イギリスで歯医者デビュー

  1. 日常会話で覚える英単語

こんにちは。もし海外にいて、急に歯が痛くなったらどうしましょう。

歯茎が腫れているだけならば頭痛薬などの鎮痛剤で痛みを一時的に抑える事もできますが、根本的な解決にはなりません。やはり歯医者に行って治療をする必要がありますね。

以外に知らない歯に関する英語

歯医者は、日本でも好んで行きたい場所ではありません。それでも行かなくてはならない場合、やはり出てくるのが言葉の問題です。

頭痛や腹痛、骨折などの英語はわかるとしても「歯」に関する言葉は意外に知らないものです。

会話

ロンドン在住の竹井夫人が急に歯が痛くなって、歯医者に行くことになりました。会話をみてみましょう。

Dentist: Hello, Mrs. Takei.  Which tooth makes you trouble?

歯医者:こんにちは、竹井さん。どの歯があなたを悩ませていますか?

Mrs. Takei: Hello.  The lower tooth in the right side hurts a lot.

こんにちは。右下の歯がとても痛みます。

Dentist: Okay, then please sit down on this chair and show me your teeth.

わかりました、ではこの椅子に座ってあなたの歯を見せて下さい。

Well, this tooth may hurt you.  The gums are swollen around this tooth. 

そうですね、この歯が傷んでいるようです。この歯の周りで歯茎が腫れています。

I need to check your tooth condition, so please move on to the next room to take the x-ray.

歯の状態を確認する必要があるので、X線を取るために隣の部屋に行って下さい。

After x-ray(X線後)

Dentist: Here is the x-ray photo of your tooth.

これがあなたの歯のX線写真です。

Mrs. Takei: If I have any problem with my tooth, I would like to repair it, too.

もし歯に何か問題があるならば、それも治したいです。

Dentist: The tooth you worry is decayed.   We must repair it. 

あなたを悩ましていた歯は虫歯です。治す必要があります。

The reason why your gums are swelled was you didn’t brush your hurting teeth enough. 

歯茎がなぜ腫れていたかの理由は、歯が痛くて十分に歯を磨いていなかったのでしょう。

Mrs. Takei: I see. 

なるほど。

Dentist: The decayed tooth is not so big and I can repair it today.  Keep brushing carefully every day.

虫歯はそれほど大きくないので今日治せます。毎日気を付けて歯磨きしてください。

Mrs. Take: I follow your instruction.

指示どおりに従います。

竹井夫人は虫歯で歯茎が腫れて、歯医者に行きました。歯茎の腫れはなかなか本人では見つけられない為、歯医者に行く必要がありますね。

英会話セッション中にスマイリーフェイスが描かれたカードを掲げる女性。

ポイント

会話で出てきた単語や言い回しをみてみましょう。

  • Which tooth makes you trouble?  どの歯があなたを悩ませていますか?

例文では疑問形ですが、何か悩んでいる事があるときに”~makes me trouble”「~で悩んでいる」と使います。

  • lower tooth 下の歯
  • gums are swollen 歯茎がはれている(gum 歯茎)
  • x-ray X線
  • repair 治す
  • decayed tooth 虫歯
  • I follow your instruction 指示どおりに従います

会話で出てきた以外にも、歯医者で使われる英語があります。

  • dental nerve 神経
  • sensitive tooth 知覚過敏、歯がしみる
  • take out, pull out 抜く
  • fluoride フッ素
  • numb 麻痺させる、麻痺する

歯科健診だけならば、さほど大した言葉の問題もでてきませんが、やはり虫歯などがあると治療に関する歯科の言葉を知っていなければいけません。

言葉の問題で敷居が高く、日本に帰った時にとも考えてしまいますが、一度体験してしまえば後は慣れの問題です。何事も挑戦です。

英会話コインの山の上にある日本語の歯。

歯医者はどこにあるのか

さて、ヨーロッパで歯医者はどのようにしてみつけるのでしょうか?日本であれば町を歩いているだけでたくさん歯医者の看板を見ますが、イギリスは違います。

探すのはやはりインターネットで検索しなくてはなりません。

ここで問題になるのが、治療費です。日本では一般の保険で対応できますが、海外で歯科治療まで含んでいる保険に入っているかどうかが問題になります。

歯医者は、プライベートもしくは NHS(国立病院)で見てもらうになります。

プライベートの場合は虫歯1本の治療で数万円かかり、NHS では無料もしくは安い料金で対応してくれますが、予約を取るのに2ヶ月かかることも普通です。

また国立病院以外でも、歯医者が大勢いる歯医者では NHS と同額で、低治療費で対応しているところもあります。

歯が痛くなってからでは遅い場合もあるので、海外で生活することが決まった時は、時間があるときに通える歯医者を見つけておくのもいいかもしれません。

それではまた、See you!

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