「I am study English.でよいのかな」「Does she likes music?のどこが違うのだろう」と迷ったことはありませんか。be動詞と一般動詞は英語の最初に学ぶ項目ですが、否定文や疑問文、三単現まで加わると、覚えた規則が頭の中で混ざりやすくなります。

最初に押さえたいのは、英文を見たら「主語は何か」「中心の動詞はどれか」「その動詞はbe動詞か一般動詞か」の順に確認することです。この順番が定まると、am・is・areの選択だけでなく、do・doesや三単現のsも判断しやすくなります。

この記事では、短い文から長い主部を持つ文まで段階的に扱います。例文を読むだけで終わらず、肯定文を否定文と疑問文へ変える練習、発音練習、会話練習、確認問題まで進められる構成です。対面で基礎を確認したい場合は、英語教室を学習の選択肢として確認することもできます。

まずは、二つの動詞を一度に暗記しようとせず、英文の骨組みから見ていきましょう。骨組みが見えるようになると、長く見える文でも確認する場所は意外に少ないと分かります。

英文の骨組みは「主語+動詞」から見つける

この章の要点
  • 英文では、最初に「誰が・何が」と「どうする・どんな状態」を探す
  • 日本語で省かれている主語も、英語では原則として言葉にする
  • 長い主部では、動詞の形を決める中心名詞を見つける

英語の基本文は、主語+動詞を中心に組み立てます。I study.ならIが主語、studyが動詞です。Tom is kind.ならTomが主語、isが動詞で、kindはTomの性質を伝えています。

日本語では「コーヒー飲む?」「うん、飲む」のように、話し手と聞き手が分かっていれば主語を省けます。一方、英語ではDo you drink coffee?と尋ね、Yes, I do.と答えるのが基本です。日本語を先頭から一語ずつ英語へ置き換えるより、先に主語を決めるほうが文の形は安定します。

フレーズ
I study English every day.
日本語訳
私は毎日英語を勉強します。
使う場面
普段の学習習慣を伝える場面で使えます。every dayがあるため、今この瞬間ではなく、繰り返している習慣を表します。
注意点・誤用例
× I am study English every day. ○ I study English every day. 一般動詞studyが文の中心なので、単純な現在形ではamを加えません。
発音・ニュアンス
study Englishは語を完全に切らず、「スタディ・イングリシュ」と滑らかにつなぎます。every dayは「毎日」という副詞句です。

長い主部では中心名詞を見る

文が長くなっても、動詞の形を決めるのは主語を含むまとまりの中心名詞です。The box of old photographs in my father’s room is heavy.では、動詞の直前にroomがありますが、重いのはroomではなくboxです。boxは単数なのでisを使います。

反対に、The photographs in that old box are important.では中心名詞がphotographsです。複数形なのでareを選びます。ofの後ろや場所を示す語句の中にある名詞へ、つられて動詞を合わせないことが大切です。

英文 中心名詞 動詞
The boy with two dogs is my cousin. boy is
The two dogs with the boy are friendly. dogs are
Your brother’s car is outside. car is
The four tickets you booked are expensive. tickets are

探す手順は五つです。まず動詞らしい語を探し、次に「誰が、または何がその状態なのか」を考えます。そのまとまりの中心名詞を見つけ、単数か複数かを確認し、最後に主語へ合う動詞を選びます。

英文カードを主語、be動詞、形容詞、一般動詞の役割ごとに整理する学習者の手元
英文を役割ごとに分けると、主語と動詞の関係を確認しやすくなります。

では、見つけた動詞がbe動詞なのか一般動詞なのか、どこを見れば判断できるのでしょうか。次は二つの役割を並べて比べます。

be動詞と一般動詞の違いを役割で整理する

この章の要点
  • be動詞は主語と身分・性質・状態・場所を結ぶ
  • 一般動詞はbe動詞以外の動詞で、動作だけでなく好みや知識も表す
  • 日本語の「です」「います」だけで動詞の種類を決めない

be動詞の現在形はam・is・areです。主語が何者か、どんな状態か、どこにいるかという情報を、主語へ結びつけます。I am a teacher.は身分、The room is cold.は状態、The keys are on the table.は場所を表しています。

一般動詞は、be動詞以外の動詞です。go、eat、study、workのような動作だけでなく、like、know、have、needのような好み・知識・所有・必要性も含まれます。したがって、「目に見える動作かどうか」だけでは正確に分けられません。

実際の判定では、am・is・areなどbeの変化形かを先に見ます。それ以外の動詞なら一般動詞です。この判定と意味による理解を組み合わせると、迷いが減ります。

フレーズ
She is busy.
日本語訳
彼女は忙しいです。
使う場面
相手の現在の状態や予定について伝える場面です。busyは形容詞なので、主語と状態を結ぶisが必要です。
注意点・誤用例
× She busy. ○ She is busy. 英語ではbusyだけを文の中心動詞として使えません。
発音・ニュアンス
She isは会話でShe’sと短縮できます。busyの最初は「ビ」に近く、語末のyは「イ」のように発音します。
フレーズ
She works every day.
日本語訳
彼女は毎日働きます。
使う場面
仕事の習慣を述べる場面です。worksが文の中心となる一般動詞です。
注意点・誤用例
× She is work every day. ○ She works every day. 「今、働いている」ならShe is working now.とing形を使います。
発音・ニュアンス
worksの語末は「クス」に近い音です。every dayを加えると、繰り返される日常の行動だと伝わります。
注意点

日本語に「です」があるという理由だけでbe動詞を選ばないでください。「音楽が好きです」はI like music.、「彼を知っています」はI know him.です。likeとknowが一般動詞として働いているため、amは不要です。

be動詞を選ぶ三つの代表場面

  • 身分・種類:I am a student. / This is my bag.
  • 性質・状態:He is kind. / We are ready.
  • 存在・場所:My mother is in the kitchen. / The keys are on the desk.

be動詞を「イコール」と考える方法は、I am a student.の理解には役立ちます。ただし、The keys are on the desk.では、鍵と机の上が同じものという意味ではありません。主語と後ろの情報を結ぶ動詞と捉えると、場所を表す文にも対応できます。

違いが見えたら、次は主語に合うam・is・areを選びます。ここで人称と単数・複数の判断が必要になります。

am・is・areは主語の人称と数で選ぶ

この章の要点
  • Iにはam、youと複数にはare、それ以外の単数にはisを使う
  • 人だけでなく物、動物、予定、出来事も三人称になる
  • 所有者ではなく、主語の中心名詞の数を確認する

現在形のbe動詞は、Iにはam、youと複数にはare、それ以外の単数にはisと整理できます。一人称は話し手、二人称は聞き手、三人称はそれ以外の人・物・出来事です。

主語 be動詞
I am I am tired.
you are You are kind.
he・she・it・単数名詞 is My birthday is in May.
we・they・複数名詞 are These books are useful.

「三人称」と聞くとheやsheだけを思い浮かべがちですが、This car、My birthday、The meetingも三人称単数です。話し手のIでも聞き手のyouでもなく、一つの物事だからです。

所有を表す語がある場合も、所有者の人数ではなく、所有されている中心名詞を見ます。My brother’s car is new.ではcarが1台なのでisです。My brother’s cars are new.ならcarsが複数なのでareになります。

フレーズ
The three comic books I borrowed yesterday are interesting.
日本語訳
私が昨日借りた3冊のマンガは面白いです。
使う場面
借りた本の感想を伝える場面です。主語を含むまとまりは長いものの、中心は複数形のbooksです。
注意点・誤用例
× The three comic books I borrowed yesterday is interesting. ○ are interesting. 近くの語ではなくbooksの複数に合わせます。
発音・ニュアンス
booksの語末のsは「ス」に近い音です。borrowedは一語として滑らかに読み、yesterdayの最初をやや強くします。

be動詞を選べるようになったら、一般動詞で最も間違いやすい三単現へ進みましょう。見る条件は三つだけです。

三単現のsは三つの条件がそろったときにつける

この章の要点
  • 三人称・単数・現在形の三条件がそろうと一般動詞が変化する
  • s、es、子音字+y、不規則変化の型を分けて覚える
  • doesを使う否定文と疑問文では一般動詞を原形に戻す

三単現は「三人称・単数・現在形」を縮めた呼び方です。主語がIでもweでもyouでもなく、1人または1つで、現在の習慣や状態を述べる肯定文なら、一般動詞にsまたはesをつけます。

I drink coffee.に対して、He drinks coffee.となります。They study English.に対して、My sister studies English.です。主語をheに置き換えられる単数名詞は、三人称単数になると考えられます。

規則 原形 三単現
基本はs play / drink / work plays / drinks / works
s・sh・ch・x・oなどはes wash / teach / fix / go washes / teaches / fixes / goes
子音字+yはyをiにしてes study / carry / try studies / carries / tries
母音字+yはs play / enjoy / buy plays / enjoys / buys
不規則 have has
フレーズ
My sister washes the dishes after dinner.
日本語訳
私の姉は夕食後に皿を洗います。
使う場面
家庭内の習慣や家事分担を話す場面です。My sisterは三人称単数で、washはshで終わるためwashesになります。
注意点・誤用例
× My sister wash the dishes. ○ My sister washes the dishes. 複数のdishesではなく、主語My sisterを見て動詞を変えます。
発音・ニュアンス
washesは「ウォッシュズ」に近く、語末に一音が加わります。the dishesは日常的な「皿洗い」を表す自然な組み合わせです。

三単現を判断するときは、「I・weではない」「youではない」「1人・1つである」の順に確認します。さらに、文が現在の習慣や状態を述べているかを見ます。過去の話なら、三単現ではなく過去形を使います。

注意点

doesまたはdoesn’tが文に入ったら、後ろの一般動詞に三単現のsを残しません。× Does she studies English?ではなく、○ Does she study English?です。三単現を示す役割はdoesが担当しています。

三単現の形が分かったところで、肯定文・否定文・疑問文を一組にして比べます。ここがbe動詞と一般動詞の違いが最もはっきり現れる場所です。

肯定文・否定文・疑問文は動詞の種類で作り分ける

この章の要点
  • be動詞の否定は直後にnot、疑問はbe動詞を前へ移す
  • 一般動詞の否定と疑問にはdoまたはdoesを使う
  • 短い答えでも、質問に使われた動詞の種類を引き継ぐ

be動詞の文を変形する

be動詞の文では、否定文にするならbe動詞の直後へnotを置きます。疑問文にするならbe動詞を主語の前へ移します。新しくdoやdoesを加える必要はありません。

  • 肯定文:She is busy.
  • 否定文:She is not busy. / She isn’t busy.
  • 疑問文:Is she busy?
  • 短い答え:Yes, she is. / No, she isn’t.

I am notはI’m notと短縮できますが、通常はamn’tとはしません。are notはaren’t、is notはisn’tという短縮形が会話でよく使われます。

一般動詞の文を変形する

一般動詞の現在形では、否定文にdo notまたはdoes notを使い、疑問文の先頭にDoまたはDoesを置きます。主語が三人称単数ならdoes、それ以外ならdoです。

  • 肯定文:She likes music.
  • 否定文:She does not like music. / She doesn’t like music.
  • 疑問文:Does she like music?
  • 短い答え:Yes, she does. / No, she doesn’t.

肯定文のlikesについていた三単現の印は、否定文と疑問文ではdoesへ移ります。そのため、後ろはlikeという原形です。doesの後ろは原形と、文全体の変化で覚えましょう。

フレーズ
Do you like coffee?
日本語訳
コーヒーは好きですか。
使う場面
飲み物の好みを尋ねる場面です。likeが一般動詞なので、疑問文の先頭にはDoを置きます。
注意点・誤用例
× Are you like coffee? ○ Do you like coffee? Are you like your father?なら「父親に似ていますか」という別の意味になり得ます。
発音・ニュアンス
Do youは会話で滑らかにつながります。好みを尋ねる中立的な質問で、Would you like coffee?は「コーヒーはいかがですか」という申し出です。
会話
店員:Do you need a bag?
学習者:No, I don’t. Thank you.
日本語訳
店員:袋は必要ですか。
学習者:いいえ、必要ありません。ありがとうございます。
使う場面
買い物で袋の要否を確認される場面です。needは状態に近い意味でも一般動詞として扱います。
注意点・誤用例
× Are you need a bag? ○ Do you need a bag? 短く断るときもNo, I am not.ではなくNo, I don’t.です。
発音・ニュアンス
need aは子音と母音がつながって聞こえます。No, I don’t.だけでも返答できますが、Thank you.を添えると穏やかです。
カフェで英語の疑問文と短い答えを使って会話練習をする成人学習者
質問と短い答えを一組で練習すると、doとbe動詞を使い分けやすくなります。

基本の変形ができても、be動詞と一般動詞が同じ文に見えると再び迷うことがあります。次は進行形や受け身を、誤った並べ方と区別します。

be動詞と一般動詞が並んで見える文を見分ける

この章の要点
  • be動詞+ing形は進行形を作る
  • be動詞+過去分詞は受け身や結果の状態を表す
  • be動詞と動詞の原形・三単現形を理由なく並べない

「一つの文にはbe動詞か一般動詞のどちらかだけ」と覚えると、I am studying.のような文で困ります。正しくは、単純な現在形でbe動詞と一般動詞の原形をそのまま並べない、と理解します。

現在進行形はbe動詞+動詞のing形です。I study English every day.は習慣、I am studying English now.は今まさに勉強している途中だと表します。

フレーズ
He is working now.
日本語訳
彼は今、働いています。
使う場面
電話に出られない理由など、今進行中の行動を伝える場面です。
注意点・誤用例
× He is work now. ○ He is working now. 習慣ならHe works every day.、職場にいるならHe is at work.です。
発音・ニュアンス
He isはHe’sと短縮できます。nowをやや強めると「今」という対比が伝わります。

受け身はbe動詞+過去分詞です。English is spoken in many countries.では「英語が話す」のではなく、「英語が話されている」という関係です。The window was broken.なら「窓が割られた」または「窓が割れた状態だった」という意味になります。

フレーズ
My lips are sealed.
日本語訳
誰にも言いません。秘密は守ります。
使う場面
親しい相手から軽い秘密を打ち明けられ、口外しないと伝える場面です。
注意点・誤用例
My lipsが複数なのでareです。正式な守秘を伝えるならI’ll keep it confidential.のように、より直接的な表現が適しています。
発音・ニュアンス
sealedは「スィールド」に近い音です。直訳は「唇が封じられている」で、親しみのある比喩表現です。
注意点

× She is plays tennis.のように、be動詞と三単現形をそのまま並べることはできません。習慣ならShe plays tennis.、今している動作ならShe is playing tennis.と、伝えたい時間関係に合わせて選びます。

現在形の区別ができると、過去形も同じ発想で整理できます。be動詞の過去形と一般動詞の過去形では、疑問文の作り方が異なります。

過去形でもbe動詞と一般動詞の型を分ける

この章の要点
  • be動詞の過去形はwasとwere
  • 一般動詞の過去形には規則変化と不規則変化がある
  • 一般動詞の疑問文と否定文ではdidの後ろを原形にする

be動詞の過去形はwasとwereです。I、he、she、it、単数名詞にはwas、you、we、they、複数名詞にはwereを使います。否定文では直後にnotを置き、疑問文ではwasまたはwereを主語の前へ移します。

  • She was at home.
  • She was not at home.
  • Was she at home?
  • Yes, she was. / No, she wasn’t.

一般動詞の過去形は、playからplayed、workからworkedのような規則変化と、goからwent、haveからhad、seeからsawのような不規則変化があります。ただし、否定文と疑問文ではdidを使い、後ろは原形です。

  • He went to school.
  • He did not go to school.
  • Did he go to school?
  • Yes, he did. / No, he didn’t.

× Did he went to school?としない理由は、過去を示す役割をdidがすでに持っているからです。現在形のdoesと同じように、助動詞の後ろは原形という共通点があります。

フレーズ
Did she have a car?
日本語訳
彼女は車を持っていましたか。
使う場面
過去の所有状況を確認する場面です。肯定文ではShe had a car.となります。
注意点・誤用例
× Did she had a car? ○ Did she have a car? didが過去を示すため、hadを原形haveへ戻します。
発音・ニュアンス
Did sheは会話でなめらかにつながります。過去の特定時点について尋ねる場合は、thenやat that timeを添えられます。

ここまでの規則を、英文を作る手順へ落とし込みましょう。順序を固定すると、問題を解くときだけでなく会話の準備にも使えます。

英文を作るときは五つの手順で判断する

この章の要点
  • 主語を決めてから、文の中心になる動詞を選ぶ
  • 人称と単数・複数を確認して動詞の形を決める
  • 肯定・否定・疑問の形を最後に当てはめる
  1. 「誰が・何が」に当たる主語を決める
  2. 状態・身分・場所を結ぶbe動詞か、意味を持つ一般動詞かを決める
  3. 主語の人称と単数・複数を確認する
  4. 現在・過去などの時を決める
  5. 肯定・否定・疑問の型へ入れる

たとえば「昨日借りた3冊の本は面白い」を考えます。主語の中心はbooksで複数、「面白い」は形容詞なのでbe動詞が必要です。時制を現在にするなら、The three books I borrowed yesterday are interesting.となります。

「私の姉は音楽が好きです」なら、主語はMy sister、動詞は一般動詞likeです。My sisterは三人称単数なので、肯定文はMy sister likes music.となります。否定文はMy sister doesn’t like music.、疑問文はDoes your sister like music?です。

このように、肯定・否定・疑問を三点セットにすると、sがどこへ移るかを目で確認できます。単語だけを暗記するより、短い一文を三種類へ変えるほうが規則を運用する練習になります。

迷ったときの判定質問

  • 主語は何か。長い場合、その中心名詞はどれか。
  • 後ろに名詞・形容詞・場所を置き、主語の情報を示す文か。
  • like、know、have、needなどの一般動詞がすでにあるか。
  • 主語はI、you、複数、それ以外の単数のどれか。
  • doesやdidを使った後ろが原形になっているか。
会話
学習者:Is your brother at home?
会話相手:No, he isn’t. He works on Saturdays.
日本語訳
学習者:あなたの弟は家にいますか。
会話相手:いいえ、いません。土曜日は仕事をします。
使う場面
人の居場所をbe動詞で尋ね、その人の習慣を一般動詞で補足する場面です。
注意点・誤用例
居場所を尋ねる文は× Does your brother at home?ではなく、○ Is your brother at home?です。workの文ではHe worksと三単現にします。
発音・ニュアンス
at homeは二語を滑らかにつなげます。on Saturdaysは通常、毎週土曜日という習慣を表します。

手順を理解したら、短時間でも実際に口と手を動かすことが重要です。次は、今日から試せる練習メニューと確認問題へ進みます。

音読・書き換え・聞き分けで実際に使える形へ近づける

この章の要点
  • 一つの肯定文を否定文と疑問文へ変えて音読する
  • 主語だけを交換し、動詞の変化を声で確かめる
  • 誤答は消すだけでなく、判断を間違えた段階を記録する

練習1:主語を入れ替える

I drink tea.の主語をHe、My parents、My sisterへ交換します。He drinks tea.、My parents drink tea.、My sister drinks tea.となります。主語を変えた直後に動詞を確認すると、三単現の判断が反射的に出やすくなります。

練習2:三つの文型へ変える

She is ready.を、She isn’t ready.、Is she ready?へ変えます。次にShe plays tennis.を、She doesn’t play tennis.、Does she play tennis?へ変えます。be動詞は自分自身が移動し、一般動詞はdo・doesの助けを借りる違いを意識してください。

練習3:発音で形を区別する

三単現のsは、語によって聞こえ方が変わります。worksは「ス」に近い音、playsは「ズ」に近い音、washesは一音増えて「イズ」に近い部分を含みます。細かな記号を先に覚えるより、works、plays、washesをそれぞれ三回ずつ読み、語末が消えないようにする練習から始められます。

doesn’tの後ろでは動詞が原形になるため、He works.とHe doesn’t work.を交互に読みます。Does she study?とShe studies.も一組です。変化する場所を強く意識する音読が、単なる丸暗記を避ける助けになります。

7日間の復習例

  • 1日目:am・is・areを主語別に10文読む
  • 2日目:be動詞の肯定・否定・疑問を各5文作る
  • 3日目:一般動詞の原形と三単現形を対にして読む
  • 4日目:do・doesを使う否定文を作る
  • 5日目:疑問文と短い答えを声に出す
  • 6日目:長い主部から中心名詞を探す
  • 7日目:間違えた文だけを再度三つの形へ変える
肯定文、否定文、疑問文のカードを並べて週間復習を進める成人英語学習者
一度に多く進めるより、判断項目を分けて繰り返す方法が取り組みやすいでしょう。

独学で判断が合っているか不安な場合や、発音と会話の中で使い分けたい場合は、学習環境を変えて確認する方法もあります。自分の目的や通える頻度と照らし合わせ、無理のない形を選んでください。

確認問題でbe動詞と一般動詞を使い分ける

この章の要点
  • 空欄の近くの語だけでなく、主語の中心名詞を見る
  • 否定文と疑問文ではdo・doesの有無を確認する
  • 答え合わせでは正解の理由を一言で説明する

問題1:適切な語を入れてください

  1. I ___ tired today.
  2. Your father ___ kind.
  3. His parents ___ busy.
  4. The four tickets you booked ___ expensive.
  5. The boy with two dogs ___ my cousin.
  6. She ___ tea every morning.(drink)
  7. My sister ___ the dishes.(wash)
  8. Ken ___ English after school.(study)
  9. My father ___ a small car.(have)
  10. This train ___ to the airport.(go)

問題2:否定文にしてください

  1. She is busy.
  2. They are at home.
  3. He likes jazz.
  4. Tom studies English.
  5. You know my sister.

問題3:疑問文にしてください

  1. You are ready.
  2. His father is a doctor.
  3. You play tennis.
  4. She drinks coffee.
  5. Ken has a dog.

答えと確認理由

問題1の答えは、1.am、2.is、3.are、4.are、5.is、6.drinks、7.washes、8.studies、9.has、10.goesです。5番はdogsが近くにありますが、中心名詞は単数のboyです。6番から10番は、いずれも主語が三人称単数なので一般動詞が変化します。

問題2の答えは、1.She is not busy.、2.They are not at home.、3.He does not like jazz.、4.Tom does not study English.、5.You do not know my sister.です。be動詞には直接notを置き、一般動詞にはdo notまたはdoes notを使います。

問題3の答えは、1.Are you ready?、2.Is his father a doctor?、3.Do you play tennis?、4.Does she drink coffee?、5.Does Ken have a dog?です。4番と5番ではDoesが三単現を示すため、drinkとhaveを原形にします。

間違えた問題は、正解を写すだけで終えず、「主語を取り違えた」「be動詞なのにdoを使った」「doesの後ろへsを残した」のように原因を分けます。原因が分かれば、次に確認すべき箇所も明確になります。

be動詞と一般動詞でよくある質問

この章の要点
  • 日本語訳だけでなく、英文の中で働く動詞を見る
  • 進行形と単純な現在形を区別する
  • 主語・動詞・文型の順で確認すれば自分で修正しやすい

be動詞と一般動詞を最も簡単に見分ける方法は何ですか?

文の中心となる動詞がam・is・are・was・wereなどbeの変化形ならbe動詞です。それ以外の動詞は一般動詞です。意味を見るときは、主語の身分・状態・場所を結ぶのか、likeやworkなどの意味を持つ動詞で表すのかを確認します。

「好きです」にbe動詞を使わないのはなぜですか?

英語ではlike自体が「好む」という一般動詞だからです。「私は音楽が好きです」はI like music.となり、I am like music.とはしません。ただし、be likeには「~のようである」「~に似ている」という別の用法があります。

be動詞と一般動詞は一つの文で一緒に使えますか?

進行形のShe is studying.や、受け身のEnglish is spoken here.のように、決まった形の中で一緒に使えます。一方、She is studies.のようにbe動詞と三単現形を理由なく並べることはできません。

Does she likes music?が誤りなのはなぜですか?

Doesが三人称単数の情報をすでに持っているためです。後ろの一般動詞は原形へ戻し、Does she like music?とします。否定文もShe doesn’t like music.となります。

長い主語ではisとareをどう選べばよいですか?

主語を含むまとまりの中心名詞を探し、その名詞が単数か複数かを見ます。The boy with two dogsでは中心がboyなのでis、The two dogs with the boyでは中心がdogsなのでareです。

一般動詞は動作だけを表すのですか?

動作だけではありません。knowは知識、likeは好み、haveは所有、needは必要性を表します。目に見える動きがなくても、be動詞以外の動詞として一般動詞に分類されます。

三単現のsを忘れないためにはどう練習すればよいですか?

I play tennis.とHe plays tennis.のように、主語だけを入れ替えて音読します。さらにHe plays tennis.、He doesn’t play tennis.、Does he play tennis?を一組で読み、sが一般動詞とdoesのどちらに現れるかを確認するとよいでしょう。

Are you busy?とDo you work?は何が違いますか?

busyは形容詞なので、主語と状態を結ぶbe動詞を使い、Are you busy?と尋ねます。workは一般動詞なので、現在形の疑問文ではDoを使い、Do you work?と尋ねます。

be動詞と一般動詞で迷ったら、最初に主語と中心動詞へ戻ってください。主語の中心名詞、動詞の種類、人称と数、肯定・否定・疑問の順に確認すれば、どこで形が変わるのかを追えます。

まずはShe is busy.とShe works every day.を、それぞれ否定文と疑問文へ変えて三回ずつ読んでみましょう。二つの文を並べて練習することで、be動詞は自分で移動し、一般動詞はdo・doesを使うという違いを実感しやすくなります。