イギリス女王陛下の1日を知ってる?

    1. 日常会話で覚える英単語

    こんにちは。2019年4月末に平成天皇が生前退位なされます。退位されるお年は85歳であり、ご高齢かつ健康上の理由で退位をお決めになられたとの事です。

    ご高齢でもまだまだご活躍されている王族といえば、やはりイギリスのエリザベス2世でしょう。

    とても元気な女王

    平成天皇と違い、若い頃にお父上が亡くなられたエリザベス2世は27歳という若さで女王になりました。

    2019年で93歳になられた今も、ハイヒールを履かれて元気に公務をこなされる姿は、全世界の女性にとってあこがれの的でしょう。

    では、彼女の1日の日課を英語でみてみましょう。

    イギリスのロンドンにあるバッキンガム宮殿は、イギリスの文化や言語に興味がある人にとっては魅力的なスポットかもしれません。その壮大さは英会話の練習やアクティビティに最適な場所です。

    女王の1日

    The Queen starts her day early in the morning.  She usually wakes up 7:30 in the morning and takes a freshly brewed Earl Grey tea at the bed.  Then she turns on the BBC radio, to listens to Today program.  After she dressed up, she has the breakfast with her husband, Duke of Edinburgh.

    女王の1日は朝早くから始まります。彼女は通常7:30に起きて、ベッドで入れたてのアール・グレイ・ティーを飲みます。それからBBCラジオをつけられて今日のプログラムをお聞きになられます。お召し替えをされた後、夫のエジンバラ公と朝食をとります。

    At 9:00am, Her Majesty’s kilted piper play bagpipes which is a traditional start in every weekday.  This event occurs when she is at Buckingham Place, Windsor, Holyrood house Palace or Balmoral Castle.  She has plenty works and keeps busy in her Chippendale desk.  She needs to read documents which are in red leather document box.

    午前9時に、平日の公務開始を告げる、女王陛下の近衛隊による伝統的なバグパイプ演奏が行われます。この演奏は彼女がバッキンガム宮殿、ウィンザー城、ホリードールハウス宮殿やバルモラル上にいる時に行われます。彼女の仕事はたくさんあり、チッペンデールの机で忙しくしています。赤い革の文書箱に入っている書類を必ず読まなくてはなりません。

    When she doesn’t have any public engagements to attend or guests, she eats diner with her husband.  A Martini might be prepared for aperitif, but she rarely drinks wine.  She goes to bed at 23:00 and she never forgets to write her diary after she ascended to the throne.

    出席が必要な公共の会合やお客様がいない限り、彼女は夕食を旦那様と取られます。食前酒としてマティーニが用意されることはありますが、めったにワインは飲まれません。23時には就寝されますが、彼女は即位以降、日記を欠かさず毎日書いています。

    朝7時間から夜11時まで簡単な説明ではありますが、大英帝国の女王らしく優雅にかつ勤勉に生きている彼女の1日は、正に模範的な憧れの生活です。

    ポイント

    では英文のなかで単語や言い回しをみてみましょう。

    • freshly brewed 入れたて
    • Chippendale desk チッペンデールの机

    チッペンデールはイギリスの家具職人でありデザイナーです。シノワズリーとロココ様式を合わせた高級家具の制作やデザインを行いました。

    • red leather document box 赤い革の文書箱

    エリザベス2世が読むための書類が入った、有名な文書箱です。この中の文書は彼女が確実に目を通さなくてはなりません。

    また用意されているインクは黒と緑の2種類あり、公式文書には黒を、私的なものは緑が使われることが慣例となっています。

    • ascended to the throne 即位した
    英会話 : バッキンガム宮殿に到着したエリザベス女王とチャールズ皇太子は英会話を交わします。
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日本語: エリザベス女王2世とチャールズ皇太子がバッキンガム宮殿に到着

    イギリスの王と日本の天皇の類似点

    彼女のお言葉の1つとして、このような言葉があります。

    I have to be seen to be believed.

    私は、人々が思い描いている通りの姿でいなくてはならないのです。

    つまり彼女は、イギリスの国民がどのような「王」を期待しているか察知し、そして実行に移しています。そうでなければ国民の上にたつ「王族」の意味がないからです。

    即位してから65年以上、この年月は国民の意識と希望をくみ取りながら、職務や生活に反映させているからこそ叶っている年数ではないでしょうか。

    平成天皇は31年で天皇として職務を終えられます。

    ここまで日本人に「ありがとう」と「お疲れ様」が伝えられるのは、やはり平成天皇もエリザベス2世のように、日本人がどのような天皇を望まれているのかを感じられていたからではないでしょうか。

    以後続くエリザベス2世のイギリスと、新しい天皇を迎える日本が良い国であり続けますように。

    それではまた、See you!

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