こんにちは。インターネット普及でメッセージの発信は、紙媒体より電子媒体のほうが多くなりました。しかし媒体が違うだけで、文字や絵、写真を通してメッセージを送る事には変わりありません。
そして文字でメッセージを伝える時に良く使われるのが略語です。
インターネット上の略語
この略語、英語では”Abbreviation”「略語」や”Acronym”「頭文字」としてよばれています、
近年これらがたくさん使用されているのがSNS、”Social Networking Service”「ソーシャル・ネットワーキング・サービス」です。
このSNSも略語の一つですね。SNSは年齢制限をもつサービスもありますが、インターネットにアクセスできる人、ほとんど全員が活用できるサービスです。
そしてその中でもよく使われているのが、ハッシュタグ(#)・ワードです。
この”#”マーク、国際規格では「ナンバーサイン」と呼ばれています。しかし、SNS上では”#”を”hashtag”「ハッシュタグ」と呼んで活用しています。
これを単語の先頭や語尾につけることで、そのた単語を検索できるようになります。つまり、”#”を付けた単語をたくさん載せれば載せる程、様々な人々に見てもらえる可能性が高くなります。
では実際にはどのような略語が#ワードとしてSNS上にあるのでしょうか、みてみましょう。
よく使われる略語
- LOL:Laughing Out Loud 大笑い
- gz(grats):Congratulation おめでとう
- FYI:For Your Information 参考まで
- J/K:Just Kidding 冗談(注:日本の女子高生の「JK」とは違います!)
- lil:Little 小さい、少ない
- OMG:Oh, My God オーマイゴット
- s/o:significant others 大切な人達
上記の単語はよく#ワードで使われています。
それ以外にも、文中でよく使われる略語もあります。
- U:you あなた
- R:are ~です
- 4:for ~のため
- 2:to ~へ、~まで
- gd:good いい
- B4:Before ~の前に
まだまだ略語はありますが、有名なものを厳選しても、まだまだたくさんでてきます。
略語の使用例
では、実際に略語がどのように文になっているかみてみましょう。
- U R so super! かっこいいね!
- It’s gd. それいいね。
- Luv u, hun. 愛しているよ、愛しい人(Luv→love、hun→hone)
- Yr bf is cool! あなたの彼氏かっこいいね!(Yr→your、bf→boyfriend)
これらの文の内容は、友人や恋人同士など、親しい間柄でよく使われる文です。略語によって短縮され、視覚的に普通に書くよりも、読み取りやすい文章になっています。
ではこのような略語はビジネス上では使用しても大丈夫なのでしょうか。
答えはおおむねダメです。これは日本のビジネス上でも同じであり、略語や若者言葉などの使用は使用者の品位を疑われ、それはつまり信頼感をそこなうことにもつながります。
しかし「おおむね」とある通り、使用しても大丈夫な略語もあります。
ビジネス上のメモで使用可能な略語
では、どのような略語ならビジネス上で使用しても大丈夫なのでしょうか。例をみてみましょう。
- ASAP:as soon as possible できるだけ早く
- w/:with 一緒に
- w/o:with out ~なしで
- FAQ:Frequently Asked Questions よくある質問
- pls:please ~をお願い
上記のような略語でしたら、メモ上もしくは議事録で使用可能です。例をいくつかみてみましょう。
電話メモにて
Call back asap
出来るだけ早く折り返して下さい
議事録にて
Confirm w/ pics
写真と一緒に確認
通常のメモ
Add to FAQ
FAQに付け加える
でも、あくまでもメモ上であり、メールやビジネスレターなどのフォーマルな文書では使用してはいけません。
使用してもいいかどうかわからない略語であれば、使用しないほうが賢明です。
英語も略語活用
日本人はどのような単語でも略して使うと思われていますが、英語を使う人々も略語を作ってたくさん使用しています。略語の使用は日本人独特というわけではなかったのですね。
このような略語は随時生まれています。どのように最新の情報を収集していけばいいのでしょうか。
それはやはり、SNSで調べるのが一番!英語で情報を発信しているユーザーから、吸い上げていくのが最も効率的かもしれません。
特にトップスターのSNSは最新の事情に触れている事も多く、現在使用されている英語や英語表記を学ぶのに適しているのではないでしょうか。
お気に入りのアーティストを見つけてフォローし、現代の略語や英語を覚えていくのもいいかもしれませんね。
それではまた、See you!