Hello, there! こんにちは。
みなさん、お元気ですか?
先日、プライベートレッスンをしている日本人留学生の生徒さんから、「アメリカとカナダの英語って違うんですか?」という質問を受けました。
よく「アメリカ英語とイギリス英語の違いは何ですか」という質問は聞くのですが、アメリカ英語とカナダ英語の 違いについては私自身も改めて注目したことがなかったので(汗)、これを機会に皆さんとシェアしたいと思います。
まぁ、あまり注目したことがない=それほど違いはない ということなのですが、よくよく考えてみると結構違う点もあるので、今回のコラムではその辺りについて触れてみたいと思います。
★ポイント★
①スペルの違い
カナダを訪れたことがある人ならお気づきかもしれませんが、カナダ英語のスペルは殆どがイギリス式です。(以下、左はカナダ/イギリス式・右がアメリカ式のスペル。)
| colour | color |
| centre | center |
| neighbour | neighbor |
| cheque | check |
| fibre | fiber |
| flavour | flavor |
| favourite | favorite |
| cancelled | canceled |
②単語の違い
スペルはイギリス式を使っている割に、単語に関してはアメリカ英語寄りですね。
会話をしていてたまに「あれ? この人はAmericanだな」と思うのはこんな単語を使う時です。(以下、左はカナダ英語・右はアメリカ英語)
| トイレ | washroom | bathroom, restroom |
| 1ドル硬貨 | a loonie | a dollar |
| 防寒帽 | toque | a watch cap |
| 駐車場(複数階) | parkade | parking garage |
日常会話の中で特に意思の疎通に不便を感じるというレベルではないですが、微妙に違う単語を使っているな〜という印象です。
③単位の違い
カナダから車で国境を越えると、様々な単位(測り方)の違いに気づかされます。(以下、左がカナダ式、右がアメリカ式になります。)
| 距離 /速度 | km | mile |
| 温度 | °C (Celsius) | °F (Fahrenheit) |
ちなみに長さに関しては両国ともinch, feet と共通しています。
★Phrase of the Week★
今週は for some reason
意味は「どういうわけか・なぜだかわからないけれど・何らかの理由で」です。
具体的な理由は わからないけれど、説明がつかないのだけれど、といった感じですね。
★会話★
A: Where is Christina? (クリスティーナはどこだい?)
B: She hasn’t arrived yet. (まだ着いていないの。)
A: She hasn’t? She’s usually on time. (そうなの?彼女たいていは時間通りなのに。)
B: I know…For some reason, she’s running late today. (そうなの・・・今日はどういうわけだか遅れてるのよ。)
A: I hope she’s OK. (何もなければいいけど。)
B: Me, too. I’m gonna give her a call. (そうね。私、電話してみる。)
こんな具合です(^^)
日本語でも「どういうわけか」って頻繁に使いますよね。
詳細はわからないけど〜らしい、何らかの理由があって〜だ、と説明したい時には是非使ってみて下さいね。
それではまた次回!
Talk to you later!