「花粉症です」と言いたいのに、英語がすぐに出てこない。鼻水や目のかゆみを説明しようとして、単語だけを並べてしまう。そんな経験があるなら、まず覚える文は三つだけで大丈夫です。
基本は「I have hay fever.」、原因を明確にするなら「I’m allergic to pollen.」、症状まで伝えるなら「I have a runny nose and itchy eyes.」です。この三つを土台にすると、職場で風邪ではないと説明するときも、海外の薬局や医療機関で相談するときも、必要な情報を順番に足せます。
この記事では、hay feverとpollen allergyの違い、鼻水・鼻づまり・くしゃみ・目のかゆみの言い方、薬や受診に関する質問、間違えやすい冠詞と語法まで、初心者が口に出しやすい形で整理しています。英語を会話の中で練習したい場合は、英語教室で講師を相手に症状説明のロールプレイを行う方法もあります。
全部を一度に暗記する必要はありません。最初に「病名」、次に「症状」、最後に「困っていること」を一文ずつ言えるようにすると、短い英語でも十分に会話が成立します。では、最初の一言から確認しましょう。
花粉症の英語は「hay fever」が基本
- 日常会話では「I have hay fever.」が簡潔で自然
- hay feverには通常、冠詞のaを付けない
- 原因を明確にしたいときはpollen allergyも使える
花粉症を日常英語で伝える代表的な表現は、hay feverです。「私は花粉症です」は「I have hay fever.」と言います。短く、友人との雑談から職場での説明まで使いやすい文です。
hayは「干し草」、feverは「発熱」を表しますが、hay feverというまとまりでは、花粉によって起こる季節性のアレルギー症状を指します。言葉の見た目だけから「干し草が原因の熱」と理解する必要はありません。また、花粉症だからといって必ず発熱しているという意味にもなりません。
- フレーズ
- I have hay fever.
- 日本語訳
- 花粉症です。
- 使う場面
- マスクをしている理由を説明するときや、くしゃみを心配されたときに使えます。
- 注意点・誤用例
- 「I have a hay fever.」とは通常言いません。hay feverは数えない名詞として扱うため、aを外します。
- 発音・ニュアンス
- hayは「ヘイ」、feverは「フィーヴァ」に近い音です。feverの最初をやや強く読み、「ヘイ・フィーヴァ」のようにつなげます。
自分の症状が強い日は、「My hay fever is really bad today.」とmyを付けられます。「今日は花粉症がかなりひどいです」という意味です。hay feverの前にaは置きませんが、所有を表すmyは自然に置けます。
「花粉症が一つある」と日本語から直訳して、I have a hay fever.としないようにしましょう。正しくはI have hay fever.です。一方、allergyは数えられるため、I have a pollen allergy.ではaが必要です。
まずはI have hay fever.を一息で言えるようにしてください。病名を伝えた後、どの症状があるかを一つ足すだけで、相手は状況をかなり理解しやすくなります。その前に、似た表現の違いを整理しておきましょう。

hay fever・pollen allergy・seasonal allergiesの違い
- hay feverは日常的な病名として使いやすい
- pollen allergyは原因が花粉だと直接伝えられる
- seasonal allergiesは季節性の症状を広く表せる
三つの表現は重なる場面がありますが、伝える中心が少し異なります。hay feverは病名、pollen allergyは原因、seasonal allergiesは季節性という特徴を前面に出す表現だと考えると選びやすくなります。
原因をはっきり示すpollen allergy
pollenは「花粉」、allergyは「アレルギー」です。「I have a pollen allergy.」なら、何に反応しているのかが言葉の中に含まれます。hay feverという表現になじみがない相手にも、原因が伝わりやすい言い方です。
- フレーズ
- I’m allergic to pollen.
- 日本語訳
- 花粉にアレルギーがあります。
- 使う場面
- マスクの理由を説明するとき、薬局で原因を伝えるとき、特定の植物の花粉について話すときに役立ちます。
- 注意点・誤用例
- 「I’m allergy to pollen.」は誤りです。be動詞の後ろでは形容詞allergicを使います。名詞allergyを使うなら「I have an allergy to pollen.」です。
- 発音・ニュアンス
- allergicは「アラージク」に近く、第二音節が強くなります。allergic toは区切りすぎず、「アラージクトゥ」のようにつなぐと滑らかです。
季節ごとの症状を示すseasonal allergies
「I have seasonal allergies.」は「季節性アレルギーがあります」という意味です。春の樹木だけでなく、夏のイネ科植物や秋のブタクサなど、特定の季節に症状が出ることを広く表せます。allergiesと複数形になる点も、そのままひとかたまりで覚えると安心です。
症状がまた出てきたときは、「My seasonal allergies are acting up.」と言えます。act upは、アレルギーや古傷などが再び問題を起こす様子を表す口語表現です。単に状態を伝えるならhave、症状の再燃を伝えるならact upが合います。
医学的なpollinosisは日常会話では優先しない
辞書でpollinosisという単語を見かけることがあります。これは花粉症を指す医学的な語ですが、友人や同僚との会話ではhay feverやpollen allergyのほうが使いやすく、相手にも伝わりやすいでしょう。専門語を知っていても、普段の会話では簡単な言葉を選ぶことが大切です。
迷ったときの基準は明快です。まずは「I have hay fever.」、原因を補うならI’m allergic to pollen.と続けます。では、ここから鼻や目の状態を具体的に伝えていきましょう。
鼻水・鼻づまり・くしゃみを英語で伝える
- 鼻水はrunny nose、鼻づまりはstuffy noseまたはblocked nose
- くしゃみが続くときはkeep sneezingやcan’t stop sneezingを使う
- 症状は一文に二つまで入れると聞き取りやすい
鼻の症状は、単語ではなく決まった組み合わせで覚えるのが近道です。鼻水はhave a runny nose、鼻づまりはhave a stuffy nose、くしゃみが止まらないならcan’t stop sneezingを使います。
鼻水が出る:have a runny nose
- フレーズ
- I have a runny nose.
- 日本語訳
- 鼻水が出ます。
- 使う場面
- 薬局や診察で症状を列挙するとき、友人に体調を説明するときに使います。
- 注意点・誤用例
- 名詞のnoseを前から説明するときはrunnyを使います。「a running nose」は一般的ではありません。ただし「My nose is running.」なら自然です。
- 発音・ニュアンス
- runnyは「ラニィ」に近い音です。runny noseを一続きに読み、noseの最後の有声音を弱く残します。
一日中続いているなら「I’ve had a runny nose all day.」、何度拭いても流れてくる感じなら「My nose keeps running.」と言えます。症状が続く時間を加えると、薬局や診察で状況をより正確に伝えられます。
鼻が詰まる:stuffy noseとblocked nose
「I have a stuffy nose.」と「My nose is blocked.」は、どちらも鼻づまりを表します。stuffy noseはアメリカ英語でよく聞かれ、blocked noseはイギリス英語でよく使われますが、どちらを選んでも意味は伝わります。
- フレーズ
- My nose is completely blocked, so I can’t sleep.
- 日本語訳
- 鼻が完全に詰まっていて、眠れません。
- 使う場面
- 鼻づまりが睡眠に影響していることを、医師や薬剤師に伝える場面に向いています。
- 注意点・誤用例
- 専門的なnasal congestionもありますが、日常会話ではstuffy noseやblocked noseのほうが口にしやすい表現です。
- 発音・ニュアンス
- blockedの語末は「ブロックト」に近くなります。completelyを加えると、両方の鼻が強く詰まっているような深刻さが伝わります。
くしゃみが止まらない:can’t stop sneezing
一回のくしゃみなら「I sneezed.」ですが、何度も繰り返すなら「I keep sneezing.」が自然です。止めようとしても続く感覚を強く出すなら、I can’t stop sneezing.を使います。
朝からずっと続いている場合は「I’ve been sneezing all morning.」です。現在完了進行形を使うと、過去に始まったくしゃみが今も続いている様子を表せます。難しく感じるときは、「I keep sneezing.」だけでも十分です。
stopの後ろで「くしゃみをすることをやめる」と言う場合は、sneezingというing形を使います。I can’t stop sneeze.ではなく、I can’t stop sneezing.とします。
鼻の症状を二つ並べるなら、「I have a runny nose, and I can’t stop sneezing.」が言いやすい組み合わせです。次は、目や喉の不快感を英語に変えてみましょう。
目のかゆみ・涙目・喉の違和感を英語で伝える
- 目がかゆいはMy eyes are itchy.
- 刺激で涙が出る状態はwatery eyesで表せる
- 喉の違和感はitchy、dry、irritatedから感覚に近い語を選ぶ
目の症状は、体の部位を主語にすると簡単です。「My eyes are itchy.」「My eyes are watery.」のように、My eyesの後ろを入れ替えるだけで複数の状態を表せます。
- フレーズ
- My eyes are itchy and watery.
- 日本語訳
- 目がかゆくて、涙が出ます。
- 使う場面
- 薬局で目薬について相談するときや、涙が出ている理由を同僚に伝えるときに使えます。
- 注意点・誤用例
- 「I’m itchy.」だけでは体全体がかゆいように聞こえます。目に限るならMy eyes are itchy.またはI have itchy eyes.と場所を示します。
- 発音・ニュアンス
- itchyは「イッチィ」、wateryは「ウォータリ」に近い音です。watery eyesは泣いているというより、刺激によって涙が出る状態に適しています。
目が赤いなら「My eyes are red.」、白目の血管が目立つ充血なら「I have bloodshot eyes.」と言えます。腫れもある場合は、「My eyes are red and swollen.」です。swollenは「腫れた」という意味です。
喉がかゆい感覚には「My throat is itchy.」、乾燥しているなら「My throat feels dry.」、刺激を受けていがいがするなら「My throat feels irritated.」が合います。日本語の「いがいが」に一語で完全一致させようとせず、実際の感覚に近い形容詞を選びましょう。
花粉が喉を刺激していると説明するなら、「The pollen is irritating my throat.」です。irritateは「刺激する」という動詞、irritatedは「刺激を受けている」という形容詞です。この区別が難しければ、まずはMy throat feels irritated.を一文で覚えてください。
症状が複数あるときも、一息で全部を詰め込む必要はありません。「I have itchy, watery eyes. My throat feels dry, too.」のように二文へ分けると、初心者でも言いやすく、相手も聞き取りやすくなります。さらに、症状の強さや生活への影響を加えると状況が明確になります。
症状の強さ・発症時期・花粉の種類を伝える
- 軽い、ひどい、悪化中をmild、bad、getting worseで表す
- 花粉症になった変化はgotまたはdevelopedを使う
- 植物名の後ろにpollenを置くと原因を具体化できる
症状名だけでなく程度や期間を加えると、会話の実用性が上がります。軽いならmild、かなりひどいならpretty bad、医療機関で強い症状を伝えるならsevereが使えます。
- My symptoms are mild today.:今日は症状が軽いです。
- My hay fever is pretty bad today.:今日は花粉症がかなりひどいです。
- I have severe allergy symptoms.:強いアレルギー症状があります。
- My symptoms are getting worse.:症状が悪化しています。
- It gets worse when it’s windy.:風が強いと悪化します。
特に便利なのがget worseです。症状が前より悪くなっているなら現在進行形で「My symptoms are getting worse.」、風の強い日に悪化する一般的な傾向なら現在形で「It gets worse when it’s windy.」とします。
「花粉症になった」はgotまたはdeveloped
- フレーズ
- I developed hay fever last spring.
- 日本語訳
- 昨春、花粉症を発症しました。
- 使う場面
- 以前は症状がなかったものの、ある時期から発症したと説明するときに使います。
- 注意点・誤用例
- 現在の状態だけならI have hay fever.が簡単です。developedは発症という変化に重点があります。
- 発音・ニュアンス
- developedは「ディヴェラプト」に近く、第二音節を強く読みます。got hay feverより少し説明的で、発症した時期を語る文に合います。
より口語的には「I got hay fever a few springs ago.」と言えます。「I think I’ve got hay fever.」は、花粉症になった気がすると話す場合や、イギリス英語で現在の状態を示す場合に使われます。
以前との違いを示すなら、「I used to love spring, but now I have hay fever.」が自然です。used toの後ろには動詞の原形を置き、「以前は春が大好きだったが、今は状況が違う」という変化を表します。
花粉の種類を具体的に言う
- Japanese cedar pollen:スギ花粉
- Japanese cypress pollen:ヒノキ花粉
- grass pollen:イネ科植物の花粉
- ragweed pollen:ブタクサ花粉
- tree pollen:樹木の花粉
「I’m allergic to Japanese cedar pollen.」なら、スギ花粉にアレルギーがあることを明確に伝えられます。植物名が分からない場合は、無理に特定せず「I’m allergic to tree pollen.」や「I have seasonal allergies.」でも構いません。
花粉の飛散について話すときはpollen countを使います。「The pollen count is high today.」は「今日は花粉の飛散量が多いです」という意味です。pollenは通常数えない名詞なので、「There’s a lot of pollen in the air.」と表現します。
植物名に機械的にfeverを付けないようにしましょう。原因を確実に伝えるなら、I have an allergy to ragweed pollen.のようにallergy toとpollenを使います。
病名、症状、程度、原因まで言えれば、かなり詳しく説明できます。次は、それらを職場や日常会話で短く組み立てる方法です。
職場や友人との会話で花粉症を説明する
- 風邪ではないと伝えると相手の心配を和らげやすい
- 謝罪、理由、現在の状態の順に話すと自然
- 必要なら睡眠や集中への影響も短く補足する
くしゃみや鼻声が続くと、周囲から風邪だと思われることがあります。その場合は、It’s just my allergies.と一言添えるだけでも、状況を説明できます。justは「単なる」という意味ですが、ここでは深刻な感染症ではなくアレルギーだと安心させる働きがあります。
- フレーズ
- Sorry about all the sneezing. My hay fever is really bad today.
- 日本語訳
- 何度もくしゃみをしてすみません。今日は花粉症がかなりひどいんです。
- 使う場面
- 会議中や共同作業中にくしゃみが続き、周囲へ事情を伝えたい場面で使えます。
- 注意点・誤用例
- 必要以上に何度も謝る必要はありません。一度事情を伝えた後は、症状が続いても毎回同じ説明を繰り返さなくて大丈夫です。
- 発音・ニュアンス
- Sorry about all the sneezingは、周囲への配慮を柔らかく示す言い方です。really badを強く読みすぎず、落ち着いて事情を伝えます。
風邪ではないと明確にするなら、「I’m not sick. It’s just my pollen allergy.」や「I sound like I have a cold, but it’s actually hay fever.」が便利です。sound likeは「~のように聞こえる」、actuallyは「実際には」という意味です。
睡眠への影響は「I didn’t sleep well because my nose was blocked.」、集中しにくい状態は「I’m having trouble concentrating today.」で伝えられます。頭がぼんやりするなら「My head feels foggy.」も使えます。
短い休憩が必要になりそうなら、「I may need a short break if my symptoms get worse.」と言えます。mayを使うことで、断定ではなく可能性として穏やかに伝えられます。
日常会話のロールプレイ
- 会話
- 同僚:Are you okay? You’ve been sneezing a lot.
学習者:I’m okay. I have hay fever.
同僚:What kind of symptoms do you have?
学習者:I have a runny nose and itchy eyes.
同僚:That sounds rough. Are you taking anything for it?
学習者:Yes, I’m taking allergy medicine. - 日本語訳
- 同僚:大丈夫?ずいぶんくしゃみをしているね。
学習者:大丈夫です。花粉症なんです。
同僚:どんな症状があるの?
学習者:鼻水と目のかゆみがあります。
同僚:それはつらそう。何か薬を使っているの?
学習者:はい、アレルギー薬を飲んでいます。 - 使う場面
- 職場、学校、友人との雑談で、相手から体調を心配された場面を想定しています。
- 注意点・誤用例
- Are you taking anything for it?のanythingは、ここでは薬や対策を広く尋ねています。「何でも飲んでいる」という直訳にはしません。
- 発音・ニュアンス
- That sounds rough.は「それはつらそうだね」という共感表現です。相手の症状を大げさに決めつけず、話を聞いた印象として伝えられます。
会話の型は「I have hay fever.」に始まり、「I have a runny nose.」「I’m taking allergy medicine.」へ進んでいます。一文ずつ短いため、途中で言い直しても問題ありません。次は、薬局や医療機関で必要になる質問を見ていきます。
薬局で薬や眠気について尋ねる英語
- Do you have anything for hay fever?で商品について相談できる
- 眠気はdrowsinessまたはsleepyを使って確認する
- 服用回数や食事との関係も一文ずつ質問する
薬局では商品名を知らなくても、Do you have anything for hay fever?と尋ねられます。anything for ~は「~に使える何か」という意味で、薬剤師に選択肢を尋ねる便利な型です。

- 会話
- 薬剤師:How can I help you?
学習者:Do you have anything for hay fever?
薬剤師:What symptoms do you have?
学習者:I have a runny nose, itchy eyes, and frequent sneezing.
薬剤師:Are you taking any other medication?
学習者:No, I’m not. Will this make me sleepy?
薬剤師:It may cause drowsiness. - 日本語訳
- 薬剤師:どうされましたか。
学習者:花粉症に使えるものはありますか。
薬剤師:どのような症状がありますか。
学習者:鼻水、目のかゆみがあり、くしゃみもよく出ます。
薬剤師:ほかに服用している薬はありますか。
学習者:いいえ。これは眠くなりますか。
薬剤師:眠気を引き起こす可能性があります。 - 使う場面
- 旅行先などの薬局で、症状に合う商品と眠気について相談する場面です。
- 注意点・誤用例
- 薬を服用する一般的な動作にはtakeを使います。「I drink medicine.」より「I take medicine.」が自然です。目薬や点鼻薬にはuseを使えます。
- 発音・ニュアンス
- drowsinessは「ドラウズィネス」に近い音です。難しければ、Will this make me sleepy?のほうが短く、日常的です。
眠くなりにくい選択肢を尋ねるなら、「Do you have a non-drowsy option?」です。服用頻度は「How often should I take it?」、食事との関係は「Should I take it with food?」と聞けます。
- allergy medicine:アレルギー薬
- antihistamine:抗ヒスタミン薬
- nasal spray:点鼻薬
- eye drops:目薬
- tablet:錠剤
- side effect:副作用
- drowsiness:眠気
薬の名称や服用方法は、商品や体調によって異なります。英語表現を知ることは相談の助けになりますが、実際の使用では薬剤師や医療従事者の説明、商品表示を確認してください。
医療機関で症状と期間を伝える英語
- 病名を断定できないときはI think I have hay fever.と伝える
- 症状、期間、悪化の程度、生活への影響を順に話す
- 受診するはsee a doctorで表せる
自分で病名を確定できない場合は、「I think I have hay fever.」と伝えれば十分です。その後に症状と期間を続けると、医療従事者が必要な質問をしやすくなります。
- 会話
- 医師:What brings you in today?
学習者:I think I have hay fever. My symptoms are getting worse.
医師:What symptoms are you experiencing?
学習者:I have a blocked nose, itchy eyes, and a dry throat. I also have trouble sleeping.
医師:How long have you had these symptoms?
学習者:For about two weeks. - 日本語訳
- 医師:今日はどうされましたか。
学習者:花粉症だと思います。症状が悪化しています。
医師:どのような症状がありますか。
学習者:鼻づまり、目のかゆみ、喉の乾燥があります。よく眠れないこともあります。
医師:症状はどのくらい続いていますか。
学習者:二週間ほどです。 - 使う場面
- 症状が続いている、悪化している、睡眠などに影響していることを診察で伝える場面です。
- 注意点・誤用例
- How longに対しては、期間ならfor about two weeks、開始時点ならsince last monthのように答えます。
- 発音・ニュアンス
- experienceはここでは「症状を経験する」という意味です。自分が答えるときは難しい語を使わず、I haveで症状を並べれば問題ありません。
「医師に診てもらう」はsee a doctorです。「If my symptoms get worse, I’ll see a doctor.」なら、「症状が悪化したら受診します」という意味になります。
ifを使う将来の条件文では、ifの直後を現在形にするのが基本です。「If my symptoms will get worse」ではなく、「If my symptoms get worse」とします。未来を示すwillは後半の「I’ll see a doctor」に置きます。
症状が急に強くなった、呼吸が苦しいなど、花粉症だけとは判断しにくい状態では、英語表現の練習より安全の確保を優先してください。現地の医療案内や緊急窓口を利用し、必要な支援を求めることが大切です。
冠詞・品詞・語順で間違えやすいポイント
- hay feverとpollenには通常aを付けない
- allergyは名詞、allergicは形容詞
- 薬を服用する場合はtake、目薬や点鼻薬にはuseを使う
花粉症の英語では、難しい単語より冠詞と品詞で迷いやすい傾向があります。正しい文と誤用例を対にして覚えると、会話中に修正しやすくなります。
| 誤用・不自然な形 | 自然な形 | 理由 |
|---|---|---|
| I have a hay fever. | I have hay fever. | hay feverは通常数えない |
| I’m allergy to pollen. | I’m allergic to pollen. | be動詞の後ろには形容詞allergic |
| I have a running nose. | I have a runny nose. | noseを前から説明する形容詞はrunny |
| My eyes itchiness. | My eyes are itchy. | itchyは形容詞、itchinessは名詞 |
| I drink medicine. | I take medicine. | 薬の服用には通常takeを使う |
| There are many pollens. | There is a lot of pollen. | 一般的な花粉は数えない名詞として扱う |
allergyとallergicは、文の形から選べます。「have + 名詞」なら「I have an allergy to pollen.」、「be動詞 + 形容詞」なら「I’m allergic to pollen.」です。どちらも同じ内容を表せます。
runnyとrunningも形を丸ごと比べましょう。「a runny nose」ではrunnyがnoseを説明します。一方、「My nose is running.」ではrunが動詞として使われています。「runny nose」と「nose is running」を一組で練習すると混乱しにくくなります。
medicineは一般に数えない名詞として使い、take medicineまたはtake some medicineとします。一錠を具体的に示す場合はtake one tabletのようにtabletやpillを使えます。
間違いを恐れて黙るより、短い正しい型を一つ使うほうが会話は進みます。次は、その型を聞き取りやすい音にする練習です。
hay feverを伝わりやすく発音する練習
- 単語単体より短い文のリズムを練習する
- 重要語をやや強く、機能語を弱く読む
- 録音して一文ずつ確認すると修正しやすい
発音では、英語らしさを完璧に再現することより、重要な語をはっきり言うことが大切です。「I have hay fever.」なら、hay feverをやや強く読みます。Iとhaveは短くつなげます。
- I haveだけを「アイハヴ」と一息で読む。
- hay feverを「ヘイ・フィーヴァ」と読み、feverの最初を強くする。
- I have hay fever.を途中で止めずに言う。
- 最後にtodayを足して、I have hay fever today.と練習する。
「I’m allergic to pollen.」では、allergicとpollenが情報の中心です。toは強く「トゥー」と読まず、前後につなげます。「アイム・アラージクトゥ・パラン」に近い流れを意識すると、文がばらばらになりません。
「I can’t stop sneezing.」ではcan’tとsneezingをはっきり言います。sneezingの冒頭は「スニー」と伸ばし、語尾は「ズィング」に近い音です。日本語の「スニージング」と一音ずつ区切るより、sneeとzingを滑らかにつなげます。
三段階の音読メニュー
- ゆっくり読む:意味を思い浮かべながら、単語を正確に読む。
- まとまりで読む:I have、hay feverのように意味の区切りで読む。
- 場面を想像して読む:薬局、職場、診察などの相手を思い浮かべて話す。
録音するときは、一度に長い会話を読まず、一文ごとに確認します。発音の細部だけでなく、「必要な語が聞こえるか」「途中の沈黙が長すぎないか」「語尾まで声が届いているか」を聞き返してください。
通じなかった場合は、同じ文を大声で繰り返すだけでなく、別の言い方へ切り替えます。hay feverが伝わらなければ、「I’m allergic to pollen.」と言い換え、さらに「I keep sneezing, and my eyes are itchy.」と症状を加えます。言い換えられることも会話力の一部です。
三つの基本文から始める実践トレーニング
- 病名、症状、必要な行動の三段階で文を作る
- 一日に使う文を三つへ絞る
- ロールプレイでは相手の質問にも短く答える
知っている表現を実際に使える形へ変えるには、文を増やしすぎないことが重要です。最初の練習では、病名・症状・行動の三文だけを選びます。
- 病名:I have hay fever.
- 症状:I have a runny nose and itchy eyes.
- 行動:I’m taking allergy medicine.
この三文を続けると、「I have hay fever. I have a runny nose and itchy eyes. I’m taking allergy medicine.」となります。複雑な文法を使わなくても、病名、症状、対処の三点が伝わります。
練習1:自分の症状に入れ替える
runny noseの部分をstuffy nose、itchy eyes、dry throat、frequent sneezingに入れ替えます。自分にない症状を無理に暗記するより、実際に使う可能性が高い二つを選ぶほうが思い出しやすくなります。
- I have a stuffy nose and watery eyes.
- I have itchy eyes and a dry throat.
- I keep sneezing, and my nose is running.
- My nose is blocked, so I can’t sleep well.
練習2:程度や期間を一つ足す
次に、today、all morning、for two weeks、when it’s windyなどを一つ加えます。一文へ情報を詰め込みすぎず、時間または条件のどちらか一方だけを足してください。
- My hay fever is pretty bad today.
- I’ve been sneezing all morning.
- I’ve had these symptoms for two weeks.
- My symptoms get worse when it’s windy.
練習3:質問へ答える
会話では、自分から話すだけでなく質問への反応も必要です。次の質問を見て、三秒以内に一文で答える練習をします。長く答えられないときはYesまたはNoの後に、短い説明を加えます。
- Do you have hay fever? — Yes, I do. It’s bad in the spring.
- What symptoms do you have? — I have itchy eyes and a runny nose.
- When did your symptoms start? — They started about a week ago.
- Are you taking anything for it? — Yes, I’m taking an antihistamine.
- Does wearing a mask help? — Yes, it helps a little.

七日間の復習プラン
- 一日目:I have hay fever.を含む基本三文を選ぶ。
- 二日目:鼻の症状を二つ練習する。
- 三日目:目と喉の症状を二つ練習する。
- 四日目:症状の程度と期間を加える。
- 五日目:薬局の質問を三つ音読する。
- 六日目:職場または診察の会話を役割別に読む。
- 七日目:原稿を見ずに三十秒で自分の状態を説明する。
復習では、毎回すべてをやり直す必要はありません。言えなかった文に印を付け、次回はその文から始めます。うまく言えた文も数日後にもう一度確認すると、必要な場面で取り出しやすくなります。
一人での音読に慣れたら、相手から予想外の質問を一つ加えてもらうと実践的です。たとえば「What kind of pollen are you allergic to?」と聞かれたら、「I’m allergic to Japanese cedar pollen.」または「I’m not sure.」と答えます。分からないときにI’m not sure.と言えることも大切です。
場面別にすぐ使える花粉症の英語フレーズ
- 最初は自分が使う場面のフレーズだけを選ぶ
- 相手への共感表現も覚えると会話が続きやすい
- 単語帳ではなく短い応答の形で復習する
ここでは、場面ごとに短い表現を並べています。すべてを暗記するのではなく、今の自分に必要な五文だけを選び、声に出してください。
花粉症だと伝える
- I have hay fever.:花粉症です。
- I’m allergic to pollen.:花粉にアレルギーがあります。
- I have seasonal allergies.:季節性アレルギーがあります。
- My allergies are acting up.:アレルギー症状がまた出ています。
- I developed hay fever last spring.:昨春、花粉症を発症しました。
症状を伝える
- I have a runny nose.:鼻水が出ます。
- My nose is completely blocked.:鼻が完全に詰まっています。
- I can’t stop sneezing.:くしゃみが止まりません。
- My eyes are itchy and watery.:目がかゆくて涙が出ます。
- My throat feels irritated.:喉がいがいがします。
- My eyes are red and swollen.:目が赤く腫れています。
つらさや影響を伝える
- My symptoms are getting worse.:症状が悪化しています。
- I couldn’t sleep because of my blocked nose.:鼻づまりで眠れませんでした。
- I’m having trouble concentrating.:集中するのが難しいです。
- My head feels foggy.:頭がぼんやりします。
- I feel tired because of my allergies.:アレルギーのせいで疲れています。
薬や対策について話す
- I’m taking allergy medicine.:アレルギー薬を飲んでいます。
- I use a nasal spray before bed.:寝る前に点鼻薬を使います。
- These eye drops help with the itching.:この目薬でかゆみが楽になります。
- I wear a mask to reduce my exposure to pollen.:花粉に触れる量を減らすためにマスクを着けています。
- Does this medicine cause drowsiness?:この薬は眠気を引き起こしますか。
相手に尋ねる・共感する
- Do you have hay fever?:花粉症ですか。
- What kind of symptoms do you have?:どのような症状がありますか。
- Are you taking anything for it?:何か薬や対策を使っていますか。
- That sounds rough.:それはつらそうですね。
- I hope you feel better soon.:早く楽になるといいですね。
- Take care of yourself.:お大事にしてください。
誰かがくしゃみをしたときには「Bless you!」と声をかけることがあります。声をかけられた側は「Thank you.」と返せば十分です。何度もくしゃみが続く場合、相手が毎回同じ言葉を言うとは限りません。
実際の会話では、完璧な長文より「I have hay fever.」「My eyes are itchy.」「I need some tissues.」のような短い文が役立ちます。言えた一文を起点に、相手の質問を聞いて次の情報を足しましょう。
花粉症の英語に関するよくある質問
- hay feverは通常、冠詞なしで使う
- 症状の説明では簡単な日常語を優先する
- 迷ったときは病名、症状、期間の三点を伝える
最後に、冠詞、単語の選び方、薬局での言い方など、学習中に迷いやすい点を確認します。答えを読んだ後、英語部分を声に出すと復習にもなります。
「花粉症です」は英語で何と言いますか?
日常会話では「I have hay fever.」が簡潔です。原因が花粉だと明確にしたい場合は「I’m allergic to pollen.」または「I have a pollen allergy.」も使えます。
hay feverの前にaは必要ですか?
通常は必要ありません。hay feverは数えない名詞として扱うため、「I have hay fever.」と言います。ただし、pollen allergyは数えられるので「I have a pollen allergy.」とaを付けます。
hay feverとpollen allergyはどう使い分けますか?
hay feverは日常的な病名として使いやすく、pollen allergyは原因が花粉であることを直接示します。迷った場合は「I have hay fever. I’m allergic to pollen.」と二文で伝えても自然です。
「鼻水が止まりません」は英語でどう言いますか?
「My nose keeps running.」と言えます。症状として簡潔に伝えるなら「I have a runny nose.」も自然です。「a running nose」ではなく「a runny nose」とする点に注意してください。
「くしゃみが止まりません」は英語でどう言いますか?
「I can’t stop sneezing.」が使えます。何度も繰り返すことを表すなら「I keep sneezing.」、朝から続いているなら「I’ve been sneezing all morning.」と言えます。
薬局で花粉症の薬を頼むにはどう言いますか?
「Do you have anything for hay fever?」と尋ねられます。眠気も確認したい場合は「Will this make me sleepy?」、服用頻度は「How often should I take it?」と続けます。
「花粉症になりました」は英語でどう言いますか?
発症した変化を表すなら「I developed hay fever.」または「I got hay fever.」と言えます。現在花粉症であることだけを伝えるなら「I have hay fever.」が簡単です。
花粉症と風邪を区別して説明するにはどう言いますか?
「It’s not a cold. It’s just my allergies.」と伝えられます。鼻声について説明するなら「I sound like I have a cold, but it’s actually hay fever.」も使えます。
最初に覚えるなら、どの三文がよいですか?
「I have hay fever.」「I have a runny nose.」「My eyes are itchy.」の三文から始めると、病名と代表的な症状を簡潔に伝えられます。必要に応じて程度、期間、薬の情報を一文ずつ加えてください。
まず今日使う三文を選び、声に出してみてください。「I have hay fever.」で病名を伝え、「I have a runny nose.」で鼻の症状を足し、「My eyes are itchy.」で目の状態を説明します。この順番が身に付けば、薬局や職場でも必要な情報を落ち着いて追加しやすくなります。

