友人と街を歩いているときや、旅行中に次の目的地を決めるとき、「どこへ行こうか」と英語で言いたいのに、最初の一言が出てこないことはありませんか。Where should we go? と Where do you want to go? はどちらも使えそうですが、相手に伝わる気持ちは少し違います。
二人で相談して決めたいなら Where should we go?、相手の希望を優先したいなら Where do you want to go? が基本です。丁寧に希望を尋ねる Where would you like to go? や、すでに決まった目的地を確認する Where are we going? まで区別できれば、外出中の会話がかなり組み立てやすくなります。
この記事では、質問するだけでなく、行き先を提案する、候補を断る、順番を決める、距離や移動方法を確かめるところまで練習します。英語を基礎から対話形式で学びたい場合は、英語教室を活用する方法もありますが、まずはこの記事の短い例文を声に出し、自分の休日に置き換えてみましょう。
「どこへ行こうか」の基本は Where should we go?
- 一緒に相談するなら Where should we go? が使いやすい
- should は強い義務ではなく「どこがよさそう?」という相談を表す
- 食事、旅行、買い物、デートなど幅広い場面で使える
「どこへ行こうか」にまず一つ英語を当てるなら、Where should we go? を選ぶと使いやすいでしょう。この文には、話し手と相手が一緒に候補を考え、相談して行き先を決める感覚があります。
should を「~すべき」とだけ覚えていると、「どこへ行くべきですか」という深刻な質問に見えるかもしれません。しかし、この場面の should は強い義務ではありません。「どこにする?」「どこがよさそう?」という軽い相談に使われています。
- フレーズ
- Where should we go?
- 日本語訳
- どこへ行こうか。/どこにする?
- 使う場面
- 一緒に出かける人と、まだ決まっていない行き先を相談するときに使います。友人との休日、旅行、昼食、散歩、ドライブなどに合います。
- 注意点・誤用例
- 基本形では Where should we go to? とせず、文末の to を付けない形から覚えます。where に行き先を尋ねる働きが含まれているためです。
- 発音・ニュアンス
- 「ウェア・シュド・ウィ・ゴウ」と一語ずつ切らず、Where / should we go? の二つのまとまりで練習します。should we を軽くつなげると、穏やかな相談らしく聞こえます。
時間帯や目的を付ければ、そのまま実際の外出に使えます。Where should we go for lunch? は「昼食はどこへ行こうか」、Where should we go tonight? は「今夜はどこへ行こうか」です。旅行中なら Where should we go next? と next を添えるだけで、「次はどこへ行こうか」に変わります。
天候や混雑など、状況が変わったときには instead が便利です。It’s raining. Where should we go instead? と言えば、「雨が降っているね。代わりにどこへ行こうか」と別案を探せます。for lunch、next、instead のような短い語を足すだけで、質問の目的が明確になります。
短い会話で基本形を確認
- 会話
- 学習者A:We have the whole afternoon free. Where should we go?
学習者B:How about the art museum?
学習者A:Sounds good. Let’s have lunch first. - 日本語訳
- 学習者A:午後はずっと空いているね。どこへ行こうか。
学習者B:美術館はどう?
学習者A:いいね。まず昼食を食べよう。 - 使う場面
- 時間はあるものの、予定をまだ決めていない休日の会話です。
- 注意点・誤用例
- How about のあとに場所の名詞を置く場合、How about the art museum? のままで使えます。How about go to the art museum? とはしません。
- 発音・ニュアンス
- Sounds good. は提案への自然な賛成です。強く言い切るより、明るく短く返すと会話が滑らかに続きます。
基本形が分かったら、次はよく似た三つの質問を比べましょう。誰が判断の中心になるのかを見ると、暗記に頼らず選べるようになります。
should・want to・shall の違いは「誰の希望を聞くか」
- should は全員で相談する質問
- want to は相手の希望を直接聞く質問
- would like to は希望を丁寧に尋ねる形
- shall は一緒の提案を求める響きを持つ
表現を選ぶ基準は、難しい文法用語ではなく、誰の考えを中心にするかです。全員で決めるなら should、相手の希望を聞くなら want to、丁寧さを加えるなら would like to と整理できます。

Where do you want to go? は相手の希望を聞く
- フレーズ
- Where do you want to go?
- 日本語訳
- どこへ行きたい?
- 使う場面
- 誕生日の人、旅行に来た友人、案内している相手など、その人の希望を優先したいときに使います。
- 注意点・誤用例
- 一般的な疑問文なので do が必要です。Where you want to go? ではなく、Where do you want to go? とします。
- 発音・ニュアンス
- 速い会話では want to が wanna に近く聞こえます。書くときは want to を基本にし、音では Where d’you wanna go? のようなつながりにも慣れておきましょう。
たとえば、相手の誕生日なら It’s your birthday. Where do you want to go? と聞けます。自分にも候補があり、二人で話し合いたいなら Where should we go? のほうが中立的です。同じ外出でも、質問の中心が you か we かで印象が変わります。
Where would you like to go? は丁寧で柔らかい
- フレーズ
- Where would you like to go?
- 日本語訳
- どちらへ行きたいですか。/どちらへ行かれますか。
- 使う場面
- 送迎、接客、仕事上の訪問、初対面の相手との外出など、控えめに希望を確認したい場面に向いています。
- 注意点・誤用例
- 親しい友人に使っても誤りではありません。ただし、普段の気軽な会話では Where do you want to go? のほうが率直で自然な場合もあります。
- 発音・ニュアンス
- would you は会話で滑らかにつながります。強く区切らず、Where would you / like to go? と柔らかく尋ねると丁寧な印象になります。
Where shall we go? は一緒の提案を求める
Where shall we go? も「どこへ行こうか」を表します。shall we には「一緒にどうしようか」と提案を求める響きがあり、特にイギリス英語ではなじみのある言い方です。日常的なアメリカ英語では、同じ相談に Where should we go? が選ばれることがよくあります。
shall は誤りではありませんが、話し方や地域によっては少し上品、改まっている、あるいは芝居がかっているように響くことがあります。学習の最初は should を会話の軸にし、shall は聞いて分かる表現として加えると整理しやすいでしょう。
使い分けを一目で確認
| 英語 | 中心となる意図 | 向いている場面 |
|---|---|---|
| Where should we go? | 一緒に相談する | 友人との外出、旅行、食事 |
| Where do you want to go? | 相手の希望を聞く | 誕生日、案内、親しい会話 |
| Where would you like to go? | 丁寧に希望を聞く | 送迎、接客、改まった会話 |
| Where shall we go? | 一緒の提案を求める | 特にイギリス英語の会話 |
ここまでの質問は、まだ行き先が決まっていない場面で使うものです。では、相手がすでに目的地を知っている場合はどうなるのでしょうか。次の違いは、会話の前提を正確に伝えるうえで大切です。
Where are we going? は決まった目的地の確認
- Where are we going? は決定ではなく確認に使う
- Where are you going? は相手が今向かう場所を尋ねる
- Where do you go? は普段の習慣を尋ねる
Where are we going? は「私たちはどこへ行くの?」という確認です。行き先がすでに決まっている、または相手が目的地を知っているという前提があります。これから全員で候補を出す質問ではありません。
- 会話
- 学習者A:Get ready. We’re leaving in ten minutes.
学習者B:Okay, but where are we going?
学習者A:It’s a surprise. - 日本語訳
- 学習者A:準備して。10分後に出るよ。
学習者B:分かった。でも、どこへ行くの?
学習者A:着いてからのお楽しみ。 - 使う場面
- 出発が決まり、相手が行き先を知っていると考えられるものの、自分には知らされていない場面です。
- 注意点・誤用例
- 誰も行き先を決めていない場面なら Where should we go? を使います。Where are we going? では、相手が答えを知っているように聞こえます。
- 発音・ニュアンス
- where are がつながり、会話では「ウェラ」に近く聞こえる場合があります。but を添えると、準備には応じながら目的地だけ確認する自然な流れになります。
一方、Where are you going? は、目の前の相手が今どこへ向かっているのかを尋ねます。上着を着て玄関へ向かう相手に「どこへ行くの?」と聞く場面が代表的です。進行形は今の動きや予定と結びつきます。
Where do you go? は「普段どこへ行く?」
今から行く場所を尋ねたいのに Where do you go? と言うと、意図がずれることがあります。現在形は習慣や繰り返しを表すため、Where do you go on weekends? なら「週末は普段どこへ行きますか」という意味になります。
- Where do you usually go for lunch?:普段、昼食はどこへ行きますか。
- Where are you going now?:今、どこへ行くのですか。
- Where do you want to go?:どこへ行きたいですか。
- Where should we go?:私たちはどこへ行こうか。
今その場で向かう場所を聞くなら Where are you going?、希望を聞くなら Where do you want to go? です。Where do you go? は普段の行動を尋ねるため、目的に合わせて時制と動詞を選びましょう。
質問を選べたら、次は答え方です。行きたい場所がある場合と、相手に任せたい場合では、使う返答が変わります。
行きたい場所を伝える返答と「どこでもいい」の言い方
- I want to go to … で率直な希望を伝えられる
- I’d like to … は少し控えめで柔らかい
- home、here、there の前には通常 to を置かない
- 「どこでもいい」は冷たく聞こえない表現を選ぶ
行きたい場所が決まっているなら、I want to go to … で率直に伝えられます。友人同士なら自然な言い方で、I want to go to the beach.、I want to go to a café. のように場所を続けます。
- フレーズ
- I’d like to go somewhere with a nice view.
- 日本語訳
- 景色のよい場所へ行きたいです。
- 使う場面
- 具体的な店名や観光地は決めていないものの、希望する雰囲気や条件を伝えたいときに使えます。
- 注意点・誤用例
- somewhere は「どこか」という場所の意味を含むため、go to somewhere ではなく go somewhere とするのが基本です。
- 発音・ニュアンス
- I’d like to は I want to より控えめです。希望を押しつけず、候補を相談したいときに使いやすい言い方です。
go to の to が要らない場所
park、station、museum、restaurant のような名詞には go to を使います。一方、home、here、there の前には通常 to を置きません。I want to go home.、Let’s go there.、Can you come here? の形で覚えます。
- I want to go to the park.:公園へ行きたい。
- I’d like to visit the art museum.:美術館を訪れたいです。
- I want to go home.:家に帰りたい。
- Let’s go there.:そこへ行こう。
- Can we go somewhere else?:どこか別の場所へ行ける?
行き先を相手に任せる
特に希望がないなら、I don’t mind.、Anywhere is fine with me.、It’s up to you. などが使えます。ただ「どこでもいい」と言うだけで終わらず、You can choose. や What do you recommend? を続けると、相手が次の案を出しやすくなります。
- 会話
- 学習者A:Where should we go for dinner?
学習者B:Anywhere is fine with me. Do you know a good place nearby?
学習者A:Yes. There’s a small Thai restaurant around the corner. - 日本語訳
- 学習者A:夕食はどこへ行こうか。
学習者B:私はどこでも大丈夫。近くにいい店を知っている?
学習者A:うん。角を曲がったところに小さなタイ料理店があるよ。 - 使う場面
- 自分に強い希望はないものの、会話を相手任せにせず、店探しに協力したい場面です。
- 注意点・誤用例
- I don’t care. は声の調子によって「どうでもいい」「関心がない」と冷たく聞こえることがあります。穏やかに返すなら Anywhere is fine with me. が無難です。
- 発音・ニュアンス
- fine を穏やかに発音し、続けて質問を加えると、消極的な返事ではなく柔軟な返事として伝わります。
I don’t care. は文法上「気にしない」を表せますが、状況や口調によっては投げやりに響きます。I don’t mind.、I’m good with anything.、Anywhere is fine with me. などを使うと、協力的な気持ちを表しやすくなります。
希望を言えたら、会話は「では、どこにする?」という提案へ進みます。ここからは、候補を自然に出すための形を使い分けましょう。
行き先を提案する How about・Why don’t we・Let’s
- How about のあとには名詞または動名詞を置く
- Why don’t we …? は友人同士の提案に使いやすい
- Let’s … は具体的な案を前へ進める表現
- 提案への返答も一緒に覚えると会話が止まりにくい
行き先の候補を出すとき、最も組み立てやすいのが How about …? です。場所なら How about the park?、行動なら How about going to the park? と言えます。
- フレーズ
- How about going to the museum?
- 日本語訳
- 美術館へ行くのはどう?
- 使う場面
- 複数の選択肢の中から一つを提案するときや、相手の反応を見ながら控えめに案を出すときに使います。
- 注意点・誤用例
- How about go to the museum? とはしません。about のあとに動詞を置くなら going のような動名詞にします。会話では How about we go to the museum? も使えます。
- 発音・ニュアンス
- How about を一続きにし、提案部分を少しはっきり言います。命令ではなく、相手の意見を待つ柔らかな提案です。
What about …? は別の候補を持ち出せる
What about …? も提案に使えます。特に、最初の候補に問題があると分かったあと、別の案を出す流れによく合います。The Italian restaurant is closed. What about the Thai place next door? なら、「イタリア料理店は閉まっているよ。隣のタイ料理店はどう?」となります。
Why don’t we …? は「一緒に~しない?」
Why don’t we go to the park? は「公園へ行かない?」という提案です。形は疑問文ですが、この場面では理由を問い詰めているわけではありません。we を使うことで、話し手もその行動に参加します。
- Why don’t we have lunch first?:まず昼食にしない?
- Why don’t we take a taxi?:タクシーに乗らない?
- Why don’t we try somewhere else?:どこか別の場所を試さない?
Let’s … は案を具体的な行動へ進める
候補について賛成が得られたら、Let’s go there. と言えば「そこへ行こう」と行動へ移せます。Where should we go? が相談の入口であるのに対し、Let’s … は方向を決める役割を持ちます。
- 会話
- 学習者A:Where should we go for lunch?
学習者B:How about the Italian place near the station?
学習者A:Is it expensive?
学習者B:Not really. They have a good lunch menu.
学習者A:Sounds good. Let’s go there. - 日本語訳
- 学習者A:昼食はどこへ行こうか。
学習者B:駅の近くのイタリア料理店はどう?
学習者A:高い?
学習者B:それほどでもないよ。いいランチメニューがあるんだ。
学習者A:いいね。そこへ行こう。 - 使う場面
- 食事場所を相談し、価格を確認してから決定する日常的な会話です。
- 注意点・誤用例
- a good Italian place の place は、文脈上レストランを指します。店名を知らなくても、場所や料理の種類で候補を示せます。
- 発音・ニュアンス
- Not really. は「それほどでもない」と柔らかく否定します。Sounds good. のあとに Let’s go there. を続けると、賛成と決定が明確になります。
提案に賛成するなら Sounds good.、That’s a good idea.、Sure, let’s do that. が便利です。返答まで一組にして、Where should we go? → How about the park? → Sounds good. と三段階で練習すると、短くても会話として成立します。
ただし、実際の外出では候補が一つとは限りません。次は first、next、then、after that を使い、複数の予定を分かりやすく並べてみましょう。
first・next・then で一日の順番を決める
- first は最初の行き先や行動を決める
- next は現在地の次に向かう場所を尋ねる
- then と after that は予定を順番につなぐ
- stop by を使うと「ちょっと寄る」を表せる
複数の場所を回るなら、最初の質問に first を加えます。Where do you want to go first? は相手の希望を聞き、Where should we go first? は一緒に最初の目的地を相談します。
- フレーズ
- Where should we go next?
- 日本語訳
- 次はどこへ行こうか。
- 使う場面
- 観光地を見終えたあと、食事を終えたあと、街歩きの途中など、次の目的地がまだ決まっていない場面で使います。
- 注意点・誤用例
- What’s our next stop? は予定表などで次の場所がある程度決まっている場面にも使えます。自由に相談するなら Where should we go next? が明確です。
- 発音・ニュアンス
- next を少しはっきり発音すると、「今いる場所の次」を尋ねる意図が伝わります。

then と after that の使い分け
then は「それから」と会話を軽快につなぎ、after that は「その行動が終わったあと」を明確に示します。厳密に使い分けなければならない場面ばかりではありませんが、予定が長いときは after that を入れると順序が追いやすくなります。
First → then → after that の流れで、First, let’s have lunch. Then we can stop by the bookstore. After that, how about going to the park? と言えます。「まず昼食を食べよう。それから本屋に寄れるよ。そのあと、公園へ行くのはどう?」という一日の提案です。
stop at・stop by・stop in の違い
移動の途中で特定の場所に立ち寄るなら stop at が使えます。Can we stop at a convenience store? は「コンビニに寄ってもいい?」です。駅や停留所に止まる場合も Does this train stop at Central Station? のように stop at を使います。
stop by は「ちょっと寄る」という気軽な響きです。Let’s stop by the bookstore. なら、長時間滞在するより、外出の途中で本屋に少し立ち寄る雰囲気が出ます。人の家や職場へ短時間寄る場合にも使えます。
stop in は、中に入って短時間滞在する感覚を表せます。We stopped in for coffee. は「コーヒーを飲むために少し立ち寄った」です。日常の予定では stop at と stop by の両方が使えることも多いため、短時間の気軽さを出したいときに stop by を選ぶとよいでしょう。
- 会話
- 学習者A:We’ve finished looking around the museum. Where should we go next?
学習者B:I’d like to see the old castle.
学習者A:How long does it take to get there?
学習者B:About twenty minutes by bus.
学習者A:Okay. Let’s stop by a café first and then go to the castle. - 日本語訳
- 学習者A:美術館は見終わったね。次はどこへ行こうか。
学習者B:古いお城を見たいな。
学習者A:そこへ行くのにどのくらいかかる?
学習者B:バスで20分くらい。
学習者A:分かった。まずカフェに寄って、それからお城へ行こう。 - 使う場面
- 観光中、次の目的地、所要時間、途中の休憩を順番に相談する場面です。
- 注意点・誤用例
- How long does it take? は距離ではなく所要時間を尋ねます。距離そのものを聞くなら How far is it? を使います。
- 発音・ニュアンス
- first と then を少し強調すると、カフェが先で城が後という順番が聞き取りやすくなります。
順番が決まっても、距離、予算、営業時間などの条件が合わなければ予定は変わります。次は、行き先を現実的に決めるための追加質問を見ていきましょう。
旅行・食事・デートで会話を続ける追加質問
- 食事では料理、予算、距離を聞くと候補を絞れる
- 旅行では時間、移動方法、営業時間を確認する
- 相手の希望を聞いたあとに追加質問を一つ添える
Where should we go? だけでは候補が広すぎることがあります。その場合は、条件を尋ねる質問を続けましょう。食事なら What do you feel like eating? と聞くと、「何を食べたい気分?」と料理の種類から考えられます。
食事場所を決める質問
- What do you feel like eating?:何を食べたい気分?
- Are you in the mood for Italian food?:イタリア料理を食べたい気分?
- Do you know any good restaurants around here?:この辺りでいい店を知っている?
- Would you rather have Italian or Chinese food?:イタリア料理と中華料理ならどちらがいい?
- Is there a reasonably priced place nearby?:近くに手頃な値段の店はある?
- 会話
- 学習者A:Where do you want to go first?
学習者B:I’m hungry. How about getting something to eat?
学習者A:Sure. What do you feel like having?
学習者B:Maybe pizza.
学習者A:I know a good place near the park. - 日本語訳
- 学習者A:最初にどこへ行きたい?
学習者B:お腹がすいたな。何か食べるのはどう?
学習者A:いいよ。何を食べたい?
学習者B:ピザかな。
学習者A:公園の近くにいい店を知っているよ。 - 使う場面
- デートや友人との外出で、場所を決める前に食べたいものを確認する場面です。
- 注意点・誤用例
- feel like のあとに動詞を置くなら eating や having の形にします。feel like eat とはしません。
- 発音・ニュアンス
- Maybe pizza. のように短く返しても自然です。maybe を添えると、強い決定ではなく今の気分として柔らかく伝えられます。
旅行中に役立つ確認質問
- How long does it take to get there?:そこへ行くのにどのくらいかかる?
- How far is it from here?:ここからどのくらい遠い?
- Can we get there on foot?:歩いて行ける?
- Should we walk or take the train?:歩く?それとも電車に乗る?
- Do we need to make a reservation?:予約する必要がある?
- What time does it close?:何時に閉まる?
- How long do you want to stay?:どのくらい滞在したい?
質問を一度に全部並べる必要はありません。Where should we go next? のあとに How far is it? を一つ加え、答えを聞いてから Can we get there on foot? と続ければ、自然なやり取りになります。
予定を決めすぎたくないとき
その場の気分を大切にしたいなら、Let’s decide after lunch. と言えば「昼食のあとで決めよう」と伝えられます。We can see how we feel. は「そのときの気分を見て決めよう」、We don’t have to decide everything now. は「今すべて決めなくてもいいよ」です。
一方、相手の候補に賛成できないこともあります。そこで会話を止めず、理由と代案を穏やかに伝える形が必要になります。
候補を断るときは「柔らかい理由+別案」
- No. だけで終わらず短い理由を添える
- How about …? や Why don’t we …? で別案を出す
- would rather で控えめな希望を伝えられる
提案を断るときは、理由と代案を一組にすると会話が穏やかに続きます。I’m not really in the mood for Italian food. How about sushi? なら、「今はあまりイタリア料理の気分ではないな。お寿司はどう?」と伝えられます。
- フレーズ
- That sounds nice, but it may be crowded today. Could we try somewhere else?
- 日本語訳
- よさそうだけど、今日は混んでいるかもしれないね。どこか別の場所を試さない?
- 使う場面
- 相手の案自体は否定したくないものの、混雑などの事情から別の場所を選びたいときに使います。
- 注意点・誤用例
- That sounds nice, but … と最初に案を受け止めると、単純な否定より柔らかくなります。ただし、理由を長く並べすぎず、次の候補へ進むことも大切です。
- 発音・ニュアンス
- but の前で短く間を置き、could を穏やかに発音すると、反対ではなく代案の相談として聞こえます。
would rather で「どちらかといえば」
I’d rather go somewhere closer. は「どちらかといえば、もっと近い場所へ行きたい」です。would rather のあとには動詞の原形を置きます。I’d rather to go とはしない点に注意してください。
- I’d rather stay near the station.:どちらかといえば駅の近くにいたい。
- I’d rather walk than take a taxi.:タクシーに乗るより歩きたい。
- Would you rather go to a café or a restaurant?:カフェとレストランならどちらへ行きたい?
親しい会話でも、No, I don’t want to. だけでは強く聞こえる場合があります。I went there yesterday. Could we try somewhere else? のように短い事情と代案を加えると、相手の提案を尊重しながら希望を伝えられます。
ここまでの表現を使えても、語順や前置詞で迷うことがあります。次は、日本語話者が特に間違えやすい形をまとめて修正しましょう。
よくある間違いを正しい形に直す
- want を使う疑問文には do が必要
- where の基本文では文末の to を付けない
- which restaurant では go to の to が必要
- How about のあとでは動名詞を使う
Where you want to go? ではなく Where do you want to go?
want は一般動詞なので、基本の疑問文では do を主語の前に置きます。肯定文 You want to go there. を疑問文にすると Do you want to go there? となり、行き先を where に置き換えると Where do you want to go? になります。
where と which place では to の扱いが違う
where 自体が場所を尋ねるため、基本形は Where should we go?、Where do you want to go? です。一方、具体的な名詞を使う Which restaurant do you want to go to? では、go to a restaurant の to が必要です。
- 正しい組み合わせ
- Where do you want to go?
Which restaurant do you want to go to?
Which museum should we go to? - 日本語訳
- どこへ行きたい?
どのレストランへ行きたい?
どの美術館へ行こうか。 - 使う場面
- 自由に場所を尋ねる場合は where、レストランや美術館など特定の種類から選ぶ場合は which と名詞を使います。
- 注意点・誤用例
- Which restaurant do you want to go? では必要な to が抜けています。反対に、基本練習では Where do you want to go to? とせず、簡潔な形を使います。
- 発音・ニュアンス
- which restaurant の文末の to は弱く発音されやすいものの、文の構造上必要です。音読では最後まで落とさず練習しましょう。
How about go there? ではなく going there
How about のあとに動作を置くなら、動詞に ing を付けます。How about taking a taxi?、How about having lunch first? のように作れます。名詞なら How about this café? のままで問題ありません。
wanna は話し言葉として理解する
親しい会話では Where do you wanna go? のように want to が wanna に近い音になります。ただし、仕事のメール、学校の課題、正式な文書では want to と書きます。また、wanna は want a の代わりではありません。
- 会話的な音:Where do you wanna go?
- 基本の表記:Where do you want to go?
- 正しい文:I want a coffee.
- 避ける形:I wanna coffee.
音として wanna が聞こえても、すべての場面でその表記を使うわけではありません。まず want to で文の形を安定させ、そのうえで速い会話の音に慣れると混乱を減らせます。
文の形を確認したら、次は口から出せるようにします。発音練習では、一語ずつ読むより意味のまとまりで区切ることが重要です。
発音は意味のまとまりと置き換え練習で身につける
- 単語ではなく意味のまとまりで区切る
- 質問と返答を一組にして声に出す
- 場所、順番、理由を入れ替えて反復する
- 短時間でも複数日に分けて思い出す
Where should we go? は Where / should we go?、Where do you want to go? は Where / do you want to go? のように区切ります。一語ごとに止まらず、質問全体を一つのリズムとして捉えましょう。
should we や do you は、内容の中心になる museum、lunch、next などより弱く短く発音されることがあります。すべての語を同じ強さで読むより、「何を聞きたいか」を示す語を少し目立たせると伝わりやすくなります。
3段階の音読練習
- 最初は文字を見ながら、Where / should we go? とゆっくり3回読む。
- 次に park、museum、café などの候補を付け、質問と提案を続けて読む。
- 最後に文字を隠し、自分の休日を想像して質問、提案、返答まで言う。
- 練習フレーズ
- Where should we go?
How about the park?
Sounds good. Let’s go there. - 日本語訳
- どこへ行こうか。
公園はどう?
いいね。そこへ行こう。 - 使う場面
- 一人で質問役と返答役を交互に読み、会話の流れを体に覚えさせる練習です。
- 注意点・誤用例
- 質問だけを何度も読むより、提案と返答まで続けたほうが実際の会話に近づきます。速さより、語順を崩さず最後まで言えることを優先します。
- 発音・ニュアンス
- park の部分を museum、bookstore、café に入れ替えます。Sounds good. は明るく短く、Let’s go there. は決定を示すように落ち着いて言います。
感情による強調の違い
普通に相談するなら、文全体を穏やかにつなぎます。候補がなく困っているなら Where SHOULD we go? のように should を強めると、「いったいどこへ行けばよいだろう」という迷いが表れます。同じ文でも、強調する語によって気持ちが変わります。

4日間の短い復習例
- 1日目:基本の三表現を見ながら音読し、意味の違いを口で説明する。
- 2日目:park、café、museum、bookstore を入れ替えて質問と提案を作る。
- 3日目:first、next、then、after that を加え、一日の予定を話す。
- 4日目:文字を見ずに、賛成または断りの返答まで30秒ほど話す。
一度に長く練習するより、翌日に思い出す機会を作ることが大切です。言えなかった文だけ印を付け、次の練習で先に読みます。すべてを同じ回数繰り返すのではなく、詰まった部分に時間を配分しましょう。
最後に、場面を見て自分で表現を選ぶ実践問題に進みます。答えを読む前に、一度声に出して英文を作ってみてください。
すぐに試せる場面別トレーニング
- 日本語を見て状況に合う英語を選ぶ
- 質問だけでなく提案と返答まで作る
- 正解が一つに限らない場面では意図を確認する
練習1:二人で相談する
場面は、友人と駅で会ったものの、予定をまだ決めていない状況です。「今日はどこへ行こうか」と言ってください。二人で相談するので、答えは Where should we go today? が適しています。
練習2:相手の希望を優先する
旅行に来た友人を案内しています。「最初にどこへ行きたい?」と聞いてください。相手の希望が中心なので、Where do you want to go first? を使います。丁寧にするなら Where would you like to go first? でも構いません。
練習3:決まっている目的地を確認する
同行者から「車に乗って」と言われましたが、行き先を聞いていません。「ところで、私たちはどこへ行くの?」なら By the way, where are we going? です。これから相談するのではなく、相手が知っている目的地を確認しています。
練習4:候補を出して賛成する
- 会話
- 学習者A:Where should we go?
学習者B:How about that café across the street?
学習者A:Sounds good. Let’s go there. - 日本語訳
- 学習者A:どこへ行こうか。
学習者B:通りの向こうのあのカフェはどう?
学習者A:いいね。そこへ行こう。 - 使う場面
- 目に見えている店を指し、短いやり取りで行き先を決める場面です。
- 注意点・誤用例
- across the street は「通りの向こう側」です。場所が見えているため that café と具体的に示せます。
- 発音・ニュアンス
- that café を少しはっきり言いながら実際に方向を示すと、短い英文でも意図が明確になります。
練習5:断って別案を出す
相手がショッピングモールを提案しましたが、混雑が気になります。「混んでいるかもしれないよ。代わりに公園へ行かない?」なら It may be crowded. Why don’t we go to the park instead? と言えます。
練習6:三つの予定をつなぐ
「まず昼食を食べよう。それから本屋に寄ろう。そのあと、どこへ行こうか」は、First, let’s have lunch. Then let’s stop by the bookstore. After that, where should we go? です。順番を示す語をはっきり言うと、予定が伝わりやすくなります。
自分用の置き換えカード
紙やメモに、質問、候補、返答を一列ずつ書いてください。質問は Where should we go next?、候補は How about the museum?、返答は I’d rather go somewhere closer. のようにします。それぞれを入れ替えるだけで、多数の会話を作れます。
- 質問:Where should we go? / Where do you want to go? / Where should we go next?
- 候補:How about the park? / Why don’t we get lunch? / Let’s stop by the bookstore.
- 賛成:Sounds good. / That’s a good idea. / Sure, let’s do that.
- 別案:Could we try somewhere else? / I’d rather stay nearby. / How about a café instead?
目標は難しい長文を作ることではありません。質問、提案、返答の三つを止まらず言えれば、外出先で会話を始め、決定まで進められます。
「どこへ行こうか」の疑問を解消するQ&A
- 基本表現の細かな使い分けを再確認する
- 前置詞、丁寧さ、短い表現の疑問を解消する
- 実際の会話で迷ったときの判断基準を持つ
「どこへ行こうか」に最も使いやすい英語は何ですか?
一緒に行き先を相談する場面では Where should we go? が使いやすい表現です。相手の希望を優先するなら Where do you want to go?、丁寧に尋ねるなら Where would you like to go? を選びます。
Where should we go? と Where are we going? の違いは何ですか?
Where should we go? は、まだ決まっていない行き先を一緒に相談する質問です。Where are we going? は、すでに決まっている、または相手が知っている目的地を確認する質問です。
Where should we go to? と言ってもよいですか?
基本形としては Where should we go? が簡潔です。where が行き先を尋ねる働きを持つため、通常は文末の to を付けません。ただし、Which café should we go to? のように具体的な名詞を使う場合は to が必要です。
Where shall we go? は古い表現ですか?
誤りでも、使えない表現でもありません。特にイギリス英語ではなじみがあります。一方、日常的なアメリカ英語では Where should we go? が選ばれることが多く、shall は話し方によって少し上品に響く場合があります。
Where to? はどのような場面で使えますか?
出かけることが明らかな状況で、目的地だけを短く尋ねる会話的な表現です。友人同士や乗車時などに使われますが、簡潔で事務的に響くこともあります。丁寧に尋ねるなら Where would you like to go? が適しています。
「次はどこへ行こうか」は英語で何と言いますか?
Where should we go next? と言います。相手の希望を聞くなら Where do you want to go next? です。次の立ち寄り先がある程度決まっている場合は What’s our next stop? も使えます。
「どこでもいいよ」を冷たく聞こえないように言うには?
Anywhere is fine with me.、I don’t mind.、I’m good with anything. などが使えます。You can choose. や What do you recommend? を続けると、相手に協力する姿勢も伝えられます。
How about go there? はなぜ不自然ですか?
How about のあとに動詞を置く場合は動名詞を使うため、How about going there? とします。場所の名詞なら How about that café?、主語と動詞を続ける会話形なら How about we go there? と言えます。
まず覚えたい中心表現は Where should we go? です。そこから相手の希望を聞く Where do you want to go?、丁寧な Where would you like to go?、確認の Where are we going? へ広げると、場面に合う質問を選べます。
実際の会話では、質問だけで終わらせず、How about …? で候補を出し、Sounds good. や Could we try somewhere else? で反応するところまでが一つの流れです。次の外出を思い浮かべながら、最後に Where should we go? → How about the park? → Sounds good. Let’s go there. と声に出してみましょう。

