華氏摂氏は、温度を表すときの方法です。日本では摂氏が取り入れられているため、温度の単位は「℃」で表記します。一方でアメリカや一部の地域では「°F」と表記します。
アメリカでの温度表現について学んでいきましょう。
温度はCではなくFで表現
華氏は英語で Fahrenheit と表記し、摂氏は英語で Celsius です。それぞれ、頭文字の左上に「°」をつけることで「度」を表すことができます。
日本で使用されている摂氏は、水が氷になる温度を0としていますが、華氏では水が氷になる温度は32です。
世界の国々の大半は、日本と同じく摂氏を採用しています。一方で日本人渡航者も多いアメリカでは華氏が使われています。そのため、アメリカの天気予報では60や80といった温度が表示され、初めて見る人は驚くことでしょう。
【アメリカの高熱の基準】
また、体温計も華氏摂氏の影響を受けるものの一つです。
日本では36度前後が平熱で、37度を微熱・38~39度を高熱と考えますが、アメリカでは「I have a 100 degrees fever. I’m gonna skip school! 熱が100度あるから学校休めるぞ!」というフレーズもあるように基準が大きく異なります。
他にも電気ケトルやオーブントースター・エアコンなども華氏摂氏の影響を受けるので、使う予定のある人は渡航前に華氏の基準を学んでおくとよいでしょう。
会話
NanaとDanが会話をしています。
Nana:It’s very hot today. I wonder how high the temperature is.
今日は暑いわね。気温何度くらいあるのかな?
Dan:Look at the electronicbulletin board over there. It’s 98 degrees!
あそこの電光掲示板をみてごらんよ。98度だって!
Nana:What? 98 degrees? What’s the temperaturein Celsius?
え?98度? それって摂氏だと何度?
Dan:Well.. Isn’t it about 36 degrees?
え~っと。36度くらいじゃないかな。
Nana:Thanks. That’s so hot.In Japan, days above 35 degrees are called“Mousyobi”.
ありがとう。それは暑いわね。日本では35度以上のことを猛暑日って呼ぶのよ。
Dan:What does it mean?
猛暑日ってどういう意味?
Nana:When I write it in Chinese latter, I write it on a fiercely hot day.In other words, it’s very veryhot.
漢字で書くと、猛烈に暑い日って書くの。つまりとても暑いってことね。
Dan:Hmm, that’s right.
へぇ~そうなんだね。
ポイント
会話で出てきた単語や表現をおさらいしましょう。
Temperature 気温
Electronic bulletin board 電光掲示板
街中や駅・空港などの電光掲示板のことをさして使います。announcement board とも呼ぶことがあります。
Fiercely 猛烈に
例)fiercely bad weather 猛烈な悪天候
例)fiercely protest 猛反発
In other words つまり
温度に関する英語表現
温度にちなんだ単語やフレーズをご紹介します。そのまま丸暗記して、活用してみましょう。
- Body temperature 体温
- Flat fever 平熱
- Slight fever 微熱
- Thermometer 体温計
- Highest / Maximum temperature 最高気温
- Lowest / Minimum temperature 最低気温
It’s going to reach 30 degrees today.
今日は30度くらいになるってよ。
Why don’t you take your temperature?
熱(体温)を計ってみたら?
The fever has gone.
熱が下がった。
The fever gone up to 40°C.
熱が40度まで上がる。
まとめ
温度に関する様々な表現をご紹介してきましたが、いかがでしたか?最近では、華氏摂氏をすぐに計算してくれるアプリなども出ているのでアメリカに渡航予定の方は是非活用してみましょう。
また、体調不良に備えて日本製の摂氏表示の体温計を持参するのもオススメです。
それではまた、See you!