『お小遣い・お駄賃・仕送り…』など、日本語にはお金にまつわる様々な言葉が存在します。これらを英語で表現すると、どうなるのでしょうか?
お金に関係する言葉を学びながら、子供や学生のお金事情について見ていきましょう。
「ノージョブ・ノーマネー」が定番
子供に対するお小遣い事情は、国によってというよりも家庭によって様々で、月にいくらと決めて渡す家庭もあれば、必要な時に都度渡すという家庭も。
様々なやり方がある中で多く見られるのは「お駄賃制」を取っている家庭です。ベットメイキングや靴磨き・買い物など家族や近所のお手伝いをすることで対価としてお金を与えるというものです。
アメリカを例に見ていくと「自分で積極的にお金を稼ぐ子供が多い」という日本にはない文化があります。
- 家の前でヤードセール
- クッキーやレモネードなどの販売
- 近所の人に声をかけて庭の手入れや洗車などをする
このように自分で仕事を見つけて、働き、お金を稼ぐという経験をさせる家庭が多く、幼少期から、労働とお金について考えさせお金の大切さを学ぶことに繋がります。
会話
今の生活費や子供の頃のお小遣いについて Billy と Ken が話をしています。
Billy:Ken, Do you live by yourself? That’s mean,you earning your living through part-time work right?
Kenって一人暮らしだよね?バイト代で生活してるってこと?
Ken:Ipay for food costs , phone bill, utility fee, that’sit. The rest of money, Ican use freely
僕が払ってるのはスマホ代と食費と光熱費だけかな。残りのお金は自分の好きに使っているよ。
Billy:Then, who pay the rentevery month?
じゃあ、毎月の家賃は誰が払ってるの?
Ken:My parents supplies me with my pay the rent every month.
親に家賃を支払ってもらっているんだ。
Billy:I see. Do you get a monthly allowance from your parents?
へぇ~そうなんだね。お小遣いはもらってないの?
Ken:I no longer get an allowance, when I started work part-time. How about you?
アルバイトをはじめてからは貰ってないよ。Billyは?
Billy:Around me, also stop getting an allowance after they become the age to work. It must be common to all countries.
僕の周りでも、働ける年齢になったらお小遣いなんてもらえないよ。どこの国も同じなんだね。
Ken:How about your childhood?
子供の頃はどうだった?
Billy:when I want to get some money, I did lot of my chores.take out the trash, make my bed, feed the dog like that.
お小遣いが欲しい時には、たくさん手伝いをしてたよ。ゴミ捨てとかベットメイキング、犬のエサやりとかね。
Ken:Oh man,I got it. I feel nostalgic.
ほんとそれな!懐かしいわ。
ポイント
会話で出てきた単語や表現をおさらいしましょう。
live by yourself
一人暮らし
Your の部分を my や him などに変えて使います。live alone でも同じ意味となります。
例)Ilive alone 私は一人暮らしをしている
earning
お金を稼ぐ
別の表現として“get money”もありますが、苦労して(働いて)お金を稼ぐというよりも、お金を得るというイメージが強くなります。
稼ぐという意味で使うのであれば、earn moneyやmake money が良いでしょう。
part-time work
バイト/パート
アルバイトは英語ではありませんので、上記のように表現しましょう。
関連のある言葉
- Wages:バイト代(時間給)
- friends from my part-time job:バイト仲間
food costs
食費
phone bill
スマホ代
utility fee
光熱費
pay the rent
家賃
allowance
定期的にもらえるお小遣い
不定期にもらえるお小遣いは、pocket money と表現される
Around me
私の周りでは
common
共通
例)This is a common mistake. よくある間違いです。
例)I have something in common with her. 私は彼女と共通点があります。
Childhood
子供の頃/幼少時代
chores
家事の手伝い
feed the dog
犬の餌やり
nostalgic
懐かしい
例)It makes me feel nostalgic. それは私を懐かしい気持ちにする。
a nostalgic photo.
懐かしい写真
お小遣いもキャッシュレス化
世界で進んでいるキャッシュレス化に伴い、子供達のお小遣いもキャッシュレス化しているのをご存知ですか?
世界では多くのパパ・ママが、銀行口座から直接引き落としがかかる“デビットカード”やそれに付随する“スマートフォン向けアプリ”を活用して子供にお金の管理をさせています。
実際にアメリカでは、デビットカード「Greenlight」という8歳以上から持てるカードを多くの子供が持っています。
日本ではまだ馴染みの薄い子供向けデビットカードですが、これから流通が広がるかもしれませんね。
まとめ
お金に関する様々な表現が学べましたね。幼少期からお金の大切さを正しく学んでほしいと考えるのは、世界共通のようです。
今回学んだ単語や表現を使って、お金事情を話してみてはいかがでしょうか?
それではまたSee you!