イギリスを真似て、廃棄物パンが大変身

  1. 日常会話で覚える英単語

こんにちは。食べ物の生産と消費が噛み合わず、日本の食品廃棄物は年々増え続けています。コンビニ、スーパーや小売店の売れ残り品など、翌日にまわせない食品は捨てるしかありません。

この廃棄物を減らすため、様々な対応が色々なお店で試されています。

イギリスではパンが大変身

日本人の主食はお米ですが、パンを食べる人も増え、パンもやはり食品廃棄物でたくさん捨てられています。そのような中、この捨てられるパンを活用した廃棄物対策が注目を浴びています。

その方法はイギリスで行われており、大人が大好きなものに生まれ変わります。何に生まれ変わるのでしょうか。

会話

佐藤さんとミルズさんの会話をみてみましょう。

Ms. Mills: What kinds of beer do you like Mr. Sato?

どのような種類のビールが好きですか、佐藤さん?

Mr. Sato: I like lager beer the best.  But I had a chance to drink ale beer in London.  It was also nice.

私はラガービールが一番好きです。でもロンドンでエールビールを飲むことができました。それも良かったです。

Ms. Mills: Then I can introduce you nice beer.  Have you ever heard about “toast ale”?

それならばいいビールを紹介できます。「トーストエール」って聞いたことありますか?

Mr. Sato: Toast ale?  I haven’t heard about that kind of beer.  I think it made by bread, isn’t it?

トーストエール?そのような種類のビールを聞いたことありません。それはパンからできているのでしょう、違いますか?

Ms. Mills: Yes, it is.  In the ancient time, beer was called as “liquid bread”.  Bread and beer is connected each other.

ええ、そうです。大昔にはビールは「液体のパン」と呼ばれていました。ビールとパンはお互い関係しあっているのですよ。

Mr. Sato: I can’t imagine the relationship between them.

これらの関係性が私には想像できませんよ。

Ms. Mills: Both of them are made by wheat and they were fermented. Also, this beer help to reduce the food waste. 

両方とも小麦で作られていて、それらは醗酵されています。またこのビールは食品廃棄物を減らすことに役立っています。

Mr. Sato: I see.  It helps to reduce the thrown away bread. 

なるほど。捨てられるパンを減らすことを助けているのですね。

Anyway, now I wonder how it tastes.  Where can I buy it?  Does it sell in any supermarkets?

しかし今はそれがどのような味なのか気になります。どこでそれを買えますか?どんなスーパーマーケットでも売っていますか?

Ms. Mills: Some supermarkets sell it.  But why don’t we go to the bar with the office members, after the work?

いくつかのスーパーマーケットでは売っていますよ。でも仕事の後、職場のみんなとバーに行くのはどうですか?

Mr. Sato: That’s a good idea! 

それはいいアイデアです!

なんと捨てられるパンがビールに生まれ変わってしまいました。

木製テーブルの上にビール 2 杯と樽が置かれ、英会話や英会話のセッションに最適です。

ポイント

では、会話ででてきた単語や言い回しをみてみましょう。

  • lager beer ラガービール
    日本で一番売られている、発酵が進むと、どんどん沈殿していく種類のビール。
  • ale beer エールビール
    ラガービールとは違い、発酵が進むと、どんどん浮いてくる種類のビール。
  • wheat 小麦
  • fermented 醗酵した
  • food waste 食品廃棄物
  • thrown away 捨てられる

昔の人から学ぶ知恵

ビールは紀元前4千年前のメソポタミア文明で作られていた、という資料が残っています。それほど前から人々に愛されてきた飲み物です。

ビールの作り方の一つで、小麦の種を発酵させ粉にし、それを水でといてパンとして焼き、更にそれを水でふやかして酵素を糖化しアルコール発生させて作る方法があります。

まさに、パンからビールを作っていたのです。パンとビールは切っても切れない関係です。

素朴な木製のテーブルに小麦とホップが置かれ、バックグラウンドで英会話が行われています。

ロンドンで行われているパンをビールにする方法は、昔の人から学んだものです。

パンは欧米の人々にとって主食であり、それゆえ大量に余ってしまうことが多々あります。そしてそれらが、大人が大好きなビールに変身するのはとてもうれしいことです。

ロンドンでは過去から学んでそれを現在に活かせたように、日本でも過去から学んで活かせる技術があるとうれしいですね。

それではまた、See you!

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