「大丈夫?」や「お大事に」など相手の事を気遣う声のかけ方を知っておくと、いざという時にスマートに対応できます。
英語での、相手を心配する時の気持ちの伝え方を学んでいきましょう。
相手を気遣う声かけフレーズ5つ
「大丈夫?」は「Are youok ?」
具合が悪そうな人やちょっと普段と様子が違うという人への声かけで一番よく使われるのは、この Are you ok? です。Are you all right? や Are you fine? もほとんど同じ意味で使われます。
「お大事に!」は「Take care!」
具合が悪くてその場を後にする人や、具合が悪い人へのメールなどでよく使われる声かけフレーズは Takecare. です。言い方次第で神妙な感じにもカジュアルな感じとしても使うことができます。
「どうしたの?」は「What wrong?」
直訳すると「なにが悪いのですか?」となるこのフレーズは、明らかに普段と違うという時にその原因を尋ねる言い方です。What’s the problem? とほぼ同じ意味で使われます。
発音記号はrɔŋで、先頭のwは発音しませんので注意しましょう。
「それは辛いですね。」は「I’m sorry.」
ごめんなさいなどの謝罪を意味する Sorry ですが、「それは残念です。」「それは辛いですね。」「そんな(悲しい)ことがあったんですね。」といった、相手の辛い・悲しい気持ちに寄り添う時にも使うことができます。
くしゃみには「Bless you!」
正しくは「God bless you!」で「神の御加護を!」という意味を持つこのフレーズは、相手がくしゃみや咳き込んだときなどの鉄板フレーズです。意味合いとしては「お大事に!」や「大丈夫?」に近い感覚で使われます。
会話
JamesとAyaが会話をしています。
James:Hey Aya! Are you ok?
Aya!大丈夫?
Aya:Yeah, I am ok.
えぇ、大丈夫よ。
James:What wrong? You look pale.
どうしたの?顔色が悪いよ。
Aya:I’m feeling anemic. I need a short break.
ちょっと貧血ぎみで。少し休憩するわ。
James:Can I get you something to drink?
何か飲み物でも買って来ようか?
Aya:Thank you.
ありがとう。
James:You stay here, I’ll be right back.
ここに座って待っていて!すぐに戻るから。
ポイント
会話で出てきた単語や表現をおさらいしましょう。
You look pale. 顔色が悪いよ。
I’m feeling~ ~気味/~っぽい
病院へいって診断を受けたわけではないけれど、具合が悪い時などに使う「~気味」という言い回しは feeling を使って表現することができます。
例)I’m feeling a cold. 私は風邪気味です。
例)I’m feeling a fever. 熱っぽい感じがする。
Anemic 貧血
short break 休憩
例文で使い方を知る
相手を気遣う声かけフレーズについて学んできましたが、反対に自分が声をかけてもらうこともあるはずです。そんな時は「ありがとう。」や「大丈夫です。」と返事をしましょう。
返事の仕方を例文でまとめてみました。
A:Are you all right?
大丈夫ですか?
B:I am ok.Thank you.
大丈夫だよ。ありがとう。
I’m just a little tired.
ちょっと疲れただけだから。
A:What wrong?
どうしたの?
B:I’m not feeling well with my stomach.
なんだかお腹の調子が悪いんだ。
A:Take care.
お大事にね。
A:Excuse me!
(くしゃみをして)失礼!
B:Bless you!
お大事に!
A:Thanks.
ありがとう。
まとめ
相手の状況によって、声かけフレーズを上手に使い分けてください。日本語でも英語でも、相手を気遣うことのできる優しい人は、周りの人からも優しくしてもらえますよ。
それではまた、See you!