や”traffic circle”が使われています。
    • not good at 苦手な
    • left-hand traffic 左側通行
    • traffic jam 交通渋滞
    • traffic light 信号機・交通信号
    • I still haven’t gotten used to ~ ~にまだ慣れていない

    イギリスのロータリー

    日本の道路は信号機が多く、街の中心地に近ければ、1つの信号の先にさらに3個信号が見えることもよくあります。そのため進んでは止まり、止まっては進みを繰り返し、渋滞が発生します。

    この渋滞を防ぐため、ヨーロッパではロータリーを活用し、渋滞緩和の効果をあげています。

    このロータリー、いわゆる交差点がドーナッツ状になっており、一方通行で車が入りこんで出ていく構造です。

    大きなロータリーであれば、ロータリー内に信号機があるところもありますが、基本的に車線の具合を見計らって出入りします。

    英会話のスピーカーが、魔法のラウンドアバウトの道路標識の文化的重要性について語ります。

    ロータリーも一長一短

    さてこのロータリー、慣れてしまえば信号機が煩わしくなると思う人も多く、スムーズに運転しやすくなります。

    しかし問題も多くあります。まず、ロータリーは信号機を設置して交差点にするより、場所を多く使います。また、ロータリーで回しきれないほど、車が多い場所では意味をなしません。

    そしてロータリーに入る交通ルールも、国によって違います。イギリスの交通常識がオランダでは違反になってしまうこともあるのです。

    まとめ

    信号機の設置にしろ、ロータリーの設置にしろ、適材適所があります。土地や技能にその他の条件を合わせて、不満の少ない道路が作られるといいですね。

    それではまた、See you!

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