何でも賭けてしまうイギリス人

  1. 日常会話で覚える英単語

こんにちは。イギリス人のステレオタイプと言えば、「ミステリー好きに賭け事大好き」ですが、それを象徴するように、イギリスではいくつかの賭け事の賭け屋が法人として合法に認められ、株式市場に上場しています。

賭けの対象はスポーツ以外も

英語ではその賭け事の賭け屋を「ブックメーカー」”bookmaker”といいます。このブックメーカーは日本でいえば、サッカーくじのtotoのようなものです。そしてこのブックメーカーも1社だけではなく、世界中で3,000社以上もあります。

そして賭け事の内容も、スポーツの勝敗だけでなく、アメリカ大統領の結果やアカデミー賞の受賞者、さらには、ロイヤルベイビーの性別も賭けの対象となっています。

それ以外にも現在の世の中のトレンドを知る事もできます。ミルズさんと佐藤さんの会話を見てみましょう。

会話

Ms. Mills: How does the construction going for the Tokyo Olympic?

東京オリンピックの建設はどのようになっていますか?

Mr. Sato: I haven’t heard any delay, now.  I think it is on schedule.

今は何も遅れていないと聞いていますよ。予定通りだと思いますよ。

Ms. Mills: Then I won’t worry about it.  Recently, most of the host cities or countries delay the construction of the sport stadiums.

それならば心配しないわね。最近、ほとんどの開催都市や国で競技場の建設が遅れていますから。

Mr. Sato: You don’t have to worry about it.  Japanese are strict to the due date.

それならば心配する必要はないですよ。日本人は予定日に厳しいです。

Ms. Mills: No bookmakers make bet for the constructions, because it doesn’t make any sense to make a bet.

ブックメーカーは建設についての賭けをしないですよ、だってそれは意味をなさないですから

Mr. Sato: You British love to end up with betting!  The bookmaker of England is very unique.  I like the humor of the object of bet.

あなた達イギリス人は賭け事にしてしまうのが大好きですね。イギリスのブックメーカーはとてもユニークですよね。私は賭けの対象のユーモアが好きですよ。

Ms. Mills: It’s nice for you to understand our humor sense.  But the betting of bookmakers give us the talk of the world sports conditions.

私達のユーモアセンスをわかってくれて良かったわ。ブックメーカーの賭け事は世界のスポーツ状況の状態を教えてくれますよ。

Mr. Sato: How come you get it?

どのようにして教わるのですか?

Ms. Mills: The odds of winning give us the information of the intensity of the object.

勝利の確率は対象物の強さの情報を教えてくれます。

Mr. Sato: It’s a different viewpoint.

それは違った見方ですね。

Ms. Mills: I was surprised during the London Olympic.  Uchimura, the famous strong gymnast couldn’t finish with good results. 

ロンドンオリンピック中では私はとても驚きました。強くて有名な体操選手の内村が、良い結果で終わる事ができませんでした。

It let the bookmakers down.  But actually, I like those disappointed news.

ブックメーカー達をがっかりさせましたよね。でも私はこのようながっかりしたニュースが好きですよ。

Mr. Sato: You have the typical British sense of humor, Ms. Mills!

ミルズさん、あなたは典型的なイギリス人のユーモアセンスがありますね!

ブックメーカーの勝率は、現在のスポーツ界での強者を示すトレンドにもなっています。誰がどの競技で強いのかを知りたければ、ブックメーカーの勝率を見るのが確実です。

サッカーの試合のチケットを持って試合を楽しむ準備をしている人。

ポイント

会話で出てきた単語や言い回しをみてみましょう。

  • I think it is on schedule 予定通り
  • host city, host country 開催都市、開催国
  • it doesn’t make any sense 意味をなさない
  • The odds of winning 勝利の確率
  • object 対象物
  • let bookmaker down ブックメーカーをがっかりさせる、失望させる
  • disappointed がっかりする

本には無関係のブックメーカー

賭け屋である”bookmaker”「ブックメーカー」は、本には全く関係ありません。賭けの方法の1つのブックメーカー方式のみを使用しているわけでもなく、とてもややこしいです。

ちなみにブックメーカー方式とは、あらかじめ倍率が確定しており、勝者がいなくても賭け金は変換されない方式です。

ソファで iPad を使って英会話セッションをしている男性。

【世界初の合法賭け屋】

賭け屋が法人として合法に認められたのは、イギリスが初めてです。もとは競馬の勝ち負けを対象としていました。そしてイギリスから広がっていったブックメーカーの賭け屋ですが、各国でそれぞれの法律で合法化されました。

日本でも競馬や競輪にサッカーなどの賭けがありますが、野球賭博や相撲賭博などは合法化されていない為、処罰されます。

日本でもカジノの運営が合法化され、様々な制限のもと開始されます。日本で賭け事を行う際には、見栄えのいい配当などにだまされず、合法化された賭け屋で行う事が大事ですね。

それではまた、See you!

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