大文字/小文字:スマホ特有の使い分け

    1. 会話で学ぶ英語表現

    少し前からこちらでも運転中の携帯使用が罰金になるなど、利用者や使用頻度の増加を裏付ける法律が定められたりしてます。

    私は車派なので普段公共の交通機関はほとんど使わないのですが、日本同様、地下鉄やバスのなかでは皆、メッセージを打つのに大忙しらしいです。

    毎回日本に帰るとそういう光景を目の当たりしてかなり驚いていた私ですが、それがついにカナダにも来たかー!って感じで、軽い衝撃を覚えました(笑)

    最近起業した私のママ友は、プライベートはアイフォン、ビジネスシーンではブラックベリー、と使い分けているほどです。毎月の通信費も結構バカにならないですよね~。

    携帯に関してよく聞かれるのが、「英語でメッセージってどうやって打つの?」「何かルール・マナーみたいなことってある?」という2点です。今日はこの場をお借りして、さっそくお答えしたいと思います。

    英語 DE メッセージ

    特にコレといって重要なルールというのはないんですが、以下の2つのポイントは是非おさえておいてくださいね。

    ①大文字/小文字の使い分けに気をつける

    すべて大文字で書くと大声で怒鳴っているように見えるらしいので、強調したいところだけを大文字にするなど、メリハリをつけて書くようにしてください。

    例)HAPPY BIRTHDAY! HAVE A WONDERFUL DAY.

    HAPPY BIRTHDAY! Have a wonderful day.

    ②メール特有の省略を理解する

    主語の I や アポストロフィー(‘) などは、ほとんどの場合省略されます。

    例)Carol’s house  → Carols house

    X’mas  → Xmas

    I can’t go.  → cant go.

    顔文字に挑戦してみよう

    日本ほどではないにしろ、英語の世界でも使われていることは確かです。今日はわりとポピュラーで分かりやすい顔文字を紹介しますね。日本の顔文字と決定的に違うのが、英語バージョンの顔文字は横倒しになっている、という点です。

    たとえば、一番よく使われるコレ :-) 首を左にかしげると、笑った顔が横倒しになっているのが分かりますよね?英語バージョンの顔文字はだいたいこのパターンが多いです。

    分かりづらいものは、解読する前に首がこってしまいそうですが(笑)クイズ感覚で覚えると楽しいかもしれないですよ(^^)

    :-) ハッピー

    :-)))) 超ハッピー

    :- ( ムカッ!

    :-.. 悲しいよ~

    >:-< 怒っています

    :-0 ビックリした~!

    ;-) ウィンクしてます

    :-@ 叫んでいます

    顔文字の多様はあまり好印象を与えませんが、ポイント的に使ってメールにメリハリをつけてみるのもいいかもしれませんね。

    PHRASE OF THE WEEK

    今週のフレーズは

    ”Yuck! ”(ウゲーッ!気持ち悪い。)

    発音は【ヤック】です。

    何か気色悪いもの、汚いものを見てしまったとき、またはすごくマズイものを口にしてしまったときに言うフレーズです。

    A : Yuck! What’s this flavor? (オェーッ!これ何味?)

    B : I mixed carrot juice and coke. (キャロットジュースとコーラのミックスだよ。)

    こんな風に使います。

    子供は yucky 【ヤッキィ】の方を好んで使いますが、意味は同じです。余談ですが、昔「やきそば」と言って、夫に笑われたことがありました。

    【ヤッキィ】なソバってどんなソバ?と興味津々でしたが、「名前とは裏腹においしいね」なんてコメントが妙に笑えました。

    それって和製英語かも?

    私たちの生活に欠かせない存在であるスマホに関する色々を、英語で正しく表現できますか?

    スマホを使っていく上で欠かせない単語や表現や、間違えやすい和製英語について解説していきます。

    スマホは英語で“Sell phone”

    日本ではスマートフォンと旧式の携帯電話(ガラケー)をいい分ける傾向にあります。そのため現在主流となっている携帯電話のことはスマートフォンを略してスマホと表現する人が多いでしょう。

    しかし海外では、スマホかガラケーかの区別はあまり重要ではなく、持ち運び式の通話機能を伴う機器として Sell phoneMobile phone 表現することが一般的です。

    アプリケーションなどを自分でダウンロードできる多機能携帯として Smartphone という単語もありますが、あまり一般的な呼び方としては浸透していません。

    ネイティブに関して言えば、携帯全般を単に Mobile Phone と表現することが多いです。

    I can’t find my phone. 

    私の携帯(スマホ)が見当たらない。

    I got a new mobile. 

    私は携帯(スマホ)を新しくした。

    会話

    KevinとTomokoがスマホで会話をしています。

    Kevin:(Oh, my phone is ringing,Call from Tomoko.) Hi!

    (お!電話が鳴ってる。Tomokoからだ。)やぁ!

    Tomoko:Hello Kevin. Are you free now?

    こんにちは Kevin。いま忙しい?

    Kevin:I’m OK. I’m sorry I answered late. Just not used to it.

    平気だよ!出るのが遅くなってごめん。まだ扱いに慣れてなくて。

    Tomoko:Oh, got a new phone?

    あら?買い替えたばっかり?

    Kevin:Yeah. Iwas just about to buy a new phone case.

    そうなんだよ。今、スマホケースを買いに行こうと思っていたところ。

    Tomoko:It’s perfect!Can I go with you?I’m free.

    ちょうどいいわ!一緒に行ってもいい?暇だったの。

    Kevin:Of course. Let you know when I’m ready.

    もちろん。じゃあ、用意ができたらすぐ連絡するよ。

    Tomoko:Ok.I will hang up for now.

    分かったわ。じゃあ一旦切るわね。

    赤い携帯電話を持つ女性の手。 (英語)

    ポイント

    出てきた単語や表現をおさらいしましょう。

    Are you free now? いま暇?・いま忙しい?

    相手を誘う時の定番フレーズです。もう少し丁寧に聞きたい時には、Do you have time now? と言うと失礼なく尋ねることができます。

    Are you free today? Are you free next Friday? と先の予定を聞くフレーズも非常によく使われるので覚えておきましょう。

    Answer 電話に出る

    答えるという意味の Answer は電話に出るという意味でも使うことができます。

    I was just about to ~ ちょうど~しようとしていた

    I will hang up for now. 一旦電話を切ります。

    ひとまず電話を切りますというシーンでの定番フレーズです。Hang upで電話を切るという意味になります。

    コンサートを背景に携帯電話を掲げる人。 (英語)

    間違えやすい英語表現・単語

    Silent mode マナーモード

    マナーモードは完全な和製英語ですので、英語圏では通じません。on vibrate mode といってもOKです。

    Application アプリ

    英語ではアプリケーションのことをアプリとは略しません。代わりに App(エアップ)と略し方をします。

    Social Media エスエヌエス

    日本ではインスタグラムや Twitter などをまとめて SNS といいますがこれは日本独特の表現で、英語では例)Social Media と表現するのが一般的です。

    Message・Text メール

    メールというと E-mail 限定のように感じさせてしまうので、SNS など E-mail 以外のツールでの連絡という意味では message text を使うと自然です。

    例)I will message you later. また連絡するね。

    I’ll text you those pictures later. 帰ったら写真送るね。

    他にも、スクリーンショットをスクショと略すことはありません。Wi-fi Google のイントネーションも英語にすると多少異なるので気を付けましょう。

    まとめ

    スマホに関する表現は日本独特の略し方や発音をするものや和製英語が多いので、英語圏で話をする際には注意が必要です。正しい表現を学んで、交友関係を深めましょう。

    それではまた、See you!

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