こんにちは。日常会話で生活に必要な衣・食の話をしてきました。最後は「住」、つまり家についての会話です。
どんなに美味しいものを食べて素敵な洋服を着ても、住むところがなければ生活はできません。家に関する英語はどのようなものでしょうか。
賃貸の家の問題は大家に聞く
日本で暮らす日本人が海外で暮らす時に住む家は、たいてい賃貸になります。賃貸の家では必ず大家さんがいるので住宅でのトラブルは大家さんとの会話になります。
会話
ロンドンに留学中のサキが、滞在中の家で何か問題があったようです。一体サキが何に困っているのかみてみましょう。
Saki: What a wonderful weather, even in a winter time! It’s a perfect day for laundry.
冬なのになんていい天気なのでしょう!洗濯にぴったりです。
It’s a pity that I need more time to finish laundry compare to Japan. But anyway, let’s start the laundry machine.
日本で行うよりも、洗濯を終える時間がかかるのは残念だわ。とにかく洗濯機を回しはじめましょう。
Oh no! The alarm is ringing. What happened?
どうして!アラームが鳴っているわ。どうしたの?
I think water is not pouring, but the tap is turned on. I guess I need to call the owner for the help.
水が流れていないように思うけど、でも蛇口はあいているわ。オーナーに助けの電話をかけなきゃダメだと思うわ。
Owner: Hello?
オーナー:こんにちは?
Saki: Hello, I’m Saki. I have a problem in the laundry machine. The alarm is ringing and the water is not pouring, even the tap is turned on.
こんにちは、サキです。洗濯機がおかしいのです。アラームが鳴っていて水が流れていないのです、蛇口はあいているのですが。
Owner: I see. I know the reason. The water is freezing in the pipe. You need to melt the frozen water. Cover the pipe with cloth and blow with the hair dryer.
なるほどね。理由がわかったわ。水がパイプで凍っているのね。凍った水を溶かさなくては。パイプを布で覆ってヘアドライヤーで風をあててください。
Saki: How can water freeze inside the house?
どうして家の中なのに水が氷るの?
Owner: That’s usual in London, Saki.
これはロンドンでは普通よ、サキ。
Saki: Thank you for the help. I’ll warm the pipe.
助けてくれてありがとうございます。パイプを温めます。
Owner: Don’t pour hot water! It’s dangerous, the pipe may break.
お湯は注がないでね!危険よ、パイプが壊れるかもしれないから。
サキは洗濯機が動かず困って大家さんに連絡したようです。ポイントで紹介したあと、洗濯機が故障した内容をみてみましょう。
ポイント
会話にでてきた単語や言い回しをみてみましょう。
- It’s a perfect day for~ ~にピッタリの日
- anyway とにかく
- tap is turned on 蛇口があいている
- Tap 蛇口
- turned on あいている
- That’s usual in London ロンドンでは普通のこと
ここで使う”usual”は「いつもの」というよりは「普通のこと」を意味します。
蛇口の水が凍って出なくなることは、日本の北関東より東では「屋外」では経験できる話です。しかしロンドンでは室内にある、洗濯機の蛇口の中の水が凍ります。
ロンドンはとても寒く、オーナーが言っている通り「普通の出来事です」。こういった事実も、実際に住んでみなければわからない、「ロンドンの日常」です。
日常会話は簡単な文法
日常会話として、「衣・食・住」の会話を紹介しました。どの会話も、日常で使われる会話です。そして、さして特別な言い回しや単語も使用していません。
つまり簡単な会話でできることが「日常会話」です。日常会話は難しくありません、話すことに慣れることです。海外に行くような機会があった時、ぜひ使用してみて下さい。
それではまた、See you!