「探している本が近所の書店に置いていない」「このメーカーの型番は海外のサイトにしか在庫がない」。そんな場面で立ちはだかるのは、値段でも送料でもなく、画面に並ぶ英語だったりします。

実際に海外の通販サイトを開くと、Add to cartCheckoutBilling addressOut of stock といった単語がいきなり目に入ります。ひとつずつ辞書で調べるうちに時間が過ぎ、結局カートを閉じてしまった経験がある人もいるはずです。

ただ、ここには救いがあります。通販サイトで使われる語彙は、店が変わってもほぼ共通しているのです。会話で使う言い回し、画面に表示される定型語、問い合わせメールの型という三点セットを押さえてしまえば、注文からトラブル対応まで自分の手で進められます。体系的に身につけたい場合は英語教室のようにやりとりを実際に声に出して練習できる場を併用するのも近道です。

この記事では、ネットショッピングを話題にした会話から出発し、場面別の画面用語、購入前の確認、購入後のトラブル対応、メールの組み立て、安全対策、個人情報の伝え方、そして復習の進め方まで順に広げていきます。まずは、肩の力を抜いて会話から入りましょう。

目次 [ close ]

会話で全体像をつかむ「ネットショッピング」

この章の要点
  • 短い会話でも「勧める・理由を述べる・不安を口にする」という基本動作が全部入っている
  • Why don't you ~? は責める表現ではなく、やわらかい提案
  • the book I want のような関係代名詞の省略形が、通販の英語では頻出する
  • 会話をまるごと音読すると、語彙と文型が同時に定着しやすい

最初に取り組むべきは単語表ではなく、短い会話です。理由は単純で、文の流れの中で覚えた語は、使う場面と一緒に思い出せるからです。

次のやりとりは、本が見つからないという相談から、ネット通販の安全性の話へ自然に移っていく流れになっています。役柄は「学習者」と「英語話者の友人」です。

ダイアログ(英語)

場面設定
A learner and an English-speaking friend are talking about online shopping.
やりとり
Friend: I can’t find the book I want at the bookstore.
Learner: Why don’t you order it online?
Friend: Is that easy to do?
Learner: Yes. There are Internet bookstores. You can buy almost any book from them.
Friend: Oh, I see.
Learner: I usually buy books from them. I like online shopping. We can find everything we need through the Internet.
Friend: But, isn’t it dangerous to buy goods through the Internet?
Learner: That is the big problem. So, we need to improve security and protect personal data. And we should choose the reliable shops carefully.
Friend: That is the same as the real shops.
Learner: That’s right.

ダイアログ(日本語訳)

日本語訳
友人: 本屋さんで欲しい本が見つからないの。
学習者: ネットで注文したらどう?
友人: それって簡単なの?
学習者: うん。インターネットの書店があるよ。そこでほとんどどんな本でも買えるよ。
友人: なるほど。
学習者: 僕は大抵そこで本を買うんだ。ネットでの買い物は好きだよ。インターネットで必要なものは何でも見つけられる。
友人: でも、インターネットで商品を買うのは危険じゃないの?
学習者: それが大きな問題なんだ。だから安全性を高めて個人情報を守る必要がある。それに、信頼できる店を慎重に選ぶべきだね。
友人: それは実際の店舗と同じね。
学習者: その通り。

語句のワンポイント

表現 意味
the book I want 私が欲しい本(I want が the book を後ろから修飾)
Why don’t you ~ ~したらどう?(やわらかい提案)
order A from B AをBから取り寄せる
any ~ どんな~でも(通例、単数名詞の前)
everything we need 私たちが必要なもの全て
through ~ ~を通して
improve 向上させる
security 安全性
protect personal data 個人情報を守る
reliable 信頼できる
carefully 慎重に、注意深く
the same as ~ ~と同じ

会話に隠れた文法ポイント

the book I wanteverything we need は、どちらも関係代名詞(that / which)が省略された形です。「名詞+主語+動詞」が並んだら後ろが前を説明していると考えると、読み違えがぐっと減ります。

この形が使えるだけで、the shoes I ordered last week(先週注文した靴)、the size I wanted(私が欲しかったサイズ)、the item I received(届いた商品)と、通販で必要になる表現を自分で組み立てられます。トラブル対応メールで最も出番が多い形でもあります。

Why don't you ~? は直訳すると「なぜ~しないの?」ですが、実際には責める響きはなく、軽い提案です。Why don't we ~? にすると「一緒に~しない?」という誘いになります。同じ内容なら How about ordering it online?You could just order it online. も自然です。

isn't it dangerous to buy goods through the Internet?it は形式主語で、本当の主語は to buy goods through the Internet です。否定疑問文なので「危険じゃないの?」という確認と軽い不安が混ざった響きになります。答えるときは Yes, it can be.(危険なこともある)、No, not really.(そうでもないよ)と内容に合わせます。

any book の any は「どんな本でも」という許容のニュアンス。肯定文で any を使うと「自由に選べる」という感じが出ます。some book にすると「何かある本」と意味が変わるので、ここは区別しておきたいところです。

木のテーブルに広げたノートに手書きの単語欄が並び、横のノートパソコンに商品ページの枠組みが表示されている学習机を真上から撮った様子
画面に出てくる語を書き出しておくと、次にサイトを開いたときに迷いません

会話の型がつかめたところで、そもそも「ネットで買う」を英語でどう言うのかを整理しておきましょう。ここには日本語話者がつまずきやすい落とし穴があります。

「ネットで買う」を英語でどう言うか

この章の要点
  • 会話で最も自然なのは online を使った形(shop online / buy it online)
  • 名詞なら online shopping、制度や産業の話題では e-commerce
  • net shopping は日本語独特の言い方で、英語では伝わりにくい
  • browse / add to cart / check out / place an order など動詞もまとめて覚える

先に答えを示すと、会話で使うなら online を副詞として添える形がいちばん自然です。「ネットで買った」は I bought it online、これだけで十分に伝わります。

理由は、英語では「どこで買ったか」を場所の副詞で処理する習慣が強いためです。日本語の「ネットショッピングをする」を名詞のまま置き換えようとすると、不自然な語順になりがちです。

  • I shop online.(ネットで買い物をします)
  • I bought these shoes online.(この靴はネットで買いました)
  • I do most of my shopping online.(買い物はほとんどネットです)
  • I ordered it online last night.(昨夜ネットで注文しました)
  • I found it on a Japanese site, but it was cheaper overseas.(日本のサイトで見つけたけれど、海外の方が安かった)

名詞として「オンラインショッピング」と言いたいときは online shopping。書き言葉や産業の話題では e-commerce(電子商取引)も使われます。カタログやテレビを含む従来型の通信販売は mail orderhome shopping、企業が運営する販売サイト全体は online store / online shop / web store と呼びます。

注意点

「ネットショッピング」をそのまま net shopping と言うのは和製英語です。net は「網」や「純益」の意味に取られ、買い物の話だと察してもらえないことがあります。会話では online shopping、動詞は shop online を使ってください。同様に「ネットサーフィン」も現在の英語ではほとんど使われず、browse the web が普通です。

あわせて、操作に直結する動詞も一度に押さえてしまうと効率がよくなります。browse(商品を見て回る)、add ~ to the cart(カートに入れる)、check out(会計に進む)、place an order(注文する)、track(配送状況を追う)、return(返品する)、get a refund(返金を受ける)。

これらはボタン表記とほぼそのまま重なります。つまり、覚えた語がそのまま画面操作になるわけです。では、その画面にはどんな語が並ぶのか、場面別に見ていきましょう。

海外通販サイトの画面用語を場面別に押さえる

この章の要点
  • サイトのデザインは違っても、使われる語彙は登録・注文・配送・支払いの4場面でほぼ共通
  • mandatory / required と書かれた欄は空欄では進めない
  • Billing address(請求先)と Shipping address(届け先)の区別が決済の成否を分ける
  • 配送ステータスの語を知っておくと、待つべきか問い合わせるべきか判断できる

画面用語は、暗記の対象というより「読めれば十分」な知識です。一覧をざっと眺め、実際のサイトで出会ったときに照合できる状態を目指しましょう。

会員登録(registration)

英語 意味
create an account アカウント作成
sign up / sign in 新規登録/ログイン
personal details / profile 個人情報
surname / last name
first name / given name
postal code / zip code 郵便番号
state / province 州・県
gender 性別
birthday / date of birth 生年月日
mandatory / required 入力必須
optional 任意(空欄でも可)
membership agreement 会員規約
privacy policy 個人情報の取り扱い方針
terms of use 利用規約

mandatoryrequired field と書かれた欄は、空欄のままでは先に進めません。逆に optional は任意なので、無理に埋める必要はありません。

privacy policyterms of use はつい読み飛ばしがちですが、返品の条件や個人情報の扱いが書かれている場所です。初めて使う店では、せめて返品期限の項目だけでも目を通しておくと後の判断が楽になります。

商品ページと注文(order)

英語 意味
item / product 商品
description 商品説明
in stock / available 在庫あり
out of stock / sold out 在庫切れ・売り切れ
notify me when available 入荷時に通知する
quantity(QTY) 数量
regular price / original price 定価・元の価格
sale price / unit price セール価格/単価
pre-order 予約注文
add / remove / edit 追加/削除/変更
basket / cart 買い物かご
wishlist / save for later お気に入り、後で買う
promo code / promotion code 割引コード、クーポンコード
check out レジに進む
customer reviews 購入者レビュー
verified purchase 購入確認済みのレビュー

商品を探すときは Search に商品名を入れるほか、Browse by category(カテゴリーから探す)や Filter(絞り込み)を使うとサイズや価格帯で候補を狭められます。Sort by price(価格順に並べる)も覚えておくと便利です。

レビューを読むときは Verified purchase の表示があるものを優先すると、実際に購入した人の声を拾えます。星の数だけを見るより情報量が多くなります。

レビュー特有の言い回しにも慣れておきましょう。runs small(作りが小さめ)、runs large(大きめ)、true to size(表記通り)、as described(説明どおり)、not as described(説明と違う)、flimsy(安っぽい、頼りない)、great value for the price(価格に対して満足)。このあたりが読めると、サイズ選びの失敗が減ります。

配送(shipping / delivery)

英語 意味
shipping method 配送方法
standard shipping / express shipping 通常配送/速達
international shipping 国際配送
shipping address 配送先住所
shipping cost / delivery fee 送料
free shipping / free delivery 送料無料
handling charge / service charge 手数料
insurance 保険
delivery time 配達にかかる日数
estimated delivery date 配達予定日
business day / working day 営業日
delay 遅延
tracking number 追跡番号
customs fees / import duties 関税・輸入税
duties and taxes included 関税・税金込み

海外から取り寄せるときは、送料と関税が総額を大きく左右します。Duties and taxes included と明記されていれば受け取り時の追加請求はありませんが、記載がなければ配達時に別途支払いが必要になることがあります。

購入前に We ship worldwide.(世界中に発送します)や We do not ship to your country.(お客様の国へは発送していません)の記載を探すのも重要です。Shipping restrictions(配送制限)という見出しの下にまとめられている場合もあります。

支払い(payment)

英語 意味
payment method 支払い方法
credit card / debit card クレジットカード/デビットカード
card holder カード名義人
card number / expiration date カード番号/有効期限
security code セキュリティコード
billing address 請求先住所(カード登録住所)
same as billing address 請求先住所と同じ
subtotal / total 小計/合計
sales tax / tax 消費税・税
order summary 注文内容の確認
place order / complete purchase 注文を確定する
order confirmation 注文確認
注意点

Billing address はカード会社に登録した住所、Shipping address は商品の届け先です。この二つを取り違えると、決済が承認されない、商品が意図しない住所へ送られるといった事故につながります。同じ住所なら Same as billing address にチェックを入れ、確定前に Order summary で必ず読み返してください。

配送ステータスの読み方

英語 状況
order processed 注文処理済み
shipped / being shipped 発送済み・配送中
in transit 輸送中
out for delivery 配達に出ている
delivered 配達完了
held at customs 通関手続き中
return to sender 差出人へ返送

In transit のまま数日動かないことは、国際配送では珍しくありません。船便や中継地の混雑で更新が止まるだけのこともあるため、すぐに慌てる必要はありません。

一方で held at customs が続く場合は、書類の提出や関税の支払いが必要なケースがあります。追跡画面の備考欄まで読むと原因の手がかりが見つかることが多いです。

用語が読めるようになると、次は「書かれていないことを聞く」段階です。ここからは実際に送れる例文を、使う場面ごとに見ていきます。

購入前に確認したいときの問い合わせフレーズ

この章の要点
  • 商品ページに書かれていない情報は、短く丁寧に尋ねれば十分に伝わる
  • 商品番号(item number)を添えると、回答までの時間が短くなる
  • 日本への発送可否、送料、関税の三点は注文前に確認しておくと安心
  • Could you tell me ~? / Is it possible to ~? の二つの型で大半をカバーできる

結論から言えば、購入前の質問は遠慮しないほうが得です。相手は同じ質問を毎日受けている担当者であり、丁寧でシンプルな英語であれば十分に通じます

理由は、問い合わせフォームやメールで求められているのが英語力ではなく情報の特定だからです。何の商品か、何を知りたいか。この二点が明確なら、文法が完璧でなくても回答は返ってきます。

在庫や仕様を確認する

フレーズ
I would like to inquire about item number XX. Do you have blue in stock for the item?
日本語訳
商品番号XXについておたずねします。その商品のブルーの在庫はありますか?
使う場面
色やサイズの選択肢が画面に出ておらず、在庫があるか判断できないとき。メールの一文目としてそのまま使えます。
注意点・誤用例
inquire about が正しい形で、inquire で目的語を直接続ける言い方は不自然です。また「Do you have blue?」だけでは何の商品かが伝わらないため、item number を必ず添えます。
発音・ニュアンス
inquire は「インクワイア」で、後ろの quire を強く読みます。I would like to ~ は I want to ~ より一段丁寧で、初めての相手に向く言い方です。
フレーズ
I am writing with reference to item number XX. Could you tell me the material and the exact measurements?
日本語訳
商品番号XXについてご連絡しています。素材と正確な寸法を教えていただけますか?
使う場面
衣類や家具で、サイズ表だけでは判断できないとき。肩幅や丈をセンチで知りたい場合は in centimeters を付け足します。
注意点・誤用例
size は表記上のサイズ(S / M / L)を指すため、実寸を聞きたいときは measurements を使います。size を尋ねると「S・M・Lのどれか」という答えが返ってくることがあります。
発音・ニュアンス
measurements は「メジャメンツ」で、最初の me を強く読みます。with reference to は書き言葉寄りで、事務的で落ち着いた印象を与えます。
フレーズ
Your site says that the item is out of stock. Do you know when it will come back in?
日本語訳
サイトでは在庫切れと表示されていますが、いつ頃入荷しますか?
使う場面
欲しい色やサイズが品切れで、待つべきか他店を探すべきか決めたいとき。
注意点・誤用例
come back in stock の in を落とすと意味がぼやけます。When will you restock this item? と言い換えることもできます。「入荷を早めてほしい」と受け取られる表現は避け、予定を尋ねる形にとどめるのが無難です。
発音・ニュアンス
out of stock は「アウトブ ストック」と of が弱く続きます。Do you know when ~? と前置きすると、断定を求めない柔らかい質問になります。

日本への発送を確認する

フレーズ
Is it possible to ship this item to Japan? If it can be arranged, please let me know the shipping cost.
日本語訳
この商品を日本へ発送できますか?可能であれば送料を教えてください。
使う場面
配送先の国の選択肢に Japan がない、または国際配送の記載が見つからないとき。
注意点・誤用例
ship は「船で送る」だけの意味ではなく、輸送手段を問わず「発送する」を表します。send to Japan でも通じますが、通販の文脈では ship の方が自然です。
発音・ニュアンス
Is it possible to ~? は Can you ~? より控えめで、断られても気まずくならない聞き方です。possible の po を強く読みます。

同じ場面で使える短い言い方も控えておきましょう。Is this item available for delivery to Japan?(この商品は日本へ配送できますか)、Do you accept international orders placed with a Japanese credit card?(日本発行のカードで海外注文はできますか)、Could you ship it as a small packet to reduce the cost?(費用を抑えるため小型包装で送れますか)。

支払いや割引について尋ねる

フレーズ
Could you tell me which payment methods you accept? Also, are customs duties included in the total price?
日本語訳
どの支払い方法が利用できますか?また、合計金額に関税は含まれていますか?
使う場面
高額な買い物の前や、受け取り時の追加請求を避けたいとき。二つの質問を一通に最後に往復の回数が減ります。
注意点・誤用例
どの支払い方法かを聞くのに what ではなく which を使うと、選択肢の中から選ぶ含みが出ます。関税の実際の金額は国と品目で変わるため、店に金額を確定させる形の質問は避け、含まれているかどうかを尋ねます。
発音・ニュアンス
customs は語尾の s を落とさず「カスタムズ」と読みます。duties は「デューティーズ」。Could you tell me ~? は依頼の万能形で、口頭でもメールでも使えます。

割引コードについては Does the promo code apply to sale items as well?(割引コードはセール品にも使えますか)が定番です。apply to ~ で「~に適用される」を表します。

ここまでは注文前の話でした。しかし本当に英語が必要になるのは、注文後に何かが起きたときです。次の章が、この記事でいちばん実用性の高い部分になります。

キッチンカウンターで無地の段ボール箱を開け、薄紙に包まれた衣類を取り出す両手と、横に置かれた追跡画面のスマートフォン
開梱の瞬間に「サイズが違う」と気づいたら、落ち着いて事実を書き出すところから始めます

購入後のトラブル対応フレーズ

この章の要点
  • 基本形は「注文番号 → 起きた事実 → 希望する対応」の三段構え
  • 感情を書き足すより、事実を具体的に書いた方が解決が早い
  • 返品理由の選択肢(Wrong size / Defective item など)も定型表現
  • Return policy の期限内に申請することが最優先

注文後に問題が起きたときは、待っていても解決しないことがあります。連絡すると決めたら、注文番号・事実・希望する対応の順に並べるだけで、伝わるメールになります。

この順番が有効な理由は、担当者が最初に必要とする情報が注文の特定だからです。怒りや不満を先に書くと本題が埋もれてしまい、確認のやりとりが増えて時間がかかります。

確認メールが届かない

フレーズ
I purchased a bag from your site on June 1 but have not received a confirmation email. I just wanted to confirm that you received my order.
日本語訳
6月1日にサイトでバッグを購入しましたが、確認メールが届きません。注文が受理されているか確認させてください。
使う場面
決済は済んだ表示が出たのに、注文確認メールが来ないとき。迷惑メールフォルダを確認したうえで連絡します。
注意点・誤用例
日付は英語圏では表記順が異なる場合があるため、June 1 のように月を語で書くと誤解が起きません。1/6 と書くと1月6日と読まれる国があります。
発音・ニュアンス
I just wanted to confirm ~ の just が、責める調子を和らげます。purchased は「パーチャスト」で、語尾の d は t の音になります。

注文を間違えた・キャンセルしたい

フレーズ
I would like to cancel the order with the number XX, since I have purchased two of the same item.
日本語訳
同じ商品を二重に購入してしまったため、注文番号XXをキャンセルしたいです。
使う場面
二重注文や商品違いに気づいたとき。発送前であれば対応してもらえる可能性が高いため、気づいた時点ですぐ送ります。
注意点・誤用例
since は「〜なので」という理由を表します。ここで because を使っても問題ありませんが、理由が軽い場合は since の方が柔らかく響きます。注文番号を書き忘れると処理が進まないため、件名にも入れておくと確実です。
発音・ニュアンス
cancel は「キャンスル」に近く、二つ目の母音はほとんど聞こえません。I would like to ~ は要望を伝える際の標準的な丁寧さです。

別の商品を買ってしまった場合は I have purchased the wrong product on your site. I would like to cancel my order with the number XX. が使えます。すでに発送されていたら、キャンセルではなく返品の手続きに切り替わります。

商品が届かない

フレーズ
I am writing an email regarding order number XX. Since I have not received my ordered items, can you please check the shipping status?
日本語訳
注文番号XXについてご連絡しています。注文した商品が届いていないため、発送状況を確認していただけますか?
使う場面
配達予定日を過ぎても届かないとき。追跡番号が発行されていない場合は、あわせて Could you let me know the tracking number for order number XX? と尋ねます。
注意点・誤用例
regarding は about の書き言葉版で、後ろに前置詞は不要です。regarding about とは言いません。また「届いていない」は現在完了で have not received と書くのが自然で、did not receive にすると過去の一時点の話になります。
発音・ニュアンス
can you please ~ は依頼としては標準的で、could you please ~ にするとやや丁寧になります。status は「ステイタス」と「スタタス」の両方の発音があります。

違う商品・サイズが届いた

フレーズ
I regret to inform you that the product I received was different from the one I ordered. Please replace it with the correct product.
日本語訳
残念ながら、届いた商品が注文したものと違っていました。正しい商品と交換してください。
使う場面
誤配送や在庫違いのとき。サイズ違いなら The product I received was not the size I ordered. Please replace it with size S. のように希望サイズまで書きます。
注意点・誤用例
replace A with B の with を to にする誤りが多いので注意します。exchange を使うなら exchange it for size S という形になり、前置詞が for に変わります。写真を添付すると確認が早まります。
発音・ニュアンス
I regret to inform you that ~ は悪い知らせを伝える定型句で、怒りではなく事実の通知という響きになります。regret は「リグレット」で後半を強く読みます。

返品・返金を求める

フレーズ
The item I received was damaged. I would like to get a refund, so please advise me what to do next.
日本語訳
届いた商品が破損していました。返金を希望しますので、次に何をすべきか教えてください。
使う場面
破損や汚れがあったとき。汚れの場合は As the T-shirt I received was stained, I would like to get a refund. と書けます。返送ラベルが必要なら Could you send me a prepaid return label? を続けます。
注意点・誤用例
refund は名詞でも動詞でも使えますが、Please refund me the money back. のように重複させるのは不自然です。I would like a refund. か Could you refund my payment? のどちらかにします。
発音・ニュアンス
refund は名詞のとき前を強く「リーファンド」、動詞のとき後ろを強く「リファンド」と読みます。advise は動詞で「アドヴァイズ」、名詞の advice「アドヴァイス」とは音も綴りも違います。

返品手続きの画面で選ぶ理由も定型化されています。Wrong size(サイズ違い)、Defective item(不良品)、Not as described(説明と異なる)、Changed my mind(気が変わった)、Arrived too late(到着が遅すぎた)、Missing parts(部品が足りない)。

注意点

返品には期限があります。Return policy30-day return policy の記載を先に読み、期限内に申請してください。また、強い言葉で相手を非難する文(You sent me the wrong item on purpose. など)は事態を悪化させるだけで、解決を遅らせます。事実と希望する対応を書くにとどめるのが最短の道です。

例文が揃ったら、あとはそれを一通のメールに組み立てるだけです。骨組みを覚えてしまえば、内容を差し替えるだけで何にでも対応できます。

問い合わせメールの組み立て方

この章の要点
  • 順番は「宛名 → あいさつ → 要旨 → 詳細 → 結び → 署名」
  • 英文では冒頭で用件を示すのが読み手への配慮になる
  • 短縮形(don’t / I’m)を避けると落ち着いた印象になる
  • 送信前に注文番号と綴りを見直す習慣をつける

英文メールは型で書けます。宛名・あいさつ・要旨・詳細・結び・署名の六つの箱を順に埋めるだけです。

この型が機能する理由は、読み手が最初の二行で「誰から、何の件か」を判断しているからです。用件が後ろに回ると、優先度の低いメールと見なされて対応が遅れることがあります。

宛名とあいさつ

担当者名がわかれば Dear Mr. Smith, / Dear Ms. Smith,。わからなければ To Whom It May Concern, または Dear Sir or Madam,、カスタマーサポート宛なら Dear Customer Service Team, も使えます。

続けて Hello. My name is Hanako Yamada. I hope you are doing well. のような一文を添えると、機械的な印象がやわらぎます。ただし長いあいさつは不要で、一行で十分です。

要旨(冒頭で用件を示す)

使い回せる出だしを覚えておきましょう。I am writing with reference to …(~に関してご連絡しています)、I am writing to inform you that …(~をお知らせします)、I would like to inquire about …(~についてうかがいます)。

知らせの性質に応じた定型句もあります。悪い知らせなら I am sorry to inform you that … / I regret to inform you that …、良い知らせなら I am pleased to inform you that …

詳細と結び

本文ではスラングや don't I'm のような短縮形を避け、do not I am と書くと落ち着いた印象になります。堅い文書ほど改まる必要はありませんが、砕けすぎた表現は誤解の元です。

結びは Thank you for your consideration.(ご検討よろしくお願いします)、I look forward to hearing from you.(お返事お待ちしています)、I would appreciate it if you could get back to me at your earliest convenience.(早めのご返信をいただけますと幸いです)。

最後に Best regards,Sincerely, を置き、名前を書きます。送信前に注文番号、商品名の綴り、希望する対応が書かれているかを確認すれば完成です。

組み立て例(未着の問い合わせ)

件名
Inquiry about order number 12345 (not yet delivered)
本文
Dear Customer Service Team,

My name is Hanako Yamada. I am writing with reference to order number 12345, placed on June 1.

The estimated delivery date was June 15, but I have not received the package yet. The tracking page still shows “in transit.”

Could you please check the shipping status and let me know when I can expect the delivery? If the package has been lost, I would like to discuss a replacement or a refund.

Thank you for your help. I look forward to hearing from you.

Best regards,
Hanako Yamada

日本語訳
カスタマーサービス担当者様。山田花子と申します。6月1日に注文した注文番号12345についてご連絡しています。配達予定日は6月15日でしたが、まだ荷物が届いていません。追跡ページは今も「輸送中」と表示されています。発送状況をご確認のうえ、いつ届く見込みかお知らせいただけますか。荷物が紛失している場合は、再送または返金についてご相談したいです。ご対応ありがとうございます。お返事お待ちしています。
注意点
件名に注文番号を入れると振り分けが早くなります。希望が二択(再送か返金)のときは、その旨を先に書いておくと担当者が判断しやすくなります。

書き方が固まれば、残る不安は「そもそもこの店を信用していいのか」という点でしょう。冒頭の会話に出てきた言葉が、そのまま判断の材料になります。

安全に買い物するための英語と確認ポイント

この章の要点
  • improve security / protect personal data / choose reliable shops は実務のチェックリストになる
  • secure payment、SSL encrypted、two-factor authentication は安心材料の表現
  • phishing email や suspicious link は配送業者や決済会社を装うことが多い
  • 自分の習慣を英語で言えるようにすると会話の話題にもなる

冒頭の会話に出てきた improve security and protect personal data、そして choose the reliable shops carefully は、そのまま行動指針として使えます。信頼できる相手を選ぶという行為は、オンラインでも店頭でも変わりません

会話の中で「それは実店舗と同じね」という返しが出てきたのは本質的です。新しい技術の話に見えて、実際には昔から変わらない判断をしているだけだからです。

サイトを見るときに手がかりになる表現を挙げます。secure payment(安全な決済)、SSL encrypted(通信が暗号化されている)、two-factor authentication(二段階認証)、We never share your information with third parties.(第三者に情報を渡しません)、verified seller(確認済みの出品者)。

注意点

phishing email(偽装メール)や suspicious link(不審なリンク)は、配送業者や決済サービスを装って個人情報を入力させる手口が典型です。Your package could not be delivered. Click here to update your address. のような文面が届いたら、リンクを開かず、自分がブックマークした公式サイトから注文履歴を確認してください。追跡番号は必ず自分の注文履歴側から照合するのが安全です。

自分の姿勢を英語で説明するなら、次の言い方が使えます。会話の練習にもなるので、声に出してみてください。

  • I always check the reviews before I buy anything.(買う前に必ずレビューを確認します)
  • I only use sites I know I can trust.(信頼できると分かっているサイトだけを使います)
  • I prefer to pay with PayPal so I don’t have to enter my card details.(カード情報を直接入力せずに済む決済方法を選びます)
  • I avoid shopping online on public Wi-Fi.(公共のWi-Fiではネットで買い物をしないようにしています)
  • I keep all my order confirmation emails just in case.(念のため注文確認メールは全部保存しています)
  • Be careful not to give out your personal information.(個人情報を渡さないよう注意してください)

支払い代行サービスを使う、届け先を選ぶ、注文確認メールを保存しておく。こうした行動はすべて protect personal data という一言の具体的な中身です。

個人情報という話題が出たところで、登録フォームや初対面の会話で自分の情報をどう伝えるかも見ておきましょう。ここは通販に限らず使える範囲です。

個人情報を英語で伝える場面

この章の要点
  • 出身・生まれ・学歴は決まった型で答えられる
  • I was born in ~ / I graduated from ~ / My major was ~ の三つが軸
  • 過去の学びと現在の関心をつなげると会話が続く
  • 答えたくない質問はやわらかく断ってよい

登録フォームでも初対面の会話でも、出身地や学歴を尋ねられる場面は必ず来ます。答え方を型で持っておけば、その場で考え込まずに済みます。

ダイアログ(英語と日本語訳)

場面設定
A learner and a local resident are talking about their personal information.(学習者と現地の住人が、お互いの個人情報について話しています。)
やりとり
Resident: Where are you from?
Learner: I’m from Japan originally.
Resident: That’s great! I love visiting Japan! Where were you born?
Learner: I was born in Tokyo.
Resident: When did you come to New York?
Learner: I came here to study 10 years ago.
Resident: What did you study then?
Learner: I took a specialized computer course. How about you?
Resident: I was born and raised in New York. I graduated from a university here 8 years ago. My major was world history. And now I’m very interested in Japanese history. So I love visiting historic places in Japan.
日本語訳
住人: 出身はどこですか?
学習者: もともとは日本です。
住人: それはすごい!日本に行くのが大好きなんです。生まれたのはどこ?
学習者: 東京生まれです。
住人: いつニューヨークに来たんですか?
学習者: 勉強するために10年前に来ました。
住人: そのとき何を勉強したんですか?
学習者: コンピュータの専門コースです。あなたは?
住人: 私は生まれも育ちもニューヨークです。8年前にこちらの大学を卒業しました。専攻は世界史でした。そして今は日本の歴史にとても興味があります。だから日本の史跡を訪ねるのが大好きなんです。

語句のワンポイント

表現 意味
personal information 個人情報
originally もともとは、生まれは
love ~ing ~するのが大好きだ
be born 生まれる
be born and raised in ~ 生まれも育ちも~です
graduate from ~ ~を卒業する
major 専攻科目
historic places 史跡

学歴・専攻を言い換える

基本の言い回しを覚えれば、あとは単語を差し替えるだけで自分の答えになります。I graduated from ○○ University. My major was ○○. I majored in ○○. の三つを軸にしてください。

専攻名の候補を挙げます。economics(経済学)、law(法学)、literature(文学)、engineering(工学)、mechanical engineering(機械工学)、computer science(情報科学)、architecture(建築学)、education(教育学)、psychology(心理学)、sociology(社会学)、pharmacy(薬学)、nursing(看護学)、agriculture(農学)、international relations(国際関係学)、business administration(経営学)。

学校の種類も合わせて使えると説明が正確になります。vocational school(専門学校)、junior college(短期大学)、graduate school(大学院)、I have a master's degree in ○○.(○○の修士号を持っています)。在学中なら I'm a junior majoring in economics.(経済学専攻の3年生です)と言えます。

自己紹介の場では、専攻だけでなくそこから今につながる関心を一言添えると印象が変わります。会話例で My major was world history. And now I'm very interested in Japanese history. と続いたのが良い形で、過去の学びと現在の興味が結びつくと話題が次に進みます。

どこまで答えるかは自分で決めていい

Where are you from?When did you come here? は雑談の定番です。一方で収入、宗教、婚姻状況、年齢などは、相手によって踏み込みすぎと受け取られる話題です。

答えたくないときは I'd rather not say.(言わないでおきます)、That's a bit personal.(少しプライベートな話なので)とやわらかく断れます。必要以上の情報を渡さないこと自体が protect personal data の実践です。

通販サイトの登録画面でも同じで、optional と書かれた欄は空欄で構いません。次は、日本語話者がとくに混同しやすい表現をまとめて点検しておきましょう。

間違いやすいポイントを点検する

この章の要点
  • order は from(~から取り寄せる)。to にしない
  • 日本語の「クレーム」は complaint。claim は「主張・請求」
  • check out(動詞)と checkout(名詞)を区別する
  • free shipping は語順が固定された名詞句

最後の仕上げとして、間違えやすい箇所をまとめて確認します。ここを押さえると、伝わり方の精度が一段上がります。

買い物かごは米国系で cart、英国系で basket と呼ぶ傾向があります。どちらも通じるので、サイトの表記に合わせて読めば迷いません。check out は動詞で「会計を済ませる」、checkout は名詞で「レジ、精算ページ」です。

注意点

「クレームを入れる」を make a claim と訳すのは典型的な混同です。英語の claim は「主張する、請求する」で、苦情の意味では complaint を使います。苦情を伝えたいときは I would like to make a complaint about my order. が意図した表現になります。保険金や権利の請求であれば claim が正しい語です。

order A from B の from を to にしてしまう誤りもよく見られます。「Bから取り寄せる」なので from です。I ordered it from that shop. が正しい形で、to を使うと「その店へ注文を出す」という別の構造になります。

free shipping(送料無料)は語順が固定された名詞句です。shipping free とは言いません。文にするなら Shipping is free on orders over $50.(50ドル以上で送料無料)という形で覚えると使いやすくなります。

personal informationpersonal data はほぼ同義ですが、規約や法律の文脈では personal data、会話では personal information が優勢です。会話に出てきた That is the big problem. の the も、話題に上がっている特定の問題を指すからこそ付く形です。

もう一つ。I bought it in the Internet. は前置詞が不自然で、on the Internet または online とします。in を使うと「インターネットの内部で」という妙な響きになります。

語の精度が上がったら、実際の取引の感覚も知っておくと判断が早くなります。返品や住所の書き方は、日本の常識と少しずれている部分があります。

商習慣の違いも知っておくと安心

この章の要点
  • 英語圏の通販では返品が通常の手続きとして位置づけられている店が多い
  • そのぶん期限・タグ・梱包などの規定が細かく明文化されている
  • 国際配送では返送料や関税の扱いが国内取引より複雑になる
  • 住所は小さい単位から順に書き、姓名の欄を取り違えない

英語圏の通販では返品が比較的気軽に行われ、30-day return policyfree returns を掲げる店が多くあります。試着して合わなければ返す前提で複数サイズを注文する人もいます。

つまり返品は苦情ではなく、あらかじめ想定された手続きという位置づけです。そのぶん規定は明文化されており、期限、タグの有無、元の梱包の必要性などが細かく書かれています。

一方で国際配送になると、返送料の負担や関税の還付手続きが国内取引より複雑になります。高額品を買う前に Who covers the return shipping cost for international orders?(海外注文の返送料はどちらの負担ですか)と確認しておくと、後の判断がしやすくなります。

住所の書き方も日本と逆順です。部屋番号・建物名 → 番地 → 市区町村 → 都道府県 → 郵便番号 → Japan と、小さい単位から並べます。

名前は First name に名、Last nameSurname)に姓を入れます。この二つを取り違えると配達や本人確認でつまずくことがあるため、入力後に一度読み返すのが確実です。

知識が揃ったところで、いよいよ定着させる段階です。読むだけで終わらせないための進め方を見ていきましょう。

発音とリズムを整える練習

この章の要点
  • 通販の語彙には強勢の位置で意味が変わるものがある(refund など)
  • 語尾の s(customs / duties / details)を落とさない
  • out of stock、add it to、check it out は音がつながる
  • 電話やチャット音声でも使うため、口に出して確認する価値がある

通販の英語は読むだけでも役に立ちますが、音で覚えると記憶の定着が変わります。動画レビューや電話サポートで聞き取る場面もあるからです。

まず強勢に注意したい語を挙げます。refund は名詞で前、動詞で後ろを強く読みます。address も名詞で前寄り、動詞(呼びかける)では後ろが強くなる傾向があります。

次に、語尾の子音です。customsdutiesdetailsmeasurements はどれも s や ts で終わります。語尾を落とすと別の語に聞こえるため、最後まで発音しきる意識が必要です。

音がつながる箇所も練習しておきましょう。out of stock は「アウタヴ ストック」、add it to the cart は「アディット トゥ ザ カート」、check it out は「チェキラウト」のように聞こえます。

練習方法としては、この記事の例文ボックスの英文を一日3つ選び、3回ずつ音読するだけで十分です。ダイアログは役を分けて、相手のせりふも含めて通しで読むと会話のリズムが体に残ります。

学んだ表現を定着させる進め方

実践的な学習ポイント
学習内容を日常生活で定着させるための実践トレーニング風景
この章の要点
  • 語彙表を眺めるだけでは、書くときに手が止まる
  • ダイアログの音読 → 自分の買い物の描写 → 実際の問い合わせ、の三段階で進める
  • 一週間の枠に落とし込むと続けやすい
  • 返信が来れば、それがそのまま生きた教材になる

定着の要点は、順番です。音読から始めて、自分の経験を描写し、最後に実際の問い合わせを送るという三段階で進めると、無理なく使える状態に近づきます。

理由は、覚えた語が自分の文脈と結びついていないと引き出せないからです。単語と日本語訳の対応だけを暗記すると、書くときに語順で止まってしまいます。

0; padding: 10px; color: #333333;”>購入前の問い合わせ例文から2つ選び、自分の言葉に書き換える5日目トラブル対応例文を読み、注文番号入りのメールを1通下書きする6日目自分の直近の買い物を3〜4文の英語で描写してみる7日目実際のサイトに一通だけ問い合わせを送る、または下書きを読み返して整える

この流れを一巡させると、読む力と書く力が同じ方向に伸びていきます。問い合わせ一件ごとに、使える表現が自分の手元に増えていく感覚があるはずです。

短い一通でも、送ってみると返ってくる英語が次の教材になります

独学で型を覚えたあと、声に出すところまで進めたい場合は、やりとりを相手がいる状態で練習できる環境も選択肢になります。自分のペースで続けられる方法を探してみてください。

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よくある質問(FAQ)

この章の要点
  • 翻訳ツールの併用や返信が来ないときの対処など、実務的な疑問に答える
  • 用語の使い分けに迷ったら、この章から探すと早い
  • 疑問が解けたら、実際のサイトを開いて確認してみるのが次の一歩
  • 最後に、ネットショッピングの英語について寄せられやすい疑問をまとめました。気になる項目だけ読んでも差し支えありません。
  • 「ネットショッピング」は英語で net shopping と言っても通じますか?
  • net shopping は日本語独特の言い方で、英語では買い物の話だと伝わりにくい表現です。名詞なら online shopping、動詞なら shop online を使ってください。「ネットで買った」は I bought it online、「ネットで注文した」は I ordered it online が自然な形です。産業や制度の話題では e-commerce も使われます。
  • Billing address と Shipping address はどう違いますか?

Billing address はクレジットカード会社に登録している請求先住所で、Shipping address は商品を届けてほしい住所です。カード情報の照合は Billing address で行われるため、ここが登録内容と違うと決済が承認されないことがあります。両方が同じ場合は Same as billing address のチェックを入れれば入力を省けます。確定前に Order summary で読み返す習慣をつけると事故を防げます。

問い合わせメールは翻訳ツールを使って書いても大丈夫ですか?

下書きの作成に使うのは実用的な方法です。ただし、出てきた英文をそのまま送る前に、注文番号、商品名、日付、希望する対応の四点が正しく入っているかを必ず自分の目で確認してください。日本語の「クレーム」が claim と訳されるなど、意図とずれる箇所が残ることがあります。この記事の例文を土台にして固有の情報だけ差し替える方法なら、誤訳のリスクをさらに抑えられます。

問い合わせを送っても返信が来ないときはどうすればよいですか?

数営業日待っても反応がない場合は、同じ内容に一文を足して再送するのが一般的です。I am following up on my email sent on June 10 regarding order number 12345.(6月10日にお送りした注文番号12345のメールについて確認のご連絡です)という書き出しが使えます。メールフォームとチャット、SNSの窓口など複数の連絡手段がある店では、別の経路を試すと反応が早いこともあります。迷惑メールフォルダに返信が入っていないかの確認も忘れずに行ってください。

in transit のまま追跡情報が止まっています。すぐ連絡した方がよいですか?

国際配送では in transit の表示が数日動かないことは珍しくありません。中継地での積み替えや税関の混雑で更新が遅れるためです。まずは estimated delivery date を過ぎたかどうかを基準にし、過ぎてから発送状況の確認を依頼するのが順序としてわかりやすいです。一方で held at customs の表示が続く場合は書類や関税の支払いが必要なことがあるため、追跡画面の備考欄まで読んで原因を確かめてください。

苦情を伝えたいとき claim と complaint のどちらを使いますか?

苦情の意味では complaint を使います。I would like to make a complaint about my order. が意図した表現です。英語の claim は「主張する」「請求する」という意味で、保険金や権利の請求には claim が正しい語になります。日本語の「クレームを入れる」をそのまま claim に置き換えると意味がずれるため、この二語は分けて覚え返品と交換を英語で頼むとき、どの前置詞を使いますか?

交換を頼むときは replace A with B の形で、Please replace it with size S. のように with を使います。exchange を使う場合は前置詞が for に変わり、Could you exchange it for size S? となります。返金を求めるなら I would like a refund. か Could you refund my payment? のどちらかで、Please refund me the money back. のように重ねる言い方は不自然です。返送用ラベルが必要なときは Could you send me a prepaid return label? と添えてください。

海外サイトに日本の住所を入力するときの順番を教えてください。

日本語の表記とは逆で、小さい単位から並べます。部屋番号・建物名、番地、市区町村、都道府県、郵便番号、最後に Japan という順です。名前の欄は First name に名、Last name または Surname に姓を入れます。この二つを取り違えると配達や本人確認でつまずくことがあるため、入力後に一度読み返してください。都道府県は State / Province の欄に入れるのが一般的です。

レビューの runs small や true to size はどういう意味ですか?

runs small は「作りが小さめ」、runs large は「大きめ」、true to size は「表記どおりのサイズ」という意味で、衣類や靴のレビューで頻出します。as described は「説明どおり」、not as described は「説明と違う」です。星の数だけでなくこうした言い回しを拾うと、サイズ選びの精度が上がります。実寸を知りたいときは店に measurements を尋ねる方法もあります。

登録フォームで optional と書かれた欄は埋めた方がよいですか?

optional は任意を意味するため、空欄のままでも登録は進みます。必須の欄には mandatory や required field と表示されます。必要以上の情報を渡さないという考え方は、会話に出てきた protect personal data の実践そのものです。生年月日や性別など、購入に直接関係しない項目は自分の判断で空欄にして差し支えありません。

まとめ:覚えた表現を次の買い物で試す

この章の要点
  • 会話の型、画面用語、メールの骨組みの三点で注文からトラブル対応までカバーできる
  • まずはダイアログの音読と、サイトの用語照合から始める
  • 一通の問い合わせが、読む力と書く力を同時に育てる

ここまで見てきたとおり、通販の英語で必要なのは膨大な語彙ではありません。会話の型・画面の定型語・メールの骨組みという三点に絞れば、注文からトラブル対応まで自分で進められます。

画面用語は店が変わってもほぼ共通で、問い合わせメールも「注文番号・事実・希望する対応」の順に並べるだけで伝わります。覚える対象がはっきりしている分、投じた時間がそのまま結果に変わりやすい領域です。

次の一歩として、気になっていた海外サイトを一つ開いてみてください。商品ページの表記を照合し、在庫か配送について短い質問を送る。それだけで、この記事の表現が自分の手に馴染んでいきます。

世界中の店が相手になると考えれば、どれも覚える価値のある表現ばかりです。読み終えた今が、いちばん動きやすいタイミングです。