「ダイエット中です」と英語で言いたくて、ひとまず diet と口にしたものの、本当に意味が通じたのか不安になったことはありませんか。日本語の「ダイエット」は食事制限、運動、減量を広く含みますが、英語の diet は普段の食生活を指すことも多い単語です。
この記事では、基本表現から運動、体重の変化、リバウンド、サプリメント、海外店舗での質問まで、初心者がそのまま使える形で整理しています。独学で発音や会話の反応まで練習したい人は、英語教室で実際に声に出す学習と組み合わせる方法もあります。
英語のdietは「減量」だけを意味しない
体重を減らすなら lose weight、食事制限中なら be on a diet、体力や体型を整えるなら get in shape と、伝えたい目的に合わせて表現を選びます。この違いがわかるだけで、「食生活を改善したいだけなのに、減量中だと伝わってしまった」という行き違いを減らせます。
ただし、体型や体重はとても個人的な話題です。文法的に正しい英文でも、相手の外見を一方的に評価すると失礼に聞こえるため、自然な英語と会話上の配慮を一緒に身につけましょう。
- dietの中心的な意味は、日常的な食生活や食事法
- 減量を明確に伝えるときはlose weightを使う
最初に覚えたいのは、diet=食生活という基本です。英語の diet は、その人が日常的に何を食べ、どのような食事を続けているかを表します。文脈によっては減量のための食事制限も指しますが、単語だけで必ず「痩せる」と伝わるわけではありません。
たとえば、a healthy diet は「健康的な食生活」、a balanced diet は「バランスの取れた食生活」です。どちらにも、体重を減らしているという意味は含まれていません。さらに、動物性食品を避ける食事なら a vegan diet、塩分を抑える食事なら a low-sodium diet のように、diet は食事の型を示すためにも使われます。
- フレーズ
- I try to maintain a balanced diet.
- 日本語訳
- バランスの取れた食生活を保つよう心がけています。
- 使う場面
- 健康習慣や普段の食事について説明するときに使います。減量中でなくても自然です。
- 注意点・誤用例
- maintain は「維持する」です。I maintain diet. では冠詞や修飾語が足りず不自然なので、maintain a balanced diet のまとまりで覚えます。
- 発音・ニュアンス
- diet は「ダイエット」と四拍に分けず、英語では「ダイ・ァト」に近い二音節です。最初の「ダイ」を強くし、後半を短く弱く発音します。
「私の食生活は野菜、魚、米が中心です」なら、My diet consists mainly of vegetables, fish, and rice. と言えます。また、食生活に改善の余地があると感じるなら、I need to improve my diet. が自然です。ここでも diet は減量計画ではなく、日常の食事全体を表しています。

では、日本語の「ダイエット中です」に近い状態は、どのように表せばよいのでしょうか。次は、be on a diet と lose weight の役割を切り分けます。
「ダイエット中」と「痩せたい」を言い分ける
- be on a dietは食事の種類や量を調整している状態
- lose weightは体重を減らすという目的や結果を表す
食事制限をしているなら I’m on a diet. が一般的です。be on a diet は、一定の食事法に従ったり、量や内容を調整したりしている状態を表します。運動だけで体重を落とそうとしている場合は、I’m trying to lose weight. のほうが目的を正確に伝えられます。
状態を始めるときは go on a diet を使います。I decided to go on a diet. なら「食事制限を始めることにしました」です。すでに続けている期間を示すなら、I’ve been on a diet for three weeks. のように現在完了形が使えます。
- フレーズ
- I’m trying to lose weight in a healthy way.
- 日本語訳
- 健康的な方法で体重を減らそうとしています。
- 使う場面
- 食生活と運動の両方を含む減量について、自分の目標として伝える場面に向いています。
- 注意点・誤用例
- 「体重を減らす」は lose weight です。lose my weight や loose weight は避けます。loose は「緩い」という形容詞で、These pants are loose. のように使います。
- 発音・ニュアンス
- lose は語末が濁った「ズ」に近く、loose は濁らない「ス」に近い音です。lose weight は二語を切り離しすぎず、「ルーズ・ウェイト」のようにつなげます。
誤:I need to loose my weight./自然:I need to lose weight.。「痩せる」の lose と「緩い」の loose は、つづりと発音の両方が異なります。
need to、want to、would like toの強さ
need to は「必要がある」という認識を表します。I need to exercise more. は「もっと運動する必要があります」、I need to change my eating habits. は「食習慣を変える必要があります」です。自分に対して使っても、少し切迫した響きになることがあります。
希望として柔らかく話すなら、want to や would like to が便利です。
I want to lose a little weight. は率直な希望で、I’d like to get in better shape. は「もう少し体を整えたいです」という控えめな言い方です。相手に質問するときも、目標を決めつけず、Are you trying to improve your health or lose weight? と目的を確認すると丁寧です。
表現を選べるようになったら、次は体重が増えた場合と減った場合を時制ごとに整理しましょう。
体重が増えた・減った・戻ったと伝える英語
- 増加はgain weight、減少はlose weightで表す
- 減らした体重が戻ることはregain weightやgain it backで表す
体重が増えることを中立的に言うなら、gain weight を使います。イギリス英語では put on weight もよく使われます。自分の変化なら I gained some weight over the holidays. のように、出来事として落ち着いて話せます。
過去から現在までの変化を伝えるときは、現在完了形が便利です。I’ve gained about two kilograms. は「2キロくらい増えました」、I’ve lost three kilograms. は「3キロ減りました」です。具体的な数値は、自分から話す場合には自然ですが、相手へ尋ねる際は関係性への配慮が必要です。
- フレーズ
- I lost five kilograms, but I gained some of the weight back.
- 日本語訳
- 5キロ減りましたが、体重の一部が戻りました。
- 使う場面
- 減量後の変化を説明する場面で使います。regain weight や put the weight back on への言い換えもできます。
- 注意点・誤用例
- 日本語の感覚で I rebounded. と言うと、英語では不調から立ち直った意味などに受け取られる可能性があります。体重が戻ったことは regain や gain back で具体的に表します。
- 発音・ニュアンス
- regain は後半の gain に強勢があります。gain back は会話的で、regain は少し簡潔で説明的な響きです。
一時的な結果より習慣を話す
体重が戻ったことを責めるように話したくない場合は、今後の習慣へ話題を移すと前向きです。I’m trying to build habits I can maintain. は「無理なく続けられる習慣を作ろうとしています」という意味です。I’m looking for a sustainable routine. なら、継続可能な生活習慣を探していると伝えられます。
- 会話
- 学習者A: How is your diet going?
学習者B: I lost four kilograms, but I gained two of them back.
学習者A: Are you still exercising?
学習者B: Yes. I’m trying to build habits I can maintain. - 日本語訳
- 学習者A:食事管理はどう?
学習者B:4キロ減ったけれど、そのうち2キロ戻ったよ。
学習者A:運動はまだ続けている?
学習者B:うん。続けられる習慣を作ろうとしているよ。 - 使う場面
- 本人が食事管理や体重変化を話題にしている、親しい間柄での会話です。
- 注意点・誤用例
- How is your diet going? は、相手が食事管理をしていると知っている状況で使います。事情を知らない相手へ突然尋ねると、体型への批評に聞こえることがあります。
- 発音・ニュアンス
- How is は会話で How’s と縮まりやすく、「ハウズ」に近く聞こえます。相手を追及する調子ではなく、穏やかに上げ調子で尋ねます。
体重の数値だけでなく、体型や体力を整える目的もあります。続いて、lose weight、slim down、get in shape、tone up の違いを見ていきましょう。
痩せる・引き締める・体を整えるの表現
- lose weightは体重の減少、get in shapeは体力や体型の改善
- tone upは筋肉を鍛えて見た目を引き締めるニュアンス
数値として体重を減らすなら lose weight が適切です。一方、体力をつけたり運動習慣を取り戻したりする目的なら、get in shape がよく合います。日本語ではどちらも「ダイエット」と呼ぶことがありますが、英語では目的の違いが表現に現れます。
slim downは以前よりほっそりする
slim down は、以前より細く、すっきりした体型になることです。I’d like to slim down a little. なら「少しすっきりした体型になりたいです」となります。外見の変化を含むため、自分の希望として使うのが安全です。
get in shapeは体調や体力も含む
I want to get in shape. は、運動を通して体力や体型を整えたいときに使えます。以前の状態を取り戻すなら、I started swimming to get back in shape. と back を加えます。よい状態にあることは be in good shape で表せます。
- フレーズ
- I’d like to get in better shape and tone up my arms.
- 日本語訳
- もう少し体を整えて、腕を引き締めたいです。
- 使う場面
- ジムの担当者や運動仲間へ、体重だけではない目標を説明するときに使えます。
- 注意点・誤用例
- tone up の目的語には、my arms、my legs、my core などを置けます。tone up my weight とは言いません。体重なら lose weight を使います。
- 発音・ニュアンス
- shape は「シェイプ」に近く、母音を伸ばしすぎません。tone up は二語をつなげると「トウナップ」に近く聞こえます。
目的を言い分けられたら、実際の運動習慣を説明する動詞が必要です。exercise と work out の違いから始めましょう。
運動習慣を自然に話す英語
- exerciseは運動全般、work outはまとまったトレーニングに使いやすい
- 運動へ誘うときはWhy don’t you join me?が便利
exerciseは運動全般を表し、名詞にも動詞にもなります。Do you exercise regularly? は「定期的に運動していますか」、I need more exercise. は「もっと運動が必要です」です。後者の exercise は数えない名詞として使われています。
work out は、ジムでの筋力運動など、ある程度まとまった運動をする場面でよく使われます。I work out three times a week. は「週に3回トレーニングします」です。名詞では一語の workout となり、That was a tough workout. のように言えます。
運動の種類を表す組み合わせ
- go for a walk:散歩に行く
- go jogging:ジョギングをする
- go running:ランニングをする
- go swimming:泳ぎに行く
- do yoga:ヨガをする
- lift weights:ウエイトトレーニングをする
- do strength training:筋力トレーニングをする
- do aerobic exercise:有酸素運動をする
- stretch:ストレッチをする
スポーツ名の前に何でも play を置くわけではありません。球技では play tennis や play soccer が使われますが、水泳は go swimming、ヨガは do yoga が自然です。動詞と運動名を一つのまとまりとして覚えると、会話中に迷いにくくなります。
- 会話
- 学習者A: I need to exercise more.
学習者B: I go jogging on Saturday mornings. Why don’t you join me?
学習者A: I’d love to. What time do you usually start?
学習者B: At around eight. We can start slowly. - 日本語訳
- 学習者A:もっと運動しないと。
学習者B:土曜の朝にジョギングしているよ。一緒に走らない?
学習者A:ぜひ。いつも何時に始めるの?
学習者B:8時ごろ。ゆっくり始めよう。 - 使う場面
- 友人や同僚を気軽な運動へ誘う場面です。開始時刻まで質問すると、実際の予定につなげられます。
- 注意点・誤用例
- Why don’t you…? は文脈により「なぜしないのですか」という質問にもなります。明るい口調で具体的な活動へ誘えば、提案として伝わりやすくなります。
- 発音・ニュアンス
- Why don’t you は自然な速度では「ワイ・ドンチュ」に近くつながります。I’d love to. は積極的な承諾、That sounds good. は落ち着いた賛成です。
運動と並んで話題になりやすいのが、普段の食べ方です。「我慢している」と強く言わず、無理のない調整として伝える表現を確認しましょう。
食事内容や食べる量を説明する英語
- watch what I eatは食べるものに気をつけるという自然な表現
- 量を減らすときはcut back on、習慣を守るときはstick toを使う
食事に気を配っていることを穏やかに伝えるなら、I’m watching what I eat. が便利です。直訳は「自分が食べるものを見ている」ですが、実際には食べ物の種類や量に気をつけているという意味です。厳しい食事制限をしているとは限りません。
特定のものを減らしているなら、cut back on を使います。I’m cutting back on sugary drinks. は「甘い飲み物を減らしています」、I’m cutting back on snacks. は「間食を減らしています」です。完全にやめる意味ではないため、生活上の小さな調整を説明しやすい表現です。
- フレーズ
- I’m trying to watch my portion sizes and cut back on sugary drinks.
- 日本語訳
- 食事の量に気をつけて、甘い飲み物を減らそうとしています。
- 使う場面
- レストランで選び方を説明するときや、健康習慣について友人と話すときに使えます。
- 注意点・誤用例
- cut back sugary drinks ではなく、前置詞 on を入れて cut back on sugary drinks とします。portion size は一人前や一回に食べる量を指します。
- 発音・ニュアンス
- portion の最初は「ポー」に近く、後半は弱く発音します。cut back on は区切りすぎず、「カット・バッコン」のようにつなげると滑らかです。
食事法の名称
- a low-carb diet:低炭水化物の食事
- a low-fat diet:低脂肪の食事
- a low-calorie diet:低カロリーの食事
- a high-protein diet:高たんぱくの食事
- a low-sodium diet:低塩分の食事
- a vegetarian diet:菜食
- a vegan diet:動物由来の食品を避ける食事
- a gluten-free diet:グルテンを避ける食事
- intermittent fasting:一定の時間帯に食事を控える方法
実践中の食事法を説明するなら、I’m on a low-carb diet. や I follow a vegetarian diet. と言えます。継続する努力を表すなら、I’m trying to stick to a low-carb diet. が自然です。stick to は、決めた計画や習慣から離れずに守るという意味です。
ただし、食事法を聞く際は、相手が自分から話題にしたときが無難です。Are you following any particular diet? は比較的中立ですが、病気や宗教、アレルギーなど個人的な事情が関係する場合もあります。必要な場面では、食事制限の有無を実務的に尋ねる表現へ切り替えましょう。
体型の話で相手を傷つけない言い方
- fat、skinny、overweightを本人の許可なく使うのは避ける
- 外見を評価せず、気持ちや目的を尋ねると会話が穏やかになる
体型について話すときは、正しい単語を選ぶだけでは十分ではありません。特に fatを他人へ直接使うと、率直すぎたり侮辱的に聞こえたりします。You got fat. のように変化を断定する発言は避けましょう。
相手が I think I’ve gained weight. と話しても、Yes, you have. と同意する必要はありません。
代わりに、How do you feel about it? と気持ちを尋ねたり、Are you thinking about changing your routine? と今後の考えを確認したりできます。支えたい場合は Is there anything I can do to support you? が使えます。
fat、skinny、overweightなどは、本人が望んでいない外見評価になり得ます。親しい関係でも、相手が使った表現へ安易に同意せず、健康状態を外見だけで判断しない姿勢が大切です。
thin、slim、slender、skinnyの違い
thin は中立的に「細い」を表す場合があります。slim と slender は肯定的な響きを持つことがありますが、相手が体型への言及を歓迎するとは限りません。skinny は「痩せすぎ」「骨ばっている」という否定的な印象を与えやすい語です。
- フレーズ
- What kind of changes are you thinking about?
- 日本語訳
- どのようなことを変えようと考えていますか。
- 使う場面
- 相手が食生活や運動習慣を変えたいと話した後、目的や計画を決めつけずに尋ねる場面です。
- 注意点・誤用例
- Why do you want to get thinner? と尋ねると、相手の目的を「細くなること」と決めつけます。changes や routine のような中立的な語を使うと、食事、睡眠、運動など幅広い答えを受け止められます。
- 発音・ニュアンス
- What kind of は会話で音がつながり、「ワッカインダヴ」に近く聞こえます。質問の最後を強く下げすぎず、相手へ関心を向ける穏やかな調子で話します。
褒めたいときも、体型そのものではなく、元気さや努力に目を向ける選択肢があります。You seem full of energy. は「とても元気そうですね」、You’ve been working hard at the gym. は「ジムで頑張っていますね」です。ただし、健康状態も外見だけで断定せず、本人の話を聞く姿勢を保ちましょう。
代謝・体重測定・健康指標の英単語
- metabolismは代謝であり、人の体型を表す単語ではない
- 「体重を量る」はweigh myselfが日常会話で自然
英語の metabolismは「代謝」です。日本語の略語から連想して、体型を表す名詞として使うことはできません。Exercise can affect your metabolism. なら「運動は代謝に影響することがあります」です。
metabolic syndrome はメタボリック症候群を指す医学的な語です。単におなか周りの見た目を表す言葉ではありません。診断や健康状態に関わる内容は、日常的な外見評価と区別して扱う必要があります。
- basal metabolism:基礎代謝
- body fat percentage:体脂肪率
- visceral fat:内臓脂肪
- blood sugar level:血糖値
- blood pressure:血圧
- waist measurement:腹囲
- scale:体重計
- weigh oneself:自分の体重を量る
- フレーズ
- I weigh myself once a week.
- 日本語訳
- 週に1回、体重を量ります。
- 使う場面
- 自分の健康管理や習慣を説明するときに使います。
- 注意点・誤用例
- 日常会話では measure my weight より weigh myself が自然です。weigh は動詞、weight は名詞なので、つづりを区別します。
- 発音・ニュアンス
- weigh と way は同じ発音です。語末の gh は発音しません。weight では最後に t の音が加わります。
健康について話すと、サプリメントの話題へ進むこともあります。次は、日本語の「サプリを飲む」を英語でどう表すか確認します。
サプリメントを英語で話す基本表現
- 栄養補助食品はdietary supplementと表現できる
- 錠剤やカプセルを服用する動詞はdrinkではなくtake
英語では supplement だけでも通じることがありますが、栄養補助食品だと明確にするなら dietary supplement と言います。日本語の「サプリ」のように途中で短くせず、supplementまで発音することが大切です。
薬、錠剤、カプセルなどを「飲む」とき、英語では通常 take を使います。I take a vitamin C supplement every morning. は「毎朝ビタミンCのサプリメントを飲んでいます」です。drink は水やジュースなどの液体を飲む動作に使います。
- vitamin:ビタミン
- multivitamin:マルチビタミン
- mineral:ミネラル
- tablet:錠剤
- capsule:カプセル
- softgel:ソフトカプセル
- powder:粉末
- dosage:服用量
- ingredients:原材料、成分
- directions:使用方法
- warning:注意事項
- expiration date:使用期限
- フレーズ
- How often should I take this supplement?
- 日本語訳
- このサプリメントは、どのくらいの頻度で飲めばよいですか。
- 使う場面
- 海外の薬局で、容器表示だけでは服用頻度がわからないときに使えます。
- 注意点・誤用例
- How often should I drink this supplement? は、錠剤やカプセルには不自然です。液体タイプについても、服用方法を尋ねる文脈では take が広く使えます。
- 発音・ニュアンス
- supplement は最初の音節を強くします。vitamin は、アメリカ英語では「ヴァイタミン」、イギリス英語では「ヴィタミン」に近い発音が使われます。
効果を断定せずに感想を伝える
健康食品について話す際、It’s very effective. と断定すると、状況によっては強い言い方になります。自分の感想として伝えるなら、It seems to work well for me. が穏やかです。「私には合っているようです」という範囲にとどめ、ほかの人にも同じ結果が出るとは主張しません。
もう一つの言い方は、I feel like it has helped me. です。feel like とすることで、自分がそう感じているという主観を示せます。治療中、妊娠中、授乳中、薬を服用中などの場合は、商品説明だけで判断せず、医師や薬剤師などへ相談することが大切です。
海外の薬局でサプリメントを探す会話
- I’m looking for…で探している商品を伝えられる
- 成分、形状、用法、相互作用を順番に確認すると会話しやすい
海外店舗で商品を探すときは、I’m looking for… から始めると簡単です。I’m looking for an iron supplement. なら「鉄分サプリメントを探しています」です。売り場だけ知りたいなら、Where can I find vitamin supplements? と尋ねます。
アメリカ英語では drugstore や pharmacy、イギリス英語では pharmacy や chemist’s が使われます。店舗の呼び方がわからなくても、Could I speak to a pharmacist? と言えば「薬剤師に相談できますか」と尋ねられます。健康や薬との関係が気になる場合に役立つ表現です。

- 会話
- 学習者: Excuse me. I’m looking for an iron supplement.
店員: Do you prefer tablets or capsules?
学習者: Capsules, if possible. How many should I take per day?
店員: The directions say one capsule daily with food.
学習者: Thank you. I’ll check the ingredients as well. - 日本語訳
- 学習者:すみません。鉄分サプリメントを探しています。
店員:錠剤とカプセルのどちらがよいですか。
学習者:できればカプセルがよいです。1日にいくつ飲みますか。
店員:表示には、食事と一緒に1日1カプセルとあります。
学習者:ありがとうございます。成分も確認します。 - 使う場面
- 商品の形状と1日の目安量を確認する、海外店舗での基本会話です。
- 注意点・誤用例
- 店員の説明だけでなく、directions、ingredients、warningsも自分で確認します。健康状態や服用中の薬との適合性は、必要に応じて薬剤師や医療従事者へ相談します。
- 発音・ニュアンス
- if possible は「可能なら」という控えめな希望です。Capsules, if possible. と短く添えるだけでも、要求を柔らかくできます。
比較するときの質問
- What’s the difference between these two?:この2つは何が違いますか。
- Which one would you recommend?:どれを勧めますか。
- Does this contain any allergens?:アレルゲンは含まれていますか。
- Is this suitable for vegetarians?:ベジタリアン向けですか。
- Do you have this in capsule form?:カプセルタイプもありますか。
- Should I take this with food?:食事と一緒に飲むべきですか。
店員に「最も効くもの」を求めるより、目的や成分を伝えて違いを尋ねるほうが会話を進めやすくなります。
I’m looking for a supplement that contains vitamin D. のように that contains を使えば、必要な成分を具体的に示せます。一般的な健康維持が目的なら、I’m looking for a supplement for general health. と言えます。
容器表示の読み方と安全確認の英語
- serving sizeと服用回数を分けて確認する
- 薬との併用や相互作用は専門家へ質問する
海外の製品では、1錠の成分量と1回分の量が同じとは限りません。まず確認したいのは serving size です。Serving size: two tablets. とあれば、表示上の1回分が2錠であることを示します。
- amount per serving:1回分に含まれる量
- servings per container:容器全体の回数分
- once daily:1日1回
- twice daily:1日2回
- with food:食事と一緒に
- after meals:食後に
- on an empty stomach:空腹時に
- as directed:指示どおりに
- do not exceed the recommended dose:推奨量を超えないこと
- keep out of reach of children:子どもの手の届かない場所に保管
- フレーズ
- Can I take this with my medication?
- 日本語訳
- 服用中の薬と一緒に飲めますか。
- 使う場面
- 薬を服用中にサプリメントの購入を検討し、薬剤師や医療従事者へ併用可否を尋ねる場面です。
- 注意点・誤用例
- 一般の店員が医学的な判断をできるとは限りません。Are there any known interactions? と質問し、必要なら Could I speak to a pharmacist? と専門家への相談を求めます。
- 発音・ニュアンス
- medication は「メディケイション」に近く、caの部分に強勢があります。interaction は後半の ac 付近を強くします。
サプリメントにも、薬やほかの成分との相互作用が生じる可能性があります。治療中、妊娠中、授乳中、薬を服用中の場合は自己判断だけで選ばず、医師や薬剤師などへ確認してください。海外から持ち帰る場合も、成分、数量、用途に関する規則を事前に公的機関の案内で確認する必要があります。
ここまでで、単語の意味と店頭会話はそろいました。次は、覚えた英語を「読める表現」から「口から出る表現」へ変える練習です。
発音と会話反応を身につける実践練習
- 単語ではなく意味のまとまりで音読する
- 自分の情報へ置き換えて録音すると、会話で使いやすくなる
英語表現は、単語帳の意味を覚えるだけでは会話中に出にくいものです。短い文のまとまりで声に出し、自分の生活に合わせて一部を変えると、実際の発話に近い練習になります。
練習1:三つの目的を言い分ける
- I’m trying to lose weight. を3回音読する。
- I’m trying to improve my diet. を3回音読する。
- I’m trying to get in shape. を3回音読する。
- 自分の目的に最も近い一文を選び、理由を一文加える。
理由は複雑でなくて構いません。I want to feel more energetic. なら「もっと元気に過ごしたいです」、I want to improve my eating habits. なら「食習慣を改善したいです」です。体重の数値を言いたくない場合でも、目的を十分に説明できます。
練習2:一語だけ置き換える
- 基本フレーズ
- I’m cutting back on sugary drinks.
- 日本語訳
- 甘い飲み物を減らしています。
- 置き換え例
- I’m cutting back on snacks.
I’m cutting back on processed food.
I’m cutting back on late-night meals. - 使う場面
- 自分が減らしているものを具体的に説明する練習です。実際の生活に合う語へ置き換えます。
- 注意点・誤用例
- 食べ物の名称だけでなく、late-night meals のような食事の時間帯も置けます。自分に当てはまらない内容を暗記するより、事実に合う一文を作ります。
- 発音・ニュアンス
- cutting の t はアメリカ英語の会話では弱く聞こえる場合があります。音を無理にまねるより、cutting back on を一定のリズムで一息に言うことを優先します。
練習3:質問と返答を一組にする
質問だけ、返答だけを別々に覚えると、会話の流れが切れやすくなります。What kind of diet are you on? に対して、I’m not on a particular diet. I’m just watching what I eat. と答えるところまで一組にします。特定の食事法を実践していない場合にも使える返答です。
運動なら、Do you exercise regularly? に I go for a walk after dinner. と答えます。頻度を加えるなら、I work out twice a week. や I do yoga every morning. のようにします。返答を一文増やせるようになったら、How about you? と質問を返す練習も有効です。

録音で確認する項目
- dietを日本語の「ダイエット」と同じ拍で読んでいないか
- loseとlooseの語末を区別できているか
- lose weightやcut back onを細かく切りすぎていないか
- 質問文が強い詰問調になっていないか
- 文末まで声量を保てているか
録音を聞くときは、発音の細部を一度に直そうとしないことが大切です。最初は意味のまとまり、次に強く読む語、最後に個々の音という順で確認します。一回の練習で直す項目を一つに絞ると、変化を把握しやすくなります。
7日間で会話に定着させる復習プラン
- 毎日扱うテーマを一つに絞り、短い発話を積み重ねる
- 最終日は質問、返答、聞き返しを含む会話として通す
表現を一度に全部覚えようとすると、意味の似た語が混ざりやすくなります。そこで、1日1テーマに分け、短い復習を繰り返します。目標は暗唱量を増やすことではなく、場面に合う一文を自分で選べるようにすることです。
1日目:dietの意味を区別する
a balanced diet、be on a diet、improve my diet の三つを音読します。それぞれ「食生活」「食事制限中」「食生活を改善する」と日本語で説明してから、英文を見ずに言います。最後に My diet consists mainly of… へ自分がよく食べるものを入れます。
2日目:体重の変化を時制で話す
lose weight、gain weight、regain weight を使い分けます。過去の一回の出来事には I gained some weight over the holidays.、現在までの変化には I’ve gained some weight recently. を使います。自分の体重を話したくなければ、架空の数値を作らず、文型練習として some weight を使えます。
3日目:体づくりの目的を話す
lose weight、get in shape、tone up の違いを声に出します。
I want to get in shape because… の後に、I want to feel more energetic. など自分に合う理由を加えます。体重を減らすことが目的でないなら、そのまま Not exactly. I’m mainly trying to improve my fitness. と言う練習もします。
4日目:食事習慣を説明する
watch what I eat、cut back on、stick toを使います。I’m watching what I eat. に具体例を一つ加え、I’m cutting back on sugary drinks. の目的語を自分に合う語へ変えます。特定の食事法がないなら、I’m not following any particular diet. も覚えておくと便利です。
5日目:運動へ誘って返答する
Why don’t you join me?、I’d love to.、I’d love to, but… を一組で練習します。誘いを受ける文と断る文を両方用意すると、実際の会話に対応しやすくなります。go jogging、go for a walk、do yoga から、自分が話しやすい活動を一つ選びます。
6日目:店舗で質問する
I’m looking for…、What’s the difference between these two?、Should I take this with food? を順番に言います。商品を探す、比較する、用法を確認するという会話の流れです。最後に Could I speak to a pharmacist? を加え、安全確認が必要な場面にも備えます。
7日目:一人二役で通す
学習者と店員、または二人の学習者を一人で演じます。台本を一度読み、二回目は要点だけを見て話し、三回目は商品や運動名を変えます。途中で止まっても最初からやり直さず、Let me think. や Could you say that again? を使って会話を続けます。
7日間を終えたら、言えなかった表現だけを選び直します。すでに言える文を何度も眺めるより、迷った場面を一つずつ再練習するほうが実用的です。特に diet と lose weight の区別、lose と loose のつづり、take a supplement の動詞を優先して確認しましょう。
ダイエット英語の重要表現を場面別に確認
- 日本語一語に対して英語一語を当てはめず、目的と場面で選ぶ
- 体型の話では正確さと同時に相手への配慮を優先する
「ダイエット」を英語にするときの出発点は、何を伝えたいのかを決めることです。普段の食生活は diet、食事制限中は be on a diet、体重を減らすなら lose weight、体力や体型を整えるなら get in shape を選びます。目的から英語を選ぶことが、自然な言い分けにつながります。
- 食生活を改善する:improve my diet
- 食事制限中である:be on a diet
- 体重を減らす:lose weight
- 体重が増える:gain weight
- 体重が戻る:regain weight
- 体型や体力を整える:get in shape
- 体を引き締める:tone up
- 食べるものに気をつける:watch what I eat
- 特定の食品を減らす:cut back on
- 運動する:exercise
- トレーニングする:work out
- サプリメントを飲む:take a supplement
- 詳しく教えて:Fill me in.
- 一緒にやりませんか:Why don’t you join me?
また、体型は本人の許可なく評価しないことが大切です。fat や skinny を相手へ直接使うのではなく、How do you feel about it? や What kind of changes are you thinking about? のように、気持ちや目的を尋ねます。英語が正しいだけでなく、相手が答える範囲を選べる質問にすることが、感じのよい会話につながります。
今日から実践するなら、まず I’m trying to improve my diet.、I’m trying to lose weight.、I’m trying to get in shape. の三文を声に出してください。そのうえで、自分に最も近い一文を選び、理由を一つ加えます。短くても自分の事実に合った英語は、暗記した長い例文より会話で使いやすくなります。
ダイエット英語に関するQ&A
- 迷いやすい語法と失礼になりやすい表現を再確認する
- 答えを音読し、自分の言葉へ置き換えて復習する
最後に、学習中に迷いやすい点を質問形式で確認します。質問を見て先に答えるようにすると、思い出す練習にもなります。

