相手にお任せしたい時に使う「任せるよ」の一言。簡単なようですが、表現方法によっては相手を不快にさせてしまうこともあります。
そんな知っておきたいけれど使い分けが重要となる「任せるよ」の表現についてご紹介します。
便利なフレーズ「任せるよ」
「任せるよ」や「お任せします」は便利なフレーズですので、日常的によく使いますよね。
英語でもこれらのフレーズは頻繁に使われるのですが、表現方法はいくつかあります。シチュエーションに合わせて上手に使い分けていきましょう。
Up to you.:まかせるよ。
こちらはかなりカジュアルな表現なので、言い方や表情に注意しましょう。そっけなく言ってしまうと、興味がないという印象を与えてしまいます。
I’ll leave it up to you.:あなたにお任せします。
直訳すると「私はitから離れてあなたに委ねます。」となり、「お任せします。」という意味の定番フレーズです。ビジネスシーンでも使うことができます。
You decide.:決めていいよ。
命令口調に近いので、友人同士など親しい間柄でのみ使うようにしたい表現です。
It’s your call.:あなたが決めることです。/君が決めていいよ。
“call”は電話をする・呼ぶといった動詞としての使い方が有名ですが、名詞として使うことで『決定・決断・判定』という意味を持っています。
Can I leave it to you?:任せてもよいかな?
物腰柔らかく伝えたい時におすすめなのが、こちらの表現です。
会話
TomとJustinが会話をしています。
Tom:Someone gave me soccer tickets.Do you want to go with me?
サッカーのチケットをもらったんだ。一緒に行かない?
Justin:Really? That would be great!
本当?嬉しいな!
Tom:What time do you want to meet up?
何時に待ち合わせる?
Justin:Umm..It’s up to you.
ん~…任せるよ。
Tom:Then, let’s meet up the station at 11am.
じゃあ、11時に駅で会おう。
Justin:Got it! How about eating lunch first?
了解!昼ごはん食べてからにしない?
Tom:Sounds nice. You decide where to eat.
いいね。ランチの場所はお前が決めて。
Justin:OK. I’ll check it out later.
オッケー。あとで調べておくわ。
ポイント
Meet up 会う
meet はただ単に“会う”ということだけを意味し、“meet up”には目的をもって会うというニュアンスが含まれます。
Then じゃあ/それじゃあ/そうしたら
Got it! 了解!
I’ll check it out later. 後で調べます。
ビジネスでもカジュアルなシーンでも使える定番フレーズです。
「任せるよ」が含まれる例文まとめ
A:Which one do you want to buy?
どっち買う?
B:Umm, it’s your call.
う~ん、君が決めて。
A:What do you want to eat for dinner?
夜ご飯何が食べたい?
B:It’s up to you! I’ll happily eat anything you cook.
任せる!君が作ったものなら何でも嬉しいよ。
A:What color of curtain should I buy?
何色のカーテンを買おうかしら?
B:I’ll leave it to you.
お任せするよ。
A:Is there anyone else you want to invite?
他にも誰か誘う?
B:You decide. I just want to have fun!
決めていいよ。私は楽しければ良い!
まとめ
自分では決めかねる時など、相手に決定をゆだねるときに使えるフレーズをご紹介してきました。
日本語でもそうですが、そっけなく言うと「どうでもいいから勝手に決めれば」という印象を与えかねません。「貴方の好みに合わせるよ」と好意的に「任せるよ」と言っていることを伝えるためには表情や言い方が重要です。
それではまた、See you!