【英語で散髪・完全ガイド】失敗しない!美容院・床屋で髪型を注文する全フレーズ|予約からチップまで
海外生活で直面する、地味ながらも深刻な問題。それが「散髪」です。「”Just a little bit shorter.”(少し短く)と伝えただけなのに、ベリーショートにされた…」「専門用語が分からず、ただ頷いていたら奇抜な髪色に…」。そんな悲しい経験談を聞いたことがあるかもしれません。髪型はその人の印象を大きく左右するだけに、海外での散髪に強い不安を感じる方は少なくないでしょう。しかし、ご安心ください。正しい知識とフレーズさえ準備すれば、海外のサロンは決して怖い場所ではありません。このような特定の状況に特化した会話練習は、英会話マンツーマンS1のようなサービスで集中的に行うのが上達の近道です。この記事では、お店選びから予約、カウンセリング、施術中の微調整、そして会計とチップ文化に至るまで、海外での散髪の全工程をステップバイステップで徹底解説。あなたの「こうなりたい」を120%実現するための、完全サバイバルガイドです。
レッスンの内容
【準備編】サロンに行く前に知っておくべきこと
成功の鍵は準備にあり。まずは、日本と海外のサロン文化の違いを理解し、自分の髪の状態を説明する英単語をインプットしておきましょう。
美容院(Salon) vs 床屋(Barber):どちらを選ぶべき?
まず、目的に合わせてお店を選びます。基本的な違いは以下の通りです。
店舗タイプ | 主なサービス | 特徴 |
---|---|---|
Beauty Salon / Hair Salon (美容院) | カット、カラー、パーマ、トリートメント | 男女ともに利用。デザイン性の高いスタイルや長髪向け。 |
Barbershop / Barber (床屋) | カット、シェービング(髭剃り)、フェード | 主に男性向け。短髪、刈り上げスタイル、髭の手入れに強い。 |
近年は性別による区別は薄れていますが、フェードカットのような精密な刈り上げや、髭を整えたい男性はBarbershopを選ぶのが賢明です。
自分の髪質・状態を説明する英単語集
カウンセリングで自分の髪について伝えることは、理想のスタイルへの第一歩です。
- 髪のタイプ (Hair Type)
- straight (直毛), wavy (くせ毛), curly (巻き毛)
- 髪の太さ (Hair Thickness)
- fine (細い), medium (普通), thick/coarse (太い)
- 髪の状態 (Hair Condition)
- dry (乾燥), oily (油性), damaged (傷んでいる), frizzy (広がりやすい)
- 悩み (Concerns)
- split ends (枝毛), dandruff (フケ), thinning hair (薄毛)
My hair is fine and gets frizzy easily when it’s humid.
(私の髪は細くて、湿気があると広がりやすいんです。)
【実践編 STEP 1】予約する (Making an Appointment)
人気店では予約が必須。電話での会話シミュレーションで流れを掴みましょう。
電話予約:完全会話シミュレーション
Salon: Hello, “ABC Salon.” How can I help you?
(もしもし、ABCサロンです。ご用件をどうぞ。)
You: Hi, I’d like to make an appointment for a haircut.
(こんにちは、ヘアカットの予約をしたいのですが。)
Salon: Sure. For when?
(はい。いつがご希望ですか?)
You: Do you have any availability this Saturday afternoon?
(今週の土曜の午後に空きはありますか?)
Salon: Let me check… Yes, we have a slot at 3 p.m. with Jessica. Does that work for you?
(確認しますね…はい、午後3時にジェシカ担当で空きがございます。いかがでしょうか?)
You: Yes, 3 p.m. is perfect. Thank you.
(はい、3時で完璧です。ありがとうございます。)
Salon: Great. Can I have your name, please?
(承知しました。お名前をいただけますか?)
You: My name is Ken Tanaka.
(タナカ ケンです。)
Salon: Alright, Mr. Tanaka. We have you down for a haircut with Jessica at 3 p.m. this Saturday. We look forward to seeing you.
(承知いたしました、タナカ様。今週土曜午後3時、ジェシカ担当のヘアカットでご予約を承りました。お待ちしております。)
【実践編 STEP 2】来店・カウンセリング
いよいよ来店です。最高の武器は「希望の髪型の写真」です。言葉の壁を越える最強のツールなので、必ず複数枚(正面・横・後ろ)用意しましょう。

百の言葉より一枚の写真。「これにしてください」が一番確実です。
カウンセリングの極意:写真+詳細フレーズで120%伝える
写真を見せながら、以下のフレーズで補足説明することで、理想のスタイルに限りなく近づけることができます。
長さ (Length) の伝え方
【最重要】単位はインチ (inch) を使いましょう! 1 inch ≒ 2.5 cm です。
- Just a trim, please. (毛先を整えるだけでお願いします。)
- Could you take off about two inches? (2インチ(約5cm)ほど切ってください。)
- I’d like to keep the length as much as possible. (長さはできるだけ維持したいです。)
- Cut it to my chin level. (顎の高さまで切ってください。)
前髪 (Bangs / Fringe) の注文
Fringeはイギリス英語でよく使われます。
- I want to get bangs. (前髪を作りたいです。)
- Could you trim my bangs just above my eyebrows? (眉毛の少し上で前髪を整えてください。)
- I’m trying to grow out my bangs. (今、前髪を伸ばしているところです。)
男性向け:刈り上げ (Fade) と襟足 (Neckline)

「フェード」はミリ単位の精密さが求められるスタイルです。
- I’d like a low/mid/high fade on the sides. (サイドをロー/ミドル/ハイフェードにしてください。)
- Could you use clippers on the sides and scissors on top? (サイドはバリカンで、トップはハサミでお願いします。)
- Could you clean up my neckline? Tapered or squared? (襟足を整えてください。自然な感じにしますか、それとも角を残しますか?)
【実践編 STEP 3】カラー・パーマ・その他
ヘアカラー:専門用語を使いこなす

希望のカラースタイルを正確に伝えるには、写真と専門用語の組み合わせが最強です。
色味の表現は主観が入りやすいため、ここでも写真が命綱になります。その上で、施術の種類を正確に伝えましょう。
I’d like to get my hair colored/dyed. (ヘアカラーをしたいです。)
I just need a root touch-up. (根元のリタッチだけお願いします。)
I’d like to try balayage. (バレイヤージュを試してみたいです。)
Could you use a toner to get rid of the brassy tones? (黄みを消すためにトナーを使ってもらえますか?)
【実践編 STEP 4 & 5】施術中から会計・チップまで
施術中のコミュニケーション
多くのスタイリストは、途中で「Is this length okay? (この長さで大丈夫ですか?)」と確認してくれます。正直に、しかし丁寧に返事をしましょう。
- 肯定的: “Yes, it’s perfect.” / “Looks great, thank you.”
- 修正依頼: “Umm, could you go a little shorter?” (うーん、もう少し短くしてもらえますか?) / “I think the right side is a bit longer.” (右側が少し長い気がします。)
【超重要】海外のチップ文化を徹底解説
アメリカ、カナダなどのチップ文化のある国では、美容師へのチップは必須です。これは「心付け」ではなく、彼らの給与の重要な一部です。忘れると大変失礼にあたります。
チップの基本ルール
- 相場:税抜きのサービス料金の 15%~20% が標準。素晴らしいサービスだと感じたら20%以上を。
- 渡し方:
- クレジットカード:支払い端末にチップのパーセンテージ(15%, 18%, 20%など)を選択する画面、または金額を直接入力する画面が表示されます。
- 現金:担当してくれたスタイリストに直接 “This is for you. Thank you.” と言って渡すのがスマートです。
【トラブル解決】もしも希望通りにならなかったら?
言いにくいことですが、もし仕上がりに満足できなかった場合、丁寧に伝えれば多くのサロンは対応してくれます。感情的にならず、具体的に伝えるのがコツです。
Excuse me, but it seems a little different from what I was hoping for.
(すみません、私が希望していたものと少し違うような気がします。)I think the bangs are still a bit too long. Could you possibly trim them a little more?
(前髪がまだ少し長すぎる気がします。もう少しだけ切っていただくことは可能でしょうか?)
まとめ
海外での散髪は、適切な準備と少しの勇気があれば、素晴らしい文化体験になります。最後に、失敗しないための「最終チェックリスト」を確認しましょう。
- 【武器は写真!】理想の髪型の写真を複数枚(正面・横・後ろ)スマートフォンに保存したか?
- 【単位変換OK?】「1インチは約2.5cm」とインプットしたか?
- 【自分の髪を知る】自分の髪質や悩みを伝える基本単語(fine, frizzyなど)を確認したか?
- 【オプションを宣言】シャンプーやトリートメントなど、基本以外のサービスも受けたいか決めたか?
- 【感謝の準備】チップ文化のある国なら、チップの計算方法と渡し方をシミュレーションしたか?
このガイドが、あなたの海外でのヘアスタイル成功の一助となれば幸いです。新しい髪型で、新しい生活を思いっきり楽しんでください!それではまた、See you!