ニュージーランドであいさつはキアオラ!

  1. 英語挨拶・あいさつ

こんにちは。海外で初めて行くところは、どんな理由であれ緊張します。緊張の理由の1つが、言葉がわからない事でしょう。

相手が話す言葉の理解度や、自分が話す言葉の正確性など、悩むことばかりです。

ニュージーランドへの留学

旅行ならば最悪キャンセルすることもできますが、留学や引っ越しなどではそうはいきません。言葉を上達させて不安をなくすのが一番ですが、そう簡単にはうまくいきません。

このような時は、滞在する国の人々が普段言っている事、つまり「話し言葉」を知ることで、少し不安を解消する事ができます。

ニュージーランドへの留学が決定したダイスケが、少し不安そうにしています。ニュージーランドは日本から遠く離れ、文化や生活スタイルがうまくイメージできません。

そのような時は、ニュージーランド人に直接聞いてみるのが一番です。ダイスケとトンプソンさんの会話をみてみましょう。

会話

Mr. Thompson: Hi, Daisuke.  Are you ready for the studying abroad?

こんにちは、ダイスケ。留学の準備はできていますか?

Daisuke: Yes, I think I’m almost done for the belonging.  But I’m a little nervous.

はい、持ち物はほとんど終わっていると思います。でも少し緊張しています。

Mr. Thompson: Why do you feel so? 

どうしてそう感じるのですか?

Daisuke: I’m wondering whether I can get used to live in there. I understand English a little, but I don’t know well about New Zealanders.

そこに住むことに慣れるかどうかわからないのです。英語は少しわかりますが、ニュージーランド人をよく知りません。

Mr. Thompson: Then it is better to understand what usually New Zealanders do.

それならばニュージーランド人がいつも何をするか知るのがいいですよ。

Daisuke: That’s the hardest thing to know, Mr. Thompson.  I haven’t been there yet.

それを知るのは一番難しいですよ、トンプソンさん。僕はまだそこに行っていませんから。

Mr. Thompson: How about learning the greeting words in official language?

それならば、公用語であいさつ言葉を覚えるのはどうですか?

Daisuke: Don’t they use English?  I know “hello” already.

彼らは英語を使っているのではないのですか?「ハロー」ならもう知っていますよ。

Mr. Thompson: English is one of the official languages.  But Maori is also the official languages.  New Zealanders say “Kiā ora” as “hello”.

英語は公用語の1つです。でもマオリ語も公用語なのですよ。ニュージーランド人は「こんにちは」を「キアオラ」と言います。

Daisuke: I didn’t know that.  But it’s good to know.  Is there another word which they usually use?

それは知りませんでした。でも知る事ができて良かったです。他にも彼らがよく使う言葉はありますか?

Mr. Thompson: How about “Ka kite ano”?  It is “see you again”.  Those two words are well used in news programs.

「カキテアノ」はどうですか?「それではまた」です。これらの二つの言葉はニュース番組でよく使われます。

Daisuke: “Kiā ora” and “Ka kite ano”, I remember these two words before I go there.

「キアオラ」と「カキテアノ」ですね、行く前にこの二つの言葉を覚えます。

Mr. Thompson: I’m glad that I could help you.  If you find other worries, let me know.

助ける事が出来て良かったです。もし他に心配な事があったら教えてくださいね。

ダイスケはニュージーランド人が普段使うマウリ語を、トンプソンさんに教えてもらいました。

ベンチからオークランドの景色を楽しみながら英会話を楽しむ女性。

ポイント

会話で出てきた単語や言い回しを見てみましょう。

  • belonging 持ち物
  • nervous 緊張する、そわそわする
  • get used to ~ ~に慣れる
  • greeting あいさつ
  • official language 公用語
  • news program ニュース番組
説明変更: ニュージーランドのワナカ湖を見下ろす山の頂上に立っている女性が英会話の練習をしています。

ニュージーランドの公用語

マウリ語はニュージーランドの先住民族の言葉です。先住民族の言葉で日本人になじみがあるのは、ハワイで使われているハワイ語でしょう。

Aroha”は日本でも通じる言葉になっているくらいです。そしてハワイ語もハワイ州でも公用語に指定されています。

ニュージーランドはイギリス連邦の加盟国であり、公用語は英語でした。

この為マウリ語を話す人が少なくなり、忘れられた言葉になる事を回避しようと、1987年にマウリ語もニュージーランドの公用語に加わりました。

学校でもマウリ語の授業を組み込むなど、普及に力を入れています。

ニュース番組や普段のあいさつでも使われるマオリの言葉、まさにニュージーランド人の「話し言葉」です。

英語には関係ありませんが、滞在先での不安を和らげて充実した生活を送るために大切なことですね。

それではまた、See you!

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オリビア (Olivia) この記事を書いた人

英語講師として10年以上の指導経験を持つ。イギリスにルーツを持ち、多様な文化背景を活かした視点からの英語指導が得意。実践的な英会話力の育成はもちろん、丁寧な発音・文法指導で学習者の目標達成をサポートすることに情熱を注ぐ。
自身の経験に基づき、キャリアアップや異文化理解に繋がる英語学習のヒント、言語を通したコミュニケーションの魅力などを発信していく。モットーは「楽しく、着実に」。教材作成、レッスンカリキュラム、講師育成など幅広い分野で活躍。

  
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