【英語の日付 完全ガイド】書き方・読み方・前置詞まで徹底解説!(2025年版)
レッスンの内容
月/日/曜日のスペル・略称・発音から、米/英式の違い、at/on/inの使い方まで網羅!
ビジネスメールや書類作成、海外とのやり取り、あるいは日常英会話でも、英語で日付を正しく書いたり読んだりするスキルは不可欠です。「April 15th」?「15 April」?「15th of April」?書き方や読み方のルール、アメリカ式とイギリス式の違い、そして「at / on / in」といった前置詞の使い分けに、自信がないと感じる方も多いのではないでしょうか。
特に、数字だけで「04/10/25」のように書かれた場合、それが4月10日なのか10月4日なのか、混乱してしまうこともありますよね。
この記事では、「今さら聞けない!」と感じているかもしれない英語の日付に関するあらゆる疑問を解消し、自信を持って使いこなせるようになるための完全ガイドをお届けします。
- 月・日・曜日・年の基本的な書き方、読み方、スペル、略称
- 間違いやすい序数 (1st, 2nd, 3rd, 4th…) のルール
- 混乱しやすいアメリカ式 vs イギリス式の日付表記の違い
- 数字だけの表記 (MM/DD/YY vs DD/MM/YY) の注意点
- 日付に関連する前置詞「at / on / in」の使い分け完全マスター
- 様々な場面で使える豊富な例文
- 日付に関する文化的豆知識
この記事を最後まで読めば、ビジネスシーンでも日常会話でも、英語の日付表現に迷うことはもうありません。正しい知識を身につけて、スムーズな英語コミュニケーションを実現しましょう!
英語の日付の基本要素:月・日・曜日・年
まずは、日付を構成する各要素の英語での言い方、書き方、そして読み方の基本を確認しましょう。
月 (Month)
12ヶ月の名称、スペル、そしてよく使われる略称です。略称の後には通常ピリオド(.)を付けます(イギリス英語では付けないこともあります)。Mayは短いので略しません。
月の名称・略称・読み方
月 | 名称 (スペル) | 略称 | 読み方 (カタカナ目安) |
---|---|---|---|
1月 | January | Jan. | ジャニュアリー |
2月 | February | Feb. | フェブラリー |
3月 | March | Mar. | マーチ |
4月 | April | Apr. | エイプリル |
5月 | May | May | メイ |
6月 | June | Jun. | ジューン |
7月 | July | Jul. | ジュライ |
8月 | August | Aug. | オーガスト |
9月 | September | Sep. / Sept. | セプテンバー |
10月 | October | Oct. | オクトーバー |
11月 | November | Nov. | ノーヴェンバー |
12月 | December | Dec. | ディセンバー |
日 (Day of the month)
日付の「日」は、序数 (ordinal numbers) を使って表すのが基本です。「1番目の日」「2番目の日」…という考え方ですね。書き方は数字に序数を示す接尾辞 (st, nd, rd, th) を付けるのが一般的です。読み方も序数で読みます。
序数の作り方:
- 1, 2, 3: first (1st), second (2nd), third (3rd) – 例外!
- 4〜20: 数字の基数 + “th” (fourth (4th), fifth (5th)(※), sixth (6th), seventh (7th), eighth (8th)(※), ninth (9th)(※), tenth (10th), eleventh (11th), twelfth (12th)(※), …, twentieth (20th)(※))
- 21, 22, 23, 31: 10の位は基数 + 1の位は序数 (twenty-first (21st), twenty-second (22nd), twenty-third (23rd), thirty-first (31st))
- その他の20, 30の倍数: 語尾の “y” を “ie” に変えて + “th” (thirtieth (30th))
(※) スペルに注意が必要なもの: five → fifth, eight → eighth, nine → ninth, twelve → twelfth, twenty → twentieth
日にちの表記・読み方
日 | 表記 | 読み方 (スペル) |
---|---|---|
1日 | 1st | first |
2日 | 2nd | second |
3日 | 3rd | third |
4日 | 4th | fourth |
5日 | 5th | fifth |
11日 | 11th | eleventh |
12日 | 12th | twelfth |
13日 | 13th | thirteenth |
20日 | 20th | twentieth |
21日 | 21st | twenty-first |
22日 | 22nd | twenty-second |
23日 | 23rd | twenty-third |
24日 | 24th | twenty-fourth |
30日 | 30th | thirtieth |
31日 | 31st | thirty-first |
曜日 (Day of the week)
曜日は必ず大文字で書き始めます。略称もよく使われるので覚えておきましょう。
曜日の名称・略称・読み方
曜日 | 名称 (スペル) | 主な略称 | 読み方 (カタカナ目安) |
---|---|---|---|
月曜日 | Monday | Mon. | マンデイ |
火曜日 | Tuesday | Tue. / Tues. | チューズデイ |
水曜日 | Wednesday | Wed. | ウェンズデイ |
木曜日 | Thursday | Thu. / Thur. / Thurs. | サーズデイ (thの発音注意) |
金曜日 | Friday | Fri. | フライデイ |
土曜日 | Saturday | Sat. | サタデイ |
日曜日 | Sunday | Sun. | サンデイ |
年 (Year)
西暦年は、通常、以下のルールで読みます。
- 1998年: 2桁ずつ区切って読む → nineteen ninety-eight
- 2000年: two thousand
- 2005年: two thousand (and) five
- 2010年: two thousand (and) ten または twenty ten
- 2025年: two thousand (and) twenty-five または twenty twenty-five
※ “(and)” はイギリス英語でよく使われます。
英語の日付の書き方:アメリカ式 vs イギリス式
英語の日付の書き方には、主にアメリカ式とイギリス式の2つの順序があります。どちらを使うかは、文書の送り先や読者に合わせるのが一般的です。

アメリカ式とイギリス式、どちらを使いますか?
アメリカ式:「月 → 日 → 年」
アメリカで最も一般的な書き方です。
- 例1: April 15, 2025
- 例2: Apr. 15, 2025
- 例3: April 15th, 2025 (日に “th” を付けることも可能)
- 数字のみ: 04/15/2025 または 4/15/25 (MM/DD/YYYY または M/D/YY)
イギリス式:「日 → 月 → 年」
イギリス、オーストラリア、ニュージーランド、ヨーロッパの多くの国で使われています。
- 例1: 15 April 2025
- 例2: 15 Apr 2025
- 例3: 15th April 2025 (日に “th” を付けることも多い)
- 例4: The 15th of April 2025 (よりフォーマルな書き方)
- 数字のみ: 15/04/2025 または 15/4/25 (DD/MM/YYYY または D/M/YY)
【重要注意!】数字のみの表記は混同しやすい!
例えば「04/10/2025」と書かれた場合、
- アメリカ式 (MM/DD/YYYY) では → 4月10日
- イギリス式 (DD/MM/YYYY) では → 10月4日
となり、全く違う日付になってしまいます! 誤解を避けるためには、月をスペルアウトするか略称で書くのが最も安全です。国際的な文書では、**ISO 8601形式 (YYYY-MM-DD、例: 2025-04-15)** を使うことも推奨されます。
英語の日付の読み方
書き方と同様に、読み方にもアメリカ式とイギリス式で若干の違いがあります。
アメリカ式の読み方
「[月] + [日(序数)] + [年]」の順で読みます。日の前に “the” を入れることもあります。
- 例: April 15, 2025 → “April fifteenth, twenty twenty-five” または “April the fifteenth, twenty twenty-five”
イギリス式の読み方
「the + [日(序数)] + of + [月] + [年]」の順で読むのが最も一般的です。
- 例: 15(th) April 2025 → “the fifteenth of April, twenty twenty-five”
日付に関連する前置詞:at, on, in の完全マスター
日付や時間と組み合わせて使う前置詞「at」「on」「in」の使い分けは、英語学習者が間違いやすいポイントの一つです。基本ルールをしっかり覚えましょう。

at, on, in の使い分けを覚えよう!
時間には “at”
特定の「時点」を表す時間に使います。
- at 5:30pm (午後5時半に)
- at noon (正午に)
- at midnight (深夜0時に)
- at sunrise / at sunset (日の出に / 日没に)
- at the moment (ちょうど今)
- at night (夜に) (※注意: morning/afternoon/evening は in)
例文:
We will arrive at 5:30pm. (私たちは午後5時半に到着します。)
曜日や特定の日付には “on”
特定の「日」や「曜日」に使います。
- on Thursday (木曜日に)
- on Mondays (毎週月曜日に)
- on Christmas Day (クリスマスの日に)
- on April 15th (4月15日に)
- on my birthday (私の誕生日に)
- on the weekend (週末に – 主に米) / on weekends (毎週末に)
例文:
I usually work on Thursdays. (私はたいてい木曜日に働きます。)
My birthday is on August 6th. (私の誕生日は8月6日です。)
月・年・季節・期間などには “in”
「日」よりも長い期間に使います。
- in October (10月に)
- in 2025 (2025年に)
- in summer (夏に)
- in the 21st century (21世紀に)
- in the morning / afternoon / evening (午前中に / 午後に / 夕方に[晩に])
- in two weeks (2週間後に / 2週間で)
- in the past / in the future (過去に / 未来に)
例文:
I will leave for Japan sometime in October. (私は10月中に日本へ発ちます。)
日付を使った様々な表現と例文
日付の尋ね方や答え方など、実際の会話で使える例文を見てみましょう。
日付に関する例文
- What’s the date today? – 今日は何日ですか?
→ It’s April 15th. / Today is the 15th of April. – 4月15日です。 - What day is it today? – 今日は何曜日ですか?
→ It’s Tuesday. – 火曜日です。 - When is your birthday? – あなたの誕生日はいつですか?
→ My birthday is on October 17th. – 私の誕生日は10月17日です。 - When is the deadline? – 締め切りはいつですか?
→ The deadline is next Friday, May 2nd. – 締め切りは来週の金曜日、5月2日です。 - The 2024 Summer Olympics are going to be held in Paris.
2024年の夏季オリンピックはパリで開催されます。 - Please reply to me by Thursday next week.
来週の木曜日までに返事をください。 - The new product will be released in July of 2024.
新製品は2024年の7月に発売予定です。 - The year was fourteen forty-five. (1445年)
その年は1445年だった。 - The country gained its independence in 1808. (eighteen oh-eight)
その国は1808年に独立した。
まとめ:英語の日付表現を自信を持って使いこなそう!
英語の日付の書き方、読み方、そして関連する前置詞の使い方について解説しました。ポイントをまとめると以下のようになります。
日付表現のキーポイント
- 日付の「日」は序数 (1st, 2nd, 3rd, 4th…) で表す。
- 書き方にはアメリカ式 (Month Day, Year) とイギリス式 (Day Month Year) がある。
- 数字のみの表記 (MM/DD/YY vs DD/MM/YY) は混同しやすく危険なので、月は文字で書くのが安全。
- 読み方も米英で順序が異なる (April fifteenth / the fifteenth of April)。
- 年の読み方は2桁区切りが基本 (nineteen ninety-eight)。2000年代は two thousand (and) 〜 や twenty 〜 が使われる。
- 前置詞は時間を表す「at」、曜日・特定日を表す「on」、月・年・季節などの期間を表す「in」を使い分ける。
最初は覚えることが多いと感じるかもしれませんが、基本的なルールとパターンを理解すれば、応用が利くようになります。特にアメリカ式とイギリス式の違いや、前置詞の使い分けは、意識して練習することが大切です。
この記事の例文を参考にしたり、実際に英語で日記を書いてみたり、海外のニュースサイトの日付表記を確認したりする中で、自然と身についていくはずです。
自信を持って英語の日付を使いこなし、よりスムーズで正確なコミュニケーションを目指しましょう!