【英語で写真撮影】依頼・声かけ・掛け声フレーズ完全ガイド!海外旅行や交流で使えるコミュニケーション術
旅行先での美しい景色、友人との楽しい瞬間… 写真は思い出を形に残す素晴らしい方法です。海外旅行中や、日本で外国人観光客に出会った際、「写真を撮ってください」「撮りましょうか?」と英語でコミュニケーションをとる機会は意外と多いもの。そんな時、スムーズで気の利いた英語表現を使えたら、もっと旅が楽しくなり、素敵な交流が生まれるかもしれません。
この記事では、英語での写真撮影にまつわるあらゆる場面で役立つフレーズや知識を網羅的にご紹介します。写真撮影の依頼や申し出の仕方、カメラ操作の説明、撮影時の掛け声、世界の撮影マナー、SNSでの共有方法まで、具体的な例文や文化的背景を交えながら徹底解説。これを読めば、あなたも自信を持って英語で写真撮影のコミュニケーションが取れるようになります!

写真を通じて世界と繋がろう!
レッスンの内容
なぜ写真撮影の英語コミュニケーションが重要なのか?
言葉が通じなくても、身振り手振りで写真撮影の依頼は何とかなるかもしれません。しかし、適切な英語表現を使うことで、単に写真を撮る以上のメリットがあります。
- スムーズな意思疎通: 構図の希望を伝えたり、撮り方を確認したりすることで、満足のいく写真が撮りやすくなります。
- 良い印象を与える: 丁寧な言葉遣いは相手への敬意を示し、好印象を与えます。
- 異文化交流のきっかけ: 写真撮影をきっかけに、ちょっとした会話が生まれ、旅先での交流が深まることがあります。
- トラブルの回避: マナーやルールを理解し、適切な表現を使うことで、意図しないトラブルを避けられます。
簡単なフレーズを覚えるだけで、写真撮影の体験がより豊かになります。さっそく具体的な表現を見ていきましょう。
写真撮影の基本フレーズ:依頼と申し出をマスター!
まずは、写真撮影をお願いする時と、撮ってあげると申し出る時の基本的な英語フレーズを覚えましょう。丁寧さのレベルに応じて使い分けるのがポイントです。

丁寧な言葉でお願いしよう
【依頼編】「写真を撮ってください」と丁寧にお願いする
見知らぬ人に声をかける際は、まず “Excuse me.” (すみません) と一言添えるのがマナーです。
カジュアルな頼み方 (Can you~?)
友人や、明らかにフレンドリーな雰囲気の相手になら使えますが、基本的には避けた方が無難かもしれません。
Can you take our picture? (私たちの写真撮ってくれる?)
定番の丁寧な頼み方 (Could you~?)
最も一般的で、様々な相手に使える丁寧な表現です。これを使えばまず失礼にはなりません。
Could you (please) take our picture? (私たちの写真を撮っていただけますか?)
Could you take a picture of me? (私の写真を撮っていただけますか? – 一人の場合)
※ “please” を付けるとより丁寧になります。
より丁寧な頼み方 (Would you mind~?)
相手に手間をかけることを恐縮するニュアンスが含まれる、非常に丁寧な表現です。目上の人や、少し頼みにくい状況で使うと良いでしょう。
Would you mind taking a picture of us? (私たちの写真を撮っていただくことは可能でしょうか? / お願いしてもよろしいでしょうか?)
※この表現に対する返答は注意が必要です(後述)。許可の返事は “No, not at all.” (いいえ、全く気にしませんよ = OK) などになります。
カメラ操作や構図の希望を伝えるフレーズ
カメラを渡す際に、操作方法や撮ってほしい構図を伝えます。
【操作方法】
- Just press this button, please. (このボタンを押してください。)
- You just need to tap the screen here. (ここの画面をタップするだけです。)
- It’s automatic, just press the shutter. (オートなので、シャッターを押すだけです。)
【構図の希望】
- Could you get the [building/mountain/tower] in the background? (背景に[建物/山/タワー]を入れていただけますか?)
- Could you take it vertically / horizontally (landscape)? (縦向き / 横向きで撮っていただけますか?)
- Could you zoom in / zoom out a little? (少しズームイン / ズームアウトしていただけますか?)
- Just from the waist up, please. (腰から上だけでお願いします。)
- Could you take a full body shot? (全身が入るように撮っていただけますか?)
撮ってもらった後のお礼と確認
撮影が終わったら、必ずお礼を言いましょう。写真を確認するのも忘れずに。
Thank you so much! / Thanks a lot! (どうもありがとう!)
Let me check the picture. (写真を確認させてください。)
It looks great! / Perfect! Thank you again. (素晴らしいです!/ 完璧です!重ねてありがとう。)
Um, could you take one more, please? My eyes were closed. (あの、もう一枚お願いできますか?目を閉じてしまって。)
Thank you for your help. Have a nice day! / Enjoy your trip! (助かりました。良い一日を!/ 良い旅を!)
【申し出編】「撮りましょうか?」と親切に声をかける
グループで写真を撮ろうとしている人や、自撮りで苦労している人を見かけたら、声をかけてあげると喜ばれるかもしれません。
カジュアルな声かけ (Do you want me to~?)
フレンドリーな状況で使えます。
Do you want me to take a picture for you guys? (あなたたちの写真、撮りましょうか?)
丁寧な声かけ (Would you like me to~? / Shall I~?)
より丁寧で、相手に配慮を示す表現です。
Would you like me to take your picture? (お写真、お撮りしましょうか?)
Shall I take a picture for you? (写真を撮りましょうか?)
チップや盗難を警戒された場合の対応フレーズ
国や地域によっては、親切を装ってチップを要求したり、カメラを盗んだりするケースも残念ながら存在します。そのため、声をかけた際に相手が警戒しているように感じたら、安心させる一言を加えると良いでしょう。
No worries, I’m just offering to help. No tips needed! (心配いりません、手伝いを申し出ているだけです。チップは不要ですよ!)
I’m a tourist here too. Maybe after this, could you take a photo for us? (私もここの観光客なんです。もしよければこの後、私たちの写真も撮ってもらえませんか?)
In Japan, we don’t usually ask for tips for this kind of help. (日本では、こういう手助けでチップを求めることは普通ありませんよ。) (日本の場合)
ただし、過度に心配する必要はありません。特に日本国内では、親切心からの申し出は好意的に受け取られることがほとんどです。
依頼・申し出を断る/断られる場合の丁寧な表現
依頼や申し出を断りたい、あるいは断られた場合にも、丁寧な表現を使いましょう。
【依頼を断る場合】
- I’m sorry, I’m in a hurry right now. (すみません、今急いでいるんです。)
- Sorry, I’m not very good at taking pictures. (ごめんなさい、写真撮るのがあまり上手じゃなくて。)
【申し出を断る場合】
- Thank you, but we’re okay / we’re fine. (ありがとう、でも大丈夫です。)
- That’s very kind of you, but we just took one. (ご親切にどうも、でもちょうど撮ったところなんです。)
【依頼を断られた場合】
- Oh, okay. No problem. Thanks anyway! (あ、そうですか。問題ないです。とにかくありがとう!)
撮る時・撮られる時のコミュニケーション英語
写真を撮る際には、より良い一枚にするためのコミュニケーションも大切です。
撮る側の声かけフレーズ集
位置や表情を調整してもらったり、シャッターチャンスを伝えたりする際に使えます。
【位置・ポーズ調整】
- Get closer together, please. (もう少し寄ってください。)
- Could you move a little to the right / left? (少し右 / 左に動いてもらえますか?)
- Move back a step, please. (一歩後ろに下がってください。)
- Could you stand up straight? (まっすぐ立っていただけますか?)
- Maybe try a different pose? (違うポーズを試してみては?)
【表情・目線】
- Look here! / Look at the camera! (こっちを見て! / カメラを見て!)
- Smile! / Big smile! (笑って! / もっと笑って!)
- Relax! (リラックスして!)
- Chin down a little, please. (少し顎を引いてください。)
【撮影直前】
- Are you ready? (準備はいい?)
- Okay, I’m going to take it now. (はい、今撮りますよ。)
- Hold still! (動かないで!)
【撮影後】
- Okay, got it! / Took it! (はい、撮れました!)
- Let me take one more just in case. (念のため、もう一枚撮りますね。)
- Would you like to check the photo(s)? (写真を確認しますか?)
- Oh, sorry, someone’s eyes were closed. Let’s take another one. (あ、ごめんなさい、誰か目を閉じちゃった。もう一枚撮りましょう。)
- It’s a bit blurry. One more time. (少しブレてますね。もう一回。)
- It’s against the sun here. Maybe move over there? (ここは逆光ですね。あちらに移動しますか?)
撮られる側のリクエストフレーズ集
撮ってもらっている時に、希望を伝えたい場合に使えます。
Could you take one more, please? (もう一枚お願いできますか?)
Can I check the picture? (写真を確認してもいいですか?)
Could you take it vertically/horizontally? (縦向き/横向きで撮ってもらえますか?)
Could you make sure the [tower] is in the picture? ([タワー]が写真に入るようにしてもらえますか?)
Wait a second, please. Let me fix my hair. (ちょっと待ってください。髪を直させて。)
“Picture” と “Photo” のニュアンスの違いを再確認
前述の通り、「写真を撮る」という文脈では “take a picture” も “take a photo” もほぼ同じ意味で使えます。どちらを使っても問題ありません。
ただし、”Picture” は「絵画、図、映像」などより広い意味を持つため、単に “a picture” と言うと、文脈によっては写真以外のものを指す可能性もゼロではありません。”Photo” (Photograph の略) は明確に「写真」のみを指します。
単語 | 主な意味 | 写真撮影の文脈 |
---|---|---|
Picture | 写真、絵、図、映像、描写、状況 | “take a picture” で「写真を撮る」として一般的に使われる |
Photo (Photograph) | 写真 (カメラで撮影されたもの) | “take a photo” で「写真を撮る」として使われる。より明確に「写真」を指す。 |
会話ではどちらも頻繁に使われるので、言いやすい方で大丈夫です。
世界で通じる?写真撮影の掛け声いろいろ
日本でお馴染みの「はい、チーズ!」は、英語圏から来た掛け声です。その由来と、他の掛け声も見てみましょう。

最高の笑顔を引き出す掛け声は?
定番 “Say cheese!” の由来と正しい使い方
英語圏のカメラマンが使うオリジナルの掛け声は “Say cheese!” (チーズと言って!) です。これに対して、撮られる側が “Cheese!” と言うのが本来の形。”Cheese” の「イー (/iː/)」の音を発音する際に、口角が自然に上がり笑顔に見えることから、この掛け声が広まったと言われています。
日本では撮影者が「はい、チーズ!」と言うだけで、撮られる側が「チーズ!」と復唱することは少ないですが、海外では実際に “Cheese!” と言いながら撮られることもあります。
その他の万能掛け声
“Say cheese!” 以外にも、シンプルで分かりやすい掛け声はたくさんあります。これらは国籍を問わず通じやすいでしょう。
One, two, three! (いち、にの、さん!)
Three, two, one, Smile! (さん、に、いち、笑って!)
Ready? Smile! (準備はいい? 笑って!)
Okay, everybody look here! Here we go! (はい、みんなこっち見て! 行くよ!)
掛け声に合わせて指でカウントダウンしたり、ジェスチャーを加えたりすると、さらに分かりやすくなります。
国や文化による掛け声の違いはある?
“Say cheese!” は広く知られていますが、国や地域によっては独自の面白い掛け声が存在します。例えば…
- 韓国: 「キムチ!」(Kimchi!) – これも「イ」の音で笑顔を作るため。
- 中国: 「茄子!」(Qiézǐ / チェズ!) – ナスという意味ですが、発音が笑顔を作る。
- スペイン語圏: 「Whiskey!」(ウィスキー)、「Patata!」(パタタ – じゃがいも) など、笑顔になる単語。
- フランス: 「Ouistiti!」(ウィスティティ – マーモセットという猿)
- ドイツ: 「Ameisenscheiße!」(アマイゼンシャイセ – アリの糞?!) – ジョークとして使われることも。
もし海外で写真を撮る機会があれば、現地の掛け声を使ってみると面白いかもしれませんね!
トラブル回避!世界の撮影マナーとルール
楽しい写真撮影も、マナーやルールを知らないとトラブルの原因になることがあります。特に海外では、日本とは異なる習慣や法律があるので注意が必要です。
撮影禁止場所・対象物
まず基本的なこととして、「撮影禁止 (No photos / No photography / Photography prohibited)」の表示がある場所では絶対に撮影してはいけません。
- 美術館・博物館の内部: フラッシュ禁止はもちろん、作品保護や著作権のために撮影自体が禁止されていることが多いです。
- 宗教施設: 教会、寺院、モスクなど。内部の撮影が制限されていたり、祈りの邪魔にならないよう配慮が求められたりします。服装規定がある場合も。
- 軍事施設・政府関連施設・空港の特定エリア: セキュリティ上の理由から撮影が厳しく制限されています。
- 特定のパフォーマンスやショー: 著作権保護のため、撮影・録画が禁止されています。
迷った場合は、近くのスタッフに確認するのが確実です。
Excuse me, is it okay to take pictures here? (すみません、ここで写真を撮っても大丈夫ですか?)
Can I use flash? (フラッシュを使ってもいいですか?)
著作権・肖像権の注意点
建物やアート作品、そして人物には著作権や肖像権が関わってきます。
- 建物・景観 (パノラマの自由): 多くの国では、公共の場所から見える建物の外観を撮影することは「パノラマの自由」として認められています。しかし、記事にあるように、フランスやイタリアなど一部の国では、特定の建物(特に夜間のライトアップなど)の商業利用には許可が必要な場合があります。個人利用の範囲なら問題ないことが多いですが、SNSへの投稿も公開範囲によっては注意が必要です。
- アート作品・彫像: 美術館内の作品はもちろん、屋外にある現代アートや彫像なども著作権で保護されている場合があります。作者の死後一定期間(国によって異なる)が経過していない場合、特に商用利用や無断での広範な公開は問題になる可能性があります。
- 人物 (肖像権): 人物をメインに撮影する場合は、その人の許可を得るのがマナーであり、法的な権利(肖像権)にも関わります。特に子供の写真を無断で撮ることは厳禁です。背景に偶然人が写り込む程度なら問題ないことが多いですが、個人が特定できるような形でSNSなどに公開するのは避けましょう。
SNS投稿時のプライバシー配慮
撮影した写真をSNSに投稿する際は、一緒に写っている友人や、背景に写り込んだ見知らぬ人のプライバシーに配慮しましょう。
- 人物の顔: 同意なく他人(特に友人以外)の顔がはっきりわかる写真を公開するのは避ける。スタンプやぼかしを入れるなどの配慮を。
- 位置情報: 自宅や個人のプライベートな場所が特定できるような位置情報のタグ付けは慎重に。
- 公開範囲の設定: 不特定多数に公開するのではなく、友人限定など公開範囲を適切に設定する。
各国のチップ文化と写真撮影
記事にもあったように、国によっては観光地で写真を撮ってあげてチップを要求する人がいます。親切心で申し出ても、警戒される可能性があることを念頭に置きましょう。逆に、パフォーマンスをしている人などを撮影させてもらった場合に、チップを渡すのがマナーとされる文化もあります。
世界のポージング事情:ピースサイン以外も!
写真のポーズも、国や文化によって定番が異なります。日本のピースサインは海外でも知られていますが、他にも様々なポーズが見られます。
海外でよく見るポーズ
- 自然な笑顔: 特にポーズをとらず、カメラに向かって自然に微笑む。欧米ではこれが一般的。
- 腰に手を当てる: 片手または両手を腰に当てて、自信のある表情で。特に女性に多いポーズ。
- 肩を組む・寄り添う: 友人や家族、恋人同士で親密さを示すポーズ。
- 腕を組む: ややフォーマルな印象、あるいは自信を示すポーズ。
- 片手を上げる・手を振る: 開放的で楽しそうな雰囲気を出す。
- サムズアップ (Thumbs up): 親指を立てる「いいね!」のポーズ。広く使われますが、一部の国(中東など)では侮辱的な意味になることがあるので注意。
- 指ハート (Finger heart): 韓国発祥で、アジアを中心に若者の間で人気。
ポーズに関する文化的な注意点?
前述のサムズアップのように、特定のジェスチャーが国によっては失礼にあたる場合があります。ピースサインも、手の甲を相手に向けるとイギリスなどでは侮辱的な意味になることがあるため、注意が必要です(通常の手のひらを向けるピースは問題ありません)。旅行先の文化を事前に調べておくと安心です。
SNS活用術:英語キャプション&ハッシュタグで交流
撮った写真をSNSでシェアする際に使える、おしゃれな英語キャプションや人気のハッシュタグを紹介します。

英語キャプションで世界に発信!
おしゃれな英語キャプション例
【旅行・風景】
- Making memories in [場所名]. ([場所名]で思い出作り。)
- Paradise found. (楽園を見つけた。)
- Adventure awaits! (冒険が待っている!)
- Stunning view! (息をのむような景色!)
- Lost in the right direction. (正しい方向に迷い込んだ。)
- Collect moments, not things. (物ではなく、瞬間を集めよう。)
【日常・友達】
- Good times and tan lines. (楽しい時間と日焼けの跡。)
- Chilling with my favorite people. (大好きな人たちとまったり中。)
- Just another magic Monday. (ただの魔法のような月曜日。)
- Life is better with friends. (友達がいると人生はもっと良い。)
- Weekend vibes. (週末気分。)
- What a lovely day! (なんて素敵な日!)
【その他】
- Guess where I am? (どこにいるか当ててみて?)
- Highly recommended! (超おすすめ!)
- I’m crazy about [〇〇]. ([〇〇]に夢中。)
人気の英語ハッシュタグとその意味
ハッシュタグを使うと、同じ興味を持つ人と繋がりやすくなります。
- #travelgram / #instatravel: 旅行写真の定番
- #wanderlust: 強い旅行欲求、旅への憧れ
- #beautifuldestinations: 美しい旅行先
- #photooftheday / #picoftheday: 今日のベストショット
- #OOTD (Outfit Of The Day): 今日のコーデ
- #foodie / #foodstagram: 食べ物好き、グルメ写真
- #friends / #bff (Best Friends Forever) / #squadgoals: 友達との写真
- #instagood / #instadaily: インスタ映え、日常の記録
- #love: 愛、好きなもの
- #tbt (Throwback Thursday): 木曜日に昔の写真を投稿する
- #like4like / #follow4follow: いいね返し/フォロー返しします (※多用は推奨されないことも)
- #SundayFunday: 楽しい日曜日
写真に関連する英語スラング
- Selfie: 自撮り
- Photobomb: 写真に意図的に写り込むこと、またはその人
- Candid (photo): スナップ写真、自然な表情を撮った写真
- Shutterbug: 写真愛好家、写真マニア
実践!観光地での会話シミュレーション
これまでのフレーズを使って、観光地での会話をシミュレーションしてみましょう。
日本で外国人に撮影を頼まれた場合
Tourist: Excuse me. Could you please take a picture of us?
(すみません。私たちの写真を撮っていただけますか?)
You: Sure, no problem. Is this camera okay? Just press here?
(はい、いいですよ。このカメラで大丈夫ですか? ここを押せばいいですか?)
Tourist: Yes. Please. Thank you. Could you get the Tokyo Tower in the background?
(はい。お願いします。ありがとう。背景に東京タワーを入れていただけますか?)
You: Okay. Let me see… Could you move a little to the left? … Perfect! Are you ready? Okay, three, two, one, Smile!
(わかりました。えっと… 少し左に動いてもらえますか? … 完璧です!準備はいいですか? はい、3、2、1、笑って!)
You: Let me take one more just in case. Ready?
(念のためもう一枚撮りますね。いいですか?)
Tourist: Thank you so much!
(どうもありがとう!)
You: You’re welcome. Would you like to check the photos?
(どういたしまして。写真を確認しますか?)
Tourist: They look great! Thanks again.
(素晴らしいです!本当にありがとう。)
You: Glad I could help. Enjoy your stay in Japan!
(お役に立ててよかったです。日本での滞在を楽しんでくださいね!)
海外で現地の人に撮影をお願いする場合
You: Excuse me, would you mind taking a picture of me?
(すみません、私の写真を撮っていただくことは可能でしょうか?)
Local Person: No, not at all. Which button?
(ええ、いいですよ。どのボタンですか?)
You: Just this big one here. Could you take it horizontally, please? With that beautiful church in the background.
(ここの大きいボタンです。横向きでお願いできますか? 背景にあの美しい教会を入れて。)
Local Person: Okay, like this? Ready? Say cheese!
(はい、こんな感じですか? いきますよ? はい、チーズ!)
You: (poses) Cheese!
((ポーズをとる)チーズ!)
Local Person: Got it. Here you go.
(撮れましたよ。はいどうぞ。)
You: Thank you so much! It’s perfect. Do you want me to take a picture for you too?
(どうもありがとうございます!完璧です。あなたのお写真も撮りましょうか?)
Local Person: Oh, no thank you. You’re welcome. Enjoy your visit!
(あ、いえ、大丈夫です。どういたしまして。観光楽しんでくださいね!)
ポイント解説 (単語・フレーズ)
- Press here: ここを押す (シャッターボタンなど)。
“Push” より軽いタッチ。”Tap” は画面タッチ。 - Get closer: (もっと) 近づく、寄る。
- Just in case: 念のため、万が一のために。
- Against the sun: 逆光で。
- Vertically / Horizontally (Landscape): 縦向きに / 横向きに。
- Enjoy your stay / trip / visit!: 滞在 / 旅行 / 訪問を楽しんで!
別れ際の定番の挨拶。
日本の顔出しパネルはどう説明する?
日本の観光地でよく見かける顔出しパネル。外国人観光客には珍しいようで、使い方を説明してあげると喜ばれるかもしれません。
英語では “Face cutout board” や “Photo stand-in”, “Comic foreground” などと呼ばれます。
This is a face cutout board. It’s popular at tourist spots in Japan. (これは顔出しパネルです。日本の観光地で人気なんですよ。)
You put your face in the hole here. (ここの穴に顔を入れるんです。)
Let me take a picture for you! (写真を撮ってあげますよ!)
まとめ:英語でスムーズな写真撮影を楽しもう!
英語での写真撮影は、少しのフレーズを知っているだけで、ぐっとスムーズで楽しい体験になります。依頼や申し出、撮影中のコミュニケーション、そして文化的なマナーへの配慮。これらを意識することで、素晴らしい写真を残せるだけでなく、忘れられない交流の思い出も作れるはずです。
【この記事のポイント】
- 依頼は “Could you please take our picture?” が定番。申し出は “Would you like me to take your picture?” が丁寧。
- カメラ操作や構図の希望は具体的に伝えよう (“Just press here.”, “Get the tower in the background.”)。
- 撮る側も “Are you ready?”, “Smile!” などの声かけで場を和ませよう。
- 掛け声は “Say cheese!” や “One, two, three!” が万能。
- 海外では撮影禁止場所や著作権・肖像権に注意。SNS投稿時のプライバシーにも配慮する。
- お礼の言葉 “Thank you so much!” と別れ際の挨拶 “Have a nice day!” を忘れずに。
今回ご紹介したフレーズや知識を参考に、積極的に英語でのコミュニケーションに挑戦してみてください。きっと、写真撮影がもっと楽しく、思い出深いものになるはずです。
それではまた、See you!