言いたい言葉がスッと出てこない時、「なんとかさん」や「なんとかかんとか」と濁しながら会話をすることってありますよね。
そんな時に使える英単語やフレーズを、例文を交えながら紹介していきます。
なんとかは英語で「something」
なんとかを英語で表現すると「something」です。なんとかかんとかと少し長めにいいたい時には「something something」と2回繰り返すことで表現できます。
この表現は、フォーマルな場面で使っても問題ありません。
I think it’s Kyoubashi something.
京橋なんとかだったと思う。
He said something something about Business. What was that?
彼が仕事についてなんとかかんとか言っていたけど、何だったの?
他にも something と同じような感覚で使えるのが「So and so」です。something と比べるとややカジュアルで、友人同士の会話などでよく使われる表現です。
There was a call from Mr. So-and-so this afternoon.
午後、何とかさんって人から電話があった。
I met him at so-and-so station.
私はなんとか駅で彼と会った。
会話
AnnaとLisaが会話をしています。
Anna:Hey, That restaurant was on TV right?
ねぇ。あのお店って、テレビでやっていたよね?
Lisa:Are you sure? No idea. What the name of TV program?
そうなの?知らないわ。なんていう番組?
Anna:Uhhh… Whatsit. You know, that thing about 7pm…
えーっと。なんだっけ。ほら、あれよ。7時くらいからやってる。
Lisa:What? Who’s in it?
え?何だろう。誰が出ている?
Anna:Ah..I don’t remember at all.
あー。思い出せないわ。
Lisa:Anyway, You watched a program about that restaurant called something something.
まぁとにかく、なんとかなんとかって番組でやっていたのを見たのね。
Anna:Yes,yes. They say that restaurant is very delicious and super popular.
そうそう。とっても美味しくて人気なんだって。
Lisa:Let’s go out sometime!
今度行ってみましょう!
ポイント
会話で出てきた単語や表現をおさらいしましょう。
On TV テレビでやっていた
It was on TV で、テレビでやっていた・テレビ番組で取りあげられていたという意味になります。
例)I just saw it on TV. 今さっきそれテレビで見たよ。(今さっきそれテレビでやってたよ。)
Whatsit あれ、なんだっけ
What is it の略称で、一つの語彙のように発声する口語表現です。
Who’s in it? 誰が出ている?
映画やテレビ番組、ドラマなどの出演者を尋ねる時の定番フレーズです。
Thay say that ~なんだって。~らしいよ。
例)They say it is going to sunny tomorrow. 明日は晴れるらしいよ。
他にもある、抽象的な伝え方
Blah blah blah(bla bla bla) ベラベラ
(表記としては、どちらでも問題ありません)
物や人の名前に対して使うのではなく、フレーズに対して使われます。
例)My mom said you had to study and don’t use smart phone too much bla bla bla bla. お義母さんが、勉強しろとかスマホ使いすぎるなとかベラベラ言ってきた。
Stuff アレ
物や出来事に対して使う表現です。思い出せない時によく使われる表現です。
例)That stuff in salad was amazing. サラダに入ってたアレが凄く美味しかった。
例)I have to do some stuff. アレをやらないといけない。
Such and such ○○・かくかくしかじか
日本語では、具体的な名称を言わない時に「○○(まるまる)」と表現することがあります。その○○にあたるのが、この such and such です。
例)Such and such a street ○○通り
例)I feel very sad for such and such reasons. かくかくしかじかで私はとても悲しい思いをしている。
名前が思い出せない
サリーとシンイチが映画のことについて会話をしています。
早速その会話を覗いてみましょう。
会話
Sally and Shinichi are talking about the movie. (サリーとシンイチが映画のことについて話をしています。)
Sally: Did you go anywhere last weekend? (先週末どこかへ行きましたか?)
Shinichi: Yes, I went to the movie theater. (ああ、映画館へ行ったよ。)
Sally: What did you see? (何を観ましたか?)
Shinichi: I saw the “Spider Man”. (「スパイダーマン」だよ。)
Sally: How was it? (どうでしたか?)
Shinichi: That was great, fantastic and I was excited. (すばらしくて、最高で、興奮したよ。)
Sally: I like the lead actor. (私はその主役の俳優が好きです。)
Shinichi: Oh yes, he is cool. But I can’t remember his name. That name is on the tip of my tongue. Do you know his name?
(ああ、そうだね彼は格好良いね。でも、彼の名前が思い出せない。名前はここまで出かけているんだけど。君は彼の名前を知っている?)
Sally: Of course! His name is Tobey Maguire. Are you OK?
(もちろん!彼の名前は、トビー・マグァイアです。大丈夫ですか?)
Shinichi: Oh! That’s it! I sometimes forget the names.
(ああ、そうだった!僕は時々名前を忘れちゃうんだ。)
Sally: My parents also say like that. (私の両親もそのようなことを言います。)
Shinichi: How can I prevent like that situation? (この状況をどうしたら防げるかな?)
Sally: I think you’d better learn foreign languages. It’s good for your brain.
(外国語を学んだら如何でしょうか。それは脳に良いですよ。)
ワンポイント
anywhere:どこかへ
last weekend:先週末
theater:劇場
How was it?:どうでしたか?の決まり文句。
fantastic:すばらしい、気分最高の
be excited:興奮する
on the tip of my tongue:(なかなか思い出せず)ここまで出かけている
That’s it.:その通り
also:もまた
prevent:~を防ぐ
situation:状況
foreign:外国の
language:言語
brain:脳
まとめ
脳の働きをよくするためには、外国語の学習がとても効果があるようです。ただ文字を読むだけではなく、声に出して発することが大切です。
口を動かすことで脳によりよい刺激が伝わるそうです。
とっさに単語が思い浮かばない時や思い出せない時などは、今回学んだ表現を使ってみてください。あまり多用しすぎると会話が成り立たないので注意しましょう。
それではまた、See you!