「天気次第で行き先を決める」「人数によって料金が変わる」と英語で伝えたいのに、depend onとdepending onのどちらを選べばよいか迷っていませんか。意味は似ていますが、文の中で担当する役割が違うため、形だけを暗記すると語順を間違えやすくなります。

先に押さえたいのは、depending onは条件を添える形であり、depend onは文の述語になれる動詞句だという点です。Depending on the weather, we may go hiking.なら「天気次第では、ハイキングへ行くかもしれない」、Our plan depends on the weather.なら「私たちの予定は天気次第だ」となります。

この記事では、基本の語順から文頭・文末の違い、whetherや疑問詞を続ける形、似た表現との使い分け、会話練習、発音まで順番に身につけます。英語を会話の中で練習したい場合は、英語教室で扱うような「予定を提案し、条件を伝え、代案を出す」という流れも意識すると、単独の例文が実際のやり取りにつながりやすくなります。

まずは「何かが変われば、別の結果も変わる」という一本の関係をつかみましょう。そこが分かると、天気、予定、料金、仕事、旅行など、幅広い場面で同じ型を使えるようになります。

目次 [ close ]
  1. depending onの意味は「条件に応じて結果が変わる」
  2. depend onとdepending onは文中の役割が違う
    1. depend onは主語の後ろで述語になる
    2. depending onは条件を補足する
  3. 文頭と文末では伝える順番が変わる
    1. 文頭は「まず条件を確認してほしい」とき
    2. 文末は結果の後に条件を付け足すとき
  4. 名詞・疑問詞・whetherを後ろに続ける
    1. depending on+名詞
    2. depending on+疑問詞の節
    3. depending on whether+主語+動詞
  5. 週末の予定を相談する会話で使う
    1. 会話を支える表現
  6. 天気・旅行・料金・仕事で使える場面別例文
    1. 天気や季節
    2. 旅行や外出
    3. 買い物や料金
    4. 仕事や予定
    5. 好みや必要性
  7. It depends.とdepend on A for Bを使い分ける
    1. depend onの「頼る、必要とする」
  8. rely on・count on・according to・based onとの違い
    1. rely onは助けや道具をあてにして使う
    2. count onは期待どおりの行動を信じる
    3. according toは情報源を示す
    4. based onは判断や作成の根拠を示す
  9. It depends on you.とIt’s up to you.を混同しない
  10. よくある間違いを文の骨格から直す
    1. onを省略する
    2. It dependとする
    3. depending onを述語にする
    4. 疑問詞の後ろを疑問文語順にする
    5. weather of that dayとする
    6. chance of rainを不自然に尋ねる
  11. 発音と短い応答を口から出せる形にする
    1. 音を三段階でつなげる
    2. 短い応答から始める
  12. 和文英訳と自作文で使える形に変える
    1. 天気次第で、明日は出かけます
    2. 料金は参加人数によって変わります
    3. 何時に仕事が終わるかによっては、参加できます
    4. その答えは状況によります
    5. あなたが決めてください
    6. 自分の週末を三文で話す
  13. 短時間で回せる復習メニュー
    1. 最初の練習:意味と役割を分ける
    2. 次の練習:文頭と文末を入れ替える
    3. その次の練習:疑問詞とwhetherを使う
    4. 仕上げの練習:代案まで言う
  14. depending onについてよくある質問

depending onの意味は「条件に応じて結果が変わる」

この章の要点
  • 中心の意味は「~次第で」「~に応じて」「~によって」
  • 後ろには予定や結果を左右する条件を置く
  • 一つの条件から複数の結果が分かれる場面で使いやすい

depending onは、ある行動、判断、金額、予定などが、別の条件に左右されることを示します。日本語訳は一つに固定せず、文脈に合わせて「~次第で」「~に応じて」「~によって」「~によっては」と考えるのが自然です。

たとえば、晴れればハイキングへ行き、雨なら映画を見る予定だとします。このとき、結果を分ける条件は天気です。そこで、depending on the weatherを使えます。

フレーズ
Depending on the weather, we may go hiking.
日本語訳
天気次第では、私たちはハイキングへ行くかもしれません。
使う場面
天候を確認するまで外出の予定を確定できない場面で使います。mayを入れることで、まだ可能性の段階だと伝えられます。
注意点・誤用例
誤:Depending the weather。dependの後ろに条件を置くときはonが必要なので、Depending on the weatherとします。
発音・ニュアンス
目安は「ディペンディン・オン」です。dependingの最後のgを強く読まず、会話ではdepending onを「ディペンディノン」に近い流れでつなげると滑らかです。

条件は天気だけではありません。The price changes depending on the number of people.なら、人数の変化に応じて料金も変化します。The scenery changes depending on the season.なら、季節が変わると景色も変わるという関係です。

  • the weather:天気
  • the situation:状況
  • the season:季節
  • the location:場所
  • your schedule:予定
  • your needs:必要としていること
  • your preference:好み
  • the number of people:人数

訳を選ぶときは、変化の幅にも注目してください。条件が決まるまで結果が分からないなら「~次第で」、条件に合わせて調整するなら「~に応じて」、条件ごとの差を述べるなら「~によって」が合いやすくなります。

天気という条件からハイキングと屋内活動の二つの結果へ枝分かれする様子
条件が変われば、その先の予定や結果も変わります。

では、よく混同するdepend onとは文法上どこが違うのでしょうか。次の章では、文の「中心」と「追加情報」を見分けます。

depend onとdepending onは文中の役割が違う

この章の要点
  • depend onは動詞句として述語を作る
  • depending onは完成した文に条件を加える
  • 主語が三人称単数ならdepends onになる

最も大切な違いは、depend onが文の述語になれるのに対し、depending onは通常、別の述語を持つ文へ条件を付け加えることです。意味だけでなく、文を完成させている動詞がどれなのかを確認しましょう。

depend onは主語の後ろで述語になる

Our plan depends on the weather.では、主語はOur plan、述語はdependsです。「予定が天気に左右される」という文の骨格をdepends onが作っています。主語が単数なので、現在形ではdependにsが付きます。

フレーズ
The delivery date depends on your location.
日本語訳
配達日はお住まいの地域によって決まります。
使う場面
配送、予約、料金などについて、何が決定条件なのかを端的に伝える場面です。
注意点・誤用例
誤:The delivery date depend on your location. 主語The delivery dateは単数なので、dependsを使います。
発音・ニュアンス
depends onは「ディペンズ・オン」が目安です。語末のzに近い音とonを切り離しすぎず、「ディペンゾン」のようにつなぎます。

depending onは条件を補足する

Delivery takes three to five days, depending on your location.では、文を完成させている述語はtakesです。depending on your locationは「地域によって」という条件を後から補っています。

見分けるときは、depending onの部分を一度外してみてください。Delivery takes three to five days.だけでも文が成立します。一方、Our plan the weather.では文にならないため、動詞のdependsが必要です。

形 役割 例
depend on 複数主語や助動詞の後で使う動詞句 Results depend on preparation.
depends on 三人称単数の主語に続く述語 It depends on the weather.
depending on 条件を示す追加情報 We may go out, depending on the weather.
注意点

Our plan depending on the weather.だけでは通常の文として完成しません。「予定は天気次第です」ならOur plan depends on the weather.とします。depending onを使うなら、Our plan may change depending on the weather.のようにmay changeなどの述語を置きます。

つまり、述語ならdependまたはdepends、すでに述語があり、条件を追加するならdepending onと考えると整理できます。次は、depending onを文のどこへ置くかを見ていきましょう。

文頭と文末では伝える順番が変わる

この章の要点
  • 文頭では条件を先に共有できる
  • 文末では結果を述べてから条件を添えられる
  • 文頭のdepending on句の後ろには通常コンマを置く

depending onは文頭にも文末にも置けます。基本的な意味は大きく変わりませんが、聞き手が受け取る情報の順番が変わります。

文頭は「まず条件を確認してほしい」とき

Depending on your schedule, we can meet on Saturday or Sunday.では、最初に「あなたの予定に応じて」と示しています。条件を共有してから選択肢を伝えるため、予定調整や案内で使いやすい語順です。

文頭の条件部分が終わった位置には、通常コンマを置きます。Depending on the weather we may cancel the trip.でも意味は推測できますが、Depending on the weather, we may cancel the trip.と区切るほうが読みやすくなります。

文末は結果の後に条件を付け足すとき

We may cancel the trip, depending on the weather.では、まず「旅行を中止するかもしれない」と述べ、その判断条件が天気だと続けています。会話中に思い出した条件を補うような、自然な流れを作れます。

フレーズ
The trip will cost between 20,000 and 30,000 yen, depending on the hotel.
日本語訳
旅行代金はホテルによって2万円から3万円になります。
使う場面
金額の幅を先に示し、その差が生まれる条件を後から伝える場面です。
注意点・誤用例
depending on the hotelは「ホテルに頼る」ではなく、「選ぶホテルという条件によって金額が変わる」という意味です。
発音・ニュアンス
文末ではhotelをややはっきり発音すると、何が金額を左右するのかが伝わります。depending onは強く読みすぎず、条件名に重心を置きます。

迷ったら、条件を強調したいときは文頭、結果を先に伝えたいときは文末に置いてみてください。正誤より情報の順番を意識すると、語順を選びやすくなります。

名詞・疑問詞・whetherを後ろに続ける

この章の要点
  • 基本形はdepending on+名詞
  • how・where・what・whoなどで条件を具体化できる
  • 「~かどうかによって」はdepending on whetherを使える

depending onの後ろには、名詞だけでなく、疑問詞で始まる節やwhetherで始まる節も置けます。これにより、「場所によって」から「どこに住んでいるかによって」のように、条件を詳しく示せます。

depending on+名詞

The fee varies depending on the course.は「料金はコースによって異なる」という基本形です。名詞を一つ置くだけなので作りやすく、会話でも案内文でも使えます。

  • depending on the weather:天気次第で
  • depending on the size:サイズによって
  • depending on the season:季節によって
  • depending on your schedule:予定に応じて
  • depending on the circumstances:事情によって

depending on+疑問詞の節

how、what、where、when、whoを続けると、程度、内容、場所、時期、相手などを条件にできます。ここで重要なのは、疑問詞の後ろを疑問文の語順にしないことです。

フレーズ
Depending on where you live, delivery may take longer.
日本語訳
住んでいる場所によっては、配達に時間がかかることがあります。
使う場面
地域ごとに配達日数や利用条件が異なることを案内する場面です。
注意点・誤用例
誤:depending on where do you live。正しくはwhere you liveです。疑問文ではなく、節の中の平叙文語順にします。
発音・ニュアンス
where youは会話で音がつながりやすい部分です。ただし急いで縮める必要はなく、where、you、liveの順を保って読めば十分伝わります。

Depending on how busy I am, I may join you later.なら「どのくらい忙しいか」、The best route changes depending on where you start.なら「どこから出発するか」が条件です。The way you speak may change depending on who you are talking to.では、話す相手による変化を表しています。

depending on whether+主語+動詞

二つの可能性を見比べ、「~かどうかによって」と言うならdepending on whetherが便利です。雨が降るか降らないか、相手が参加できるかできないかなど、二方向に分かれる条件と相性がよい形です。

フレーズ
Depending on whether it rains, we’ll go hiking or see a movie.
日本語訳
雨が降るかどうかによって、ハイキングへ行くか映画を見るかを決めます。
使う場面
一つの条件に対して二つの代案を準備している場面です。
注意点・誤用例
会話でdepending on ifが聞かれることはありますが、二つの可能性を明確に示す文章ではwhetherを選ぶと安定します。
発音・ニュアンス
whetherは「ウェザー」に近い音ですが、weatherとつづりも意味も異なります。whetherは「~かどうか」、weatherは「天気」です。
注意点

depending on where do you liveやdepending on what time does it endとはしません。正しくはdepending on where you live、depending on what time it endsです。疑問詞があっても、後ろは主語+動詞の順にします。

この型を身につけると、単なる名詞では表しにくい条件まで言えるようになります。次は、週末の予定を相談する会話の中で、語順と関連表現を確認しましょう。

週末の予定を相談する会話で使う

この章の要点
  • 提案、条件確認、代案、保留の順で会話を組み立てる
  • depending onは予定を確定しすぎずに伝えられる
  • 短い応答を組み合わせると会話が続きやすい

depending onは、予定がまだ決まっていない会話で特に役立ちます。最初から長い英文を作るより、「予定を尋ねる」「案を出す」「条件を確認する」「代案を出す」という流れで覚えると実践しやすくなります。

会話
学習者A:Do you have any plans for the weekend?
学習者B:No, not really.
学習者A:Why don’t we go hiking?
学習者B:That sounds nice. Have you checked the weather forecast?
学習者A:Not yet. I’ll check it on my phone.
学習者A:It looks like it’s going to rain.
学習者B:What’s the chance of rain?
学習者A:Seventy percent.
学習者B:How about seeing a movie instead?
学習者A:Let’s decide where to go depending on the weather that day.
学習者B:That’s a good idea.
日本語訳
学習者A:週末は何か予定がありますか。
学習者B:いいえ、特にはありません。
学習者A:ハイキングへ行きませんか。
学習者B:よさそうですね。天気予報は確認しましたか。
学習者A:まだです。携帯で確認します。
学習者A:雨が降りそうです。
学習者B:降水確率はどのくらいですか。
学習者A:70パーセントです。
学習者B:代わりに映画を見るのはどうですか。
学習者A:当日の天気次第で、どこへ行くか決めましょう。
学習者B:それがよいですね。
使う場面
天気や相手の都合がまだ分からず、複数の予定を保留しておきたい場面です。
注意点・誤用例
「当日の天気」はthe weather of that dayよりthe weather that dayが自然です。また、How aboutの後ろに動作を置くときはseeではなくseeingを使います。
発音・ニュアンス
Let’s decide where to goのwhere toは弱く滑らかに続け、weather that dayのdayをやや強く読むと「当日」という条件が伝わります。
カフェで天気予報を見ながらハイキングと映画の予定を相談する二人の英語学習者
条件を伝えるだけでなく、代案まで加えると会話が前へ進みます。

会話を支える表現

Do you have any plans for the weekend?は、週末の予定を尋ねる定番の形です。plansは複数形で使われることが多く、No, not really.なら「特にはないです」と柔らかく返せます。

Why don’t we go hiking?は、一緒に行動する提案です。Why don’t you go hiking?では相手だけに行動を勧める響きが出ることがあるため、一緒に出かけたいならweを選びます。

That sounds nice.は、聞いた案に対する「よさそう」という反応です。That sounds fun.なら「楽しそう」、That sounds like a good idea.なら「よい考えですね」と言えます。

天気予報はweather forecastです。携帯で確認するならcheck it on my phoneとします。画面上で情報を見る感覚なのでonが自然です。降水確率を尋ねるWhat’s the chance of rain?では、chance of rainをハイフンで一続きにする必要はありません。

代案を出すHow about seeing a movie?では、aboutの後ろを動名詞にします。「ハイキングの代わりに」と加えるならHow about seeing a movie instead of going hiking?です。instead ofの後ろでも、動作はgoingのような動名詞になります。

会話を短くしたいなら、Let’s decide on the day, depending on the weather.でも十分です。また、Let’s wait and see what the weather is like.なら「天気がどうなるか様子を見よう」と伝えられます。

天気・旅行・料金・仕事で使える場面別例文

この章の要点
  • 条件と変化する結果を一組にして覚える
  • vary・change・mayなどと組み合わせやすい
  • 自分の日常に近い名詞へ入れ替えると応用しやすい

例文は丸ごと暗記するだけでなく、「条件」と「変わる結果」を分けて見ましょう。The price varies depending on the size.なら条件はthe size、変わる結果はthe priceです。この二つを自分の場面に置き換えると、新しい文を作れます。

天気や季節

フレーズ
Depending on the amount of snow, some roads may be closed.
日本語訳
積雪量によっては、一部の道路が通行止めになるかもしれません。
使う場面
冬の旅行や移動について、安全上の可能性を伝える場面です。
注意点・誤用例
すべての道路が必ず閉鎖されるとは限らないため、some roadsとmayで範囲と可能性を調整しています。
発音・ニュアンス
amount of snowはamountとsnowをやや強く読むと、条件が積雪の有無ではなく量であることを示せます。

The scenery changes depending on the season.は「景色は季節によって変わる」、We’ll eat outside depending on how warm it is.は「どのくらい暖かいかによって、外で食事をする」となります。

旅行や外出

Hotel prices vary depending on the time of year.は、時期による料金差を表します。Depending on the flight time, we may stay near the airport.なら、便の時間によって空港周辺に泊まる可能性を伝えられます。

道路の混雑を条件に交通手段を変えるなら、We may take the train, depending on traffic.です。一方、最適な道順そのものがホテルの場所で決まるなら、The best route depends on where your hotel is.とdepend onを述語にできます。

買い物や料金

フレーズ
The discount rate changes depending on the number of items ordered.
日本語訳
割引率は注文した商品の数によって変わります。
使う場面
数量に応じた割引や見積もりの仕組みを説明する場面です。
注意点・誤用例
numberは数えられる商品の個数に使えます。量を数えにくいものならamountが合う場合があります。
発音・ニュアンス
discountは最初の音節、numberは最初の音節を意識します。条件の中心であるnumber of itemsを一まとまりで読みます。

The total cost will vary depending on the size.はサイズによる合計金額の差を表します。Depending on the model, the phone may cost more than 100,000 yen.のように文頭へ置けば、機種という条件を先に示せます。

仕事や予定

Depending on my workload, I may leave the office early.は、仕事量によって早く退社する可能性があるという意味です。The meeting may be moved, depending on the manager’s schedule.では、会議変更の条件を文末に補っています。

顧客の反応に合わせて行動を変えるなら、Depending on the client’s response, we’ll revise the proposal.と言えます。契約承認の可否そのものが開始日を決めるなら、The start date depends on whether the contract is approved.が自然です。

好みや必要性

You can add more salt depending on your taste.は「好みに応じて塩を増やしてよい」という調整を表します。The training program can be adjusted depending on your needs.なら、必要に応じた内容変更を表せます。

ここまでの例では、条件と変化を一組にしてあります。「天気と予定」「人数と料金」「経験と難易度」のように組み合わせを作ると、自分の英文へ展開できます。

It depends.とdepend on A for Bを使い分ける

この章の要点
  • It depends.は「場合による」という短い返答
  • 条件を続けるならIt depends on~を使う
  • depend on A for Bは「BについてAを頼る」

質問に単純なYesやNoで答えられないとき、It depends.だけで「場合による」「状況次第だ」と返せます。ただし、それだけで終えると、相手には何が条件なのか分かりません。可能なら条件や具体例を一つ続けると親切です。

会話
学習者A:Is the restaurant expensive?
学習者B:It depends. Lunch is reasonable, but dinner is expensive.
日本語訳
学習者A:そのレストランは高いですか。
学習者B:場合によります。昼食は手頃ですが、夕食は高いです。
使う場面
時間帯、曜日、選ぶ商品などによって答えが変わり、一言で断定できない場面です。
注意点・誤用例
誤:It depend. 主語がItなので、現在形ではIt depends.とします。
発音・ニュアンス
It depends.はdependsをやや強く読みます。続けて条件を述べるつもりなら、語尾を強く下げすぎず、It depends. If it’s sunny, we’ll go out.のようにつなぎます。

It depends on the day.なら「日による」、It depends on how much time we have.なら「どのくらい時間があるかによる」、It depends on whether everyone can attend.なら「全員が出席できるかどうかによる」です。

depend onの「頼る、必要とする」

depend onは条件だけでなく、人や物を頼る意味も持ちます。Many local shops depend on tourists.なら、地元の店が観光客の存在によって成り立っていることを示します。The island depends on tourism.なら、その島が観光業に依存しているという意味です。

「何について、誰や何を頼るのか」を明確にする型がdepend on A for Bです。Aには頼る相手や物、Bには得たいものや目的を入れます。

フレーズ
The village depends on the river for water.
日本語訳
その村は水を得るために川を頼りにしています。
使う場面
生活、仕事、交通などに欠かせない供給源や支えを述べる場面です。
注意点・誤用例
語順はdepend on water for the riverではありません。頼る対象がthe river、必要なものがwaterなので、on the river for waterです。
発音・ニュアンス
riverとwaterをそれぞれ明瞭に読むと、頼る対象と必要なものの関係が伝わりやすくなります。

You can depend on me.は「私を頼ってよい」「私に任せて」という信頼を示します。Can we depend on you to finish this by Friday?なら、「金曜日までに終えることを任せてもよいか」と、相手の行動への信頼を確かめています。

rely on・count on・according to・based onとの違い

この章の要点
  • depend onは条件による変化と依存の両方を表せる
  • rely onとcount onは「頼る」の種類が異なる
  • according toは情報源、based onは判断の根拠を示す

日本語ではどれも「~による」「~を頼る」と訳される場合がありますが、同じ場面で自由に交換できるわけではありません。まず、条件が変わることで結果も変わるならdepend onまたはdepending onを選びます。

rely onは助けや道具をあてにして使う

I rely on this app for directions.は、道順を調べるためにアプリをあてにして使っているという意味です。We rely on her experience.なら、その人の経験を判断や行動の支えにしています。

count onは期待どおりの行動を信じる

I’m counting on you.は「頼りにしています」、You can count on me.は「私に任せてください」という会話的な表現です。相手が期待に応えてくれると信じる気持ちが中心です。

一方、The price depends on demand.は「価格は需要によって決まる」という条件関係です。ここでrelies on demandやcounts on demandにすると、価格が需要を道具や人のように頼る響きになり、意図から外れます。

according toは情報源を示す

According to the weather forecast, it will rain tomorrow.は「天気予報によると、明日は雨だ」です。天気予報を情報源として、その内容を伝えています。条件の変化を表しているわけではありません。

based onは判断や作成の根拠を示す

We made the decision based on the weather forecast.は、天気予報を材料にして判断したという意味です。判断がすでに行われ、その根拠が何だったかを示します。

比較フレーズ
According to the forecast, it will rain.
We made our plan based on that forecast.
Our destination may change depending on the weather.
日本語訳
予報によると、雨が降ります。
私たちはその予報に基づいて予定を立てました。
行き先は天気によって変わるかもしれません。
使う場面
情報を受け取り、その情報を材料に予定を立て、実際の条件によって行き先を変えるという一連の流れです。
注意点・誤用例
情報源を伝えるaccording toと、変化の条件を示すdepending onを同じものとして扱わないようにします。
発音・ニュアンス
according toでは情報源、based onでは根拠、depending onでは変化を生む条件に声の重心を置くと、役割の違いを意識できます。

選び方は、情報源・根拠・変化の条件のどれを示したいかで決まります。日本語訳だけでなく、その名詞が文の中で何をしているのかを見ましょう。

It depends on you.とIt’s up to you.を混同しない

この章の要点
  • It depends on you.は結果が相手に左右されるという意味
  • It’s up to you.は決定権を相手に渡す表現
  • 文脈によって責任の重さが大きく変わる

日本語の「あなた次第です」は、英語では二つの異なる意味に分かれます。結果が相手の行動や能力に左右されるならIt depends on you.、相手に選択を任せるならIt’s up to you.です。

フレーズ
Whether we finish today depends on you.
日本語訳
今日中に終わるかどうかは、あなたの働きにかかっています。
使う場面
結果を左右する役割を相手が担っていると伝える場面です。
注意点・誤用例
相手へ単に「好きなほうを選んで」と言いたい場面で使うと、責任を負わせるように聞こえる可能性があります。
発音・ニュアンス
youを強く読むと「あなたにかかっている」という責任が強調されます。仕事では声の調子にも配慮が必要です。

Tea or coffee? It’s up to you.なら、「紅茶かコーヒーかはあなたが決めてください」という意味です。We can go today or tomorrow. It’s up to you.も、決定権を相手へ渡しています。

注意点

「あなたが決めてください」のつもりでIt depends on you.と言うと、選択権ではなく結果への責任を伝えることがあります。単純な選択を任せるならIt’s up to you.を使います。

この違いは、単語の置き換えではなく、結果への影響か決定権かで判断します。相手にどちらを渡しているのかを考えれば、選び間違いを減らせます。

よくある間違いを文の骨格から直す

この章の要点
  • onの抜けと三人称単数のsを確認する
  • depending onを述語の代わりに置かない
  • 疑問詞の後ろは平叙文の語順にする

間違いを減らすには、完成した文を眺めるだけでなく、主語、述語、条件を分けます。特に「誰が、どうする」という述語があるかを確認すると、dependとdependingの選択が安定します。

onを省略する

誤:It depends the weather.
正:It depends on the weather.

条件や頼る対象を続けるときは、基本的にonが必要です。dependsとthe weatherを直接つなげないようにします。

It dependとする

誤:It depend on the situation.
正:It depends on the situation.

主語がitで、現在の一般的な状況を述べるためdependsです。助動詞の後ろならIt may depend on the situation.のようにdependへ戻ります。

depending onを述語にする

誤:Our plan depending on the weather.
正:Our plan depends on the weather.
正:Our plan may change depending on the weather.

一つ目の正しい文ではdependsが述語です。二つ目ではmay changeが述語で、depending on the weatherが条件を補います。

疑問詞の後ろを疑問文語順にする

誤:depending on where do you live
正:depending on where you live

whereはありますが、相手へ直接質問している文ではありません。depending onの目的語となる節なので、主語youの後ろに動詞liveを置きます。

weather of that dayとする

「当日の天気」はthe weather that dayが自然です。Let’s decide depending on the weather that day.または、短くLet’s decide on the day.と言えます。

chance of rainを不自然に尋ねる

誤:How about the chance-of-rain?
自然:What’s the chance of rain?

降水確率の数値を尋ねるので、What’sを使います。chance of rainは通常、ハイフンで結びません。

確認するときは、主語・述語・on・語順の四点を見てください。すべてを感覚だけで直そうとするより、どこで文が成立しているかを探すほうが再現しやすくなります。

発音と短い応答を口から出せる形にする

この章の要点
  • depending onを一まとまりで練習する
  • onの後ろに置く条件語をはっきり読む
  • 短い応答から代案を一文足す

意味を理解していても、会話中に一語ずつ組み立てると発話が止まりがちです。depending on the weather、depending on the price、depending on your scheduleのように、よく使う条件まで一まとまりで練習しましょう。

音を三段階でつなげる

  1. dependingだけを「ディペンディン」に近い流れで読む
  2. depending onを切りすぎずにつなげる
  3. depending on the weatherまで一息で読む

強く読まれやすいのは、weather、price、scheduleなど条件の中心となる語です。depending onを強調しすぎるより、何に左右されるのかを聞き手へ届ける意識を持ちます。

短い応答から始める

  • It depends.:場合によります。
  • It depends on the weather.:天気次第です。
  • We’ll see.:様子を見ましょう。
  • Let’s decide later.:後で決めましょう。
  • Let’s wait and see.:少し様子を見ましょう。
  • We can decide on the day.:当日に決められます。
  • Either is fine with me.:私はどちらでも大丈夫です。
  • It’s up to you.:あなたに任せます。

短い返答が言えたら、If it rains, let’s see a movie instead.のように代案を一文追加します。これだけで、「まだ未定です」で終わらず、次の行動を相談できる会話になります。

練習フレーズ
We’re thinking about going hiking, but it depends on the weather. If it rains, we’ll see a movie instead.
日本語訳
ハイキングへ行こうと考えていますが、天気次第です。雨が降ったら、代わりに映画を見ます。
使う場面
第一候補はあるものの、天候によって変更する可能性があることを伝える場面です。
注意点・誤用例
thinking aboutの後ろはgoではなくgoingです。insteadは代案を示す文の後ろに置けます。
発音・ニュアンス
butの前で短く区切り、depends on the weatherを一まとまりで読みます。二文目ではmovieを強めると代案が明確になります。

短文から一文追加する流れなら、発音と会話構成を同時に練習できます。次は、日本語から英文を作り、自分の予定へ置き換えてみましょう。

和文英訳と自作文で使える形に変える

この章の要点
  • 日本語の「次第」を機械的に一つの形へ置き換えない
  • 述語が必要か、条件を追加したいかを先に決める
  • 天気、人数、時間、予定を自分の情報へ置き換える

まず、日本語を見て英文を声に出してください。その後で答えを確認し、文頭と文末の両方へ置き換えます。正解を一つ覚えるより、情報の順番を変えられることが大切です。

天気次第で、明日は出かけます

Depending on the weather, I’ll go out tomorrow.
I’ll go out tomorrow, depending on the weather.

文頭では天気という条件を先に示し、文末では明日の行動を先に伝えています。

料金は参加人数によって変わります

The price changes depending on the number of participants.
The price varies depending on the number of participants.

changesは変化を広く表し、variesは条件によって異なる値になることを表しやすい動詞です。

何時に仕事が終わるかによっては、参加できます

Depending on what time I finish work, I may be able to join.

what timeの後ろはI finish workという平叙文語順です。参加できる可能性なのでmay be able toを使っています。

その答えは状況によります

The answer depends on the situation.

この文ではdepends onが述語です。「答えが状況に左右される」という関係を直接述べています。

あなたが決めてください

It’s up to you.

結果への責任ではなく、決定権を渡すため、It depends on you.ではありません。

自分の週末を三文で話す

フレーズ
I’m going to go cycling this weekend, depending on the weather. If it rains, I’ll stay in and watch a movie instead. I’ll decide on Saturday morning.
日本語訳
天気次第ですが、今週末はサイクリングへ行く予定です。雨が降ったら、代わりに家で映画を見ます。土曜日の朝に決めます。
使う場面
第一候補、変更条件、代案、決定時期を順番に伝える自己紹介や会話練習です。
注意点・誤用例
stay inは外出せず家にいることです。stayだけでは滞在場所が曖昧になる場合があります。
発音・ニュアンス
cycling、rains、movie、Saturday morningをやや強く読み、予定の要点を聞き取りやすくします。

自作文では、第一候補をI’m going to~で述べ、条件をdepending on~で加え、代案をIf~, I’ll~instead.で続けます。最後に決定する時期を足せば、実際の予定として伝わる内容になります。

天気や旅行や料金を示すカードを使ってdepending onを声に出して練習する英語学習者
身近な条件を一つ選び、予定と代案を声に出してみましょう。

練習素材には、実際の自分の天気、時間、予算、家族の予定を使ってください。自分に関係する条件へ変えると、必要な場面で思い出しやすくなります。

短時間で回せる復習メニュー

この章の要点
  • 意味、文法、発音、自作文を分けて確認する
  • 同じ条件でdepend onとdepending onの両方を作る
  • 翌日以降も条件語を変えて再現する

一度に多くの例文を覚えるより、同じ内容を異なる文型で言い直す練習が役立ちます。天気を題材に、The plan depends on the weather.とThe plan may change depending on the weather.を対にして声に出しましょう。

最初の練習:意味と役割を分ける

  1. It depends on the weather.を三回読む
  2. Depending on the weather, we may go out.を三回読む
  3. 一文目の述語はdepends、二文目の述語はmay goだと確認する
  4. weatherをscheduleへ入れ替える

次の練習:文頭と文末を入れ替える

Depending on the weather, we may go out.を、We may go out, depending on the weather.へ変えます。意味がほぼ同じでも、条件を先に言うか結果を先に言うかが変わることを意識します。

その次の練習:疑問詞とwhetherを使う

  • depending on how busy I am
  • depending on where you live
  • depending on what time it ends
  • depending on whether it rains

各フレーズの後ろに結果を付けます。Depending on how busy I am, I may join later.のように、mayを使って可能性を伝えると作りやすくなります。

仕上げの練習:代案まで言う

I’m going to~, depending on~. If~, I’ll~instead.の型へ、自分の情報を入れます。たとえば、I’m going to walk to the station, depending on the weather. If it rains, I’ll take the bus instead.と作れます。

復習では、毎回すべてを変える必要はありません。条件語だけ、結果だけ、代案だけという順で一部分を入れ替えると、文の骨格を保ったまま表現を増やせます。

最後に、depending on+名詞、depending on+疑問詞の節、depending on whetherの三つを自力で一文ずつ作ってください。形を選んで自作するところまで進めば、理解できる表現から使える表現へ近づきます。

depending onについてよくある質問

この章の要点
  • 迷いやすい語順と使い分けを質問形式で確認する
  • 意味だけでなく文中の役割から判断する
  • 自分の英文を見直すチェック項目として使う

depending onとdepends onの最も大きな違いは何ですか?

depends onは主語の後ろで述語になり、depending onは別の述語を持つ文に条件を加えます。Our plan depends on the weather.ではdependsが述語です。Our plan may change depending on the weather.ではmay changeが述語で、depending on以下は変化の条件です。

depending onは文頭と文末のどちらに置けばよいですか?

どちらにも置けます。条件を先に共有したいなら文頭、結果を先に伝えてから条件を添えたいなら文末が自然です。文頭に置いたdepending on句の後ろには、通常コンマを置きます。

depending onの後ろに文章を置けますか?

疑問詞やwhetherで始まる節を置けます。depending on where you live、depending on how busy you are、depending on whether it rainsなどです。疑問詞の後ろは疑問文語順にせず、主語+動詞の順にします。

depending on ifとdepending on whetherはどちらが自然ですか?

日常会話ではdepending on ifが聞かれることもありますが、「~かどうか」という二つの可能性を明確に示すならdepending on whetherが使いやすい形です。文章や丁寧な案内でもwhetherを選ぶと安定します。

It depends.だけで返事をしてもよいですか?

It depends.だけでも「場合による」という返事になります。ただし、何が条件なのかを続けると親切です。It depends on the weather.やIt depends. If it rains, we’ll stay home.のように補えます。

「あなたが決めて」はIt depends on you.でよいですか?

単に決定を相手へ任せるならIt’s up to you.が適切です。It depends on you.は、結果が相手の行動や能力に左右されるという意味になり、文脈によっては責任を強く感じさせます。

according toとdepending onはどう見分けますか?

according toは情報源を示し、depending onは結果を変化させる条件を示します。According to the forecastは「予報によると」、depending on the weatherは「天気次第で」という違いです。

depending onを覚える最初の二文は何ですか?

It depends on the weather.とLet’s decide where to go depending on the weather.の二文が使いやすい組み合わせです。前者でdepend onを述語として使い、後者でdepending onを条件として使う違いも確認できます。

depending onを使うときは、最初に「何が条件で、何が変わるのか」を決めます。次に、その表現を文の述語にしたいならdepend on、完成した文へ条件を加えたいならdepending onを選びます。

まずはIt depends on the weather.とLet’s decide where to go depending on the weather.を声に出し、weatherをschedule、price、number of peopleへ入れ替えてみてください。条件と代案を一緒に伝えられるようになると、未確定の予定でも具体的な会話を組み立てやすくなります。