移住時だけでなく、長期出張や留学時に覚えておきたいのが、英語での散髪の注文の仕方です。
海外の散髪事情を学びながら、細かいオーダーに使える表現を覚えていきましょう。
理髪店の種類
日本語で“美容院”と“床屋”という異なる言葉があるように英語にも理髪店を表す言葉はいくつか存在します。
- Beauty salon / hair salon:美容院
- Barber / Barbershop:床屋
以前は「美容院は女性向け・男性は床屋」というイメージがありましたが現在はそうでもありません。
床屋の方が髭剃りなど男性向けサービスが充実しているという点はあるでしょうが、男性でも美容院に行く方は多くいますし、好奇な目で見られることもありません。
知っておきたい情報としては、日本のようにシャンプーがデフォルトのサービスとして付帯していないことが多いという点です。床屋でも髭剃りはオプションというところもあります。
シャンプーや髭剃りを希望する方は、予約時に確認をしておきましょう。
I’d like shampoo.
シャンプーをお願いします
Is there an extra charge for shampooing?
シャンプーは別料金ですか?
I’d like a shave. / Can I get a shave?
ひげを剃ってもらえますか?
会話
Kenが海外の理髪店(barber)で注文をしています。
Staff:What are you looking to do today?
本日はどのようにしますか?
Ken:Just a haircut, please. Could you cut it about 1inch shorter?
カットだけお願いします。2センチくらい切ってくれますか。
Staff:Sure. Do you want to look at our stylebook?
わかりました。スタイルブックをご覧になりますか?
Ken:Yes,please.Umm.. I want a haircut like this. Not too short in the back, please.
おねがいします。う~ん。こんな感じがいいかなぁ。後ろはあまり短くしないでほしいです。
Staff:Is everything ok? Would you like me to cut it a littleshorter?
いかがですか?もう少し短い方が良いですか?
Ken:That’s enough.It looks very fine.Thank you.
十分です。いいですね。ありがとう。
Staff:Would you like to use hair wax?
整髪料はつけますか?
Ken:Just a bit of wax, please.
ワックスを少しつけてください。
ポイント
会話で出てきた単語や表現をおさらいしましょう。
1inch 1インチ(約2.5センチ)
国によっては、センチメートルという単位の表現があまりメジャーではないことがあります。「2センチくらい切って」と言ったつもりが2インチ(約5センチ)切られてしまったということも少なくありません。
渡航している国に合わせた単位で表現するようにしましょう。
That’s enough 十分です。
もうこれ以上は切らなくて大丈夫であることが伝わります。カットの最中に、様子を見ながら必要に応じて伝えるのもよいでしょう。
hair wax ヘアワックス/整髪料
ヘアスタイルに関するその他のワードもご紹介します。
- Side Parted:七三分け風の大人な髪型
- Shaven head / Buzz cut:坊主頭
- Undercut:ツーブロック
- Trim:切り揃えて整える
カラーリングの注文
ヘアカラーの注文時、自分の希望のニュアンスが上手に伝わらず奇抜な色になってしまったら大変ですよね。ヘアカラーを注文する際に使える単語や表現をまとめてみました。
- dye:染める
(Color でも通じるが、dye が使われることもある) - gray hair:白髪
- highlights:メッシュ
Do you have color samples?
カラーのサンプルはありますか?
I would like to go lighter.
明るい色にしたいです。
Just a touch up with the same color.
似たような色でリタッチするだけでいいです。
I’d like to cover my gray hair.
白髪染めをしてほしいです。
これらのワードを上手に使って、自分の希望を伝えてみましょう。
まとめ
母国語でない国での散髪には勇気がいりますよね。ポイントとしては「画像を見せる」「切ってもらっている間も雰囲気を見ておく」ことです。
今回ご紹介した表現を覚えておけば、海外での散髪もきっと上手く行くことでしょう。
それではまた、See you!