英語で”Hope”を使いこなす:基本・応用・慣用句の完全ガイド

  1. 日常会話で覚える英単語

英語力上達のカギは、難しい言い回しや単語を覚えることばかりではありません。1つの単語を上手に使いこなすことも重要なポイントです。

今回は「Hope」の基本的な使い方や応用編・慣用句についてご紹介します。

“Hope”の基本的な使い方

Hope は動詞と名詞として使うことができる単語です。比較的初級段階で学習する単語ではあるものの、多様な使い方があり日常会話でも非常に幅広く使われています。

  • 動詞:~を望む・~を期待する 
  • 名詞:希望・望み 

動詞の場合には、自動詞・他動詞と使い方や構文によって、また微妙にニュアンスが変わってくる部分もあります。まずは基本的な使い方について「動詞」「名詞」に分けてそれぞれ確認していきましょう。

動詞としての Hope

Hope を動詞として使う時は「~であることを望む」「~であることを期待する」という意味になります。

この2つの意味が Hope の基本的な使い方となるのですが、このようにかしこまった文章で使うこともできますし、もっとカジュアルな会話でも使うことができるという点を覚えておきましょう。「~だといいな」「~だといいね」くらいのラフな日常会話でも Hope は多用されています。

《フォーマル》

I hope for your success. 

貴方の成功を望んでいます。

Hope above is clear. 

上記がご理解頂けると良いのですが。(メールなどの結び文句)

I hope you reply me. 

お返事をお願いします。

《カジュアル》

I hope you like it. 

気に入ってくれるといいな。

Hope you feel better soon! 

早く元気になってね!

I hope he comes to the party, too.

彼もパーティーに来るといいな。

I hope it will be sunny tomorrow.

明日、晴れるといいな。

このように Hope はフォーマルな文章もカジュアルな文章も、どちらにも対応できます。同じ単語でも言い方や前後の文脈で雰囲気が大きく変わるというのは、日本語ではあまりみられないため最初は困惑してしまうでしょう。

そんな時は、例文を丸暗記することから始めるのがおすすめです。文章と意味を繰り返し読んで覚えながら、Hope の使い方やニュアンスを覚えていきましょう。

名詞としての Hope

Hope を名詞として使う時には「希望、期待、見込み」という意味を持ちます。Hope=動詞というイメージを持っている方も多いですが、名詞としても頻繁に使われるためぜひ意味や使い方を覚えておきましょう。

You must never give up hope.

決して希望を捨ててはいけない。

There is no hope of success.

成功の見込みは全くない。

I’m full of hope.

期待でいっぱいいっぱいです。

There is yet some hope.

まだ期待は残っています。

My breast swelled with hope.

希望に胸が膨らんだ。

I just have one hope.

私の願いはただ1つです。

名詞として使う時には、Hope が文の末尾に来ることが多いのが分かるでしょう。

HOPEの応用

”Hope”の応用的な使い方

ここからは Hope の応用的な使い方について解説します。特に相槌・返事としての Hope は、英語圏にいると1日に何度も耳にするほど日常的な使い方です。基本的な意味や使い方をマスターしたら、応用編にも是非挑戦してみてください。

ingを付けて使う”Hoping”

Hopeing をつけて『Hoping』として使うこともできます。単純に現在進行形として Hope の状態が継続しているという表現です。前のBe動詞を過去形にすることで「望みつづけていた」という文章にもなります。

He is hoping for Eli’s happiness.

彼はエリの幸せを願いつづけています。

I am hoping for your success.

私はあなたの活躍を常に期待しています。

He was hoping for this moment for a long time.

彼は長い間、この瞬間を望み続けていた。

I was really hoping to get a look at the pandas.

ずっとパンダが見たかったのに。

She is hoping to be able to live in New York.

彼女はニューヨークに住みたいと希望し続けている。

覚えておきたいのは、相手に何かを依頼するときの Hoping は、現在進行形とはまた違った意味を持つという点です。Hope と大きな意味の違いはありませんが、思いの度合いに微妙なニュアンスの変化が出ます。

「手伝ってほしいなぁ。(私は、あなたが手伝うことを望みます。)」という文章を例に、違いを確認しましょう。

I hope you will help me. 

I’m hoping you will help me. 

訳はどちらも同じ文章になりますが、Hope は「確定で望んでいる状態」であるのに対し、Hoping は「望みたいなぁと気持ちが芽生えてきた状態」という違いがあります。

言い換えると、Hope の方は「手伝ってくれますよね?」、Hoping の方は「手伝ってくれたら助かるなぁ…」というニュアンスが含まれるのです。

Hope を使うと「手伝ってくれるだろうと思いながら頼んでいる」ということが伝わるため、シチュエーションによっては少し失礼になってしまうことも。

手伝ってくれたら嬉しい・手伝ってくれたら助かるなぁと、マイルドに希望を伝えたい時には Hoping を使うのがおすすめです。

We’re hoping you will accept our offer. 

私たちのオファーを受けてくださることを望んでいます。

I am hoping that you will participate.

あなたが参加することを希望しています。

I am hoping that I can get a reply right away.

すぐに返信頂けることを期待しています。

She is hoping to become friends with you.

彼女は、あなたと友達になれたらなぁと思っています。

相手に自分の希望を伝える時には Hoping を使う方が、押しつけがましくなく丁寧な印象を与えるでしょう。

返事としての”Hope”

ネイティブの会話では Hope が返答として使われることが非常に多いです。「そうだね」「そうじゃないといいね」と言いたい時には Hope を使いましょう。

ビジネスシーンなどフォーマルな場での使用もOKです。表情や言い方次第では、同じ返答でも失礼なく使えます。

I hope so. 

そうだといいね。(そうだね。)

I sure hope so! 

本当にそう思うよ!

I hope not. 

そうじゃないといいな。

I also hope for that. 

私もそうだといいと思う。

I hope it.

それがいい。(そうだといい)

I hope so, too.

それなー。(私もそう願います)

I hope it pans out.

上手くいくといいね。

I hope this helps.

お力になれたら嬉しいです。

HOPEの会話例

実際の会話例【友人間の会話】

ElyesとAnneが会話をしています。

Elyes:Oh my god! I completely forgot about movie date tonight.

やばい!今日は彼女と映画にいく日だって完璧に忘れてた。

Anne:It is already 8 pm! I hope she isn’t angry.

もう20時よ!彼女、怒ってないといいね。

Elyes:I really hope so! I’m hoping she pick up the phone!

ほんとに!(本当にそう願ってます)電話に出て!

Anyway, I’m going home now.

とにかく急いで帰ることにするよ。

Anne:OK, I’ll spread the word. Drive home safe! I hope you don’t get in accident!

了解。みんなには伝えておくわ。運転気を付けて、事故にあわないようにね!

Elyes:I owe you!

恩にきるよ!

ポイント

Completely forgot 完全に

「忘れる」を意味する Forget に、Completely を付けることで、完全に忘れる・すっかり頭から抜け落ちていたといったという意味になります。Completely は強調したい時に便利な副詞で、日常会話でも良く使われるので覚えておきましょう。

例)He is completely right. 彼は、完全に正しい。

例)I have completely forgotten. すっかり忘れていた。

例)I agree with you completely. 完全に同意します。

例)Spread the word 伝えておく、広めておく

Spread は開く・広げる・伸ばす・塗るといった意味の動詞です。The word と組み合わせた時には「言葉を広める、周知させる、周囲に伝える」といった意味で使われています。スピーチなどでも良く使われる言い回しで、多くの人にシェアするというニュアンスがあります。

I owe you! 恩に着るよ、ありがとう

感謝を伝える言葉としてカジュアルなシーンでよく使われるフレーズです。単純にありがとうではなく「あなたのお蔭です」という気持ちを表す時に使いましょう。

実際の会話例【ビジネスシーンでの使用】

TomとTarouが会話をしています。

Tom:You look kind of antsy. What’s going on?

なんだかそわそわしている様に見えるけど。なにかあったのかい?

Tarou:I have a meeting with a client today. But manager is on vacation, and I have to go alone.

今日は取引先とミーティングです。でもマネージャーが休みで、僕一人で行かなきゃいけなくて。

Tom:Oh, I see. Is there any hope of getting a contract?

なるほど。契約が取れる見込みはあるの?

Tarou:I think I’m good for now. However, I’m nervous because it’s my first time going alone.

現時点では問題ないかと思います。ただ、一人で行くのが初めてなので緊張してしまって。

Tom:I know you are trying really hard every day. Have confidence in yourself!

君がいつも頑張っていることは知ってるよ。自信をもって!

Tarou:It’s an honor to hear that from you.

そういっていただけて光栄です。

Tom:I hope you’ll do your best.

頑張ってね。

Tarou:Thank you for your concern.

心配してくださりありがとうございます。

ポイント

Antsy そわそわして、不安になって

主にアメリカでよく使われる口語表現です。「そわそわする」という言葉は、楽しみで浮足立っているようなポジティブな意味で使われることもありますが、Antsy は不安や心配といったネガティブな意味のそわそわを表現する単語です。

例)I sometimes get antsy. 私は、時々とても不安になる。

例)I felt antsy during the long wait. 私は、待っている間とても心配でそわそわしていた。

Get a contract 契約をとる

It’s an honor 光栄です。

Concern 心配させる

一般的には関わる・関係するという意味で使われる単語ですが「(人を)心配させる」という意味もあります。Worry と似ていますが、Concern の方が若干かしこまった雰囲気があるためビジネスシーンでよく使われます。

例)We appreciate your concern. お気遣いに感謝します。

例)I apologize for causing you concern. ご心配おかけして申し訳ありません。

HOPEのイディオム

“Hope”を使ったイディオムやフレーズ

上述してきた例文以外にも、覚えておきたい Hope を使った定番フレーズをご紹介します。イディオムでは従来の Hope の意味からは想像ができない使われ方をしているものもあるでしょう。繰り返し声に出して覚えてください。

I hope I’m not busy tomorrow. 

明日は忙しくなきゃいいけど。

I’m hoping for good weather tomorrow. 

明日は晴れるといいね。

I hope you don’t mind. 

よろしかったですか?

I’m hoping for the best. 

応援しています。

Hope you are doing well. 

元気にしていますか。

I hope it will go well. 

うまくいくといいね。

I hope that I can buy it. 

買えるといいなぁ。

I hope you are not catching a cold. 

風邪をひきませんように。

I’m hoping to do it. 

是非やってみたいです。

Hope you like it.

気に入ってくれるといいな。

I hope you’ll be happy forever!

お幸せに!

Live in hope

楽天的に生きる

Let’s hope. 

楽天的に行こう。

Not a hope!

見込みなし!

Hope against hope

叶わぬこと / 儚い望み

Give up hope

絶望する

Be past (all) hope

望みが全くない

Hold out hope

希望を抱かせる

Hope for the best

上手くいくようにと祈る

HOPEの類語

類語とのニュアンスの違い

Hope と似た意味を持つ単語はいくつかあります。それぞれの単語とニュアンスの違いを、例文を交えながら解説します。いずれも日常的に良く使われる言葉ですので、正しい使い方ができるよう意味をしっかりと確認していきましょう。

Hope と Wish

どちらも「~を願う」「~を希望する」といった願望を表現する動詞です。その望みにどのくらいの現実味があるのかで使い分けましょう。

  • Hope…現実性のある願いや希望

I hope it will stop raining. 

雨が止みますように。(小雨で時期にやみそうな時)

I hope you pass the test next week. 

来週のテスト、合格するといいね。

  • Wish…祈りに近いイメージ、実現する可能性は低めor不可能

I wish it will stop raining. 

雨が止みますように。(大雨でやみそうにない時)

I wish it could be vacation everyday. 

毎日がバケーションだったらなぁ。

未来の幸運や健康を願う場合には、どちらを使っても同じ意味になります。

I hope you’ll be happy forever. 

お幸せに

I wish you’ll be happy forever. 

お幸せに

Hope と Want

どちらも欲求を表す時に使える動詞ではありますが、意味・使い方共に大きな違いがあります。

  • Hope…「~だといいな」という願い、自分にも相手にも使える

I hope we take something hot to drink. 

温かい物が飲めたらいいなぁ。

I hope you reply me. 

お返事をお待ちしています。(返事を希望します。)

  • Want…「~したい」「~が欲しい」という単純な欲求

I want something hot to drink. 

何か温かいものが飲みたい。

I want you to reply. 

私はあなたに返事をしてほしい。

WantHope のように「I want+S+V…」と文章が続くことはありませんので注意しましょう。人に~してほしいと言いたい時には「Want+人+to」となります。

I hope my son will study abroad in the future. 

息子が将来留学したらいいなぁ。

I want my son to study abroad in the future. 

私は息子に将来留学してほしい。

Hope と Desire

どちらも「~を希望する」「~だといいな」と願いを表す時に使う動詞ですが、思いの強さに違いがあります。Hope が「希望・願望」と訳されるのであれば、Desire は「渇望・熱望」となり、より強く情熱的なニュアンスが込められています。

  • Hope…手に入れられる可能性のある望み・希望について話す時に使う

I hope my children to be happy. 

私は子供たちが幸せになることを願っている。

That is my hope. 

それは私の願いです。

  • Desire…理性を欠くほどの強い欲求や熱意がこもった強い感情を意味する。

I desire my children to be happy. 

私は子ども達に幸せになってほしいと強く望んでいる。

She is my desire. 

彼女は私の憧れです。

Desire は恋愛や将来の夢を話す時に使うことが多い単語で、日常の小さな願いに対しては使いません。

まとめ

中1学生で習う Hope という単語は、英語学習者であれば知らない人はいないほど基礎的なワードの一つです。

「~を望んでいる」というとあまり頻繁に使いませんが、「~だといいな」や「~だといいね」といった言い回しは日常会話でも多く耳にしますね。このように簡単な単語でも意外と知らない使い方があるのです。上手に使いこなしていきましょう。

それではまた、See you!

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