海外旅行・生活で役立つ!英語での電話のかけ方と実践フレーズ集:ホテルから美術館まで完全ガイド
グローバル化が進む現代において、英語でのコミュニケーション能力はますます重要になっています。特に電話でのやり取りは、相手の表情が見えないため、より正確な言葉選びとリスニング力が求められます。この記事では、海外旅行中のホテルでの問い合わせから、日常生活での約束、さらには美術館など施設への質問まで、様々なシーンで役立つ英語の電話フレーズと実践的な会話例を豊富に紹介します。これを読めば、あなたも自信を持って英語で電話をかけられるようになるでしょう。
レッスンの内容
なぜ今、英語での電話対応スキルが重要なのか?
海外旅行先での予約確認やトラブル対応、国際的なビジネスシーンでのやり取り、あるいは海外の友人とのおしゃべりなど、英語で電話をする機会は意外と多くあります。メールやチャットも便利ですが、急ぎの要件や複雑な内容を伝える際には、やはり電話が効果的です。しかし、非ネイティブスピーカーにとって、電話での英会話はハードルが高いと感じることも少なくありません。聞き取りにくさや、とっさに言葉が出てこない不安から、電話を避けてしまう人もいるかもしれません。
しかし、基本的なフレーズや会話のパターンを習得し、少し練習を積めば、誰でもスムーズに英語で電話対応ができるようになります。このスキルは、あなたの活動範囲を広げ、より豊かな国際経験を得るための強力な武器となるでしょう。この記事を通じて、電話での英語コミュニケーションに対する苦手意識を克服し、実践的なスキルを身につけていきましょう。
基本的な電話英語フレーズとマナー
どのような状況であっても、電話で英語を話す際には共通して使える基本的なフレーズや、押さえておくべきマナーがあります。これらを身につけることで、相手に失礼なく、かつスムーズにコミュニケーションを取ることができます。
電話をかける際の第一声
電話をかけたら、まずは自分が誰であるかを名乗り、誰と話したいのか、あるいはどのような部署に繋いでほしいのかを明確に伝えます。
- “Hello, this is [Your Name] calling.” (もしもし、こちらは[あなたの名前]です。)
- “Good morning/afternoon/evening, my name is [Your Name].” (おはようございます/こんにちは/こんばんは、[あなたの名前]と申します。)
- “Could I speak to [Person’s Name], please?” ([相手の名前]さんをお願いできますか?)
- “I’d like to speak to someone in the [Department Name] department.” ([部署名]の方とお話ししたいのですが。)
ポイント:自分の名前を伝える際は、会社名や所属も加えると、相手が状況を把握しやすくなります。例: “Hello, this is Ken Tanaka from ABC Corporation.”
用件を伝えるためのキーフレーズ
誰に繋がったかを確認した後、または担当部署に繋がったら、簡潔に用件を伝えましょう。
- “I’m calling about…” (~の件でお電話しました。)
- “I’d like to ask about…” (~についてお伺いしたいのですが。)
- “I’m calling to confirm…” (~を確認するために電話しました。)
- “The reason I’m calling is…” (お電話した理由は~です。)
聞き取れなかった場合の対処法
電話では音声が不明瞭だったり、相手の英語が早口で聞き取れないこともあります。そんな時は遠慮せずに聞き返しましょう。
- “Sorry, I didn’t catch that.” (すみません、聞き取れませんでした。)
- “Could you repeat that, please?” (もう一度繰り返していただけますか?)
- “Could you speak a little slower, please?” (もう少しゆっくり話していただけますか?)
- “I’m sorry, I’m having a little trouble hearing you. The connection is bad.” (すみません、少し聞き取りにくいです。電波が悪いようです。)
- “Could you spell that for me, please?” (スペルを教えていただけますか?) (名前や地名など、正確に知りたい場合)
電話を切る際の丁寧な表現
用件が済んだら、感謝の言葉を述べて丁寧に電話を切りましょう。
- “Thank you for your help.” (ご協力ありがとうございました。)
- “That was very helpful. Thank you.” (大変助かりました。ありがとうございます。)
- “Have a good day/evening.” (良い一日を/良い晩を。)
- “Goodbye.” (さようなら。)
マナーポイント:相手が電話を切るのを待つのが一般的なマナーです。特にビジネスシーンや目上の人との電話では意識しましょう。
シーン別実践英会話:ホテルのフロントへの電話
海外のホテルに宿泊中、フロントに電話で何かを依頼したり、問い合わせたりする場面はよくあります。ここでは、具体的な会話例と共に役立つフレーズを見ていきましょう。

ホテルのフロントへの電話は、海外旅行で頻繁に遭遇するシチュエーションの一つです。
モーニングコール、内線、ルームサービスを頼む
まずは、元記事で紹介されていた会話例です。モーニングコール、他の部屋への内線、ルームサービスの依頼が含まれています。
You are talking to the hotel’s front desk.
Front Desk: Good evening, Front Desk. Can I help you?
You: Yes, this is Michiko Sato in room 204. I’d like to order a wake-up call for tomorrow morning.
Front Desk: For what time?
You: For seven o’clock. And could you please connect me to room 406?
Front Desk: Sure, hold on a minute. …. I’m afraid there is no answer.
You: All right. I’ll call back later. And I’d like to order room service.
Front Desk: Hold on, I’ll connect you to the restaurant.
英語表現
- this is~:(電話で)こちらは~です。
- in room~:~号室の
- I’d like to~:~したいのですが
- a wake-up call:モーニングコール *モーニングコールは和製英語ですのでご注意を。
- connect me to~:(電話で)~につなぐ
- hold on a minute.:(電話で)少々お待ち下さい
- I’m afraid~:残念ながら~です。
- call back later:あとでかけ直す
訳文
You are talking to the hotel’s front desk. (あなたがホテルのフロントに話しかけています。)
Front Desk: Good evening, Front Desk. Can I help you? (こんばんは。フロントデスクです。ご用でしょうか。)
You: Yes, this is Michiko Sato in room 204. I’d like to order a wake-up call for tomorrow morning. (はい。こちらは204号室の佐藤みちこです。明日の朝モーニングコールをお願いします。)
Front Desk: For what time? (何時がよろしいですか?)
You: For seven o’clock. And could you please connect me to room 406? (7時にお願いします。それから、406号室につないで頂けますか?)
Front Desk: Sure, hold on a minute. ….……I’m afraid there is no answer. (かしこまりました。少々お待ち下さい。残念ながらつながりません。)
You: All right. I’ll call back later. And I’d like to order room service. (分かりました。またあとでかけ直します。それから、ルームサービスをお願いします。)
Front Desk: Hold on, I’ll connect you to the restaurant. (お待ち下さい、レストランにおつなぎいたします。)
海外のホテルに宿泊しているとき、フロントデスクには何かとお世話になることがあると思います。今回のように、別の部屋につないで欲しいとか、ルームサービスをお願いしたいときなど様々ですね。ところで、モーニングコールが英語では無いと言うことを知っていましたか? a wake-up call を是非覚えておいて下さいね!
部屋の設備に関する問い合わせ
部屋のエアコンが効かない、Wi-Fiのパスワードが分からない、お湯が出ないなど、設備のトラブルや不明点はすぐにフロントに連絡しましょう。
You: Hello, this is room 305. The air conditioner in my room doesn’t seem to be working. (もしもし、305号室です。部屋のエアコンが動いていないようなのですが。)
Front Desk: I’m sorry to hear that. We’ll send someone to check it right away. (申し訳ございません。すぐに係の者を確認に向かわせます。)
You: Excuse me, could you tell me the Wi-Fi password for my room? (すみません、部屋のWi-Fiのパスワードを教えていただけますか?)
Front Desk: Certainly. The network name is [Network Name] and the password is [Password]. You can also find it on the information card in your room. (かしこまりました。ネットワーク名は[ネットワーク名]で、パスワードは[パスワード]です。お部屋の案内カードにも記載がございます。)
You: I’m in room 510. There’s no hot water in the shower. (510号室です。シャワーのお湯が出ません。)
Front Desk: I apologize for the inconvenience. Please give us a few minutes, and we’ll look into it. (ご不便をおかけし申し訳ございません。少々お時間をいただけますでしょうか、確認いたします。)
使えるフレーズ
- “The [appliance] in my room doesn’t work.” (部屋の[家電製品]が動きません。) 例: TV, light, hair dryer
- “I seem to have a problem with…” (~で困っているのですが。)
- “Could you send someone to fix it?” (誰か修理に来てもらえますか?)
- “Is there an instruction manual for the [appliance]?” ([家電製品]の取扱説明書はありますか?)
備品のリクエストや追加
タオルや枕を追加でお願いしたい場合や、アメニティが不足している場合もフロントに連絡します。
You: Hello, this is room 201. Could we have some extra towels, please? (もしもし、201号室です。追加のタオルをいくつかお願いできますか?)
Front Desk: Certainly. How many would you like? (かしこまりました。何枚ご入用ですか?)
You: Two more, please. (2枚お願いします。)
You: Hi, I’m in room 408. I’d like to request an extra pillow. (こんにちは、408号室です。追加の枕をお願いしたいのですが。)
Front Desk: No problem. We’ll send one up to your room shortly. (承知いたしました。間もなくお部屋にお持ちします。)
You: Good morning. This is room 711. We’ve run out of shampoo. Could you bring some? (おはようございます。711号室です。シャンプーがなくなってしまいました。いくつか持ってきていただけますか?)
Front Desk: Of course. We’ll have housekeeping bring some to you. (もちろんです。ハウスキーピングにいくつかお持ちさせます。)
使えるフレーズ
- “Could I have an extra [item]?” (追加の[品物]をいただけますか?) 例: blanket, toothbrush, soap
- “We need more [item].” ([品物]がもっと必要です。) 例: toilet paper, coffee, tea bags
- “Do you have [item] available?” ([品物]はありますか?) 例: an iron, an adapter
タクシーの手配や交通機関の案内
空港への移動や観光地へ行くためにタクシーを手配してもらいたい場合や、最寄りの駅への行き方などを尋ねる際のフレーズです。
You: Hello, front desk. Could you call a taxi for me, please? I need to go to the airport tomorrow morning. (もしもし、フロントデスクですか。タクシーを呼んでいただけますか?明日の朝、空港へ行きたいのですが。)
Front Desk: Certainly. What time would you like the taxi? (かしこまりました。何時にタクシーをご希望ですか?)
You: Around 8:00 AM, please. (午前8時頃でお願いします。)
You: Excuse me, could you tell me how to get to the nearest subway station? (すみません、最寄りの地下鉄の駅への行き方を教えていただけますか?)
Front Desk: Of course. You can take bus number 12 from the stop just outside the hotel, or it’s about a 15-minute walk. I can show you on the map. (もちろんです。ホテルのすぐ外のバス停から12番のバスに乗るか、徒歩で15分ほどです。地図でご案内しましょうか。)
使えるフレーズ
- “I’d like to book a taxi to [destination] for [time].” ([時間]に[目的地]までのタクシーを予約したいのですが。)
- “How long does it take to get to [place] by taxi/bus/train?” (タクシー/バス/電車で[場所]までどのくらいかかりますか?)
- “Is there a shuttle bus to the airport?” (空港行きのシャトルバスはありますか?)
アドバイス:タクシーを依頼する際は、行き先、希望時間、乗車人数を伝えるとスムーズです。また、料金の目安や支払い方法(クレジットカードが使えるかなど)も事前に確認しておくと安心です。
シーン別実践英会話:日常的な電話でのやり取り
友人との約束や、ちょっとした連絡など、日常生活でも英語で電話をする機会はあります。ここでは、留守番電話に関するやり取りや、パーティーへの誘いといった会話例を見ていきましょう。

友人との気軽な電話も、英会話の良い練習になります。リラックスして話しましょう。
留守電へのメッセージと確認、パーティーへの誘い
さおりとBillの会話です。さおりがBillに電話をかけましたが留守電だったため、メッセージを残し、後日改めてパーティーに誘うという内容です。
Saori and Bill are talking on the phone. (さおりとビルが電話で話しています。)
Saori: I called your home at about 8 o’clock last night. But it was an answering machine. I recorded a message on your machine. Were you outside then? (昨夜8時頃にあなたの家に電話をしたの。でも、留守電だったの。留守電に伝言を入れたんだけど。そのとき外出していたの?)
Bill: I’m sorry, I was in Nagoya. I went there on a business trip. And I went back home at just around midnight. So I haven’t checked my answering machine. Why did you call? ( ごめん、僕は名古屋にいたんた。出張で行ったんだ。それで、帰宅したのがちょうど夜中頃だった。だから留守電をチェックしてなかった。どうかしたの?)
Saori: Well, our office will hold a party tomorrow. Can you come? (ええと、明日事務所でパーティーがあるの。あなた、来られる?)
Bill: I think I can. But I have a meeting tomorrow afternoon. What time will it start? (行けると思うよ。でも、明日午後はミーティングがあるんだ。何時に始まるの?)
Saori: At 6:00 pm. (午後6時よ。)
Bill: Oh, I see, I’m able to join it. (ああ、分かった。参加出来るよ。)
Saori: All right. I’ll be waiting for you. (そう。待っているわよ。)
英語表現
- talk on the phone: 電話で話す
- answering machine:留守番電話
- recorded a message on one’s machine:~の留守電に伝言を入れる
- go on a business trip:出張する
- check one’s answering machine:留守電のメッセージをチェックする
- hold a party:パーティーを開く
アポイントメントの約束・変更・キャンセル
友人との食事の約束や、ビジネスでの会議など、アポイントメントに関する電話のやり取りは頻繁にあります。
You: Hi John, it’s Emi. Are you free to have dinner next Friday? (もしもしジョン、エミだよ。来週の金曜日、夕食でもどう?)
John: Hi Emi! Next Friday sounds good. What time and where? (やあエミ!来週金曜、いいね。何時どこにする?)
You: Hello, this is Mr. Tanaka. I’m calling about my appointment with Dr. Smith on Wednesday at 3 PM. I’m afraid I need to reschedule it. (もしもし、田中と申します。水曜午後3時のスミス先生との予約の件でお電話しました。申し訳ないのですが、予約を変更させていただきたいのです。)
Receptionist: Okay, Mr. Tanaka. When would you like to reschedule for? (かしこまりました、田中様。いつに変更いたしましょうか?)
You: Hi Sarah, it’s Ken. I’m so sorry, but I have to cancel our lunch tomorrow. Something urgent came up. (もしもしサラ、ケンだよ。本当にごめん、明日のランチキャンセルしなきゃいけなくなった。急用ができてしまって。)
Sarah: Oh, that’s too bad, Ken. No problem. Let’s do it another time. (あら、残念だわ、ケン。大丈夫よ。また今度にしましょう。)
使えるフレーズ
- “Are you available on [date/day]?” ([日付/曜日]は空いていますか?)
- “Would it be possible to meet on [date] at [time]?” ([日付]の[時間]にお会いすることは可能でしょうか?)
- “I’d like to make an appointment with [person’s name].” ([相手の名前]さんとアポイントを取りたいのですが。)
- “I need to change my appointment.” (予約を変更する必要があります。)
- “I’m sorry, but I have to cancel our meeting.” (申し訳ありませんが、会議をキャンセルしなければなりません。)
- “Something has come up.” (急用ができました。)
遅刻の連絡や間違い電話
待ち合わせに遅れそうな時や、間違って電話をかけてしまった場合の表現も覚えておくと便利です。
You: Hi Mike, it’s Lisa. I’m so sorry, I’m running a little late. I should be there in about 15 minutes. (もしもしマイク、リサよ。本当にごめんなさい、少し遅れそうなの。15分くらいで着くと思う。)
Mike: Hi Lisa, no worries. Thanks for letting me know. I’ll be waiting at the cafe. (やあリサ、心配いらないよ。知らせてくれてありがとう。カフェで待ってるよ。)
You: Hello, may I speak to Mr. Brown? (もしもし、ブラウンさんはいらっしゃいますか?)
Person: I’m sorry, there’s no one here by that name. I think you have the wrong number. (すみません、そのような名前の者はここにはおりません。番号をお間違えではないでしょうか。)
You: Oh, I’m terribly sorry to have bothered you. Goodbye. (ああ、お手数をおかけして大変申し訳ありませんでした。失礼します。)
使えるフレーズ
- “I’m running late.” (遅れています。)
- “I’ll be there in [time].” ([時間]でそちらに着きます。)
- “Sorry to keep you waiting.” (お待たせしてすみません。)
- “Is this [phone number]?” (こちらは[電話番号]ですか?) (間違い電話か確認する時)
- “I’m afraid you have the wrong number.” (恐れ入りますが、番号をお間違えのようです。)
- “Sorry to bother you.” (お邪魔してすみません。)
シーン別実践英会話:美術館や公共施設への問い合わせ
展覧会の情報やチケットの予約、施設の利用方法など、美術館や公共施設に電話で問い合わせることもあります。ここでは、そのような場面での会話例と役立つフレーズを紹介します。

事前に電話で情報を確認することで、訪問がよりスムーズで有意義なものになります。
展覧会情報、チケット予約、会員制度について
美術館へレオナルド・ダ・ヴィンチ展について問い合わせ、チケットの予約や会員制度について聞く会話例です。
You call to the museum.
Official: Good morning. Boston Museum. May I help you?
You: Yes, please. I’d like some information. I read the article in the paper this morning. It was about the Leonardo da Vinci exhibition.
Official: Would you like to reserve a ticket?
You: Yes, that would be great. How much is it?
Official: It’s 25 dollars apiece. Although for members of the museum, it’s $20 apiece.
You: Members of the museum? What’s that?
Official: You pay a yearly membership fee, and in return you get special benefits. Those are newsletters, advance reservations, and discounts on tickets.
You: That sounds pretty nice.
英語表現
- museum:「美術館」「博物館」
- official:「職員」
- I’d like~:「~が欲しい」
- article:「記事」
- exhibition:「展覧会」
- reserve:「予約する」
- that would be great:「そうして頂けると嬉しい」
- apiece:「1個につき」
- although:「でも」
- yearly membership fee:「年会費」
- in return:「代わりに」
- special benefit:「特典」
- advance reservation:「先行予約」
- sound~:「~のように思える」
- pretty nice:「とても良い」
和訳
You call to the museum. (あなたは美術館へ電話をします。)
Official: Good morning. Boston Museum. May I help you? (おはようございます。ボストン美術館です。何かご用でしょうか?)
You: Yes, please. I’d like some information. I read the article in the paper this morning. It was about the Leonardo da Vinci exhibition. (はい。お聞きしたいことがありまして。今朝、新聞の記事を読んだのですが。レオナルド・ダヴィンチについて書いてありました。)
Official: Would you like to reserve a ticket? (チケットの予約をなさりたいのですか?)
You: Yes, that would be great. How much is it? (はい、そうして頂けると嬉しいです。おいくらですか?)
Official: It’s 25 dollars apiece. Although for members of the museum, it’s $20 apiece. (1枚25ドルです。でも、美術館の会員でしたら1枚20ドルです。)
You: Members of the museum? What’s that? (美術館の会員?何ですかそれ?)
Official: You pay a yearly membership fee, and in return you get special benefits. Those are newsletters, advance reservations, and discounts on tickets. (年会費をお支払い頂くと、代わりに特典が得られます。ニューズレター、先行予約、チケットの割引です。)
You: That sounds pretty nice. (それは、とても良さそうね。)
開館時間、休館日、アクセス方法の確認
訪問前に基本的な情報を確認しておくとスムーズです。
You: Hello, I’d like to know your opening hours. (もしもし、開館時間を教えていただけますか?)
Official: We are open from 10 AM to 6 PM, Tuesday to Sunday. We are closed on Mondays. (火曜日から日曜日の午前10時から午後6時まで開館しております。月曜日は休館日です。)
You: Could you tell me if you are open on public holidays? (祝日は開館していますか?)
Official: Yes, we are generally open on public holidays, but it’s best to check our website for specific dates. (はい、通常祝日も開館しておりますが、特定の日付についてはウェブサイトをご確認いただくのが確実です。)
You: How can I get to the museum by public transport? (公共交通機関で美術館へ行くにはどうすればよいですか?)
Official: You can take the subway Green Line to Museum Station, or bus number 47 stops right in front of us. (地下鉄グリーンラインでミュージアム駅までお越しいただくか、47番のバスが目の前に停まります。)
You: Is there parking available at the museum? (美術館に駐車場はありますか?)
Official: Yes, we have a parking garage. The entrance is on Elm Street. (はい、駐車場がございます。入り口はエルム通りにあります。)
使えるフレーズ
- “What are your opening/closing hours?” (開館/閉館時間は何時ですか?)
- “Are you open on [day of the week/date]?” ([曜日/日付]は開いていますか?)
- “What is the best way to get there?” (そこへ行く一番良い方法は何ですか?)
- “Do you have information about parking?” (駐車場についての情報はありますか?)
特別な支援や許可についての問い合わせ
車椅子での利用や、写真撮影の可否など、事前に確認しておきたい事項がある場合のフレーズです。
You: I’d like to ask about accessibility. Is the museum wheelchair accessible? (アクセシビリティについてお伺いしたいのですが。美術館は車椅子で利用できますか?)
Official: Yes, our museum is fully wheelchair accessible, including ramps and elevators. We also have wheelchairs available for loan. (はい、当館はスロープやエレベーターを含め、完全に車椅子でご利用いただけます。貸し出し用の車椅子もございます。)
You: Am I allowed to take photographs inside the exhibition? (展覧会の内部で写真撮影は許可されていますか?)
Official: Photography without flash is permitted in most galleries, but some specific artworks may have restrictions. Please check the signs or ask our staff. (フラッシュなしでの撮影はほとんどのギャラリーで許可されていますが、一部の特定作品には制限がある場合がございます。案内表示をご確認いただくか、スタッフにお尋ねください。)
You: Are there any guided tours available in English? (英語のガイドツアーはありますか?)
Official: Yes, we offer guided tours in English daily at 11 AM and 2 PM. You can sign up at the information desk. (はい、毎日午前11時と午後2時に英語のガイドツアーを行っております。インフォメーションデスクでお申し込みいただけます。)
使えるフレーズ
- “Do you offer any assistance for visitors with disabilities?” (障害のある訪問者向けの支援はありますか?)
- “Is flash photography allowed?” (フラッシュ撮影は許可されていますか?)
- “Are there audio guides available in other languages?” (他の言語の音声ガイドはありますか?)
- “Can I bring a stroller inside?” (ベビーカーを中に持ち込めますか?)
ポイント:質問は具体的にすることで、より的確な回答を得やすくなります。事前にウェブサイトなどで情報を確認し、それでも分からない点を電話で問い合わせるのが効率的です。
英語での電話応対を上達させるためのヒント
英語での電話は慣れも重要です。ここでは、電話応対スキルを向上させるためのいくつかのヒントをご紹介します。
発音とイントネーションの練習
はっきりとした発音と自然なイントネーションは、相手に内容を正確に伝えるために不可欠です。ネイティブスピーカーの音声を聞いて真似る、自分の声を録音して確認するなどの練習が効果的です。特に、電話では視覚情報がないため、音声の明瞭さがより一層重要になります。
よく使うフレーズの暗記と反復練習
この記事で紹介したような基本的なフレーズや、自分の状況に合わせて使いそうなフレーズは、暗記して何度も口に出して練習しましょう。いざという時にスムーズに言葉が出てくるようになります。フレーズを単独で覚えるだけでなく、会話の流れの中でどのように使われるかを意識すると、より実践的です。
ロールプレイングでの実践
友人や英会話の先生と、様々なシチュエーションを想定したロールプレイングを行うのも非常に効果的です。実際に電話で話しているつもりで練習することで、緊張感にも慣れ、対応力が身につきます。相手役からのフィードバックは、自分の弱点を知り改善する上で役立ちます。
キーワードを聞き取る練習
電話では相手の言っていること全てを完璧に聞き取るのは難しい場合もあります。そんな時は、キーワード(日時、場所、名前、数字など)を確実に聞き取ることに集中しましょう。キーワードが分かれば、大まかな内容は理解できますし、不明な点は聞き返すことができます。
オンライン英会話やアプリの活用
最近では、オンライン英会話サービスや語学学習アプリで、電話応対の練習ができるものも増えています。ネイティブスピーカーと実際に会話する機会を手軽に持てるため、実践力を高めるのに役立ちます。多くのサービスで無料体験レッスンなどが提供されているので、活用してみましょう。
最後に:何よりも大切なのは、間違いを恐れずに積極的に話すことです。最初はうまく伝えられなくても、経験を積むうちに必ず上達します。自信を持って、英語での電話コミュニケーションに挑戦してみてください。
まとめ:自信を持って英語で電話をかけよう
この記事では、ホテル、日常生活、施設への問い合わせなど、様々な場面で使える英語の電話フレーズと会話例、そして上達のためのヒントをご紹介しました。電話での英会話は、初めは難しく感じるかもしれませんが、基本的な表現を覚え、練習を重ねることで、必ずスムーズにコミュニケーションが取れるようになります。
今回学んだフレーズを参考に、ぜひ実際の場面で活用してみてください。英語で電話ができるようになれば、あなたの世界はさらに広がり、海外旅行や国際的な交流がより一層楽しいものになるはずです。恐れずに一歩踏み出し、自信を持って英語での電話に挑戦しましょう!