欧米ブランドが大好きな日本人

    1. 日常会話で覚える英単語

    こんにちは。日本人女性が好きな海外のファッションブランドと言えば、シャネル、ルイ・ヴィトンやグッチなど、フランスやイタリアのメーカーです。

    これらが有名なのは、有名なモデルや女優が身に着け、格好よくファッション雑誌などに登場しているからです。

    英国王室御用達も大好き

    有名な例でいえば、アメリカのセクシー女優、マリリン・モンロー。

    「寝る時身に着けるのはシャネルの5番を5滴」などと語り、シャネルの香水の5番が、日本だけでなく、世界中で飛ぶように売れた事もありました。

    その他にも日本で有名なブランドと言えば、イギリスのバーバリーでしょう。英国王室御用達のブランドでもあります。

    このバーバリーが流行っていたのはいったいいつの時代だったのでしょうか。

    イギリスに出張できている佐藤さんが、ミルズさんと話をしています。会話をみてみましょう。

    会話

    Ms. Mills: You are wearing nice coat, Mr. Sato!  Did you buy it in London?

    素敵なコートですね、佐藤さん!ロンドンで買ったのですか?

    Mr. Sato: Thank you.  Yes, I bought it yesterday.  Also, I bought the same coat for women to my wife.  It’s a secret gift for our wedding anniversary.

    ありがとうございます。はい、昨日買いました。同じ女性用のコートも妻の為に買ったのです。結婚記念日用の秘密のプレゼントなのですよ。

    Ms. Mills: What a wonderful present it is!  I think, she would be very happy to have the same Burberry coat with her husband.

    なんて素晴らしいプレゼントなの!ご主人と同じバーバリーの鞄をいただいいて、とても喜ぶと思いますよ。

    Mr. Sato: If she will, I would be very glad.  When we were high school students, it was a trend to wear a Burberry scarf.

    もしそうならば、とてもうれしいです。私達が高校生だった時、バーバリーのマフラーをすることが流行っていたのですよ。

    Ms. Mills: You reminded the nice old memories.

    古い良い思い出を思い出したのですね。

    Mr. Sato: Yes, I did.  At that time, I worked part-time job to buy her the nice Burberry scarf.  I remember her cute smiling face, when I gave it to her.

    ええ、そうです。その時、私は彼女にバーバリーのマフラーを買う為にバイトをしました。私が渡した時の、彼女のかわいい笑顔を覚えています。

    Ms. Mills: Oh, you get together for long time.  What a nice love story you have.

    あら、あなた方は長い間一緒いるのね。なんて素敵なラブストーリーを持っているの。

    Mr. Sato: It’s my shy story.  Now days, young people don’t wear Burberry.  They choose other fashion brands.  I’m a little bit sad.

    恥ずかしい話です。最近の若い人たちはバーバリーを着ないのです。彼らは他のファッションブランドを選んでいるのですよ。少しさびしいですが。

    Ms. Mills: The trend varies as time goes.  But the good brand remains forever.

    時代と共に流行は変化しますから。でも良いブランドは永遠に残りますよ。

    Mr. Sato: That’s true.  Our generation still love to wear Burberry, now.

    その通りですね。私達の年代は今でもバーバリーを着る事が好きですから

    佐藤さんが、結婚記念日に買ったバーバリーのコートは、高校時代を思い出してのことでした。一般的に1970年代が、バーバリーが流行っていた時代です。

    ロンドンのバーバリー店舗の前を通り過ぎる人々のグループが、カジュアルな英会話を交わしている。

    ポイント

    それでは会話で出てきた単語や言い回しをみてみましょう。

    • wedding anniversary 結婚記念日
    • What a wonderful present it is! なんて素晴らしいプレゼントなの!

    感嘆するときによく使われる言い回しです。名詞の部分を変化させて使います。

    • part-time job アルバイト、パート

    英語で「アルバイト」に値する単語はありません。学生が行う仕事は、正社員の就業時間に比べて短いので”part-time job”としています。

    • shy story 恥ずかしい話
    • vary 変化する、変わる

    1970年代から日本でバーバリーが流行りだしましたが、対象はあくまでも富裕層でした。それゆえ若者に対しての展開が少なく、若者の間で流行ったのは基本的にバーバリーのマフラーでした。

    そして、これにより伝統的な「バーバリークラシックチェック」の柄を模造した偽造品が多く出回ることにもなったのです。

    2000年に入る前には若者向けの展開も始まり、再び流行りだしました。やはり良いブランドは、時代とともに再流行するものです。

    ショッピングモールで買い物袋を持ちながら英語を話す女性。

    欧米ブランドは成功の証

    そうはいっても、今でも学生がヨーロッパのブランド品を持つときは、バーバリー以外が多いです。

    そして購入する理由も、自分へのご褒美として持つことが多数です。誕生日祝い、大学合格のお祝いや、アルバイトをしてお金がたまった時などです。

    しかし欧米では、流行ると全員で同じブランド持つような若い日本人を、頭がおかしい成金、と考える人も多くいます。日本人の、流行が大好きな性格があまり受け入れられていないのが現実です。

    欧米諸国にしてみたら、日本はまだまだ成金のような国ですが、日本のブランドも世界で今以上に広く活躍してくれると、うれしいですね。

    それではまた、See you!

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