欧米では自宅に親しい友人や家族を招いてパーティーを開くのが習慣になっています。感謝祭(Thanksgiving) やクリスマスなどはフォーマルなディナーパーティーも多いですが、ふだんのカジュアルな集まりでは、1人1品ずつ持ち寄るポットラックパーティー(Potluck Party) が主流です。
ホストの負担も軽減されるし、それぞれが持ち寄った自慢料理をみなでワイワイ試せるのもポットラックの醍醐味。私の住むカナダは移民の国なので、時には中東・東欧・アフリカ・・・など、エスニックな食べ物が食卓を飾ることもあり、気軽に本場料理を楽しめるのも嬉しい限りです。
そこで今日では、パーティーで役立つ表現を少しご紹介したいと思います。
ホストは笑顔でおもてなし。ゲストにくつろいでもらう定番フレーズ
Just bring yourself. (手ぶらで来てね。)
ゲストから「何か持って行くものはある?」と聞かれることもあると思います。「何も持って来なくていい」旨を伝えたい場合に使えるフレーズです。直訳すると“あなた自身”を持って来てとなりますが、実に英語的な発想ですよね。
Make yourself at home. (くつろいでください。)
自宅にいると思って楽にしてね、というニュアンスです。
I’d like to propose a toast. (乾杯したいと思います。)
Cheers!(乾杯!)
Help yourself. (自由に食べて(飲んで)ね。)
Please をつけるとより丁寧になります。
Thank you for coming. (来てくれてありがとう。)
Drive safely.(安全運転でね)
帰りは車で、というゲストが多い場合は、皆が飲みすぎていないか周囲に気を配るのもホストの重要な役目。運転が怪しそうな人にはタクシーを呼んであげるなどしてくださいね。
パーティーにお呼ばれしたら
Who else is coming?(他に誰が来るの?)
What should I bring?(何を持って行けばいいかな?)
Let me know if you want me to bring anything.(何か必要なものがあれば言ってね。)
Who made this dish? It tastes great!(この料理は誰が作ったの?すごく美味しい!)
This is a great party.(すごく楽しいパーティーだね。)
You are a perfect host.(キミは完璧なホストだよ。)
It was a great party. Thank you for having us today. (とても楽しいパーティーだったよ。今日は招待してくれてありがとう。)
Why don’t you come to my house next 12:52:26(今度はうちにも来てね。)
Why don’t you~? は相手を誘うときに使う定番フレーズです。
いかがでしたか?これらはほんの一例に過ぎませんが、基本的なフレーズを知っていればパーティーでも慌てることはありません。友達の輪を広げるチャンスでもあるパーティー。積極的に参加したいですね。
余談ですが、パーティーの招待状に「B.Y.O.B. 」と書かれている場合があります。これはBring Your Own Booze. の略で、“飲み物は各自持参でお願いします。”という意味なので、自分の飲む分は予め用意して行くようにしてください。Boozeは本来アルコールを指しますが、飲まない人はもちろんソフトドリンクなど他の飲み物でOKです。
PHRASE OF THE WEEK
今週のフレーズは
This is amazing! (これは驚きだね!/素晴らしいね!)
とてもすごいものを見たとき、信じられない話を聞いたとき、美味しいモノを食べたとき・・・など、「めったにない」経験をしたときに使える表現です。
A : Who brought this dessert?(このデザートは誰が持って来たの?)
B : Sarah did. Why?(サラだけど。どうかした?)
A : Try some. It’s amazing!(ちょっと食べてみて。めちゃめちゃ美味しいから!)
ネイティブスピーカーは大袈裟な表現が大好きなので(笑)このamazing も結構よく耳にしますね。ちなみに「人」に対しても使えます。