「今、何時ですか?」と尋ねられたとき、英語でスムーズに答えられる自信はありますか?日常的な時間表現でさえ、英語で表現しようとすると「あれ、どうやったっけ?」と迷ってしまうことも少なくありません。特に、”past” や “to” を用いた時間表現は、日本人にとって難しいポイントの一つです。しかし、心配はいりません!この記事では、英語の時間の読み方を完全にマスターする方法を解説します。
基本の “o’clock” から始めて、ネイティブスピーカーが日常で使うさまざまな表現を、視覚的なイラストを交えて分かりやすく紹介します。これを読むことで、英語の時間表現を自在に操れるようになり、コミュニケーションの幅が広がるでしょう。さらに、表現力を実際に使ってみたい方は、英会話スクールでネイティブ講師との会話を通じて実践力を磨くのもおすすめです。このガイドを活用して、もう時間表現で困ることのない自分を手に入れましょう!
なぜ英語の時間は難しい?日本語との根本的な違い

💡 この章の要点
日本語は「〇時〇分」と数字をそのまま伝えるが、英語は複数の表現方法があり、特に “past” / “to” の考え方が通常の言い方や語順が異なるため難しく感じる。
英語の時間表現には状況やニュアンスによる使い分けが存在する。
シンプルな数字読み
英語で時間を伝える最も簡単な方法は、数字そのものを読むことです。これは特にカジュアルな場面で使われることが多く、聞き手にとっても理解しやすい表現です。
| 表現 | 読み方・発音 | 意味・使える場面 |
|---|---|---|
| 7:10 | seven ten | カジュアルな場面での時間表現 |
| 3:45 | three forty-five | 直接の時間表現 |
“past” / “to” を使う方法
“past” と “to” を使う方法があります。”past” は指定した時間を過ぎた分数を表し、”to” は次の時間までの分数を表します。これはフォーマルな場でも使われ、英語の特徴的な時間表現です。
| 表現 | 読み方・発音 | 意味・使える場面 |
|---|---|---|
| 7:10 | ten past seven | 午前7時を10分過ぎた時刻(午前・午後は文脈次第) |
| 3:45 | quarter to four | 午後4時の15分前(午前・午後は文脈次第) |
“past” や “to” の使い方をマスターすることで、英語での時間表現がスムーズになります。これらの表現は単なる数字の読み上げとは異なり、時間の流れを意識する表現として英語をより自然に使うための鍵となります。
まずは基本から!「〇時ちょうど」と午前・午後の表現
💡 この章の要点
- ✔“o’clock”は「〇時ちょうど」を表現するための基本表現です。
- ✔日常会話では12時間制がよく使われ、時刻表や正式な文書等では24時間制を使います。
- ✔朝・昼・夜を表現する際は、”in the morning/afternoon/evening”や”at night”を使用します。
複雑な表現の前に、時間の基礎をしっかり固めましょう。

amは午前、pmは午後。太陽と月をイメージすると覚えやすいですね。
「~時ちょうど」は “o’clock”
「〇時ちょうど」を表現するには、数字の後ろに o’clock を付けます。”o’clock” は “of the clock” の略で、「時計の示す~時」という意味です。
- It’s one o’clock. (1時ちょうどです。)
- The meeting starts at three o’clock. (会議は3時ちょうどに始まります。)
24時間制と12時間制の使い分け
英語では、日本語の「14時」や「21時」のような24時間表記は、時刻表や正式な文書等で使われますが、日常会話では12時間制がよく使われます。代わりに am と pm を使って午前と午後を区別します。
- am: 午前 (0:00~11:59)
- pm: 午後 (12:00~23:59)
- It’s 8 am. (午前8時です。)
- See you at 2 pm. (午後2時に会いましょう。)
朝・昼・夜を付け加える言い方
“am” や “pm” の代わりに、より具体的に「朝」「昼」「夜」を表現することもできます。
| フレーズ・重要表現 | 日本語訳・使える場面 |
|---|---|
| seven in the morning | 朝の7時 |
| one in the afternoon | 昼の1時 |
| eight in the evening | 夕方・夜の8時 |
| ten at night | 夜の10時 |
特にat night は、寝る時間に近い夜更けのニュアンスで使われることが多いです。
【最重要】ネイティブ流!”past” と “to” を使った表現

💡 この章の要点
アナログ時計を基に、「past」と「to」を使った時間表現を理解し、数字の聞き間違いを防ぐ方法を学びます。
ここが英語の時間表現のクライマックスです。アナログ時計を思い浮かべてください。このイメージが理解の鍵となります。
時計の右側(1分~29分)は “past (after)” を使う
長針が時計の右半分(12時から6時まで)にあるときは、「分 + past + 時」の形で表現します。「~時を~分過ぎた」という意味です。past の代わりに after も使えますが、past の方が一般的です。
- 7:10 → ten past seven(7時を10分過ぎ)
- 2:20 → twenty past two(2時を20分過ぎ)
時計の左側(31分~59分)は “to (before)” を使う
長針が時計の左半分(6時から12時まで)にあるときは、「(次の時までの)分 + to + 次の時」の形で表現します。「次の~時まであと~分」という意味です。
- 6:50 → ten to seven(7時まであと10分)
- 8:40 → twenty to nine(9時まであと20分)
“quarter” (15分) と “half” (30分) は特別ルール
15分と30分には、特別な単語があります。これらを使うと、よりネイティブらしい表現になります。
- quarter: 1/4、つまり15分のこと。
- half: 1/2、つまり30分のこと。
- 3:15 → a quarter past three(3時を15分過ぎ)
- 7:30 → half past seven(7時を30分過ぎ)
30分は “past” しか使わず、”thirty to eight” のような言い方はしませんので注意しましょう。
なぜネイティブは、この少し複雑な言い方を好むのでしょうか?一つの理由として、数字の聞き間違いを防ぐためと言われています。例えば、”fifty” (50) と “fifteen” (15) は発音が非常に似ています。
シンプルで簡単!数字を読むだけのカジュアルな言い方
💡 この章の要点
デジタル時計のように「時」→「分」の順で数字を読むだけの方法を学びます。特にカジュアルな場面で使われ、1桁の分には”oh”を付け加えるのがポイントです。
「時」→「分」の順で読むだけ
この方法は非常にシンプルで、デジタル時計の表示をそのまま読む感覚で使えます。例えば、3:15は「three fifteen」と読みます。この方法の利点は、形式ばらずに時間を伝えられることです。フォーマルな場面でも通じますが、特にカジュアルな日常会話でよく使われます。
- 3:15 → three fifteen
- 7:30 → seven thirty
1桁の分には “oh” を入れる
「分」が1桁の場合、聞き取りやすさを考慮して、分の数字の前に”oh”を加えます。”oh”は「ゼロ」の読み方として使われ、例えば4:05は「four oh five」となります。この表現は、特にアメリカ英語で一般的です。
- 4:05 → four oh five
- 10:09 → ten oh nine
この方法を使用することで、複雑な言い回しを避け、スムーズに時間を伝えることができます。特に英語を学び始めたばかりの方や、英語圏のカジュアルな会話に慣れていない方には非常に便利です。
| 時刻 | 読み方・発音 | 意味・使える場面 |
|---|---|---|
| 3:00 | three o’clock | 時報のような厳密な時間を示す際 |
| 3:15 | three fifteen | カジュアルな場面での時間表現 |
| 4:05 | four oh five | 1桁の分がある場合の時間表現 |
リアルな会話で使い方をチェック!

💡 この章の要点
英語の時間表現をマスターするには、リアルな会話を通じて学ぶことが重要です。このセクションではTonyとHanakoの会話を例に、実際の使われ方を解説します。
【会話で学ぶ】TonyとHanakoの待ち合わせ
会話で役立つキーフレーズ解説 (`make it`, `in time` vs `on time`)
- make it: 「間に合う」「都合がつく」「成功する」など、文脈によって様々な意味で使われる便利なフレーズです。例えば、”I hope I can make it to the meeting.”(会議に間に合うといいな)というように使います。
- in time vs on time:
- on time: 「(予定通りの)時刻ぴったりに」というニュアンス。例: “The train arrived on time.”(電車は定刻通りに到着した)。
- in time: 「(締め切りや何かが起こる前に)間に合って」というニュアンス。例: “I arrived just in time for the movie.”(映画にちょうど間に合うように到着した)。
時間表現の実践会話例
この会話例では、時間を表現する際の「quarter past」という表現を使っています。「quarter past」は「〜時15分」という意味で、実際の会話で非常に一般的です。例えば、「7時15分」は「quarter past seven」となります。
| 表現 | 読み方・発音 | 意味/構文/使用場面 |
|---|---|---|
| quarter past | クォーター パスト | 15分過ぎ/時間を表す際に一般的に使用 |
| half past | ハーフ パスト | 30分過ぎ/時間を表す際に一般的に使用 |
| quarter to | クォーター トゥ | 15分前/時間を表す際に一般的に使用 |
もっと表現豊かに!「~時ごろ」の曖昧な言い方
💡 この章の要点
- ✔英語で「~時ごろ」を表現する際の便利な表現には “around”、”about”、”like” があります。
- ✔“around” と “about” はほぼ同じ意味で、正確な時間を示すのではなく、だいたいの時間を指します。
- ✔“like” はカジュアルな表現で、特に友人同士の会話でよく使われます。
- ✔「〇時過ぎ」や「〇時前」といった表現も、日常会話で時間を曖昧に示すのに役立ちます。
“around” / “about” の使い方
Around と about は、どちらも「~ごろ」「およそ~」という意味で使え、ほとんど同じ意味です。時間の前に付けます。
例:
- I’ll be there around 5 pm. (午後5時ごろにそっちへ行きます。)
- He woke up about 8 am. (彼は午前8時ごろに起きました。)
“like” を使ったカジュアルな表現
Like も「~くらい」という意味で使えますが、around や about よりもカジュアルな響きがあり、友人同士の会話などでよく使われます。
例:
- Let’s meet up, like, 3 pm? (3時とかに会わない?)
「〇時過ぎ」「〇時前」の言い方
「ちょっと過ぎ」「少し前」といった、さらに細かいニュアンスを伝えたい場合は、以下のような表現が便利です。
例:
- It’s a little after six. (6時を少し過ぎたところです。)
- Come a little before ten. (10時少し前に来てください。)
| 表現 | 読み方・発音 | 意味/構文/使用場面 |
|---|---|---|
| around 5 pm | アラウンド ファイブ ピーエム | おおよそ午後5時のことを指す表現。日常会話で使用。 |
| about 8 am | アバウト エイト エーエム | おおよそ午前8時のことを指す表現。日常会話で使用。 |
| like 3 pm | ライク スリー ピーエム | 午後3時ごろを意味し、カジュアルな会話で使用される。 |
| a little after six | ア リトル アフター シックス | 6時を少し過ぎた時間を指す。日常会話で使用。 |
| a little before ten | ア リトル ビフォー テン | 10時少し前の時間を指す。日常会話で使用。 |

まとめ:時計のイメージを掴んで、時間の表現をマスターしよう!
💡 この章の要点
英語の時間表現における “past” と “to” の使い方を中心に、アナログ時計をイメージすることでマスターしやすくなることを解説します。1~29分は “past”、30分は “half past”、31~59分は次の時までの分を “to” で表せることがポイントです。
アナログ時計のイメージで考える
英語での時間の表現は、アナログ時計をイメージすることで理解しやすくなります。例えば、3:15は「3時15分」ですが、ネイティブスピーカーは “quarter past three” と言います。これは、15分が1/4時間であることから来ています。
同様に、7:45は「7時45分」ですが、英語では “quarter to eight” と表現します。これは、8時まで15分前であるという意味を持ちます。時計の右半分では “past”、左半分では “to” を使うことが基本ルールです。
具体的な時間表現の例
以下に、”past” と “to” を使った時間表現の具体例を示します。これらの表現を練習することで、日常生活でスムーズに時間を伝えることができるようになります。
| 時間 | 英語表現 | 日本語訳 |
|---|---|---|
| 2:05 | Five past two | 2時5分 |
| 2:30 | Half past two | 2時半 |
| 2:55 | Five to three | 3時5分前 |
練習問題で確認しよう
以下の練習問題を通して、時間の表現に関する理解を深めてください。
- 3:45 は英語でどう表現しますか?
- 7:15 は英語でどう表現しますか?
- 4:05 は英語でどう表現しますか?
- 6:50 は英語でどう表現しますか?
- 11:55 は英語でどう表現しますか?
- 12 am は英語でどう表現しますか?
- 12 pm は英語でどう表現しますか?
正解と解説:
- 3:45 は “quarter to four” です。これは4時まで15分前を意味します。
- 7:15 は “quarter past seven” です。これは7時を過ぎて15分を意味します。
- 4:05 は “five past four” です。これは4時を過ぎて5分を意味します。
- 6:50 は “ten to seven” です。これは7時まで10分前を意味します。
- 11:55 は “five to twelve” です。これは12時まで5分前を意味します。
- 12 am は “midnight” です。これは午前0時を意味します。
- 12 pm は “noon” です。これは正午を意味します。

